『介護業界の未来はどうなる?』実務経験10年以上の元介護職員が大胆予想します!

2021年7月4日

 この記事に辿りついたと言う事は、貴方は少なからず介護の未来について興味があるということですよね。

 それでは、そんな貴方に一つ質問をします。

「今後介護の未来はどうなっていくと思いますか?」

 

 介護職員をしていると一度は考えた事があることだと思います。

 

「少子高齢化の日本だから、介護職員は更に人手不足になるんじゃないの?」

「人は必ず老いるんだから、介護職は公務員並に安泰でしょう!給料安いけど!」

「高齢化社会で介護職はもっと必要になるから、人気職になるかもね!?」

等々。

 

 その多くは

『薄給』『人手不足』『安定』『高齢化社会』

等と関連して考えますよね。

 

 では、果たして本当にそうでしょうか?

 そのように考える根拠は何かありますか?

 ほとんどの場合、これらの予測は”何となくの感覚”で語っていませんか?

 

 そこで今回は、普段からテクノロジーや法律、社会の動きや流れ等を勉強しまくっている私が

『介護業界の未来』

について、実務経験10年以上の間に把握した現状も踏まえて、根拠を示しつつ大胆予想していきます。

 

 この記事を読むことで

◎、介護業界のこれから、未来をイメージできます

◎、介護の在り方を見直すキッカケになります

◎、「気付いた時には遅かった!」とならないように、今から準備を始められるようになります

 

 なお、ここで書かれている内容はあくまでも私個人の勝手な予測です。

 

 そのため

「へぇ~そうなんだ!そんな考え方もあるんだねぇ!?」

と理解できる人だけ、更に読み進めて下さい。

 

 それでは介護業界の未来予測について、一緒に見ていきましょう!

 

 

 

今のまま変わらない介護施設は10年後には潰れている!?

 私が考える介護の未来を一言でいうなら

『今のまま変わらない介護施設や介護職員は要らなくなる』

です。

 

 しかも、下手すると10年前後でそんな未来が来ると考えています。

 

 今介護の仕事をしている皆さんは、10年後何歳ですか?

 恐らく大半の人はまだ定年を迎えていないですよね。

 

 このように聞くと

「マジか!?たった10年でそんなに大きく変わっちゃう!?流石にそれはないでしょう!?」

と感じますよね。

 

 でも、もしもそうなると考える根拠があったらどうですか?

 

 先ほども言いましたが、私は

「根拠も示しながら予測を話す」

と言いましたよね。

 

 もしも、私の予測通りに進むのであれば、これを読んでいる皆さんに大きく関係がある内容になりそうですよね。

 

 と言う事で、今後10年前後で、今のまま変わらない介護施設や介護職員は必要なくなると考える根拠を3点見ていきます。

 

①、介護施設のほとんどは介護報酬に頼って維持している

②、介護報酬が貰える施設と貰えなくなる施設

③、介護ロボット・AIの進化が早い

 

 どういう事なのか更に詳しく、一緒に見ていきましょう!

 

 

 

①介護施設のほとんどは介護報酬に頼って維持している

<介護報酬と介護施設>

 今のまま変わらない介護施設が10年前後で潰れると考える根拠1つ目。

 それを説明する前に、現状を知っておきましょう!

 

 それは

『介護施設のほとんどは、介護報酬に頼って維持出来ている状態』

です。

 

「どういうこと?介護報酬とか、何となく聞いた事はあるけど、良くはわからないんですよね!」

と言う人も多いと思いますので、ザックリと説明します。

 

 介護報酬とは、国から介護施設に出している補助金です。

 

 つまり

「介護は絶対に必要な事業なので、国が補助金を出して潰れないように支えますよ!」

ということですね。

 

 そして、介護施設のほとんどは、この補助金に頼って経営が成り立っている状態というわけです。

 

 これは言い換えると

『介護報酬という補助金が貰えなくなったり、大幅に減額されたらやっていけない』

という意味でもあります。

 

 

<貴方が勤務する介護施設の経営状況を知る方法>

 では、皆さんの勤務する介護施設の経営状況はどうですか?

