捨てるのはもったいない!免許更新で貰える教本がとにかく凄い!面白い!

2022年4月29日

「自動運転が普及していくと交通違反ってどうなるんだろう?」

「新しい交通違反とか私知らないけど大丈夫かな?」

「免許更新で沢山資料を渡されるけど、ぶっちゃけ読まないよねぇ~!」

多くの人はこのように感じる事があると思います。

 

 しかし読んでみると、この教本にはこれらの疑問に答えるような、結構面白いことが書かれているんですね!

 でも、パッと見がつまらなそうなのでゴミ箱へ直行という悲しい現実があります。

 

 そこで今回は免許証更新のときに貰える

『わかる身につく交通教本 著:全日本交通安全協会』

の面白かったり、知っておいた方が良い部分を分かりやすく説明していきます!

 

 この記事を読む事で

◎ 最新の道路交通法のトレンドを知ることが出来ます

◎ 交通違反で曖昧な部分を明確にする事が出来ます

◎ 警察官採用試験の面接や論文試験で必須の知識が身につきます

◎ 自分で教習教本を読まなくても、必要な情報を得られます

 

 それでは早速見て行きましょう!

 

 

 

道路交通法は時代の流れに一番迅速に対応している法律!

 貴方は法律と聞くと時代遅れなイメージを持っていませんか?

 

 そのようなイメージがなくても

「この速い社会の流れに法律が追いつけてない!」

「今の法律は明治時代に作られたモノ!昭和初期、戦争直後に作られたモノ!」

のようなことを何となく聞いた覚えがある人も多いと思います。

 

 このように基本的に法律は改正されるのがとても遅いんですね。

 しかし、道路交通法だけは違うんですね!

 

 社会の変化に即応し、なんなら、先取りまでしています!

 激動のこの時代に、それすら追い越して先取りしてしまう道路交通法!

 

 その最新版には一体何が決められ、何が書かれているのでしょうか?

 今回私が抜粋したのは次の3点です!

①、煽り運転

②、罰則強化

③、自動運転

 

 それでは更に深掘りしていきましょう!

 

 

 

①、煽り運転

 令和2年9月版の教本で真っ先に書かれ、強調されているのがこの

『煽り運転違反』

です。

 

 令和2年6月に施行された最も新しい違反です。

 飲酒運転と同じ赤切符の違反で、一発裁判ですね。

 

 この煽り運転をした場合の罰則は2種類あります。

 『煽り運転をした場合』と『煽り運転をして危険が生じた場合』

です。

 

 それぞれについて更に説明します。

 

 

<煽り運転をした場合の罰則>

 危険が生じなくても、煽り運転をしただけで違反になります。

 

 煽り運転をしただけで

 罰則     : 3年以下の懲役、または50万円以下の罰金

 違反点数   : 25点

 免許取り消し : 2年~5年間

となります。

 

 刑罰の重さだけを聞いてもあまりピンと来ないかもしれませんが、これは

『他人を脅して、無理矢理何かをやらせる強要罪』

と同等です。

 

 

<煽り運転をして、危険が生じた場合の罰則>

 先ほどは危険な状態にはならなかったけど、煽り運転をした場合でした。

 次は、煽り運転をしたことで実際に危険な状態を作った場合の違反です。

 

罰則     : 5年以下の懲役、又は100万円以下の罰金。

違反点数   : 35点

免許取り消し : 3年~10年間

 

 これを他の犯罪で例えるなら、

◎、企業スパイ

◎、過失で人命を奪う行為

◎、児童買春

辺りと同等の犯罪になります。

 

 

<煽り運転とは具体的にどんな行為?>

 ここまで煽り運転の罰則について見てきましたが

「そもそも、煽り運転って具体的にどんな行為を言うの?」

と思いますよね。

 

 それも明確に定義されていますので、列挙しますね!

 

 煽り運転とは全部で10種類あります。

(1) 走っちゃダメな車線を走って迫る

(2) わざと急ブレーキ

(3) 車間距離をわざと詰める

(4) 無理な割り込み

(5) 急加速による無理な追い越し

(6) 焦るようにわざとライトをチカチカさせる

(7) わざとクラクションを鳴らしまくる

(8) 高速道路でわざと低速走行

(9) 高速道路でわざと駐停車する

(10) その他危ない行為

 

「全部自分はやらないよ!普通はやらない行為ばっかりじゃん!」

と思う人が多いかもしれませんが、そうとも言い切れないと思います!

 

 自分ではそう思っていても急いでいる時やイライラしているときには、案外無意識にでも煽り運転をしてしまっている人が多いです!

 

 その証拠に、車間距離とか割り込みは日常的に結構見掛けますからね!

