「一億総活躍社会はなぜ行う必要があるの?」その裏にあるSDGs。日本の取り組みをわかりやすく説明します。

「国民全員が死ぬまで活躍する社会って、戦争時の国民総動員じゃん!」

「一億総活躍社会ってつまり、”死ぬまで働け”ということですか!!」

「私は別に活躍したくないんですけど。」

「もう政府がやることはとにかく気持ち悪い!!!」

そんな感想を持っていませんか?

 

 ここまで否定的じゃないにしても、

「一億総活躍ってなんだろう?なんでやる必要があるんだろう?」

くらいに思いますよね。

 

 このように考えている貴方は日本政府、総理大臣の思い付きでやっているモノだと考えていませんか?

 しかしそうではなく、これは世界中で行われている取り組みになります。

 

 その背景には、国連で採択されたSDGs(世界目標)というモノの存在があります。

「2030年までに世界にある様々な問題を一丸となって解決しましょう!」

というモノで、日本も国連加盟国なので参加しているわけです。

 

 日本はこのSDGs(世界目標)に対して、大きく7個を優先課題として取り組んでいる最中になります。

 その概要はこちらをお読みください。

>>>SDGs(世界目標)日本政府の取り組み。2020年のアクションプランをわかりやすく説明します!

 

 今回は一億総活躍社会の背景にある、その解決すべき優先課題の一つ

あらゆる人が活躍する社会

について、日本が取り組んでいる事をわかりやすく説明していきます。

 

①、 働き方改革の着実な実施

②、ジェンダーの主流化・女性の活躍推進

③、ダイバーシティ・バリアフリーの推進

④、子供の貧困対策

⑤、次世代の教育振興

⑥、次世代のSDGs推進プラットフォーム

⑦、スポーツSDGsの推進

⑧、ビジネスと人権に関する我が国の行動計画

⑨、消費者等に関する対応

⑩、若者・子供,女性,障がい者に対する国際協力

 

 この記事を読む事で、一億総活躍社会で何を実現しようとしているのかを理解できます。

 一億総活躍社会の背景を知る事で、なぜこの取り組みをしているのかを知ることが出来ます。

 SDGsに興味がある人は、日本政府の取り組みを知る事で支援することもできます。

 

 それではあらゆる人が活躍する社会の実現に向けて日本政府がどのような活動をしているのか詳しく見ていきましょう!

 

 

 

日本の取り組み、一億総活躍①『 働き方改革の着実な実施』

 結論:『法整備や支援を行っている』

 

 日本政府は皆が活躍する社会の土台として、

「そもそも健康な人だって活躍しやすい環境にないと話にならないよね!」

ということで、このような取り組みをしています。

 

◎、同一労働同一賃金など非正規雇用労働者の待遇改善

 正社員とか、非常勤とか関係なく、同じ労働をしているなら同じ賃金を支払いなさい!という法律ですね。


◎、長時間労働の是正や,柔軟な働き方がしやすい環境の整備
(時間外労働の上限規制,産業医・産業保健機能の強化等)

 今までは時間外労働の上限は目安程度でした。

 しかし、この取り組みにより法的な決まりとなりました。

 

◎、生産性向上,賃金引上げのための支援

 テクノロジーの開発や推進。

 導入補助金等を設置していますよね。


◎、女性・若者の活躍の推進
(子育て等で離職した正社員女性等の復職支援や男性の育休取得の促進,若
者に対する一貫した新たな能力開発等)

 これは別の取り組み部分とも被る部分ですが、それだけ重要だという事ですね。


◎、人材投資の強化,人材確保対策の推進

 教育という部分の整備に力を入れています。


◎、治療と仕事の両立,障がい者・高齢者等の就労支援

 「介護離職者を減らそう!」という取り組みが有名ですね。

 

 ここでは出てきませんが、副業解禁の流れも働き方改革の一つですよね。

「死ぬまで働け!」

ということではなく、なんなら

「雇われて働くだけの人生が活躍するという事ではないんですよ!」

という趣旨もあります。

 

 これについては後で出てきますので、最後までお付き合い下さい。

 

 

 

日本の取り組み、一億総活躍②『ジェンダーの主流化・女性の活躍推進』

 結論:『性差別を持っている人の価値観や考え方を変える取り組み!』

 

 女性が活躍できる社会というのは、要は

『性差別を無くそう!』

ということです。

 

 しかしこれは中々簡単な話ではありません。

 この問題は人の感覚や価値観を変える必要がある取り組みだからです。

 

