5Gの噂「強い電波が健康被害を及ぼすのでは?」70年に渡る研究結果をわかりやすく説明します。

2020年7月12日

※ この記事は音声学習に対応しています。

 

 

 日本では2020年から5Gが開始。

 2030年を目標に、既に6Gも控えています。

 

 そんな中で

「強い電波で健康被害が出るのでは?」

「5Gは体に悪いって聞いたよ!」

「5Gの電波には発がん性があるらしいよ!!」

「新型コロナは5Gのせいって誰かが言ってた!!!」

このような噂が広まっています。

 

 このように不安な貴方向けに、世界で70年近く蓄積している電波の健康被害に関する研究結果をわかりやすく説明します。

 

 電磁波の人体への影響情報や研究結果等を30個ほど調べた結果、私の考えは

『健康被害はない。むしろ、健康被害を心配するストレスや思い込みのせいで健康被害が出る』

です。

 

 その上で、今回説明するのは

◎、人体に影響のある周波数と影響

◎、5Gに使われる周波数と影響

◎、健康被害を心配する研究内容

この3点についてです。

 

 この記事を読む事で、変な噂やデマに振り回されることがなくなります。

 実行される事が決まっている5G・6Gの中で、不安を持たずに生活できるようになります。

 

「そもそも5Gとはなんなの?」

という貴方はこちらの記事をお読みください。

>>>5Gとはなに?何ができるようになるの?誰にでもわかりやすく説明します。

 

 それでは詳しく見ていきましょう!

 

 

 

5Gの人体への影響『人体に影響のある周波数と影響』

 結論:『ピリピリした刺激。熱を持つ。発がん性』

 

 電波とは、電磁波の一種です。

 しかし、色々と使うとわけが分からなくなるので、ここからは全て

『電磁波』

と表現します。

 

 電磁波が人体に影響を及ぼすのは確かです。

 

 電磁波が人体に与える影響は大きく3つと言われます。

『ピリピリとした刺激』

『発熱』

『発がん』

です。

 

 しかし、全ての電磁波が体に悪い影響を与えるわけではありません。

 そのことも頭に入れつつ、それぞれについて更に深掘りしてみていきましょう!

 

 

<ピリピリした刺激>

 ピリピリした刺激は低周波と呼ばれる電磁波で感じることがあります。

 これは健康器具として利用されています。

『低周波治療器具』

ですね。

 

 普通にコジマ電気とか、ケーズデンキ等の家電量販店。

 マツモトキヨシ等のドラッグストアでも売られている、あれです。

 

 確かに人体への影響はありますが、悪影響というよりも、良い影響ですよね。

 

 

<発熱>

 低周波以外の電磁波では細胞の発熱が確認されています。

 

 しかし、電磁波による発熱は、普通に生活をしている限り受けることのない強い電磁波を、寝ている時に受けることで、体温が1℃上昇するとのことです。

 

 そう考えると、私達の私生活でこれだけの強い電磁波を受けることはまずあり得ませんよね。

 

 

<発がん>

 電磁波の中には発がん性を持つモノもあります。

 これはレントゲンのX線とか、太陽の紫外線がとても有名です。

 

 この強さの電磁波になると細胞の原子を破壊してしまう作用があり、細胞が突然変異を起こしやすくなるという事のようです。

 

 これらのように、電磁波には人体に何かしらの影響を与える作用は確認されています。

 さて、ここからが本題です。

 

『5Gの電磁波は人体へ影響を出す電磁波なのか?』

『影響があるなら、どんな影響か?』

 更に見ていきましょう!

 

 

 

5Gの人体への影響『5Gに使われる周波数と影響』

 結論:『人体への影響はないと考えるのが自然』

 

 調べると5Gに割り当てられている電磁波は

『発熱』

の影響が出る電磁波の領域です。

 

 そのため、5Gによって人体に影響が出るとしたら基本的には発熱という事になります。

 ピリピリとした刺激や、発がんとは違う領域の電磁波なんですね。

 

 一言で

『電磁波』

とくくられてしまうから、

「電磁波には発がん性がある!なら5Gにもあるってことじゃん!」

と不安になってしまうのかと思います。

 

 基本的に5G領域の電磁波ではピリピリしたり、発がん性がないと言えます。

 では問題は発熱です。

 

 しかし、一つ前の項目で紹介した、発熱するために必要な電磁波の強さを思い出して下さい。

 

『普通に生活していたら受けることのない、あり得ない強さの電磁波量』

でした。

 更に、それだけ強い電磁波を受けて体温が1℃上昇の影響。

 

 普通に5Gを使っているだけの私達が心配するほどまでの影響があるとは考えにくいですよね。

 規制レベルとしては、電磁波に過敏な体質の人でも大丈夫なレベルで規制されているようです。

 

 これらのことから、私は5Gが理由で健康被害が現れるとは考えていません。

 

 

 

5Gの人体への影響『健康被害を心配する研究内容』

 結論:『情報収集・研究継続は必要』

 

<5Gの発がん性について>

 5G肯定派の私が一方的に

「5G電磁波は人体に影響はない!」

と言うだけでは

「ふたひいさんは、5Gに肯定的だから悪影響について調べてないんでしょ?」

との声が聞こえてきそうです。

 

 そのため、

「5G電磁波が人体に悪影響を与える!」

とする考え方や根拠についても調べたので解説していきます!