 

 その時にドライバーを見ると

◎、普通のサラリーマン

◎、主婦

のような人が運転しています。

 

 恐らくイライラしながら運転しているんでしょうね。

 

 その人達も冷静な時に振り返ると

「煽り運転なんてするわけないじゃん!怖いねぇ」

被害者側の視点で物事を見ていると思います。

 

 そのくらい無意識にやりガチなのが、イライラしている時の車間距離割り込みなので、注意しましょう!

 

 そのため、

「自分はやらない!自分は大丈夫!」

ではなく、イライラ運転はそれだけで

 

『貴方の人生を一発で潰すほどの重い犯罪行為』

だと意識した方が良いかもしれませんね。

 

 

 

②、罰則強化

 罰則の強化がされたのは携帯違反です。

 携帯を操作していた事が原因の事故が多いことから、見直されたわけですね。

 

 運転中に携帯を使用、又は画面を見た場合の違反

青切符で 約2万円の反則金

違反点数 3点

です。

 

 運転中に携帯を使用し、危険が生じた場合の違反。

裁判で、1年以下の懲役、又は30万円以下の罰金

違反点数 6点(一発免停)

 

 これは交通違反の中でも中々に重い方です!

 携帯違反が新設された頃から知っている人は、当時の軽い違反の感覚でつい携帯を使っていると痛い目を見ると思います!

 

 

 

③、自動運転

 私が特に注目したのが自動運転に関する規定が既にされていた部分です!

 自動運転には、

『どの程度までシステムに運転を任せられるか?』

の違いによってレベルが5段階あります。

 

レベル1 ハンドルかアクセル操作が自動

レベル2 ハンドルとアクセル操作が自動

レベル3 一定条件で全ての運転が自動。緊急時は人が操作

レベル4 一定の条件で全ての運転が自動。緊急時もシステムが操作

レベル5 全て自動

 

 今の主流はレベル2です。

 自動ブレーキなんて頻繁に聞きますよね。

 

 しかし最近、世界初となるレベル3の認可をトヨタが取りました。

 高速道路だけのような、一定条件では人は手放しで、システムが完全に運転して良いというレベルです。

 

 そうなると、当然違反も変わってきます。

 この辺りも少し見てみましょう!

 

 

<携帯電話の使用がオッケー!>

 自動運転の導入により特に変わったのが携帯電話違反。

 

 運転中に携帯を使うと危ないから

「運転中に携帯を使っちゃダメですよ!」

という違反です。

 

 しかし、システムが完全に運転してくれるのであれば、人間はその間に携帯をいじっても危なくないですよね?

 

 そのため、

「自動運転がオッケーな区間で、レベル3以上の自動運転をしていれば、携帯を使っても違反じゃないですよ!」

となりました。

 

 

<自動運転専用の違反>

 自動運転レベル3以上専用の新たな違反も出来上がっています。

 

 作動状況記録装置不備違反

 使用条件違反

です。

 

 自動運転車は、完全にシステムが運転している間はその作動状況を記録しないといけません。

 その装置が上手く働いていない場合に該当するのが

『作動状況記録装置不備違反』

になります。

 

 今の車で言うところの、ブレーキランプが切れていても整備不良違反になるような感覚ですね。

 

 更に、レベル3の自動運転は

『高速道路の間だけ』

のように、一定条件でしか自動運転はダメです!

 

 それなのに高速道路から降りてもずっと自動運転を継続する等した場合の違反が

『使用条件違反』

になります。

 

 どちらの違反も

普通車で9000円の反則金

点数は2点

になります。

 

 既に自動運転に関する法整備がされているのはちょっと驚きなのではないでしょうか?

 既に時代はここまで来ているんですね!

 

 

 

まとめ

 既に自動運転に関する法整備がされているくらいですので、道路交通法は時代の流れに一番迅速に対応している法律と言えます。

 

 煽り運転や携帯、自動運転は最新のトレンドですので、是非この機会に押さえておきましょう!

 

 警察的なトレンドということは、警察官採用試験の面接や論文試験で出題される可能性が高いという事です!

>>>警察官採用試験に『独学、一日2時間、一ヶ月の勉強期間』で合格した方法。

 

 自分で教習教本を読む気力はなかったかもしれませんが、こうして見ると結構面白いですよね。

 

 他にも気になる部分は幾つかありますので、今後も私の記事をチェックするか、教本をゴミ箱へ直行ではなく、実際に貰った教本を一度開いてみてはいかがでしょうか?

 

 

 私は他に大きく2つの取り組みをしていますので、少しでも興味を持ったら、そちらの活動も見ていって下さい。

①、日テレが本気で手掛けている『web3×アイドル』プロジェクトNFTIDOLHOUSE。ここから誕生したアイドルFuhua(フーファ)。ここの専属記者の役職を頂き活動しています。

 >>>ふたひい@NIH専属記者

 

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