「なぜミャンマーでクーデターが発生したのか?」その原因と影響について分かりやすく説明します。
「ミャンマーでクーデターが起きたって本当!?何があったの!?」
「アウンサンスーチーさんが軍に拘束されたってどうしたの!?」
「軍事政権になるってこと?日本への影響は?」
等と気になることが沢山ありますよね。
ミャンマータレントの宮崎あみささんが、
「乃木坂46の齋藤飛鳥さんと、森崎ウィンさんとミャンマーロケをしたい!」
と言っている芸能ニュースを気にしている場合ではありません!
(調べている中で紛れ込んできた記事です)
そこで今回は
『ミャンマーでクーデターが起きた背景と影響について』
わかりやすさ重視で説明していきます。
この記事を読むことで
◎、一体ミャンマーで何が起きているのかイメージできます
◎、今後ミャンマーがどうなって行ってしまうのか?のイメージができます
◎、社会情勢として世間が注目している事を貴方も理解できます。
なお、私はネットニュースをイメージ重視で、噛み砕いて説明しているだけで詳しい専門家ではないので予めご了承下さい。
それでは、ミャンマーで発生したクーデターについて見ていきましょう!
ミャンマーは民主化の流れが加速していた
調べているとどうやら、昔のミャンマーは軍事政権。
つまり、軍が中心となって国を動かしている国だったようです。
しかし、アウンサンスーチーさんという人物の登場により、民主化の流れが一気に加速!
まさに国が大きく変わろうとしている真っ最中にあるようなんですね。
そんな最中に発生したクーデター。
こんなの何も原因がないと考える方が不自然ですよね。
この現代においてはクーデターという言葉を知らない人もいると思いますので、簡単に説明すると、クーデターとは
『違法に、武力によって政権を奪う行為のこと』
です。
そこで今回は
①、クーデターが起きた原因とは?
②、軍事政権に変わるとどうなるのか?
③、日本政府の対応等
の3点を、調べた範囲でご紹介します。
それではミャンマーで起きたクーデターについて更に深掘りしていきましょう!
①クーデターが起きた原因とは?
先ほども少し紹介した通り、少し前までミャンマーは軍事政権でした。
それが民主化活動家のアウンサンスーチーさんの国際的な活動により、民主化していきます。
そして国際的な応援もあり、その加速は止まらず、先ごろ行われた選挙により、軍関係の党派は惨敗。
民主化政党の圧倒的勝利に終わりました。
その結果、今まで絶大な権力を持っていた軍関係者やそれによって益を得ていた人達は面白くないわけですね。
では、自分達の既得権益を守るため、この状況を何とかするためにはどうしたら良いのか?
「軍は自分達の元にあるんだし、武力で政権を無理矢理奪えば良いんじゃね?」
と言う事で、民主活動を武力で制圧。
主導者であるアウンサンスーチーさんを拘束して
「クーデター成功!」
と掲げている状況なわけです。
要は簡単に言ってしまうと
◎、自分達の権力を失いたくない軍
◎、軍事力は持っている
「だから、武力で抑えれば今の地位を守れるじゃん!」
ということが原因で起きたということですね。
起こしたタイミングや国際情勢的に、軍にとっては中国の存在等、様々な要素的に良い材料が多かったようですね。
②軍事政権に変わるとどうなるのか?
ミャンマーがどうなってしまうのかは、私には分かりません。
しかし、既に今行われていることや、今まで軍事政権になった国はどうだったのか?
辺りをまとめていきます!