 基本的に他人の心を意図した方向へ変えることは出来ません。

 それをしようというのですから、どれだけ大変なことをしようとしているのかわかりますよね。

 そのための取り組みの例はこうなっています。

 

◎、女性活躍情報の「見える化」の促進・情報開示の充実・活用の促進

 性差別をする人は「女性は使えない」と考えガチなので、数字として見える化して事実を突き付ける対策ですかね。


◎、各種調達を通じたワーク・ライフ・バランスの推進

 働きやすさ等に積極的に取り組む企業を公的に評価認定する制度を創設等していますね。


◎、政策・方針決定過程への女性の参画拡大

 女性議員を積極的にメンバーにしたり、女性人権団体の意見を多く取り入れる等をしていますね。


◎、資本市場における女性活躍情報の活用促進

 これも社会で活躍している女性を特集するなどの動きが多く見られていますよね。


◎、男性の家事・育児等への参画促進

 『女性=家事をするもの』

これ自体が性差別ですから、男性も家事や育児をしろ!とすることで、女性の負担を減らし、男性側の意識も変えましょうという事ですね。


◎、地域における女性活躍の一層の加速

 今までは国会や国の機関を中心に女性の活躍の場を広げる活動をしていましたが、地方にもその動きを広める活動ですね。

 

 古い感覚や自分の今の地位等にしがみ付いて、

「女性が活躍してきたら自分の場所を奪われる」

と怯えている人ほど、否定的な印象を受けます。

 

 これって

「AIに仕事を奪われる!」

とテクノロジーを否定している人達と同じですね。

 

 

 

日本の取り組み、一億総活躍③『ダイバーシティ・バリアフリーの推進』

 結論:『ダイバーシティの推進と支援』

 

「ダイバーシティってお台場にあるからそう呼ぶんじゃないの?」

と思っている人もいるようです。

 

 しかし、そういうことではなく、もっと一般的な言葉なんですね。

 そんな

「ダイバーシティって何となく聞いたことはあるけど、良くは知らない」

という人も多いので、物凄く簡単に説明します。

 

『障害や病気等に関係なく、どんな人でも住みやすい社会』

のことです。

 バリアフリーと言った方が馴染みがあるかもしれませんね。

 そんな社会を作る為の取り組みはこんな感じです!

 

◎、ダイバーシティ・バリアフリー経営企業支援

 女性・障害者・高齢者等、多様な人材の能力を最大限に発揮させ、成果を上げている企業を表彰。

 更にその取り組みを後押しする取り組みです。

 

◎、公共交通機関のバリアフリー推進

 電車、バス、飛行機等々の機関対策は、国などの公共機関が行わないといけませんからね。

 

◎、情報バリアフリーの推進

 情報弱者を極力減らす取り組みです。

 特に「私機械音痴なんで」とアナログだけに身を置く人への通信・情報をどう提供していくのか?という部分が主なようです。

 

◎、食品アクセスの環境改善

 「車がないと生活できない!」という地方で、食品の購入に不便を感じる人達がいます。

 彼らの食品へのアクセスを便利にするための取り組みをしている企業を後押し、支援していく取り組みです。

 

◎、工賃向上計画支援事業の実施

 障害者の就労支援に取り組んでいる事業所に、経営改善や商品開発を行うために必要な支援を行っているようですね。

 

◎、心のバリアフリー推進

 人権を尊重するセミナーの開催等、活動を通して差別的な思考を変えていこうとする取り組みですね。

 

◎、高齢者・障害者・認知症の方々の金融サービス利便性向上

 金融サービス。つまり、銀行や保険、証券会社等ですね。

 これらに対して、バリアフリーを促進させたり、セカセカした雰囲気にならないように対応を促しているようですね。

 

◎、途上国における障害者の自立と社会参加支援

 国際協力事業として、途上国のバリアフリーや障害者支援を行っているんですね。

 SDGsは世界の国々が一丸となって取り組む世界目標なので、国内だけに目を向けていれば良いわけではないんですね。

 

 

 

日本の取り組み、一億総活躍④『子供の貧困対策』

 結論:『子供の貧困には教育が重要!』

 

 貧困問題解決には教育が重要と言われています。

 その詳細はこちらに書いているので、詳細は省略させていただきます。

>>>〔SDGs〕世界・日本の格差社会を解決する鍵は教育にある!