 

 5Gが人体へ悪影響だと不安視している人達の多くは

『国際がん研究機関による研究結果で、携帯電話には発がん性がある』

と発表された事が大きく影響しているようです。

 

 先ほど

「5Gは発熱の影響が出る領域の電磁波だから、発がん性は心配する必要ないよ!」

と言ったばかりなのに、一気に不安になる情報ですよね。

 

 しかし、どうやらこれは事実のようです。

 つまり、携帯電話に関連する電磁波の発がん性は認められています。

 

 この研究結果が発表されたのが2011年。

 4Gが広まり始めたころになります。

 

 そのため

「4G時点で発がん性が認められているんだよ!それよりも強い5Gはもっとヤバいってことじゃん!」

と不安視する声があるわけですね。

 

 そのため、あくまでも

『発熱症状が主で、他の領域の影響が全くないわけではない』

という事なのかもしれません。

 

 すみません。

 私も電磁波等の専門家ではないので、この辺りの詳しい事はわかりません。

 

 しかし、分からないなりに5Gの発がん性については調べました。

 5Gの発がん性はどのくらいヤバいのでしょうか?

 

 多くの人は

「5Gには発がん性がある!」

の部分で止まってしまっており、どこまで発がん性が強いのかまで知っている人は多くないんですよね。

 

 発がん性が認められると研究結果を発表した国際がん研究機関によると、5Gの発がん性の危険レベルは

『コーヒー・緑茶、漬け物と同等』

です。

 

 つまり、

「発がん性がゼロではない。皆無ではない。」

というレベルです。

 

「ゼロではない以上、発がん性がないとは言い切れない。」

ということです。

 

 貴方は毎日コーヒーや緑茶を飲んでいませんか?

 

 コーヒーの発がん性はカフェインだそうですので

「私はコーヒー飲めないし!やっぱり5Gは怖いな!」

という貴方は

 

◎、風邪薬

◎、紅茶

◎、ウーロン茶

◎、エナジードリンク

◎、コーラ

◎、チョコレート・ココア

等々。

 

 コーヒーという部分をこれらに置き換えて考えて下さい。

 このように見ると、コーヒーが飲めなくても、カフェインを一切摂取しない生活は難しいですよね。

 

 5Gはそれと同等の発がん性だと言う事です。

 本当にそこまで不安視する必要があるものなのでしょうか?

 

 

<常時電磁波に晒されることについて>

 もう一つ不安視されているのが常時電磁波に晒されている影響です。

 日本では1925年、約100年前から今のように公共電波として電磁波が利用され始めました。

 

 その電磁波が人体に与える影響の研究が始まったのがアメリカで1950年頃から。

 70年近く研究され続けている事になります。

 

 その結果、世界保健機関(WHO)でも研究が続けられており、安全性が確認されているという状況です。

 

 もっとも、たったの70年間では、生まれて寿命が尽きるまで、常時電磁波に晒された人間への影響を確実に言い切れるほどの研究結果がないのも事実です。

 

 事例数が少ないからです。

 更に、他の事柄の人体への影響も多い昨今では、電磁波だけの影響を見るのは難しいわけですね。

 

 そのため、

『今後も継続研究は必須』

というのが正式な見解となっています。

 

 その言い切れない部分に対して、

「5Gは本当に大丈夫なのか!?」

と過剰に不安になっているということです。

 

 

<不安やストレスによる悪影響>

 不安やストレスについても多少知識のある私としては、その不安や過剰なストレスの方が人体へは大きな悪影響を与えると考えます。

 

 人の思考は基本的にネガティブになります。

 生物として身を守るため、悪いケースを想定して対策するためですね。

 

 しかし、ネガティブな思考は脳を疲弊させます。

 疲弊した脳の回復には7時間30分の睡眠が必要とされています。

 

 これよりも睡眠時間が少ない人の脳は、毎日脳に疲れを蓄積させていることになります。

 それが認知症の原因の一つとも言われます。

 

 将来の認知症リスクだけではなく、短期的に見ても脳が疲れていると、

◎、思考能力の低下

◎、頭痛

◎、吐き気

◎、めまい

◎、耳鳴り

等の症状が即日出ます。

 

 これらは

「5G電磁波による人体への悪影響」

として不安視されている症状ばかりです。

 

 つまり、

「5G電磁波は体に悪いぞ!実際に私は4Gでも吐き気がするようになった!」

のように主張している人達は、5G電磁波による悪影響ではなく、5Gに対する不安やストレスのせいで人体に悪影響を受けていると考えられます。

 

 その不安がなくなれば、めまいや吐き気等の症状は治まる人は多いと思われます。

 ただし、メンタル面と5Gに関しては私個人の勝手な見解なので、研究報告があるわけではありません。

 頭の片隅に入れておくくらいで良いと思います。

 

 確実に広まる5G・6Gへの不安を抱えたまま

「大丈夫かな?どうしよう!どう逃げよう!政府は何か隠しているのではないか?」

のように生きていては幸せじゃありませんよね。

 

 自分で出来る部分は

『捉え方を変える事』

です。

 

 悪い部分だけを見るのではなく、良い面も見る。

 そうしないと上手く付き合っていけない、人間関係と同じですね。

 

 アドラー心理学の分野になるので、その話はまた別の機会に。

 

 

 

まとめ

 5Gが確実に広まる世の中で、どのように向き合い、どのように生きていくのかは貴方次第です。

 

 それでは

5Gの噂「強い電波が健康被害を及ぼすのでは?」70年に渡る研究結果をわかりやすく説明します。

についてまとめて終わりにします。

 

 人体に影響のある周波数と影響

 電磁波の種類によって

『刺激性』

『発熱性』

『発がん性』

が確認されている。

 

 5Gに使われる周波数と影響

 5G電磁波は発熱性がある領域に分類されている。

 しかし、基地局で生活しても影響がないレベルの強さである。

 

 健康被害を心配する研究内容

 発がん性はゼロではないが、コーヒー、風邪薬等と同等。

 常時電磁波に晒される人体への影響は今後も研究し続ける必要性がある。

 めまい等の症状は電磁波ではなく、不安やストレスが原因だと思われる。

 

 

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