「ご利用者からの利用料だけで黒字になっていますか?」

「介護報酬がないと赤字ですか?」

 

 画面の向こう側から

「現場の介護職員の私がそんなこと知るか!!!」

との声が聞こえてきますね!

 

 しかし、実は皆さんもこれを知ることは可能です。

 

 毎年4月前後に

「決済報告・理事会に参加しますか?全権を参加者に委託しますか?」

と聞かれているはずです。

 

 そしてほぼ全員が

「全権を委任します!」

に署名押印をしているはずです。

 

 そこで報告されているのが、経営状況ですね。

 

 そのため、気になる貴方は今年は参加してみても良いのかもしれません。

「つまらない!時間の無駄だった!」

となる可能性は極めて大きいですけどね!

 

 ちなみに決済報告の理事会に参加しなくても経営状況は知れます!

 情報公開制度の関係でサイトでも公開されていますので、気になる貴方は今すぐ貴方が勤務している施設のサイトを確認してみて下さい。

 

 

<経営状況の注目ポイント>

 経営状況(財務表など)を見ると、見慣れない難しい言葉や数字が沢山並んでいて嫌になると思います。

 

 そのため、貴方が注目すべきは

『営業利益』と『従業員給与支出』

の2つだけで構いません。

 

 ウォーリーを探せのゲーム感覚で、これらの文字(に似た言葉)を探し出して下さい!

 

 すると、これだけで既にマイナス。

 つまり赤字になっている介護施設が沢山あることが分かると思います。

 

 主な収入源である営業利益(ご利用者からの利用料等)を、給料支払いの支出だけで赤字になっている状態だとすれば

「私の勤めている介護施設、経営ヤバいのかも!?」

とイメージできますよね。

 

 それでも潰れていないとするなら、そのカラクリは

『介護報酬』

になります。

 

 だから介護報酬が貰えなくなったり、大幅に減少されるとヤバい施設が多いというわけなんですね。

 

 皆さんの勤務する介護施設の経営状況がどうなっているのかは、財務表を読めるスキルがあるともっと詳しく把握することが可能になります。

>>>投資・就職・再就職で重要なスキル!『財務諸表を読むスキル』を挫折しないように分かりやすく解説します!

 

 オススメの本はこちら

 

 

 実際に財務状況を見るかどうかはともかく、多くの介護施設が介護報酬に頼って、何とか維持できているということがイメージできましたね。

 

 それでは次に、介護報酬が貰えなくなったり、大幅に減少させられる可能性がある介護施設について見ていきましょう!

 

 

 

②、介護報酬が貰える施設と貰えなくなる施設

<変わらない介護施設=ダメ施設>

 今後介護報酬が貰えなくなったり、大幅に貰えなくなる可能性がある介護施設とは

『変わらない介護施設』

です。

 

 つまり、

「ここの施設では昔からこのやり方なんです!先輩達が作り上げて来たモノを大事にしなさい!」

「なんでそれをやる必要があるの?今のままで問題ないんだから、変える必要はないでしょ!」

みたいな言葉や考え方がある介護施設のことですね。

 

 そんな介護施設は潰れると言う事です。

 

 なぜか?

 それは、

『国は、そのような古い体質の介護施設をダメな施設と考えており、財政状況的にダメな施設に介護報酬を出してる余裕がないから』

です。

 

 つまり、

『”必要最低限の条件を満たしているだけの介護施設”というだけでは介護報酬は貰えなくなってきている』

わけですね!

 

 少子高齢化に加えて、新型コロナに対する給付金等の関係で財政状況は更に厳しくなっているため、この動きを加速させる要因の一つになっているようです。

 

 

<介護報酬は早いペースで変化し続けている>

 そして、介護報酬の決まりは3年に一度見直されて、変化し続けています。

 かなり早いペースで変化していますね!

