『福祉とは何か?尊厳とは何か?』その意味をわかりやすく明確にして説明します。

 福祉職の人は理想と現実の違いを感じ

「私が今やっているのは本当にキチンとした福祉なのだろうか?」

と迷う事があります。

 

 更に

「ご利用者の尊厳を守りなさい!貴方福祉職員でしょ!」

等と言われることも多く

「尊厳ってなんだ?福祉ってそもそも何だ???」

と迷ってしまうこともあります。

 

 しかし、”福祉””尊厳”も、明確に示されることがなく、曖昧なまま、指導する立場の人達に都合良く使われることが多くあります。

 

 そこで今回は

『福祉とは何か?尊厳とは何か?』

を明確にし、わかりやすく、説明します。

 

 この記事を読むことで

◎、曖昧なせいで都合良く使われガチな言葉を明確に知ることができます

◎、福祉職員は、自身の仕事・福祉の方向性を見失わないで済みます

◎、部下・後輩に聞かれた時、キチンと説明することができます

 

 それでは、曖昧なこれらの言葉の意味を一緒に見ていきましょう!

 

 

 

福祉職員は、ご利用者に笑顔を作るのが最大の仕事

 まずは定義云々を説明する前に、福祉職の人が仕事の上で最も優先すべき事を言います。

 

 それは

『ご利用者に笑顔を作ること』

です。

 

 なぜなら

尊厳とは、『心身共に健やかに過ごすため、他人が侵してはならない領域のこと』

福祉とは、『尊厳を守り、幸せを提供する事』

だからです。

 

 これら両方を満たすのは

『笑顔を作る事』

で達成できます。

 

 だから、福祉職員が最優先でやるべきことは

『ご利用者の笑顔を作る事』

なんですね。

 

 これだけだと

「そんなの綺麗事でしょ?そう言うなら根拠はあるんでしょうね?」

と強めな声が聞こえてきそうですが、もちろん根拠はあります。

 

 ということで、何故これらがそのように定義できるのか等に触れていきます。

①、尊厳の意味

②、福祉の意味

③、尊厳を守る具体的な行動とは?

 

 それでは、更に詳しく一緒に見ていきましょう!

 

 

 

①尊厳の意味

 尊厳を定義するモノは世界中にあります。

 

 その中でも私が参考にしたのは2つ

 まず一つ目の、社会福祉法によると、尊厳とは

『ご利用者が心身ともに健やかに日常生活を営むことができること』

>>>社会福祉法へのリンク

 

 二つ目の、語源・言語史によると、尊厳とは

『社会の一員として存在する、個人の守るべき大切な部分』

 

 つまり、これらをまとめると尊厳とは、

『心身共に健やかに過ごすため、他人が侵してはならない領域のこと』

と言えます。

 

 もちろん、まとめ方は人それぞれ違って良いと思いますが、私はそのようにまとめます。

 

 

 

②福祉の意味

 福祉の世界で多く見聞きする

『尊厳』

が明確になったところで、次に

『福祉とは?』

を見ていきます。

 

 福祉に関しても尊厳と同じく2つ参考にしています。

 

 まず一つ目が語源・言葉の意味です。

 とは、『幸せ』という意味の言葉です

 とは、『幸せが留まる事』を意味する言葉です。

 

 参考にしている二つ目が、社会福祉法

 これによると、福祉(サービス)とは

『個人の尊厳を保持すること』

とされています。

 

 つまり、社会福祉法上の福祉とは

『(ご利用者が)心身共に健やかに過ごすため、他人が侵してはならない領域を守ること』

という意味ですね。

 

 これらも一つにまとめると

『ご利用者に幸せを提供すること』

と言えます。

 

 かなりシンプルになりましたが、要はそのようなことですよね。

 

 

 

③尊厳を守る具体的な行動とは?

<幸せの提供とは、笑顔を作ること>

 尊厳とは、『心身共に健やかに過ごすため、他人が侵してはならない領域のこと』

 福祉とは、『ご利用者に幸せを提供すること』

と明確にしてきました。

 

 これで終わっても良いのですが、まだこれだけでは

「健やかに過ごすとか、幸せとか、人それぞれ違うモノだし、まだ曖昧だよね?」

「もっと具体的な回答を求めているんですけど!」

等の声が聞こえてきそうですね。

 

 そのため、これらの定義を基に、福祉職員がやるべき具体的な仕事内容を言います。

 

 それが序盤で結論として言った

『ご利用者の笑顔を作る事』

です。

 

 確かに人それぞれ、健やかな状態とか、幸せな状態とかは違います。

 しかし、笑顔で過ごせる環境の中にはこのどちらもありますよね。

 逆に、笑顔がない状態でこれらを実現することは不可能です!

 

 と言う事は、健やかに過ごして貰うためにも、幸せを感じてもらうためにも

『ご利用者の笑顔を作る事は必須』

なわけです。

 

 だから、

『福祉職員はご利用者の笑顔を作ることを最優先にすべき』

と言う事なんですね。

 

 恐らくこれでもまだ

「笑顔を作るって、どうすれば良いの?それを言ってくれないと具体的な行動とは言えないでしょ!?」

「要はご利用者を笑わせるためにお笑いでも学べと?」

のような人がいると思います。

 

 そのため、更に具体的な行動を言っていきます!