 

◎、子供の貧困対策に関する取り決め

 国の基本的な立ち位置を明確に取り決めたんですね。

①、親の妊娠・出産期~子供の社会的自立まで切れ目なく支援する。

②、支援が届きにくい家庭へは特に配慮をする

③、総合的に経済的支援を行う

 

◎、子供の未来応援国民運動

 公的機関・企業・NPO等が連携して子供を支えるネットワークを作る。

 応援基金の創設等も行っているようですね。

 

◎、義務教育段階の就学援助

 誰でもという事ではないようですが、学用品費や修学旅行費等の必要な援助をしてくれるようです。

 

◎、高校生等への就学支援

 高校生向けの奨学金や支援金の支給を行っています。

「勉強したいのに、出来ない子供達がいる」

のようなCMがありましたよね。

 あしなが育英会・募金が有名な取り組み例ですね。

 

 日本では子供は就労出来ませんので、親が貧困状態だと必然的に子供も貧困になりやすいです。

 国などによる支援は重要ですね!

 

 

 

日本の取り組み、一億総活躍⑤『次世代の教育振興』

 結論:『子供達への教育制度の充実化』

 

 ここは子供の貧困と共通する部分が多いです。

 子供の貧困でも言った通り、教育が貧困から抜け出す鍵だからですね。

 

 しかし、ここでは貧困だけではなく、

『未来を担う子供達』

という目線もあります。

 つまり、より高度な教育支援ということですね。

 

◎、幼児教育の振興

 幼児期の教育は人格形成に重要な時期です。

 そこで誰でも希望する教育を受けられるようにする取り組みです。

 具体的には、幼保育園の無償化等があります。

 

◎、初等中等教育の充実

 義務教育の充実を図るという取り組みですね。

 その一環として、昨今では小学生から英語やプログラミングが始まりましたよね。

 

◎、高等教育の就学支援新制度

 高等教育とは高校以上の学校ですね。

 そのため、先程のあしなが育英会だけではなく、大学進学時の新たな奨学金制度等も開始されましたよね。

 

◎、特別なニーズに対応した教育

 いわゆる特別支援学校のような部分をもっと良くしましょうという事ですね。

 

 未来を担う子供達の教育の質を高めることで、社会的な発展を目指そうということですね。

 

 

 

日本の取り組み、一億総活躍⑥『次世代のSDGs推進プラットフォーム』

 結論:『日本主導のSDGsを作り上げる!』

 

 SDGs(世界目標)は2030年までに実現する目標です。

 しかし、2030年を超えても世界は続きます。

 

 そこで、2030年の先で主役となる次世代の若者達にSDGsへの関与を深めてもらい、

『日本式SDGs』

を実現したいようです。

 

 これは私も賛成です。

 このまま日本式が作れないと、アメリカや中国、ヨーロッパの属国のような形になって行くと思います。

 

 この事に関しては

『現代の天才』

と評されている落合陽一さんも言っています。

 

 日本は昔から他の国の良いとこ取りをして、進化させることを得意としてきました。

「それをSDGsでもしましょうよ!」

ということですね。

 

 アメリカ式、中国式、ヨーロッパ式にはそれぞれ大きな特徴があり、良い点もあれば悪い点もあります。

 それらの良いとこ取りをして、器用貧乏にせず、発展させる能力が高い日本の生き残る術は

『その強みを活かすこと!』

ということですね。

 

 そのために今は、世界中の人権団体等の人達と意見交換を活発に行っている最中ですね。

 

 

 

日本の取り組み、一億総活躍⑦『スポーツSDGsの推進』

 結論:『東京オリンピックが主軸』

 

 オリンピックだけではなく、パラリンピックがあるのもSDGs(世界目標)の理念に合致しますよね。

 障害があっても活躍できる社会ということですからね。

 

 そのため、スポーツにおけるSDGsとして、日本は東京オリンピックを主軸に考えているわけです。

 

「持続可能なオリンピックを!」

なんて初期には言っていましたが、あれもSDGsの考えを意識したスローガンです。

 

 もっとも、2020年8月現在、その東京オリンピックの開催自体がどうなるか怪しいところなので、何とも言えない部分かもしれません。

 新型コロナの方が心配する人が多いですからね。

 

 日本の誰でも活躍する社会をという側面からの、スポーツSDGsに関しては正直保留という感じですかね。

 

 

 

日本の取り組み、一億総活躍⑧『ビジネスと人権に関する我が国の行動計画』

 結論:『労働者を守ろう!ということ』

 

 労働者は基本的に職場よりも立場は弱くなりがちです。

 そのため、労働法により労働者はガッチリ守られています。

 

 しかし、そうはいっても、結局のところは職場が言った事に従わないといけない現状が多く見られます。

「辞めたら自分なんかが再就職できるとも限らないし」

と今の職場に依存せざるを得ない人も多いと思います。

 

