「ビットコインは知ってるけど、ビットコインキャッシュってなに?」
「なんかビットコインの二番煎じな感じだよね!」
「いまいち分かり難いので、ビットコインキャッシュについて分かりやすく教えて!」
そんな人も多いと思います。
ビットコインキャッシュが誕生した経緯の関係で、どこの記事でも初心者には難しい用語が必ず出てきます。
しかし、それでは
「難しくて分からないよ!結局なんなの?」
と嫌になりますよね。
そこで今回は、2017年から仮想通貨に興味を持ち、情報収集をし続けている私が、
『仮想通貨BCC・ビットコインキャッシュとは?』
について超初心者向けに、分かりやすさ重視でお話していきます。
この記事を読むことで
◎、仮想通貨BCC(ビットコインキャッシュ)がどんな特徴を持っているのかイメージできます。
◎、仮想通貨BCC(ビットコインキャッシュ)に投資をする上での基礎知識を学べます。
◎、これからの普及具合・流れを予測する材料になります。
なお、ビットコインキャッシュは
『BCH』
と
『BCC』
の2種類の表現方法があるのですが、この記事ではBCCで統一していきます。
それでは仮想通貨BCCについて見て行きましょう!
仮想通貨BCCは
『主流な決済手段になること!』
を目指しています。
そのため
「今後、多くの決済アプリ等で使われていくかどうか?」
が重要になる仮想通貨です。
現時点(2021年1月)だと、BCCによる決済は世界最大手の電子決済アプリ『paypal』で可能となっているだけです。
しかし、既に最大手が導入しているので、今後普及していく可能性は十分にあると思われます。
では、そんな仮想通貨BCCですが、もう少し具体的にはどんな特徴があるのでしょうか?
私の独断と偏見で選んでいますが、BCCをイメージするのに知っておいて欲しいことは次の2点です。
①ビットコインの抱える問題を解決する性能
②開発陣の仲間割れが多い
どういうことでしょうか?
更に深掘りしていきましょう!
名前からして、多くの人が思っている事だと思いますが
「ビットコインとなにか関係があるの?」
と言う疑問。
はい、大いに関係があります。
BCCはビットコインの抱える問題を解決するために、ビットコインから枝分かれした存在なんです。
言ってしまえば
『ビットコインの進化版』
です。
そのため、
『ビットコインと比べて性能が高い』
という特徴を持ちます。
ビットコインの特徴はこちら
>>>初めての仮想通貨『ビットコインとは?』超初心者向けに分かりやすく説明!
では、この目線で、どんな特徴を持つのか見てみましょう!
基本的には普通のビットコインの送金も、銀行を通して行う今の送金方法よりは、次元が違うほどに速いです。
しかし、欠点があるんですね!
それが、
『取引量が増えると一気に遅くなる』
という問題です。
ビットコインはその性能の関係で、取引量が増えると物凄く処理速度が遅くなります。
「これじゃあ、決済手段としては不便すぎるよね!」
ということで、取引量が増えても処理速度が落ちないように開発が進み、誕生したのがBCCなんですね!
そのため、BCCは
『ビットコインと比べて送金の安定性が抜群に高い』
という特徴を持ちます!
ビットコインの問題二つ目です。
ビットコインはその特性上、処理速度が遅くなると、その分だけ送金手数料も高くなります。
しかし、BCCはその処理速度が遅くならないわけですから、一緒にこの送金手数料が高くなる問題も解決してしまっているわけですね!
これらビットコインの欠点2つ。
◎、送金速度が遅くなる問題
◎、送金手数料が高くなる問題
を併せて
『スケーラビリティ問題』
なんて呼んだりします。
他の記事の説明を読んだことのある貴方なら、何となく聞き覚えがあると思いますが、特に用語を覚える必要は有りません。
ビットコインは多く使われるようになると、
◎、送金速度が大幅に遅くなる
◎、手数料も大幅に増える
「それらの問題を解決するために作られたのがBCC(ビットコインキャッシュ)なんだ!」
というイメージだけで問題ありません。
性能的な特徴は前項の理解だけで問題ありません。
しかし、個人的にはどうしても外せないBCCの特徴がこの
『開発陣の仲間割れが多い』
です。
実はビットコインの開発陣とBCCの開発陣は仲間割れのような形で分裂しています。
元々のビットコインの理念は
『新しい決済手段を生み出す!』
でした。
しかし、現実問題としては中々難しい面もあり、ビットコインはシステムの安全性を重視して、
「現状では性能を上げると不安定さが残る!だから決済手段として不便でも、安全性重視だ!」
と今の性能のままでいます。
その結果今では決済手段ではなく、金・銀のような資産価値としての道を歩んでいます。
それに対して
「何言ってんだ!ビットコインは決済手段としての高い志から生まれたんだろ!」
と異を唱えた人達がいました。
ビットコインの性能を高めると多少安全性が下がるリスクはあるものの、決済手段としての利便性を追求して性能向上を行い、分裂して誕生したのがBCCなんですね。
「システム上の強固な安全性か?」
「決済手段としての利便性か?」
という部分で理念の相違により枝分かれしたんですね。
その後は一時期
「BCCはビットコインを超えるよ!」
と高く評価され、実際にかなり高額が付きました。
しかし、その後、BCC開発陣の中で更に対立が起きてしまい、価格は大暴落します。
「どんな対立か?」
というと、また理念の違いによる対立です。
主要メンバーがいる陣営は、BCCを支えるブロックチェーンという技術を使って
「ゲームとか、アプリを開発していこうよ!その方が便利だし、もっと普及するよね!」
と考えました。
しかし、もう一方の陣営は
「何言ってんだ!BCCはあくまでも決済手段だろ!理念を曲げるな!」
と主張します。
その結果
『便利さ、普及を重視するのか?』
『あくまで決済手段にこだわるのか?』
で分裂してしまいます。
便利さを重視したBCCを
『ビットコインABC』
と呼びます。
決済手段にこだわるBCCを
『ビットコインSV』
と呼びます。
現在日本の取引所で扱われているBCCは利便性を重視した
『ビットコインABC』
になります。
このように、ビットコインという存在・理念に強い思い入れがある人達によって多くの仲間割れが起きているんですね。
これを
「実直で真面目!」
と捉えるのか、
「怖くて投資なんて出来ないよ!」
と捉えるかですね。
私はこれを爆弾と捉えているので、あえてBCCにする必要性は感じていませんが、感じ方は人それぞれですからね!
投資は自己責任!
もしもBCCに投資を考えているのなら、この辺りは自己判断で!
BCC(ビットコインキャッシュ)は、主流な決済手段となることを目指す仮想通貨です。
決済手段としては不便な点の残るビットコインの性能を向上させ、決済手段として便利にしたのがBCCです。
そのことにより、ビットコインよりも
◎、処理速度が安定している
◎、処理手数料が安い
という特徴を獲得しました。
しかし、ビットコイン愛が強すぎる故か、開発陣同士で仲間割れがちょっと多い印象です。
いかがでしたか?
これで何となくでも仮想通貨BCC(ビットコインキャッシュ)がどんな特徴を持っているのかイメージできましたよね。
更に開発陣の背景まで理解できたので仮想通貨BCC(ビットコインキャッシュ)に投資をする上での基礎知識もオッケーですよね。
是非自身の投資判断の材料として下さい。
もしBCC(ビットコインキャッシュ)に投資をしたいのなら、国内だとどこでもほぼ扱っています。
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