『埼玉県民共済:医療・生命共済とは?』どんな人にオススメか?数字を計算してわかりやすく説明します。

2021年6月30日

 保険選びって難しいですよね。

 よくテレビCMで見聞きする保険の窓口やら、保険見直し本舗やらに行くのも嫌だし。

 そこで県民共済!

 

「とりあえず将来のために、共済にだけは入っておいた方が良いと聞きました!」

「公的な場所の保険なら安全・安心ですよね!」

「将来の備えをしないと不安なので、とりあえず共済に加入しています!」

と言う人がとても多いと思います。

 

 しかし、バブル時代等に良かった保険商品が今も良いとは限りません!

『何となく共済。安全・安心の共済』

ではなく、キチンと中身を確認して、納得の上で加入しましょう。

 

「そうは言っても難しくて、私にはわからないよ!調べられないよ!!」

という人のために、今回は

 

『埼玉県民共済:医療・生命共済とは』

この保険はどんな人にオススメなのかを、実際に数字を計算してわかりやすく説明します。

>>>埼玉県民共済『医療・生命共済ページ』へのリンク

 

 この記事を読むことで

◎、埼玉県民共済の医療・生命保険が貴方に合っているのかどうかわかります

◎、保険が合っている、合っていないが分かれば適切な保険選びが出来ます

◎、貴方自身で保険選びが出来るようになるための練習になります

 

 なお、私の保険に対する見解は、私個人の価値観に基づく個人の見解です。

 貴方の価値観や保険加入を否定する意図はありません。

 私が何と言おうとも、入りたい保険に加入して下さい。

 

 それでは、埼玉県民共済:医療・生命共済はどんな人にオススメなのか、一緒に見て行きましょう!

 

 

 

60~65歳未満の人の生命保険としては有り

 この埼玉県民共済の医療・生命共済保険を簡単に言うなら

『60~65歳未満の人の生命保険としては有り』

と言えます。

 

 計算をしてみると、この保険は実質的には生命保険です。

 

 医療保障も受けられますが、おまけですので

「凄い!入院費や手術費用の保障も受けられるんだ!お得!!」

と感じる人はご注意ください。

 

 この共済保険は、若い人から加入できますが、この保険を生命保険として見た場合。

 若い人の生命保険として、この支払う保険料、返って来る保険金なら、他の民間保険会社の生命保険の方が安くてお得です。

 

 例えばこちらの生命保険等

>>>『ライフネット生命:定期死亡保険とは?』どんな人にオススメか?数字を計算してわかりやすく説明します。

 

 ただし、60歳~65歳未満コースになると、他の民間保険会社の生命保険よりも物凄く安い保険料の支払いで済むので、他と比べるとお得になります。

 

 これらの事から、この共済保険は

『60~65歳未満の人の生命保険として加入するなら有り!』

とさせていただきました。

 

「なんで?もっと具体的にその理由を教えて下さい!」

との声もありますので、この辺りについて具体的に3点確認します。

 

①、保障内容

②、具体的な金額計算

③、注意点・補足

 

 なお、私が保険を見る時のポイントはこちらの記事の通りですので、

「保険ってどんなポイントで見れば良いんだろう?」

と言う人は、こちらの記事をお読みください。

>>>『本当に必要な保険の選び方』をわかりやすく説明します。

 

 それでは、埼玉県民共済:医療・生命共済保険について、更に詳しく一緒に見て行きましょう!

 

 

 

①保障内容

◎、加入可能年齢

 15~65歳未満の健康な人

 

◎、保障期間

 保険料を支払っている間だけ(15~65歳未満の間)

 

◎、支払う保険料

 2000円 又は 4000円

 

◎、保障内容(2000円コース)

 ・ 入院:1日8000円

 ・ 手術:1万~5万円

 ・ 死亡、障害(病気):400万円

 ・ 死亡、障害(事故):1000万円

※ 4000円コースは全部これらの倍

 

 これを見るだけで、とてもシンプルで良いですね。

 下手な民間保険会社のゴチャゴチャした保険商品よりも、私達のことを考えてくれています。

 

 とはいえ、お客思いと言うだけで私達に合う保険かどうかはわかりませんので、具体的に計算機を叩いてみましょう!

