世界・日本・人類の未来はどうなる?わかりやすく解説します 『2030年の世界地図帳 落合陽一』

2020年7月11日

「少子高齢化や経済危機、新型コロナ等、色々な課題や不安要素が多いけど、これからの時代どうなってしまうんだろう?」

との不安。


「テクノロジーの進歩で時代の流れが物凄く速い!このまま行ったら世界はどうなっていくんだろう?」

との好奇心。


「勉強しないとなぁとは思うけど、何から始めれば良いのか分からない」

と焦っている。


 そんな貴方に今回は、今世界や日本はどのような未来に向けて動いているのかが書かれた本のご紹介をします。


その名も

『2030年の世界地図帳 落合陽一』


 そこで今回紹介するのは

◎、SDGs(世界が一致団結して向かっている目標)

◎、2050年までのテクノロジー年表

◎、貧困問題と貧困国:日本

◎、未来の環境問題と取り組み

◎、日本の生き残る道はガラパゴス化

この5点について見ていきます。


 この記事を読む事で、今世界や日本で行われている政策の意味を理解する事が出来ます。

 これからの時代はどうなっていくのかを知る事が出来ます。

 時代に取り残されたくない人にとって必須と言える知識を身に着ける事が出来ます。


 それでは詳しく見ていきましょう!





世界の未来はどうなるのか『SDGs(世界が一致団結して向かっている目標)』

 結論:『課題を解決してより良い未来を実現させたい』


 日本も含めて、世界がどんな未来になるのか?

 これを考える時に知っておかなければならない存在が

『SDGs(エスディージーズ)』

という存在になります。


 これはどういったモノかと言うと

『国連で取り決めた「2030年までに世界で一致団結して今ある課題を解決しましょう!」という目標』

です。


 全部で17個の目標があります。

1、貧困をなくそう

2、飢餓をゼロに

3、全ての人に健康と福祉を

4、質の高い教育をみんなに

5、ジェンダーフリーを実現しよう

6、安全な水とトイレを世界中に

6、エネルギーをみんなに!そしてクリーンに

7、働きがいも経済成長も

8、産業と技術革新

9、産業と技術革新の基盤を作ろう

10、人や国の不平等をなくそう

11、住み続けられる街づくりを

12、つくる責任、使う責任

13、気候変動に具体的な対策を

14、海の豊かさを守ろう

15、陸の豊かさも守ろう

16、平和と公正をすべての人に

17、パートナーシップで目標を達成しよう

2030年の世界地図帳『SDGsの17のゴール』

 世界的に見ての目標なので、先進国にとっての課題もあれば、貧困国にとっての課題もあります。


 そのため、日本人の私達にとって

「確かに早急に何とかしないといけないな!」

と全部に対して思う事は出来ないと思います。


 まずはその認識で構いません。

 とりあえず

『世界的にはこのような方向で既に動き出している』

ということだけ理解して下さい。

 それが世界の未来の方向性だという事です。




世界の未来はどうなるのか『2050年までのテクノロジー年表』

 結論:『2045年にAIが人類を超える』


 今年(2020年)に入って、スマホ各社が

「5人の爺さんで5G」

「5Gってドラえもん」

のように、

『5Gサービス』

を開始し始めました。


 このように、世界のテクノロジーはドンドン進化していきます。

 その速度はネズミ算式に加速していくと言われています。

 つまり、1→2→4→8→16→32・・・・・

 このように、進化速度がドンドン加速していく。


 このままのペースで行くとテクノロジー、特にAI(人工知能)が人類を超えるのは

2045年とされています。


 これを特別な地点として

『シンギュラリティ―(特異点)』

と呼んでいます。


呼び方は自由ですが、

『シンギュラリティ―』

で覚えてみましょう!

 だって、何か”知っている感”が出てカッコイイじゃないですか。


 それはともかく、これからの時代、シンギュラリティまでの進化と、シンギュラリティを超えた先どうなるのか?

 この辺りを2050年頃までに起きるとされているテクノロジーの進化について簡単に見ていきましょう!


 なお、目標だったり、予想だったりも含みますので、絶対ではありませんので悪しからず。


2020年 5G運用開始

2023年 農業機械のロボット化

      iPS細胞による歯の再生医療実用化

2024年 火星へ有人飛行

      量子コンピューターの発展

2025年 自動運転による運送業の代替(トラック・タクシー等)

      ロボット手術の普及

      iPS細胞による腎臓の再生医療実用化

2028年 培養肉の商用化開始

2030年 無人自動運転の開始

      AIによる仕事の代替(医師・弁護士・裁判官・銀行員等)

      太陽光発電が火力発電並になる

      水素発電の実用化

      月面基地が完成する

2033年 iPS細胞等により認知症・神経障害の治療が可能になる

2035年 AIによる仕事の代替(研究者・コンサルタント・語学教師・クリエイター等)

2045年 シンギュラリティ―(AIが人間を超える)

      人型ロボットの普及

      人間の平均寿命が100歳を超える

2050年 宇宙エレベーターの完成

2030年の世界地図帳:『テクノロジーの未来年表』

 これを見てワクワクするか、「将来どうしよう」と不安になるかで、適応性が分かりますね。

 ワクワクするためには、変化を恐れず、成長を楽しむことです。

 貴方が怖いと感じるのは、時代の流れに乗り遅れているからです。


 この記事に出会い、時代の波に乗る一歩を踏み出したのですから、貴方なら大丈夫です!