<メリット>
◎、内戦の終結
◎、国家分裂の阻止
◎、軍関係企業の成長
◎、周辺国との関係性強化
等
軍事が強いのでイザコザを終結させる能力は高いようです。
そのため、様々な民族がおり、常に内戦が起きているような状態の国では
『早期に内戦を終結させる』
という、一定のメリットを見せることもあるようです。
アニメやゲーム等で見掛ける
「武力による統治だろうと、こんな戦乱の世の中よりは遥かに平和だ!」
の理論に近いかもしれませんね。
それに伴い、軍事系の企業は儲かりますし、兵器を売りたい周辺国との関係性も強化される傾向にあるようです。
特にミャンマーは立地的にも、歴史的にも、中国とは強い繋がりがあるようですしね。
<デメリット>
◎、民主化が遅れる
◎、人権侵害が行われやすい
◎、民族問題の政治的解決の遅れ
◎、宗教の政治利用
◎、教育の劣化
◎、難民や移民労働者の大量流出
◎、貿易赤字
◎、国内の流通・物資不足
◎、ハイパーインフレリスク
等々。
予想通りと言えば、予想通りですが、今の世の中、軍事政権によるメリットよりデメリットの方が遥かに多いようです。
思想信条等は軍を崇拝するような形で行われ、批判は罰則の対象になりやすくなるようです。
教育も軍律や軍に都合が良い内容に変わります。
この辺りは進撃の巨人シーズン3後半~ファイナルシーズンを見るとイメージしやすいかもしれませんね。
当然そのような暮らしが嫌で難民が外国へ流入し始めますし、軍関係者が経済を上手く回せるはずもなく、貿易赤字や物流がメチャクチャになることも多いようです。
すると、外貨が獲得できずに、国内紙幣をバンバン湯水のように印刷しまくる行為に出やすくなるようです。
すると、お金が増え過ぎてしまい、インフレ(お金の価値が下がる)が加速し、ハイパーインフレを起こして財政破たんという傾向があるようです。
この辺り、インフレ・デフレに関してはこちらの記事をどうぞ!
>>>「インフレ?デフレ?意味わからないんだけど!?」という貴方向け!違いを簡単に、わかりやすく説明します。
イメージとしては、コンビニで買えるおにぎり1個。
今なら120円くらいで買えます。
しかし、ハイパーインフレになると、この
おにぎり1個の値段が1億円
のような状態になり得ます。
こんなの異常事態です。
だから経済破たんもあり得るんですね。
果たしてミャンマーの軍事政権はどのくらい続くのか?
それによってはこのようなデメリットの影響具合が変わってきますよね。
③日本政府の対応等
現時点(2021年2月1日)で内閣府や外務省のサイトに正式見解は何も出ていません。
そのためネット記事からの情報ですが、日本政府はミャンマーのクーデターに対して
◎、日本人の安全を優先して考える
◎、出来れば話し合いによる平和解決を望んでいる
◎、既に関係各所に働きかけをしている
◎、常に最新情報をアップデートしつつ対応していく
◎、この事件の影響で新型コロナワクチン供給が遅れないように調整もしている
とのことです。
現時点では、ミャンマーにいる日本人に対し大使館を通じて、外出自粛等を呼び掛けているようです。
ただし、現時点では一般人に被害が出るような様子はないそうで、国外退避等の特別措置は考えていないようです。
軍事政権も恐怖政治を敷きたいわけではないでしょうから、大規模デモや暴動が起きない限り一般人に手を出さないというのはその通りだと思います。
しかし、すでに報道やインターネット規制等が行われ、様々な監視・抑えつけはされているようです。
「へぇ~でもマスコミも大して報道してないし、日本にそこまで大きな影響はなさそうじゃん!」
と感じるかもしれません。
しかし、これはつまり
『今の時代でも、民主主義が軍国主義にひっくり返される事はあり得る』
という出来事です。
日本で自衛隊がクーデターを起こすことはほぼ100%ないと思いますが、世界規模で見たらどうでしょうか?
この出来事に影響を受けて、何かが起きる可能性がないとは言い切れませんよね。
だから今後の情勢や動きには最新の注意が必要な出来事だと言えるんですね!
ミャンマー以外の国も続いたら、流石に日本にも影響は出始めるでしょうしね。
まとめ
ミャンマーでクーデターが起きた原因は、民主化の流れにより軍の影響力が消されそうだから。
そして今回のクーデターについて
①、クーデターが起きた原因とは?
②、軍事政権に変わるとどうなるのか?
③、日本政府の対応等
の3点を確認してきました。
これで何となくでもミャンマーで何が起きているのかイメージできましたよね。
今後ミャンマーがどうなって行ってしまうのか?
過去の軍事政権の例に見てきました。
社会情勢として世間が注目しているクーデターという事件を貴方も理解できたと思います。
今回のクーデター一つだけではそこまで大きな影響が日本に及ぶ可能性はないと思われます。
しかし、民主主義が軍国主義にひっくり返され得る事件ですので、今後の情報には要注目です。
今後もこのような学びの機会を提供していきますので、是非また来て下さい。
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