 

 介護報酬が貰えるか?貰えないか?の決まりが早いペースで変化し続けているわけですから、その内容を把握し、それに合わせて変わり続けられない介護施設は

 

『ドンドン介護報酬が貰えなくなっていき、経営が維持できなくなって潰れる』

と言う事です。

 

 だって、前項で確認した通り、多くの介護施設は介護報酬のお陰で維持出来ているんですから。

 いかに介護報酬の中身を知り、変化を受け入れる姿勢が大事か分かりますよね。

 

 だから私は

『変われない介護施設は潰れる』

と予測しているわけです。

 

 

<今後介護施設に求められる変化とは?>

 そのように聞くと気になるのが、

◎、今の介護報酬の中身

◎、今後どうなっていくのか?

ですよね。

 

 実は今の介護報酬は2021年度4月に改正されたばかりです!

 

「え!介護報酬って最近改正されたの?何がどう変わったの?」

という人も多いでしょうから、こちらでご確認下さい。

>>>【特養版】2021年度介護報酬制度改正の内容とは?現場にも大きく関係する部分を分かりやすく説明します

 

 今の介護報酬の中身はそちらの記事で何となく把握できますが、この辺りから

「将来どんな方向性に向かうのか?」

も予測できます。

 

 私が考える、介護報酬が求める介護施設の今後の流れは

◎、ICT(情報通信技術)を積極的に導入している施設

◎、介護ロボットを積極的に導入している施設

◎、看取りに真剣に取り組んでいる施設

◎、介護職員の負担を積極的に減らす取り組みをしている施設

◎、介護職員ができるだけ介助をしない施設

辺りだと考えます。

 

 恐らく一番最後の

『職員が介助しない施設』

の部分に

 

「は?職員が介助をしない施設が良い介護施設なの?打ち間違いかな?逆でしょ?意味分からない!?」

と引っかかる人が多いと思います。

 

 しかし、私は何度も読み返していますし、打ち間違いではありません。

 そしてこの部分は、既に今年度の改正の時点で議論されているほど重要な部分なんですね!

 

 現時点で議論されているのは

『移乗介助(トランス)』

だけですが、恐らく今後は

 

◎、排泄介助

◎、入浴介助

◎、口腔ケア

◎、食事介助

辺りも、議論されていくのではないかと思います。

 

 つまり、

『この辺りの介助を介護職員がやっている施設はダメ施設で、介護報酬が減らされる未来があるかもしれない』

と言う事ですね。

 

 たぶん余計にワケが分からないですよね?

 

 この辺りの更に詳しい説明は別記事にて作成予定ですのでお待ちください。

>>>介護報酬、今後の方向性について(作成予定)

 

 看取りについては、こちらの記事が参考になりますので、一読下さい。

>>>『死ぬときに後悔することランキング1位』後悔しない人生を送るためにはどうすれば良いのか?

 

 

 

③介護ロボット・AIの進化が早い

<商品化間近のロボット性能が高い>

 最後に、介護報酬の今後の流れ的にも、介護の未来像的にも、多くの介護関係者が気になるのは

『介護ロボット』

ですよね。

 

 そのため、介護ロボットについても触れて終わりたいと思います。

 私は

『介護ロボットは今後10年の間にビックリするくらい超進化する』

と考えています。

 

 恐らく現場の介護職員さんの多くは

『既に商品化されている介護ロボット』

しか知りませんよね?

 

 そしてその性能の低さから

「介護ロボットが人の仕事を奪う?介護に関してはまだ何十年も先の話でしょ!」

と考えていると思います。

 

 しかし、それはあまりに甘過ぎます!!!

 すでに実証実験に入っている介護ロボットを知ったら、その考え方は吹き飛びます!

 

 例えば、

◎、下半身麻痺者の自立歩行を可能にするロボット

◎、常時見守り&記録に自動記載するAI

◎、自動運転車いす

◎、排泄状況やタイミング等を自動的に把握するポータブルトイレ

◎、尿意予測センサー

◎、下衣着脱ロボット

◎、完全自立型の見守り&声掛けロボット

◎、寝たきり者用の入浴機能付きベッド

等々。

 

 これを見るだけでも、今やっている介助のほとんどは介護ロボットに持って行かれますね!