世界の未来はどうなるのか『貧困問題と貧困国:日本』

 結論:『実は一番貧困問題で危険な国は日本』


 貧困国と言ったら日本では東南アジアやアフリカをイメージします。

「喰うに困って、命を落とす人が多い国々」


 しかし、そのイメージは昔の社会の授業のまま、今でも教育され続けられているからです。

 実は日本人がイメージするほどの貧困国は、もう世界にはほとんどありません。


 まだゼロではありませんが、アフリカも近代化が進んでいます。

 アフリカの各国は、今までテクノロジーがあまり入って来ていなかったからこそ、最新のテクノロジーを素直に取り入れる事ができる特徴があります。


 そのため、既に日本以上に電子決済のシステム等が進化しているアフリカの国もあるそうです。


 しかも東南アジアやアフリカ等の国は出生率がとても高いので若い人材が豊富です。

 一方の日本は世界一の少子高齢化。

 今後東南アジアやアフリカの国から日本を超える経済成長を遂げる国も現れると言われています。


 今の話ではありません。

 近い将来の話です。

 近い将来、貧困問題は日本にこそ大きく関わっている問題と言えるんですね。


 既にその火種はありますよね。

 特に貧困として大きく問題視されているのが

◎、シングルマザーの貧困問題

◎、高齢者の貧困問題

◎、子供の貧困問題

 社会問題として取り上げられ始めていますよね。


 貧困問題に関して更に詳しく知りたい貴方はこちらの記事をどうぞ!

>>>世界からも、日本からも貧困を失くす取り組み。貧困の原因と解決策


 親世代や子供の貧困は教育の質を落とします。

 教育の質が落ちると、貧乏になるという統計があります。


 そこで日本の貧困問題に対して重要なモノは

『リモート教育』

と考えられています。


 学校に通わせるよりも実践的で、しかも物凄く安い。

 今後の日本の貧困問題の鍵は教育。

 そしてその教育の鍵はリモート教育。


 教育格差問題に関して更に詳しくはこちらの記事をどうぞ!

>>>世界・日本の格差社会を解決する鍵は教育にある!


 是非、頭の片隅に入れて置いて下さい。




世界の未来はどうなるのか『未来の環境問題と取り組み』

 結論:『所有ではなく、共有。中国の進化に注目』


 環境問題は昔から叫ばれています。

「CO2を減らそう!」

「原子力発電、火力発電を無くそう!」

「食糧の廃棄処分量を減らそう!」

「ビニール袋廃止!エコバッグを持とう!」

等々。


 ビニール袋有料化に関して更に詳しく知りたい貴方はこちら!

>>>レジ袋有料化はなぜ行われるのか?その目的と必要性をわかりやすく説明します


 これだけ世界的に長期に渡って叫ばれている問題ですので、当然SDGsにも盛り込まれています。


 そこで、これからの世界の環境問題でキーとなってくるのは大きく2つ。

 一つは

『共有の時代』


 もう一つは

『中国の動き』

です。



<共有の時代>

 まずは共有の時代についてです。

 今までも、今も、人は物を所有するのが当たり前でした。

 お店で商品を買ったら所有できます。


 しかし、これはとても環境に負担を掛ける行為なんですね。

『人が買って所有する=新たな商品を作成しなければならない』

 つまり、物を所有している限り、資源はドンドン消費されていきます。


 そこで3R(リユーズ、リサイクル、リデュース)という考え方が出てきました。

 しかし、それでも所有は変わらないため、根本解決にはなっていません。


 そこで、大量消費を根本から解決する考え方こそが

『共有の社会』

なんです。


 最近ウーバーイーツという存在を聞いた事はありませんか?

 お店の商品を一般人が空いた時間に、自分自身の自転車やバイク、車等を使って配達してくれるサービスです。


 これも人の時間や使っていない車両等の共有と言えます。


 もっと分かりやすく、長期旅行で開けておく家を人に貸す事で収益を得るサービス。

 車を使ってない時間帯に他人に貸して収益を得るサービス。

 シェアハウスも共有ですね。


 所有者だって常に物を使っているわけではないので、空いた時間だけでも使いたい他人に貸す感覚。

 これが、現時点でイメージしやすい形の共有社会です。


 そうすれば、商品を購入することが抑えられる。

 すると、資源への負担が減らせる。

 これが環境問題として大きく注目されている世界の流れです。


『消費が減る=物が売れにくくなる』

 つまり、これからの時代、より需要が伸びて来る仕事は?


