『介護ロボットが進化した10年後の介護業界の未来』を実務経験10年以上の元介護福祉士が大胆予測します

 介護ロボットの進化が止まらない!!!

 人が不要な未来も近い!?

 

 このように聞くと現職の介護職員の多くは

「いやいや、まだまだ使い物にならないロボットばかりだから!」

「介護ロボットが私達の仕事を奪うことはあるかもしれないけど、何十年も先の話!」

「介護は人と人との繋がりが大事!ロボットが進化しても変わらないよ!」

等と考えると思います。

 

 確かに、今までも

「介護ロボットに仕事を奪われる!」

と言われ続けて、早何年も経ちますが、一向に入って来る気配はありませんので、そう思いますよね。

 

 でも、それって今後も同じなんでしょうか?

 

 そこで今回は、テクノロジー好きで、実務経験10年以上の元介護福祉士の私が

『介護ロボットが進化した10年後の介護業界』

について、大胆未来予測をします。

 

 この記事を読む事で

◎、介護ロボットの進化具合を知る事が出来ます

◎、これからの時代、介護業界がどのような方向に向かい得るのかイメージできます

◎、これから求められる人材・要素を知り、今から伸ばすことができるようになります

 

※ この記事の内容はあくまでも私個人の勝手な予測です。

  必ずそのような未来が来る保障はありません。

  それをご理解いただける人だけ先にお進み下さい。

 

 それでは介護ロボットの進化による、介護業界の未来について一緒に見て行きましょう!

 

 

 

変化できない介護施設・職員の未来はない

 私の10年後の介護業界未来予測は

『変化できない介護施設・職員の未来はない』

です。

 

 経営面等も含めた全体像としての、その根拠はこちらをお読みください。

>>>『介護業界の未来はどうなる?』実務経験10年以上の元介護職員が大胆予想します!

 

 今回はその中でも特に介護ロボット・テクノロジーの進化の部分でお話していきます。

 私が介護ロボットの進化で介護施設・職員の未来がないと考える理由。

 

 それは

◎、高性能化

◎、介助に関しては、人が関わらない方が良いから

です。

 

 現在多くの人が頭の中にイメージしている介護ロボットは

『数年前の実用化されている介護ロボット』

だと思います。

 

 例えば、パワードスーツは装着が大変で、しかも装着すると歩き難くて不便。

 車イスの階段昇降機は、遅すぎるし、怖すぎるし、エレベーターの方が良い。

等々。

 

 それらの知識や経験から

「介護ロボットとか、使い物にならない!!」

と強く印象付けられているんですよね。

 

 しかし、介護ロボットは凄く進化しています!

 今回は”今の介護ロボット”と、更にその先の進化した未来について見て行きます!

 

 もう一つの

『介助に関しては、人が関わらない方が良いから』

は、”今の介助”という部分を見れば当たり前ですよね。

 

「いや、全然分からないから!」

という人は、尊厳の根幹に関わる重要な部分を忘れてしまっている可能性があるので別記事にて、キチンとお話します。

>>>人による介助は望まれていない(今後作成予定)

 

 と言う事で、介護ロボットの進化による介護施設・職員の今後について3点

①、高性能介護ロボットの登場

②、介護ロボットが更に進化した先の未来予測

③、これからの介護施設・職員に求められる事

 

 更に詳しく一緒に見て行きましょう!

 

 

 

①高性能介護ロボットの登場

 現時点で基礎開発完了、実証実験段階も含めた介護ロボットが実用化されると

『今の介護職の仕事はほとんどロボットに変わる』

と予測します。

 

「嘘だぁ~!そんな高性能な介護ロボットなんてまだまだないでしょ!?」

と思う人が多いかと思います。

 

 しかし、まだ実用化されていないので見聞きし難いだけで、私達の想像を遥かに超えた進化を遂げています。

 例を挙げますので、是非今の貴方がやっている仕事と照らし合わせて読んで下さい。

 

 例えば、見守りと記録。

 トヨタが開発している介護AIは、常時センサー見守りが行えて、ご利用者の動きまで把握します。

 更に、センサーで感知したご利用者の具体的な動きは言語化され、自動的に日誌に記録されます。

 これは今、言語レパートリーを増やすという最終調整段階にあるようです。

 その日の日直、ヒヤリハット・事故報告書の業務は無くしても良さそうですね。

 

 他にも例えば、移乗・移動

◎、寝た状態から座位まで持って行けるベッド

◎、座位から乗って、そのまま移動できるロボット

等は既にあります。

 

 他にも

『現在の天才』

と評される落合陽一さんも支援している、自動運転の車イス。

 自動運転技術を車イスに組み込むモノですが、これは近いうちに実用化されると思われます。

 

 更にトイレ。

◎、下衣着脱ができるロボット

◎、水洗ポータブルトイレ

◎、排泄時間・状況・量などを自動感知するポータブルトイレAI

◎、寝たまま利用可能な水洗排泄ロボット(自動洗浄機能付き)

◎、尿意感知AIセンサー

等々。

 

 他にもリハビリ面で

◎、下半身麻痺でも自力で歩けるようにするロボット

◎、麻痺した手を自力で動かせるロボット

等も既にあります。

(まだ今はリハビリ面だけのようです)

 

 最後に、自立型介護ロボットも進化しています。

◎、自動充電は当たり前!