 

 

 

②具体的な金額計算

 保険の内容を見る限り、掛け捨て。

 つまり

『支払っている間だけ保障が受けられる』

というタイプの保険です。

 

 ただし、60歳以上になると保障内容が大幅減するので、2つに分けて考えましょう。

 

 

<15~60歳未満:2000円コースの場合>

 まずは保障内容が共通の45年間を考えます。

 45年間2000円コースに加入した場合。

 

2000円×12ヶ月=24000円(1年間で支払う保険料)

24000円×45年間=108万円

 

 つまり、若い時から加入していると108万円支払うことになります。

 

 この保険で損をしないためには、45年間で

◎、入院なら

 108万円÷入院保障額8000円=135日間以上

 

◎、手術なら

 108万円÷外来手術保障額1万円=108回以上

 108万円÷入院手術保障額5万円≒22回以上

 

◎、死亡・障害なら

 108万円-事故による保障額1000万円=892万円の収益(1回)

 108万円-病気による保障額 400万円=292万円の収益(1回)

死亡・重度障害の場合は一生に1回として、÷ではなく、-にしています。

という計算になります。 

 

 これを見る限り、死亡・重度障害を負った場合には292万円~892万円プラスになりますが、それ以外の面ではマイナスが出そうですね。

 

 つまり、

「色々と保障します!」

とはなっていますが、入院・手術の保障では元を取れなさそうなので、生命保険に近い内容だと言えるかと思います。

 

 入院・手術の保障のためにこの保険に加入するくらいなら

『この支払う保険料を貯金していた方がお得』

と言う事です。

 

 なお、4000円コースは死亡・障害時の保障が2000円コースよりも手厚くなる違いがあるだけです。

 元を取るための入院・手術回数は同じです。

 

 

<60~65歳未満2000円コースの場合>

 次に戻って来る保障金額が減少してしまう、60歳~65歳未満について見てみましょう!

 この期間、5年間2000円コースに加入した場合。

 

 2000円×12ヶ月=24000円(1年間で支払う保険料)

 24000円×5年間=12万円

 

 つまり、60歳から満期まで加入していると12万円支払うことになります。

 

 この保険で損をしないためには、5年間で

◎、入院なら

 12万円÷入院保障額5000円=24日間以上

 

◎、手術なら

 12万円÷外来手術保障額 5000円≒24回以上

 12万円÷入院手術保障額25000円=5回以上

 

◎、死亡・障害なら

 12万円-事故による保障額500万円=488万円の収益(1回)

 12万円-病気による保障額200万円=188万円の収益(1回)

※ 死亡・重度障害の場合は一生に1回として、÷ではなく、-にしています。

という計算になります。 

 

 これを見る限り、若い時にかなりヤンチャな生き方をしていた人なら入院・手術でも元を取れなくもなさそうですね。

 

 しかしこの保険は健康な人しか加入できないので、普通に生活してきた人だとやはり、入院手術で元を取るのは難しいですね。

 今の60歳の人はメチャクチャ元気ですからね!

 

 死亡・障害時の保障金額も若い時と比べて極端に減額されています。

 正直な話、この保障額では心許ないと思います。

 

 しかし、民間の他の生命保険と比べると、この年齢・この保険料で、この保障額は驚くほど良心的です。

 そのため、この年齢になってから下手に他の民間保険会社の生命保険を探すくらいなら、この医療・生命共済保険は有りです。

 

 こちらも4000円コースは、死亡・障害時の保障が2000円コースよりも手厚くなる違いがあるだけです。

 元を取るための入院・手術回数は同じです。

 

 

 

③注意点・補足

 この保険の注意点は、先程も少し言ったモノも含めて

『実質的に生命保険』

『高齢になると極端に保障が悪くなる』

『還付金を考慮しても厳しい』

という3点です。

 

 

<実質的に生命保険>

「入院・手術の時にこんなに保障して貰えるなら安心!」

と感じガチですが、実はこの保険に加入するよりも、その分だけ毎月貯金をしていた方がお得という落とし穴が見えて来ましたね。

 

 健康で若い人が100回以上も入院・手術を繰り返すなんて、まず考えにくいですからね。

 

 そのため、この保険は

『色々と保障が充実した保険』

ではなく

『生命保険』

として見ましょう!