 商品を売る商売ではなく、資源を必要としないIT、テクノロジーのジャンルとなるわけですね。



<中国の動き>

「中国は経済発展のためなら環境問題なんて考えないもんね。確かに注目しないとだ!」

と思うかもしれませんが、そういう意味ではありません。

 むしろ逆です。


 世界規模での環境問題を考える上で、切っても切れない問題はエネルギー問題です。

 原子力発電は発電過程ではクリーンですが、放射性廃棄物は出ます。

 火力発電は大量に化石燃料を使うので環境に悪い代表格のような存在です。

 しかし、現在はこれらに頼っているのが現状です。


 そこで注目されているのが

『再生可能エネルギー(太陽光、風力、地熱発電など)』

です。


 特に太陽光発電は宇宙開発でも採用されているほど有力視されている発電方法です。


 ではこの太陽光発電、現代では一体どの国が最も力を入れており、最も進化しているのでしょうか?

 それこそが

『中国』

なんです。


 つまり、これから世界のエネルギー問題を見る上では、中国の進化が重要なんですね。

 中国政府は太陽光発電に5年間で17兆円も投資しています。

 年平均3兆4000億円くらいです。


 一方の日本は年間5000億円前後。

 投資額だけ見ても、力の入れようは桁が違いますよね。


 中国は数年前に

『第二のシルクロードを作る!』

という計画を打ち出し、話題になりました。


 もしこれが完成したら、その沿線は太陽光が強い国ばかり。

 中国が世界のエネルギー問題を太陽光発電によって牛耳る未来も見えてきます。


 環境問題という1点においてはとても良い事に見えますが、その他の部分で色々と別の問題が発生してきそうですね。


 そういった意味でも、中国の動きは注目です。




世界の未来はどうなるのか『日本の生き残る道はガラパゴス化』

 結論:『日本が生き残るためには、世界の良いとこどりでガラパゴス化』


 日本は

『テクノロジーの進化についていけていない後進国』

と言われています。

 その一番の理由は技術力のせいではなく、変化を恐れる国民性や既得権益の強さにあると言われます。


 つまり、新しい技術や考え方を拒否するんですね。

 最近見られるモノとしては

『ブロックチェーン技術』

『リモート化』

『電子決済』

『ウーバー』

これらに対しての反応を見ると明らかです。


 ブロックチェーンは世界を変える最先端技術の一つです。

 しかし日本では

「ブロックチェーン?ビットコインのことでしょ?詐欺じゃん」

となっており、世界最低レベルの後進国です。


 新型コロナを経験してもリモート化を一切していない企業もあります。


 電子決済導入時には

「現金じゃないと不安だ!現金しか使わないぞ」

という層がいましたよね。


 ウーバーはイーツは入ってきましたが、タクシー業界には入ってきていません。

 ウーバーは世界一のタクシー会社でもありますが、日本のタクシー業界の発言力が強いためですね。


 これらのように、日本はその国民性や既得権益によって最新テクノロジーで世界と戦う事は出来ません。


 ではどうやったら日本は生き残っていけるのか?

 その道こそ、

『日本独自の強みを活かしていく』

 いわゆる

『ガラパゴス化戦略』

です。


 日本は昔から

『新しいモノを作るのは苦手。既にあるモノを進化させる事に強みがある』

と言われています。


 そのためなら、

『他の良いとこ取りをして、独自進化を遂げる』

 これが日本のガラパゴス化です。


 他を排除して、自分勝手に日本だけの進化をするのではありません。

 世界に置いて行かれている日本が、これからの社会の中で生き残るためには、この

『日本の強みを活かしたガラパゴス化』

が重要になってきます。


 これらがこれからの世界の流れ、日本の未来の全体像・概要になります。




まとめ

 今回は解決すべき課題についてが中心でしたので、少しネガティブな要素が多かったかもしれません。

 しかし、世界は良い方向に向けて動いているのだという事は是非知っておいて下さい。


 それでは

世界・日本・人類の未来はどうなる?わかりやすいく解説します。『2030年の世界地図帳 落合陽一』

についてまとめて終わりにします。


 SDGs(世界が一致団結して向かっている目標)

 世界は17個の世界目標を実現するために動いている


 2050年までのテクノロジー年表

 2035年にはほぼ全ての仕事がAIに代替される。

 2045年にAIが人間を超えると予測されている


 貧困問題と貧困国:日本

 近い未来では日本にこそ貧困問題は切迫した問題になる。

 アフリカや東南アジアの多くは豊かになる。


 未来の環境問題と取り組み

 物を所有する=大量消費

 物を共有する=消費を抑える


 クリーンエネルギー開発は中国が最先端。


 日本の生き残る道はガラパゴス化

 テクノロジー後進国の日本が生き残るためには得意分野である

『既にあるモノの良いとこ取りをして進化させる』

 この道を追求すること。



 ここまで読んで頂きありがとうございます。

 是非、他の2030年の世界地図帳シリーズの記事も宜しくお願いします。

>>>カテゴリー『未来予測(2030年の世界地図帳)』



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