 そこで、国としては

「まだ労働者を守りきれていない!」

と考え、

「法律でもっと労働者を守ろう!」

と動いているわけですね。

 

『働き方改革』

というモノがこの対策に当たりますね。

 

 時間外上限を法的に設定。

 同一労働同一賃金の設定。

 パワハラ防止法の設定。

 副業解禁。

 NISA・積立NISAやイデコ。

等々。

 

 国は副業解禁と言っても、必ずしも労働を推奨しているわけではないんですね。

 多くの人は

『収益=労働』

という固定概念があります。

 

 そのため

「時間外の上限が決められてその分、副業解禁とか休みがなくなるだけじゃん!」

と捉えがちですが、国はそんな事は推進していないんですね。

 

 労働しなくても収益は作れます。

 この辺りの話はこちらをお読みください。

>>>お金に困りたくないなら今すぐ行動しましょう!知識は与えます! 

 

 

 

日本の取り組み、一億総活躍⑨『消費者等に関する対応』

 結論:『金融商品を買いましょう!という事』

 

◎、金融機関による顧客本位の業務運営

 これは先ほどの副業の部分で言ったことと被りますね。

 国は国民に投資をすることで生活を安定して欲しいと考えています。

 

 そのための取り組みとしてNISAのような取り組みをしているんですね。

 しかし、政府が制度を作っても、結局使いにくかったり、難しくて手を出しにくいのでは意味がありません。

 

 そこで、投資の窓口となる金融機関に

「顧客のことを本気で考えた取り組みをしろ!」

と指導する取り組みをしているわけですね。

 

◎、消費者安全確保地域協議会の推進

「騙された!」

「嘘の情報で買わされた!」

「産地偽装されてるじゃん!!」

のようなトラブルがあると相談するのは消費者センターです。

 

 そんな消費者センターや、情報を集める協議会等の活動を支援する取り組みです。

 特に個人情報の取り扱いを強化することで、より安全に、利用しやすい機関にしていこうとしているようです。

 

 産地偽装なんてまさにブロックチェーンという技術と相性抜群なので、もしかしたらこの取り組みにも使われるかもしれません。

>>>『世界を変える技術!?』ブロックチェーンとは何かを、小学生にでもわかるように説明します!

 

 

 

日本の取り組み、一億総活躍⑩『若者・子供,女性,障がい者に対する国際協力』

 結論:『途上国支援に力を入れている!』

 

 日本は昔から途上国支援に力を入れてきました。

 テレビ番組でも

◎、途上国で井戸を掘る

◎、途上国で農業を教える

◎、途上国に学校を建てる

等々の取り組みがありましたよね。

 

 そのような取り組みを

「SDGs(世界目標)でも変わらずやりましょう!」

ということですね。

 

 日本だけではなく、世界各国でも障害や病気、高齢者や女性・若者が活躍できない環境はあります。

 自分達の国での取り組みを同じようにそれらで悩んでいる国にもお裾分けして、一緒に発展しようとしているわけですね。

 

 このような取り組みはSDGs(世界目標)が設定された2015年より以前から日本は積極的に取り組んでいます。

 

 世界中に

「日本大好き!」

と考える親日国が多いのはそのためです。

 

 そのため、この部分は

「これからも海外支援は続けていきます!」

という表明みたいなものですね。

 

 

 

まとめ

 

 それでは

「一億総活躍社会はなぜ行う必要があるの?」その裏にあるSDGs。日本の取り組みをわかりやすく説明します

についてまとめて終わりにします。

 

 ①、 働き方改革の着実な実施

 法整備や支援を行っている

 

 ②、ジェンダーの主流化・女性の活躍推進

 性差別を持っている人の価値観や考え方を変える取り組み!

 

 ③、ダイバーシティ・バリアフリーの推進

 ダイバーシティの推進と支援

 

 ④、子供の貧困対策

 子供の貧困には教育が重要

 

 ⑤、次世代の教育振興

 子供達への教育制度の充実化

 

 ⑥、次世代のSDGs推進プラットフォーム

 日本主導のSDGsを作り上げる!

 

 ⑦、スポーツSDGsの推進

 東京オリンピックが主軸

 

 ⑧、ビジネスと人権に関する我が国の行動計画

 労働者を守ろう!ということ

 

 ⑨、消費者等に関する対応

 金融商品を買いましょう!という事

 

 ⑩、若者・子供,女性,障がい者に対する国際協力

 途上国支援に力を入れている!

 

 

 ここまで読んで頂きありがとうございます。

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