◎、居室ドアの開閉・エレベーターの乗り降り可能

◎、会話もするし、注意喚起も行える

◎、見守りセンサーで転倒等を発見したら教えてくれる

◎、言葉で指示するだけで、モノの持ち運びをしてくれる

等々の機能が既に実装されています。

 

 あと余談として

「でも、結局使うためには介護職員の手が必要なんでしょ?認知症のご利用者じゃ使えないし!」

という部分について医療テクノロジーの面もお伝えします。

 

 認知症は2030年前後には治る病気とされています。

 2021年に入り、認知症の原因を除去する薬がアメリカで認可を受けました。

>>>エーザイが開発!『世界初の認知症治療薬とは?』誰にでもわかりやすく、噛み砕いて説明します。

 

 もしかしたら2030年を待たずに認知症は治る病気になるかもしれませんね!

 

 と言う事は、

「認知症のご利用者には使えない」

は、将来という目線ではあまり関係ないのかもしれませんね。

 

 では、そんな介護ロボットが実用化され始め、更に進化を遂げた場合にはどうなっていくのか?

 15年・20年先の未来予測についても少し見て行きましょう!

 

 

 

②介護ロボットが更に進化した先の未来予測

<介護施設・職員目線>

 10年前後で、高性能介護ロボットが人間介護者の仕事を奪い始める可能性が見えてきたところで、更にその先どうなって行くのか予測します。

 

 私は

『今のままの介護施設・職員は必要なくなる』

と予測します。

 

「流石にそれはないでしょう!日本は超高齢化社会を迎え、介護需要自体は爆発的に増えて行くんだから!」

「介護職員の需要が減ったとしても、施設の需要はあるでしょう!」

等と考える人が多いと思います。

 

 しかし、本当にそうでしょうか?

 携帯電話やパソコンなど、今まで進化し続けて来たテクノロジーの進化の方向性を介護ロボットにも照らし合わせたら、介護施設の需要はなくなるとの見解になりませんか?

 

 携帯電話やパソコン等の進化の方向性は

◎、小型・軽量化

◎、高性能化

◎、安価

です。

 

 これに介護ロボットの進化も習うとどうなるでしょうか?

 介護ロボットが小型化し、性能は向上。

 しかも安価で導入可能になるわけです。

 

 施設からすると

「安くて高性能、しかもロボットなら24時間365日常時稼働!これなら本当に人が要らなくなるね!」

「ドンドンご利用者を受け入れられるようになって、需要は伸びる一方だよ!」

と感じますよね。

 

 しかし、これは介護業界側にいる人の目線です。

 これだけの進化をすると、一方からの目線しか見えていないのは危険です!

 

 と言う事で、ご利用者・ご家族側の目線でも見てみましょう!

 

 

<ご利用者・家族目線>

 ご利用者・家族の視点で、介護ロボットの小型軽量化、高性能化、安価を見るとこうなります。

 

「別に介護施設に入れる必要ないよね?」

「手続きとか面倒だし、見えないところで何やってるか分からないし、何かあれば呼び出されるし、料金高いし」

「本人も自宅で過ごしたいって言ってるし、私達家族も負担なく見れるなら自宅で見たい!」

「介護施設に親を入れる罪悪感もないしね!」

等々、むしろ需要は下がるんですね。

 

 だって、小型軽量化されれば自宅でも使えます。

 更に、高性能で安価なら、常時人間が付き添う必要もなく、経済的負担も、精神的負担も少ないわけです。

 

 更に更に、認知症薬の開発が進めば、そもそもそこまで高性能なロボットがなくても問題なくなりますからね。

 

 ではここで、貴方に一つ質問をします。

「そんな状態で、介護施設必要ですか?」

 

 私には

「今の形のままの介護施設なんて必要ない!」

と感じてしまいます。

 

「ちょっと待って!そう言えば”今のままなら”と言ってるよね?」

と気付いた人は流石です!

 

 そうです!

 私は最初から

『介護施設・職員そのものが要らない』

とは言っていません!

 

 あくまでも

“変わらない“、”今のまま”

なら必要なくなると言っているんです。

 

 つまり、必要とされる形はあると考えます。

 次にその辺りについても触れて行きたいと思います。

 

 

 

③これからの介護施設・職員に求められる事

<今の介護施設は作業場>

 私が考える今後の介護施設・職員に求められることは

『高い人間性』

です。

 

 今後は介護ロボットでも行える事は全て

『単なる作業』

に分類されて行くと思います。

 

 ケアマネも例外ではありません。

 すでに国は

「ケアプラン作成とかはAIにやらせようよ!」

と真剣に議論を始めています。

 

 そのため、今やっている介護の形のまま変わらないと

◎、介護施設は作業場

◎、介護職員は作業員(ロボット)以下の存在

になり得ると考えます。

 

 そこで注目すべきは

『ロボット・AIが苦手とするもの』

です。

 