 それらが既に商品化間近な状態にまで来ているんですからね!

 

 この部分について、介護ロボットが進化して行く部分を軸に、今後の介護業界を予測した内容を知りたい貴方はこちらの記事をお読みください。

>>>『介護ロボットが進化した10年後の介護業界の未来』を実務経験10年以上の元介護福祉士が大胆予測します

 

 

<認知症治療>

「い、いや、いやいや!でもこれらって、認知症の人には危なくて使えないでしょ!?」

と考える介護職員も多いですよね。

 

 では、介護ロボットだけではなく、医療テクノロジーの進化も見てみましょう!

 

 多くの介護職員が

「専門職だ!」

と考えている認知症の部分。

 

 実は、

『認知症は2030~2035年前後には治療可能な病気になる』

と見込まれており、2021年6月8日時点で、認知症治療薬がアメリカで承認されました!

 

 その詳しい内容はこちらをお読みください。

>>>エーザイが開発!『世界初の認知症治療薬とは?』誰にでもわかりやすく、噛み砕いて説明します。

 

さて、

◎、介助のほとんどは介護ロボットに任せられる

◎、認知症も治る病気になりそう

これらの情報を得て

 

「ここまで見て来ると、介護職員が必要なくなっちゃうんじゃないの?」

「どうしよう!もしそんな未来が来るとして、私は今からどうすれば良いの?」

「私に介護以外、特別なスキルなんて何もないよ!!!」

等と焦ってしまう人もいるかと思います。

 

 そんな貴方は今から

『人間性を高める努力』

をして下さい。

 

「人間性?そんな抽象的な言葉じゃなくて、具体的には何を、どうすれば良いのかを教えてよ!」

ということで、この辺りについては別記事にて詳しく説明します。

 

>>>これからの介護職員に求められる人間性とは?人間性を鍛えるためにやるべき具体的な行動とは?(作成予定)

 

 私が考える介護の未来は、介護職員にとっては暗い未来に見えるかもしれません。

 

 それに

「そんなの貴方一人の勝手な想像でしょ?そんな未来は来ない、来ない!」

と考えるのも自由です。

 

 しかし、少しでも心がザワついたのであれば、行動を起こして準備だけでもしておいて損はないのではないでしょうか?

 

 この記事で最も重要なことは、

「そんな未来が本当に来るのかどうか?」

ではなく、

「貴方が変化を受け入れ、行動を起こせるようになるかどうか?」

です。

 

 私が予測するような未来が来なくても、人間性を高める努力は、貴方の人生において無駄にはなりませんしね。

 

 

 

まとめ

 今後の介護は、今のまま変わらない介護施設は10年後には潰れている可能性が高いと予測します。

 

 その理由として3点

①、介護施設のほとんどは介護報酬に頼って維持している

 『ご利用者からの利用料だけではやっていけない施設が多い』

 

②、介護報酬が貰える施設と貰えなくなる施設

 『変わることを拒否し、我が道を行く施設は介護報酬が貰えなくなり得る』

 

③、介護ロボット・AIの進化が早い

 『実用化間近の介護ロボットの性能はかなり高く、人間が不要になり得るレベル』

 『認知症が治る未来は近い』

 

 何度も言いますが、これは私個人の勝手な予測です。

 しかし、これで介護業界のこれから、未来をイメージできましたよね。

 

「このまま同じ毎日を漠然と過ごしていたらマズイ!」

と、介護の在り方や、自分自身の将来を見直すキッカケになったと思います。

 

 心がザワついた人

「気付いた時には遅かった!」

とならないように、今から行動する気持ちの準備が出来ましたよね。

 

 先ほども言いましたが、この記事で私が予測する未来が来るかどうかはあまり重要ではありません!

 

 このような社会の流れを把握し、

『貴方が少しでも変わることを受け入れ、行動できるようになること』

が最も重要です。

 

 是非、貴方の未来のための一つのキッカケにして見て下さい。

 

 

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