「今知っておくべきテクノロジーにはどんなものがあるの?」厳選した6個を、わかりやすく説明します。
変化の時代と言われる昨今
「最近の時代の流れについていけないんだよなぁ~」
「テクノロジーの進化で、なくなる仕事があるって聞いたよ!」
「最新テクノロジーについて勉強したいけど、何から調べれば良いんだろう?」
「文系なんだけど、私にもわかるように誰か教えて欲しいなぁ~!」
このように思ったことはありませんか?
そこで今回はそんな貴方向けに
『今知っておくべきテクノロジーとは?』
について、6個厳選しました。
それらについて難しい言葉は極力使わずに、わかりやすく説明します。
この記事を読む事で
◎、「今の時代、これだけ知っていれば基礎は問題なし!」というテクノロジーを理解できます
◎、ここの内容を中心に、貴方が自力で学習していくことが出来るようになります
◎、時代の流れと言うモノをイメージできます
それでは今の時代に抑えておくべきテクノロジーについて一緒に見て行きましょう!
知っておくべき厳選テクノロジー6選
私が厳選した、今知っておくべき6個のテクノロジーは
①、5G・6G
②、Iot
③、AI(人工知能)
④、量子コンピューター・量子暗号
⑤、IOWN構想
⑥、ブロックチェーン
となります。
項目を見るだけで難しそうで、嫌になりますねぇ~!
でも、大丈夫です!
この記事を読み終えた頃には
「そういうことね!」
となりますので!
私がこれらのテクノロジーを選んだ理由は、これらが
『今後の世界の流れを作る主流となるテクノロジー達だと考えるから』
です。
「今後の流れ?どういう事?」
と疑問に思う方は、こちらの記事と合わせてお読みいただけると理解がより深く進むと思います。
>>>『最先端テクノロジーの全体像とそれぞれの役割』をわかりやすく説明します。【勉強をしたい文系向け】
それではこれら6個について、更に詳しく一緒に見て行きましょう!
①5G・6Gとは
5G・6Gとは、
『インターネットの超高速通信回線』
のことです。
5Gは、インターネットの速さが今(2020年7月)のスマホの約20倍速くなります。
6Gは、5Gの5倍速くなると言われます。
つまり今(4G)の100倍ですね。
「今のままでも特に問題ないけどね!」
という人が多い中、その20倍、100倍なんて、速すぎてもはや良く分からないレベルですよね。
5G実現がすると、ドローンやロボット等の遠隔操作が普及すると言われます。
遅延が少ないので、家に居ながらドローンや機械を操って農業をしたり、工事をしたり出来るイメージですね!
他にも電気ガスメーターの検針が無くなるとも言われますね。
そこに専用機器を取りつけて、全部遠隔操作で手続きも、集計も完了してしまう!みたいな感じです。
6Gになると、遠隔操作手術、リアルな仮想空間、どこでもドアの一歩手前等を作ることも可能なのではと言われます。
本当に移動することはできなくても、仮想空間やその他の技術と組み合わせる事で、仮想空間内でも五感が働くように出来るかもしれないようですからね。
ともかく5G・6Gは、今後テクノロジーの土台となる基本なので是非押さえておきましょう!
更に詳しく知りたい方はこちらをお読みください。
>>>『6Gとは何か?できることと課題とは?』をわかりやすく説明します。
②Iotとは
Iotとは
『物とインターネットを繋ぐ技術』
です。
これだけでは
「どういう事?」
とわかり難いですよね。
そこで具体例で見てみましょう!
例えば、エアコン。
ただのエアコンは、スイッチを入れる為には近場でリモコンを使ってスイッチを入れる必要があります。
暑い日に帰宅してから冷房入れると、涼しくなるまでが嫌ですよねぇ。
ではもしも、このエアコンのスイッチをスマホでどこでも操作できたらどうでしょうか?
「30分後に家に到着するから、今のうちに冷房のスイッチ入れておこう!」
とスイッチオン!
すると、帰宅した時には快適な涼しさに満たされていると言う事になります。
ここで
『スマホでエアコンのスイッチを入れる』
という操作は、エアコンがインターネットに繋がっているから出来た事なんですね。
Iotとは、このように物とインターネットを繋ぐ技術なんですね!
