エーザイが開発!『世界初の認知症治療薬とは?』誰にでもわかりやすく、噛み砕いて説明します。

 日本時間の2021年6月8日朝、

『世界初となる認知症治療薬ADUHELM(アデュカヌマブ)がアメリカで承認された』

という情報が入ってきました。

(日本ではまだです!)

 

 しかし、この出来事には予備知識が必要なため

「何か凄そう!で、これって何が凄いの?」

「あれ?認知症治療薬って既になかったっけ?うちのお婆さん処方されて飲んでるよ!」

「説明を読んでも良く分からん!何も分からない私にもわかりやすいように説明して!」

のような声が沢山聞かれています。

 

 そこで今回は

『世界初の認知症治療薬とは?』

について、開発元のエーザイ株式会社の資料を基にわかりやすく、噛み砕いて説明していきます。

>>>エーザイの『世界初となるアルツハイマー型認知症治療薬の承認を取得』へのリンク

>>>エーザイの『アルツハイマー型認知症患者様の新薬へのアクセス支援について』へのリンク

 

 この記事を読むことで、

「何も分からない!」

という人でも

◎、認知症治療の最新情報を知る事ができます

◎、親や自分自身が認知症になることを怖がらないで済むようになり得ます

◎、世界規模の大ニュースなので、介護に関係する人は必須知識を得られます

 

※ 私は専門家ではありません。

  更に正確さ・正しさよりも、わかりやすさを重視しています。

 

「大まかに理解しやすいように!」

という目的で活用下さい。

 

 そのことをキチンと理解していただけた人だけ、世界初となる、認知症治療薬について一緒に見ていきましょう!

 

 

 

アルツハイマー型認知症の原因物質を除去する薬

 今回アメリカで承認された認知症治療薬は

『アルツハイマー型認知症の原因物質を除去する薬』

です。

 

 あまり知られていないのですが、認知症は沢山の種類があります。

 その数、70種類以上です。

 その中でもアルツハイマー型認知症だけで55%以上を占めています。

 

 そのため、この治療薬のお陰で認知症患者の55%以上が助かる可能性が出て来たという事です。

 ちなみに日本人限定だと、この割合は更に高まります。

(※ 以降アルツハイマー型認知症を、認知症と表現します。)

 

 今まで認知症に関係する薬は存在していましたが、原因物質を除去して治療してしまう薬は初です!

 この辺りが少し混乱を呼ぶ部分なのかもしれませんね!

 

 この辺りのことも含めて、認知症治療薬について3点

①、認知症治療薬の作用・効果

②、認知症治療薬の副作用

③、その他、費用等

 

 更に詳しく一緒に見ていきましょう!

 

 

 

①認知症治療薬の作用・効果

<認知症になる仕組み>

 今回の認知症治療薬の効果は、そのままズバリ

『認知症の治療』

です。

 

 今までの薬との違いをキチンと理解するために、認知症になる仕組みを簡単に確認しましょう!

 

 認知症は、特殊なたんぱく質(アミノイドβ)が脳に溜まって、脳細胞を破壊することで起きる病気です。

 脳細胞が破壊されてしまうから、色々と分からなくなってしまうんですね。

 

 この特殊たんぱく質が他の部位に溜まると、別の難病になってしまうので、

『この特殊たんぱく質は有害物質』

と思って問題ないと思います。

 

 体内の別の部位に溜まった特殊たんぱく質を除去する薬に関しては別記事にて作成予定

>>>特殊たんぱく質(アミノイドβ)除去薬、高田任康医師の特許をわかりやすく説明(作成予定)

 

 そして今回の認知症治療薬の作用は、

『この特殊たんぱく質を脳から除去する薬』

になります。

 

「ちょっと待って!でも、既に認知症治療薬ってあるよね?実際に私のお婆ちゃんが処方されて飲んでるし!」

という方がいるかもしれません。

 

 そこで、今までの認知症薬と、今回の新薬との違いも見てみましょう!

 

 

<今までの認知症薬との違い>

 今までの認知症薬は、

『認知症治療薬ではありません』

 

 今までの認知症薬は

『認知症の進行を遅らせる薬』

だったんです。

 

 代表的な薬に

『アリセプト』

という薬があります。

 

 この認知症薬は、

『脳の神経を過剰に刺激して、無理矢理強くする薬』

です。

 そのことで、脳細胞が壊れる速度を遅らせる効果があるんですね!

 

 つまり、原因物質を除去することは出来ないので、治療薬ではないんです!

 

 そのため今までの認知症薬では、

『どんなに飲み続けても、症状は悪化する

んです!

 

 しかし、今回の新薬は原因物質を除去する治療薬なので、飲み続ければ症状が悪化しなくなり得るんです!

(もちろん、個人差はあると思いますが)

 

 これがいかに大きな違いかわかりますよね?

 だから世界規模で凄い出来事なんです!!!

 

 

<注意点>

 ただし注意点が一つあります!

 

 それは

『拡大解釈はしないでね!』

と言う事です。

 

 認知症治療薬と聞くと

「それなら、認知症の人が正常に戻っちゃうんでしょ!凄すぎる!?」

のように解釈してしまう人が必ずいます。

 

 しかし、そうはなりません!

 

 これはあくまでも、原因物質を除去する薬であり、

破壊された脳細胞を修復する作用はありません!!!

 

 そのため、正常な脳の状態には戻りません。

 

 だから、この薬は

『早期発見・早期服用』

で最大限に効果が発揮されるようです。

 

 これらのことから脳の機能が戻るかどうかは、まだ人間の自然治癒力次第です。

 

「なんだ、残念・・・」

と言う人は、まだもう少し待ちましょう!

