ウーバーイーツとはなにか?その仕組みと悪質配達員の責任はどこにある?
貴方は
「ウーバーイーツってなんなの?良く知らないけど、頻繁に見聞きするし知っておきたい!」
「ウーバーイーツの悪質配達員が目立つんだけど!ウーバー社は責任取らないの?」
等と考える事はありませんか?
今回はそんな貴方に向けて
『ウーバーとはどんなサービスなのか?』
『ウーバーの責任はどこにあるのか?』
について、分かりやすさ重視で見て行きます!
この記事を読む事で
◎、ウーバー社が行っている新しいビジネスの形について理解する事が出来ます。
◎、ウーバー社のサービスを使うか、使わないかを適切に判断できるようになります。
◎、ウーバーを貴方自身がサービス提供者として活用することも出来ます。
◎、これは最新ビジネスの形なので、時代の流れを感じ、波に乗る事が出来ます。
それではウーバーイーツについて詳しく見て行きましょう!
ウーバーイーツの悪質配達の責任は誰にある?
結論:『責任は、配達員本人にある』
最近目立っているウーバーイーツの悪質配達員とは、
◎、ひき逃げも起きている程、配達中の運転が荒い。
◎、配達物がグチャグチャな事もある
等の配達員のことを指します。
ヤマト運輸等の老舗の運輸業者ではそうそう起きないこのようなトラブルが、ウーバーイーツだと頻繁に起きるわけですね。
そんな時に気になるのが
『責任の所在』
になります。
そこで、日本の法律に照らすと誰が責任を取ることになるのか?
結論で示した通り、それは
『配達員本人』
になります。
後で簡単に説明しますが、ウーバー社の配達員は雇われた配達員ではないので、配送業者が危険運転等でトラブルを起こした時とは責任の所在が違ってきます。
イメージとしてはこんな感じになります。
<ウーバー悪質配達員の責任の所在イメージ>
ウーバーという会社は、職業安定所(ハローワーク)に近い立ち位置です。
職を探している人が職業安定所に行って仕事を探しますよね?
ウーバー社も同じで、職を探している人や、時間が空いたから隙間時間でお金を稼ぎたい人がウーバー社に行って仕事を探します。(建物ではなくアプリやサイトに行きます)
そして職業安定所を通して、仕事を見つけて就職し、仕事に従事します。
ウーバーイーツもアプリを通して、仕事を見つけて、仕事に従事します。
職業安定所を通して就職したその職場で、貴方がミスをして損失を出したら誰が責任を負いますか?
ミスをした貴方ですよね?
このケースで職業安定所が責任を取ることはありません。
ウーバー社も同じです。
ウーバー社を通して仕事を見つけ、その仕事上で貴方がミスをして損失を出したら、貴方が責任を負います。
仕事を斡旋した職業安定所に責任がないのと同じで、ウーバー社にも責任はありません。
イメージとしてはこういう事です!
だから、配達中に事故を起こしたら配達員の責任になるんですね。
「(仕事を斡旋した)ウーバー社は何で責任を取らないんだ!」
というのは
「(職業を紹介した)職業安定所は何で責任を取らないんだ!」
と言っているのと同じなんですね!
これで何となくイメージ出来ましたかね?
「じゃあ、なんでそうなるの?」
というのをウーバー社の提供しているサービスの仕組みと共に説明していきます!
ウーバーとはなにか?
結論:『最先端のシェアリングエコノミーという仕組み』
「ウーバー社が職業安定所と同じ立ち位置?なんで?」
と疑問に思った人もいると思います。
それを説明するためにはウーバーイーツがどんなシステムで運営されているのかを理解する必要があります。
ウーバーイーツは、最先端ビジネスの一つとされている
『シェアリングエコノミー』
という仕組みになります。
そのため、ウーバーイーツとは何か?を理解してもらうために3つのことを説明します。
①、シェアリングエコノミー
②、ウーバーは誰も雇ってはいない
③、日本の法律で責任はどうなっているのか?
それぞれについて見て行きましょう!
<①、シェアリングエコノミー>
ウーバー社のサービスの一つ、ウーバーイーツは
『シェアリングエコノミー』
と呼ばれるビジネススタイルになります。
これを簡単に言うと、
「使っていない物や、暇な時間を有効活用して稼ぎませんか?」
というスタイルのビジネスです。
ウーバー社のサービス以外にも沢山あるのですが、ウーバーイーツを例にした方が身近だと思いますので、ウーバーイーツを例にします。
貴方が持っている自転車やバイク、車等は常に使われているわけではありませんよね?