 ロボット・AIは何でもできるわけではありません。

 得手・不得手があり、介護ロボットにも苦手な事はあります。

 

 その中で介護職員に求められるモノこそ

『高い人間性』

なんですね。

 

 例えば、ロボットではご利用者の死への恐怖を軽くすることは出来ません。

 ロボットでは、心の寂しさを埋める事は出来ません。

 ロボットでは、「人と話をしたい!」という欲求を満たせません。

 ロボットでは、「人に認められたい!褒められたい!」という承認欲求が満たせません。

 ロボットでは、「人に頼られたい!」という自己実現欲求が満たせません。

 ロボットでは、「もっと知りたい!」という知識欲求・自己成長欲求が満たせません。

等々、ロボットでは出来ずに、人間を必要とする面はあるんですね。

 

 このように考えると、この辺りに未来の介護の進む道があると思いませんか?

 

 

<自宅か?介護施設か?自由に選べる社会>

 実際に高性能介護ロボットが家庭にも導入できるようになったとしても、介護施設の需要は残ります。

 私が考える介護施設の需要は大きく2つ。

 

◎、親族と上手くいっていない人

◎、看取り

です。

 

 

【親族と上手く言っていない人の需要】

 まず、親族と上手く言っていない人について。

 自宅で人生を楽しめるかどうかは家族との関係性に依存します。

 

 家族と上手くいっていない人は

「家から離れたい!」

と考えるハズです。

 

 そんな人達の受け皿として介護施設は求められて行くと考えます。

 

 

【看取り】

 次に看取りです。

 いくら介護面では自宅で問題ないと言っても、人の死は避けられません。

(避けられる未来も見えてきていますが、その話はまた別の機会に)

 

 そこで問題となるのが看取りに対する心構えです。

 看取り介助自体は介護ロボットの高性能化で対応可能だと思います。

 

 しかし、

『身近な人が徐々に弱って行く姿を見続けることに、心が耐えられなくなる』

と言う部分には対応できません。

 そのため、人が最期の時を迎える場所として介護施設の需要は残ると考えます。

 

 この、

『身近な人を看取る家族の感情』

という部分を良く表している本がありますので、是非一読下さい。

<いのちの停車場 著:南杏子>

 

 

 では、これらの感情から、介護施設を利用することを検討した場合をイメージして下さい。

 

 そんな介護施設の職員が

「ちょっと待って!今忙しいから!」

「さっき言ったでしょ!自分でやって下さい!」

「汚い!臭いよ!」

等という言葉を使っており、心を満たしてくれない人達だったらどうでしょうか?

 

 生きる上での介助と言う部分ではロボットがあるわけですから

「こんな刑務所みたいなところに居るくらいなら、家にいた方が自由もあって、まだマシだ!」

となりますよね。

 

「普段からこんな言葉遣いの人達に、私の大切な人の最期を看取らせたくない!」

と思いますよね。

 

 だから介護施設は今後、

『心が満たされない、家族との人間関係が悪い人の行く先としての受け皿』

『看取りが重要』

と考えた場合に、そこで働く介護職員に求められる素養は

『心を満たせる高い人間性』

と考えるわけです。

 

「でも、人間性と言われても、そもそも人間性ってなに?どうやって鍛えれば良いの?」

と疑問が浮かびますよね。

 

 そんな貴方はこちらの記事をお読みください。

>>>『人間性とは何か?高める方法とは?』わかりやすく、具体的に説明します。

 

 ただしこの記事は『一般向け』なので、今後は専門職としての介護職員に求められる人間性についても別記事にて書く予定です。

>>>『専門職としての介護職員に求められる人間性とは?』(今後作成予定)

 

 

 今回の内容はあくまでも私個人の勝手な予測ですので、外れる可能性もあります。

 しかし予測が外れたとしても、人間性を高めること自体は人生において有意義ですので、是非参考にして下さい。

 

 

 

まとめ

 介護ロボットが進化した10年後の未来は、変化できない介護施設・職員の未来はないと予測します。

 

 これに関連して3点

①、高性能介護ロボットの登場

 『既に今やっている業務の大半をやれる高性能介護ロボットは存在する』

 

②、介護ロボットが更に進化した先の未来予測

 『ご利用者が、より良く生きる選択を自分自身で行えるようになって行く』

 『介護ロボットに出来ることしかやれない施設は福祉施設ではなく、作業場』

 

③、これからの介護施設・職員に求められる事

 『心を満たせる高い人間性が求められる。介護職員は、カウンセラーとは違う形の心の専門家になる』

 

 これで介護ロボットの進化具合を知る事が出来ましたよね。

 これからの時代、介護業界がどのような方向に向かい得るのかイメージできたと思います。

 これから求められる人材・要素を知れましたので、今から伸ばすことができますよね!

 

 専門職ではなく、一般向けですが、人間性を高める具体的な方法は、こちらの記事に書いていますので、是非こちらの記事も参考にして下さい。

>>>『人間性とは何か?高める方法とは?』わかりやすく、具体的に説明します。

 

 あとは、

「やれるか?やれないか?」

ではなく、

「やるか?やらないか?」

だけです。

 

 貴方は行動する人ですか? 

 

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