 

 あと再確認として、まだアメリカでの承認だけで、日本では使えないと言うことも再度言っておきます!

 

 今後は脳の修復医療も進んでくると思われますので、それまでの辛抱ですね!

 もし脳の修復技術も発表されたら情報発信しますので、また来て下さい!

 

 

 

②認知症治療薬の副作用

 認知症治療薬も薬ですので、当然副作用が確認されています。

 

 良い面だけを見ても良い薬かどうかの判断は出来ません。

 更に、介護をしている人達にとっては副作用も重要な情報ですので、副作用についても確認しましょう!

 

 今回の認知症治療薬の副作用の特徴は

『重篤な症状が出やすい』

ということだそうです。

 

 つまり、脳に強く作用する関係で副作用も強く出やすいということなのかもしれませんね。

 

 具体的な副作用は

◎、頭痛

◎、錯乱(性格の変化)

◎、めまい

◎、嘔気

◎、視力変化

◎、アレルギー反応

等だそうです。

 

 これらの症状が、”重篤なレベル”で発症しやすいということのようです。

 

 更に、これらの中でも圧倒的に出やすいのが

『頭痛と転倒』

だそうです。

 

 頭痛はそのままですが、それ以外の副作用でまともに立っていられなくなり、転倒すると言う事だと思われます。

 

 この副作用は薬の影響で一時的に出るモノなので、時間経過と共に治って行くそうです。

 ただし、症状が重篤になりやすいので、症状が出たら医師の診断を受ける必要があるようです。

 

 転倒が多いと言う事は、服用者は重篤な頭痛の中でも立ち上がると言う事ですよね。

 認知症患者なら普通に考えられる事です。

 

 介護をする立場にある人は、この薬が日本で承認され、使われ始めることがあったら是非注意して見て下さい。

 

 

 

③その他、費用等

<認知症治療薬の費用>

 最後に、

「費用はどのくらいかかるの?」

等についても簡単に触れて終わりにしたいと思います。

 

 まだアメリカだけでの承認なのでアメリカの事情に沿った費用目安しか公表されていませんが、

 

◎、保険適用オッケー

◎、服用頻度 月1回

◎、一回分の費用  約4300ドル(約47万円

◎、年間諸々の費用 約56000ドル(約610万円

 

 ただし、これは保険適用前の金額なので、もし日本の保険適用となれば高齢者は1割負担なので

一回分 約47000円

年間 約61万円

くらいになりそうですね。

 

 今までの認知症薬アリセプトは、初期段階だと

毎日1回服用

1回分 約5000円(保険適用で約500円

月額 約15万円(保険適用で約15000円

年間 約180万円(保険適用で約18万円

くらいなので、新薬は少し割高な感じはするかもしれませんね。

 

 

<介護費用>

 このように聞くと

「高すぎるよ!何それ!ぼったくりじゃん!」

と思う人がいるかもしれません。

 

 しかし、総合的に見たら必ずしも高すぎると言う事でもないようです!

 

 認知症治療薬に年間61万円掛けるのが高いのか?安いのか?

 介護に掛かる費用全体と比べてみましょう!

 

※ 人それぞれ状況は違い得ますので、一つの目安として下さい。

 

 

【新薬を使った場合】

 掛かる費用は新薬代金だけ。

 つまり

年間約61万円

 

※ 早期服用を始め、介護施設に入所する必要がない状況を想定。

 

 

【認知症が進行し続けた場合】

◎、今までの薬アリセプト代 約18万円

◎、諸々の購入も含めた介護平均費用 約93万円

(生命保険文化センター調べ)

 

18万円+93万円で、年約111万円

 

介護平均期間が55ヶ月間とのことなので

111万円×55ヶ月間で、介護費用全体 約6100万円

くらいの費用だそうです。

 

 もちろん、これは平均値で、もっと遥かに安くすることも可能です。

 あくまでも目安ですので!

 

 目安だけで比べるなら、

 新薬を使わない場合

『年間約111万円で、約55ヶ月間』

 

 新薬を早期に使う場合

『年間約61万円で、何年も長生き』

(ただし、認知症になるリスクが低いメリットがある)

 

 果たしてこの年間約61万円は高いのか?安いのか?

 

 金銭感覚や大切にしたい価値観は人によって違いますので、私がどうこう言える事ではありません。

 是非今後の参考にしてみて下さい。

 

 

 

まとめ

 今回アメリカで承認された認知症治療薬は、認知症の原因物質を除去する薬です。

 

 その上で、この新薬について3点

 

①、認知症治療薬の作用・効果

 『認知症の原因物質である特殊たんぱく質を脳から除去する』

 

②、認知症治療薬の副作用

 『重篤な副作用が出やすい。特に頭痛と転倒に注意が必要』

 

③、その他、費用等

 『日本に当てはめると年間約61万円。高いと感じるかどうかは貴方次第!』

 

 これで認知症治療の最新情報を知る事ができましたね。

 これはかなり明るいニュースなので、親や自分自身が認知症になることを必要以上に怖がらないで済むようになったと思います。

 

 更に、この出来事は世界規模の大ニュースなので、介護に関係する人は知らないと恥ずかしいレベルの内容です!

 そんな必須知識を得られましたよね。

 

 医療の発展は私達の想像を絶する勢いで進んでいます。

 この機会に医療テクノロジーだけではなく、様々なテクノロジーの進化にも触れてみてはいかがでしょうか?

>>>必ず知っておくべき最新テクノロジー7選!誰にでも分かりやすく説明!〔超初心者向け〕

 

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>>>『ブログを応援する方法』ブロガーがこれをして貰えたらメチャクチャ喜ぶこと6選と注意点

 

 

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