 ご利用者に笑顔を作るために福祉職員がやるべき事。

 

 それは

◎、挨拶をキチンとする

◎、自分自身が笑顔になる

◎、ご利用者を理解する

 ・ 実調などの書類内容を把握

 ・ ジックリと会話をする

等です。

 

 

<挨拶をする>

 挨拶は人に対して

「私は貴方がここにいることをキチンと見ています!ここは貴方の居場所ですよ!」

と存在そのモノを承認する行為です。

 

 ご利用者の立場で考えて、自分の存在を認めてくれていない職員に、笑顔なんて見せたくないですよね。

 

 

<自分自身が笑顔になる>

 笑顔は人に移ります。

 人が笑っていると、それを見ている自分まで何か楽しくなってきますよね。

 

 これは心理療法でも使われるキチンとした生理現象です。

 レモンや梅干し等を想像すると、目の前に実物がなくても体は唾液を分泌しますよね?

 

 これってつまり、人の体はイメージや見た目、雰囲気に合わせて反応することを意味します。

 だから人が笑顔でいるのを見ていると、自分自身も体が快楽物質を分泌し、楽しい気分になってきて笑顔になりやすいんですね。

 

 

<ご利用者を理解する>

 挨拶をキチンとしようと、笑顔で接しようと必ずしもご利用者が笑顔になるとは限りません。

 

 結局のところ

「何を楽しいと感じるか?」

は人それぞれ違うからですね。

 

 それならば、福祉職員としてやるべきことはご利用者の理解です。

 

 挨拶や笑顔等で接し続けても笑って貰えないのは

『ご利用者のことを理解しておらず、職員側の勝手なおせっかい』

になっているからです。

 

 そのため、ご利用者のことを徹底的に理解する行動をしなければなりません。

 具体的には、

◎、経歴等を知るために実調等の書類を把握する。

◎、積極的に接する機会を増やす

◎、沢山会話をする

等です。

 

 人は知らない人を好きにはなりません。

 知ることで初めて好意を寄せますし、信頼します。

 

 職員側の勝手な

「良かれと思って!」

を極力排除した上で、笑わせたいご利用者と沢山関わりましょう!

 

 

<本当に現場で実践できるの?>

 このように言っても必ず

「そんなの綺麗事だ!現場の大変さを知らないんじゃないの?」

等と考える人はいると思います。

 

 福祉の現場は人手不足で大変な場所が多いですから

「そんな余裕ないよ!」

と言いたくなる気持ちもわかります。

 

 一応私も、高齢者介護施設の中では一番大変と言われる

『従来型の特別養護老人ホームで10年以上現場経験』

がありますので、その気持ちは分かります。

 

 私も全ての福祉施設経験はありませんので、貴方の施設での大変さは分かりません。

 

 しかし、最低でも分・秒刻みで忙しく動かなければ、仕事が回らないような従来型特養の現場でも

”ご利用者に笑顔を作る”

を心がけた仕事は出来ました。

 

 もし

「そんなの意識している暇なんてないよ!」

と感じる人が居たら、そもそも意識する努力すら一度もしたことがないのではないでしょうか?

 

 貴方の中で仕事の優先順位を

”福祉”よりも”作業”

優先にしてしまっているのではないでしょうか?

 

 つまり

「ご利用者の笑顔よりも、職員側で勝手に決めたやるべき事を優先しているのでは?」

と言う事です。

 

 そして、もしも

「私がやっていることは本当にこのままで良いのだろうか?」

と悩んでいる福祉職員さんがいたら、キチンとした福祉を意識できる福祉施設に行くだけでその悩みは解決するのかもしれませんね!

 

 

 

まとめ

 福祉職員は、ご利用者に笑顔を作るのが最大の仕事と言えます。

 

 そのように考える根拠となるそれぞれの意味や行動について3点

①、尊厳の意味

 『尊厳とは、心身共に健やかに過ごすため、他人が侵してはならない領域のこと』

 

②、福祉の意味

 『福祉とは、ご利用者に幸せを提供する事』

 

③、尊厳を守る具体的な行動とは?

 『尊厳を守る行動は、ご利用者を笑顔にすること』

 

 これで曖昧なせいで都合良く使われガチな

”尊厳”

等の言葉を明確に知ることができましたね。

 

 つまり、その指示の先に笑顔がない場面で”尊厳”という言葉を使う上司がいたら、その上司は尊厳を理解していないということですね。

 

 これで福祉職員は、

「ご利用者の笑顔が増える行動をすれば良いんだ!」

と、自身の仕事・福祉の方向性を見失わないで済みますよね。

 

 もし、部下・後輩に

「尊厳ってなんですか?私達の福祉という仕事は何なんですか?」

等と聞かれた時、キチンと説明することができますよね。

 

 知識や考え方は持っているだけでは意味がありません。

 それを基に行動して初めて意味を持ちます。

 

 一つだけでも良いので、是非ご利用者を笑顔にする行動を今すぐ始めて下さい!

 

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