洗濯機、ロボット掃除機、照明、電子錠等、家電がイメージしやすいと思いますが、他にカーテンでも、シャッターでも、物干し竿でも、何なら自動車や重機器なんかも今はIotで繋がっていたりします。
インターネット回線の5G・6Gが土台にある社会との相性は抜群・・・と言うよりも必須ですよね!
③AI(人工知能)とは
AI(人工知能)とは
『人工的に作られた、人間的なシステム』
です。
実はAIの定義は定まっていません。
そのため人によって定義が違います。
そこで幾つかの定義を見て、概ね共通している部分を取ると
『人工的に作られた、人間的なシステム』
といった感じになります。
人間的なシステムとは、
『AI自身が最適解を導き出して、行動したり、他の機械に指示したりが出来る』
と言う事です。
これでもまだちょっと難しいので、具体例を見て行きましょう!
例えば、マニュアル化されている仕事。
マニュアル化されていると言う事は、やり方やトラブル時等の対応の仕方が決まっていると言う事です。
既に判断基準や行動基準に決まりがあるモノは、AIが最も得意とする分野です。
私達人間では
「はい、これマニュアルね!」
と膨大な量の資料を渡されても把握しきれませんが、AIは短時間のうちに、一発で完璧に記憶します。
一字一句間違えずに完璧にです。
そのためマニュアル化されている作業は全部AIに任せて、人間は
◎、何かを新しく生み出す仕事
◎、人間性が必要な仕事
に専念できるようになるわけですね。
5G・6Gを土台にした世界では、インターネットに集まる情報量は人間だけでは処理しきれない膨大な量になるので、AIに活躍してもらう必要性があるんですね!
④量子コンピューター・量子暗号
量子コンピューターとは
『スーパーコンピューターの9000兆倍のコンピューター』
です。
9000兆倍というのは理論上可能と言うだけで、まだ実際はグーグルが200秒間だけ稼働に成功させた時に弾きだした15億倍くらいのようです。
それでもイメージ出来ないレベルで物凄い性能ですけどね。
まだ安定稼働はできない開発段階にありますが、こんな途方もない高性能コンピューターなので実用化されたら
『1台の量子コンピューターで、今世界中にある全てのシステムが自由に操られる』
とも言われます。
もちろん悪意がある人間に使われたらと言う話ですが、それだけのリスクがあることが分かっているのに何も対策しないわけにはいきません。
そこで量子コンピューター専用のセキュリティ技術も一緒に開発が進んでいます。
それこそが量子暗号技術と呼ばれるモノになります。
「あれ?でも量子コンピューターだけ、6Gと関係ないのに紹介するんですね!」
と思ったそこの貴方!
鋭いです!
しかし、関係大有りなんです!
6Gになるとインターネットに集まる情報量があまりに莫大過ぎて、今存在しているコンピューターでは処理しきれなくなるそうです。
処理しきれない量のデータが一度に流れ込んできたコンピューターは熱を持ちますが、6Gはその量があまりに多すぎて機械がその熱に耐えられないで壊れるそうです。
そのため、6Gの膨大な情報ですら処理しきれる量子コンピューターは必須なんですね!
なお現時点でまだ私もキチンと勉強していないので、これ以上のことは理解していません。
今後少しでも学び、理解できたら別記事にてわかりやすく説明します。
>>>量子コンピューターとは?(今後作成予定)
⑤IOWN(アイオン)構想とは
IOWN(アイオン)構想とは
『電気の代わりに光を使う技術』
です。
私達が普段使っている機械。
パソコンでも、スマホでも、テレビでも、掃除機でも何でも良いですよ!
それらって動かしていると熱くなってきますよね?
前項では、それが熱くなり過ぎるから量子コンピューターが必要と言いましたしね。
しかしもう一つ、機械が熱を持つことを抑える技術として今世界中から注目を集めているのが、日本のNTTが開発しているIOWN構想というモノになります。
機械が熱を持つ原因は電気です。
電気が動くと熱を持ちます。
そのため、機械を動かすと電気が機械の中を通って熱を発するんですね。
この電気がやっている部分の一部を光に置き換えるという技術こそがIOWN構想なんですね!