更に、貴方自身も休日や新型コロナで暇な時間が増えたかもしれません。
それは言い換えると、
『車両が死んでいる状態』
『貴方の時間が無駄になっている状態』
と言えます。
その無駄になっているモノを
「有効活用しよう!」
という仕組みがシェアリングエコノミーなんですね。
これは
「これからの世界基準になっていくであろう!」
と言われているビジネススタイルになります。
SDGs(世界目標)に合致するビジネススタイルですので、これはほぼ間違いありません。
SDGs(世界目標)と日本、ウーバーについての関係性はこちらをお読みください。
>>>SDGs(世界目標)日本政府の取り組み。2020年のアクションプランをわかりやすく説明します!
<②、ウーバーは誰も雇ってはいない>
では、そんなシェアリングエコノミーで、業界内では世界トップにまで成長したウーバー社。
ここは一体何人の配達員を雇っているのでしょうか?
答えは
『0人』
です。
配達員を一人も雇っていません。
もう分かりますよね?
◎、日本で言うところの、使いやすい職業安定所(ハローワーク)という感じ。
◎、貴方が持っている車両を使っていない時間帯だけ有効活用するサービス。
ということですから、ウーバー自体は人を雇う必要がないんですね。
『食べ物を配達して欲しい客がいる』
『食べ物を客に配達したいけど、従業員を配達に持っていかれたくないお店がある』
ウーバー社は、これらのモヤモヤを解決するための仕組みを提供しているだけなんですね。
仕組み提供なので、誰も雇ってはいないんですね。
ユーチューブもそうですよね。
ユーチューブ(グーグル社)がユーチューバーを雇っているわけではないですよね?
ユーチューブという仕組みを提供しているだけです。
だからウーバー社は従業員を雇う必要がないわけです。
これでなんとなく、ウーバー社が行っていることがイメージできてきましたかね?
<③、日本の法律で責任はどうなっているのか?>
ウーバーイーツの仕組みが何となくイメージできたところで、最後に責任の所在を日本の法律に照らして行こうと思います。
既に少し言った通り、ウーバーイーツの悪質配達員によるトラブルや損失は
『配達員が責任を負う』
ことになります。
何度も言いますが、ウーバー社は仕事を斡旋・紹介しているだけで、雇っているわけでも、仕事を依頼しているわけでもありませんからね。
つまり、ウーバーイーツの配達員は一種のフリーランサーなんですね。
フリーランサーという言い方だとイメージし難いなら、
『事業主』
です。
ウーバーイーツの配達員をアルバイトのようなモノだとイメージしている人が多いのですが、実は、ウーバーイーツの配達員は事業主のような立ち位置なんですね!
彼らは誰にも雇われていませんからね!
自分で仕事を取ってきて、自分でその依頼をこなしているんですからね。
だから、配達で生じたトラブルは自分で責任を負わなければならないんです。
ウーバー社から仕事を斡旋してもらう代わりに、ウーバー社の宣伝広告塔になる必要があるので、ウーバーイーツのロゴ入りバッグを持って配達していますけどね。
雇われではなく、事業主なんですね!
『事業主である配達員が事故を起こせば、その責任は事業主にある』
『事業主である配達員が配達ミスをすれば、その責任は事業主にある』
何か変な点はありますか?
ありませんよね。
ただこれだけの話です。
もっとも、ウーバー社は
「食事がグチャグチャになっていた!」
等のトラブルに関して
「1度だけ、ウーバー社が保障しますよ!」
としているそうなので、利用者にとっても、配達員にとっても、とても優良な対応ですよね。
本来は事業主である配達員が責任を負わなければならないんですからね。
それを職業安定所のウーバー社が負うと言っているんですから、凄いですよね。
普通は職業安定所がそんなことしてくれませんからね!
「たったの一回しか責任を負わないのかよ!ウーバーふざけんな!」
という声を見聞きしますが、実はとても優良な対応なんですよ!
まとめ
ウーバーイーツの仕組みや日本の法律を見る事で
『ウーバーの悪質配達の責任は、事業主である配達員本人にある』
ということが分かりました。
これらのことから新しいビジネスの形
『シェアリングエコノミー』
という形について、何となく理解する事が出来ましたよね。
「どんなモノなのかなぁ?」
が分かったのでサービスを利用するか?利用しないか?
これを適切に判断する事が出来ますよね。
そして、貴方自身が事業主として、隙間時間にお金を稼ぐという形でウーバーイーツを活用することも考えられるようになったと思います。
貴方が
「こんなの嫌だ!」
と抵抗感を持とうと、持たなかろうと、時代の流れは変わりません。
それは歴史が証明しています。
変わらない時代の流れに、貴方は乗る方ですか?置いて行かれる方ですか?
それを決めるのは貴方です!
社会の流れに置いていかれたくないのなら、利用する、利用しないに関わらず、ウーバー社のサイトにアクセスして閲覧することから始めましょう!
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