 

 

<高齢になると極端に保障が悪くなる>

 この保険を生命保険として見た場合、高齢になると極端に保障が悪くなります。

 若い時なら、

月々2000円で、400~1000万円返って来る生命保険

です。

 

 しかし、60歳を超えると

月々2000円で、200~500万円返って来る生命保険

です。

 

 しかも60~65歳未満の人が対象で、それ以上になると、別の保険に加入し直さなければなりません。

 正直な話、今の日本でこの年齢の人達はまだまだ若く、死亡するケースは稀ですよね。

 

 そのように考えると、果たして毎月保険料を支払い続けるのはどうなのでしょうか?

 それは貴方次第なので私にはわかりませんが、私は加入しないと思います。

 

 確かに他の民間保険会社の生命保険と比べればお得ですが、そもそも死亡時にこれだけの保障ではあまりに心許ないんですもん!

 

 

<還付金を考慮しても厳しい>

 このように見て来ると

「でも、共済保険って毎年保険料の一部が戻って来るんですよね!?それならお得になるかもしれませんよ!」

と感じる人がいるかもしれません。

 

 今回の計算はシンプルにわかりやすくするため、還付金を考慮しませんでしたからね。

 しかし、還付金を考慮しても、やはり結果は大きく変わりません。

 

 埼玉県民共済の還付金割合は、

2020年実績で47%返って来る

というモノだったようです。

 

 約半分が戻って来るとして、元を取るために必要な

入院日数は、68日以上

手術回数は、54回以上

 いくら半額戻ってきても、やはりこの回数は無理ですよね。

 

「半額も戻ってきて、実質的に月々1000円なんてお得すぎる!」

と感じガチですが、このように見ると半額でも、その分のお金を貯金していた方がお得という結果は変わらなそうです。

 

 もちろんこれは、入院・手術の保障という面だけで見た場合の話なので、生命保険として見た場合には有りですよ!

 

 是非、この内容を保険選びの参考にして見て下さい。

 

 なお、

「自分でもこんな風に計算できるようになりたい!」

という貴方はこちらの記事をお読みください。

>>>『本当に必要な保険の選び方』をわかりやすく説明します。

 

 

 

まとめ

 埼玉県民共済:医療・生命共済保険は、60~65歳未満の人の生命保険としては有りと言える保険になります。

 

 その具体的な中身は

①、保障内容

 『実質的に、15~65歳未満の人が入れる生命保険』

 

②、具体的な金額計算

 『15~60歳未満の人:死亡時等に400~1000万円の保障』

 『60~65歳未満の人:死亡時等に200~500万円の保障』

 

③、注意点・補足

 『実質的には生命保険』

 『60歳以上になると保障が大幅減』

 『還付金を考慮しても厳しい』

 

 これで、埼玉県民共済の医療・生命共済保険が貴方に合っているのかどうかわかりますよね。

 

 保険が合っている、合っていないが分かれば、

「他に私に合っている保険はあるかなぁ~?」

と、適切な保険選びが出来ますよね。

 

 今までこのように保険の具体的な中身を見る習慣がなかった貴方は、これをキッカケに

「このように保険を見れば良いのかぁ!」

との意識が芽生え、貴方自身で保険選びが出来るようになるための練習になると思います。

 

 少しでも貴方自身で保険の中身を見たくなったのなら、やる気のある今、こちらの記事をお読みください。

>>>『本当に必要な保険の選び方』をわかりやすく説明します。

 

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>>>『ブログを応援する方法』ブロガーがこれをして貰えたらメチャクチャ喜ぶこと6選と注意点

 

 

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