光は動いても熱を持ちませんので、電気を光に置き換えれば熱を抑えられると言う事です。
置き換えられる部分は主に、情報伝達や情報処理の部分だそうです。
インターネット光回線なんてモノもありますから、情報を運ぶのは光でもできると言うのは何となくイメージ出来ますよね。
この光回線を機械の中にも入れてしまうイメージですね!
IOWN構想は日本の国家戦略の一つに組み込もうとの動きもあるくらい重要な技術ですので、是非頭の片隅に入れておいても良いと思います。
>>>首相官邸サイト『知的財産推進計画2021概要資料』へのリンク
「もう少し詳しく知りたい!」
という人は、こちらの記事をお読みください。
>>>NTTが手掛ける注目の最先端テクノロジー『IOWN構想とは?』誰にでも分かりやすく簡単に説明します。
⑥ブロックチェーン技術とは
ブロックチェーン技術とは
『誰にも改ざん出来ない、インターネット上の台帳』
です。
「はぁ、台帳ですか。で?台帳の何が凄いの?」
と感じますよね。
ブロックチェーン技術は、
『誰にも改ざん出来ない』
が凄いんです。
誰にも改ざん出来ないと言う事は、そこに書き込まれている情報は100%信じられる情報と言う事なんですね。
100%信じられる情報と言う事は、疑う必要がないんですから審査とか、証明書類とかが全部必要なくなるんですね。
ただし、少し勘違いが生まれる部分もあるので、例を出します。
例えば、ブロックチェーンに
『ふたひいが、”私は空を飛んだ!”と情報を書き込みました。』
という記録があるとします。
この情報は100%真実なのですが、”私は空を飛んだ”が真実なわけではありません。
『ふたひいが、そのように情報を書き込んだ』
と言う部分が100%真実なんです。
”空を飛んだ”の方も真実だと勘違いしてしまう人もいるので、このような例をあげました。
ともかく、情報が誰にも、それこそ政府にも、裁判所にも、開発者ですら改ざんが不可能なので、それだけ情報が守られる力が強いということです。
情報が莫大な量に増える5G・6Gの情報を安全に管理していくためにはブロックチェーン技術は必須なんですね!
しかも審査等が省略できるので、手続きが早くできるようになりますしね。
これも今日本の国会議員の中には
「国家戦略にして行こう!」
と結束して政府に働きかけている人達がいます。
>>>自民党議員による『ブロックチェーン推進議会連盟とは何か?』をわかりやすく説明します。
ブロックチェーン技術について更に詳しく知りたい方はこちらの記事をお読みください。
>>>『世界を変える技術!?』ブロックチェーンとは何かを、小学生にでもわかるように説明します!『ブロックチェーン最前線 著:ブロックチェーンビジネス研究会』
まとめ
今知っておくべきテクノロジー6個は、5G・6G、Iot、AI(人工知能)、量子コンピューター・量子暗号、IOWN構想、ブロックチェーンです。
①、5G・6G
『超高速インターネット回線』
②、Iot
『物をインターネットに繋げる技術』
③、AI(人工知能)
『人工的に作られた、人間的なシステム』
④、量子コンピューター・量子暗号
『1台で全世界のコンピューター性能を超えるような次世代コンピューター』
⑤、IOWN構想
『機械の中で、電気の代わりに光を使う技術』
⑥、ブロックチェーン
『誰にも改ざんできない、インターネット上の台帳』
これで
「今の時代、これだけ知っていれば基礎は問題なし!」
というテクノロジーを理解できましたよね。
ここの内容を中心に、
「これ面白そう!」
と興味を持った部分の勉強を深めて行けば良いので、貴方一人でも学習していけそうですよね。
今回紹介したテクノロジーは、今の時代の流れを意識した6選なので、流れをイメージできたのではないでしょうか。
これらのテクノロジーがどのように関連し合っており、そのような立ち位置で、どこに向かっているのか?
こちらの記事も併せてお読みください。
>>>『最先端テクノロジーの全体像とそれぞれの立ち位置』をわかりやすく説明します。【勉強をしたい文系向け】(近日中に公開予定)
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