※ この記事は音声学習に対応しています。
NTTが世界中から注目を集めている最新テクノロジープロジェクト
『IOWN(アイオン)構想』
正直これだけで
「興味はあるけど、難しそう~!私に理解するのは無理です!」
と感じるかもしれません。
しかし、私が貴方に分かるように頑張って説明しますので読んで行きませんか?
他にも
「IOWN構想を自分で調べてみましたけど、何を言ってるのか全くわけがわかりません!」
「全く分からないけど、テクノロジーは好きなんです!誰か私にも分かるように説明して!」
そんな声も多く聞きます。
そこで今回は
『IOWN(アイオン)構想、第二の柱とは?』
を簡単に、分かりやすく説明していきます。
元記事はこちらです
>>>デジタルツインコンピューティングとはなにか?(NTTサイトへのリンク)
この記事を読むことで
◎、日本のNTTが手掛けている最先端テクノロジーの内容をより深くイメージできます
◎、2030年に向けて必須と呼べる技術を知ることが出来ます
◎、注目し続けることで先行者利益を得られるチャンスがあるかもしれません
◎、単純に、テクノロジー好きはワクワクします
なお、この記事単体でも完結する作りですが、IOWN(アイオン)構想の全体像についてはこちらの記事を先に読んでいただくと、より理解が進みます。
>>>NTTが手掛ける注目の最先端テクノロジー『IOWN構想とは?』誰にでも分かりやすく簡単に説明します。
それではIOWN(アイオン)構想、第二の柱について詳しく見ていきましょう!
この記事でIOWN(アイオン)構想の存在を始めて知った貴方のために、簡単にIOWN(アイオン)構想の全体像をサラッと説明します。
IOWN(アイオン)構想とは
『光によるネットワーク革命』
という意味の言葉になります。
そしてこれは
『現実社会とデジタル世界を、より快適・身近に繋ぐことを目指す!』
というプロジェクトになります。
これは3個の柱で構成されており、この記事で説明するのは第二の柱。
『デジタル世界をより快適に!』
の部分となります。
正式名称は
『デジタルツインコンピューティング』
と言いますが、難しい用語は覚えなくても構いません。
ともかく
『デジタル世界を今よりも快適にする取り組み』
とだけ覚えておいて下さい
その上で、じゃあどのような取り組みでデジタル世界を快適にしていくのか?
今回は次の3点に絞って説明します。
①、デジタル世界に、現実のコピーを作る
②、人の内面をコピーする
③、データの垣根を壊してより便利に!
どういうことなのか、更に深掘りしていきましょう!
私達が普段スマホを使っていると、そのデータは収集されています。
そして、収集されたデータを元に
◎、個人個人に合った宣伝が配信
◎、個人個人にあったサービスが提供
されたりして便利になるよう使われています。
この収集されたデータのことを
『ビッグデータ』
なんて特別な呼び方をします。
この収集された情報は見方を変えると
『デジタル世界に、現実社会のコピーを取っている』
とも言い換えることができます。
例えば、私が
「今日のお昼は中華の気分だな!」
「でも一緒に行く人はいないし、一人で行くか!」
と、スマホで中華料理屋を検索し、ナビを使ってお昼に車で中華を食べに行ったとします。
すると、データとして
◎、ふたひいは中華を食べに行く
◎、ふたひいは一人で食べに行く
◎、ふたひいは車移動
等々の情報が収集されます。
このような情報が日常生活の中から収集されまくると、
『ふたひい』
という人物がデジタル世界に浮かび上がって行きますよね。
まさに現実社会がデジタル世界にコピーされている状態と言えますよね。
これがIOWN(アイオン)構想、第二の柱
『デジタル世界を快適に!』
の基盤となる部分になります。
そのため、実はこの部分はIOWN(アイオン)構想特有のモノではなく、既にかなり広く使われている技術になります。
これを元に、IOWN(アイオン)構想は進化していくプロジェクトなので、最初に説明しました。
では、どう進化するのかを次項から見ていきます!
今ある現実社会をデジタル世界にコピーする仕組みは、
『人の行動』
をコピーしています。
つまり外見・見える部分限定の話ですね。
しかし、IOWN(アイオン)構想は、内面。
つまり、見えない部分までデジタル世界にコピーしようと考えています。
「うわっ!こわっ!」
と感じた人も多くいるかもしれません。
しかし、貴方は普段から意識していないだけで、既に貴方の内面情報も提供しているんですよ!
どんな情報を元に内面までコピーしようと考えているのか?
それは音声です。
人の音声からは、その内容以上に、抑揚や喋り方、リズム等から心を読むことが可能です。
これは生理学や心理学等の発展により既にある程度データ化されていますよね。
心理テストなんて、その身近な例です。
そして貴方も普段から
「へい、siri」
「オッケー、グーグル!」
なんて音声を提供していませんか?
・・・まぁ、そういうことですね。
更に、これはちょっと難しい話になるので余談として聞いて貰っても良いのですが、未来の最先端テクノロジーの勉強をしていると、
『脳をデータ化する』
という取り組みも知ることが出来ます。
人の脳をデータに変えて、コンピューターに保存し、コピーすることもできる技術ですね。
まだ研究段階で、全然実現の目途は立っていないようですが、研究はあります。
IOWN(アイオン)構想でも、
「究極的には、脳を再現できたら人の内面をデジタル世界にコピーできるね!」
くらいには意識しているようです。
これだけ聞くと
「うわっ!普通にホラーなんですけど!?」
と思うかもしれません。
しかし、これを進めることで、今以上に便利に、なんなら
『本人すら意識していないレベルで、最適解を導き出してくれる最高のサービス提供』
をしてくれるようになっていくかもしれないわけですね。
それが実現すれば
「自分でも分からない!何をどうすれば良いのかわからない。私はどうしたら良いの!?」
と苦しむ、今では解決不可能に近い問題までデジタルでアッサリ解決出来ちゃうわけです!
生きる意味を見失うレベルで精神的に苦しんだ経験のある人なら、このメリット、凄さが分かりますよね。
デジタル世界を快適にする最後の特徴が、データ同士の垣根を壊すという取り組みです。
①と②はどちらも、
『現実社会をデジタル世界にコピーする』
という話でした。
そして③ではそのコピーしたデータを、より現実に近付ける取り組みをします。
「どういうこと?」
となると思いますので、現状から説明します。
今のデジタル世界のコピー情報には不便な部分があります。
それは、
『収集したデータは独立している』
というモノです。
これだけではまだ分かり難いと思いますので、例を出します。
例えば貴方から収集された医療データ。
貴方は新型コロナに感染し治療を受け、完治したとします。
その情報をデータとして使う場合
『他の新型コロナ感染者の治療のために活用する』
として使われます。
それはそれで凄いことですが、言い換えると、
『治療のためにしか使えない』
とも言えます。
医療データは、医療データとしてしか使えないんですね。
しかし、新型コロナから完治するまでに貴方から収集できるデータは
◎、発症から重症化するまでの時間
◎、重症化リスクと医療機関の対応力
◎、完治に掛かる労力・機関
◎、貴方の体調に最適解の交通機関
◎、療養に必要な栄養素
◎、今貴方に足りていない、免疫力向上に必要な栄養素
等々、治療以外にも活用できそうな情報が沢山含まれています。
それなのに、それらは使われずに
『医療データとしてしか使えない状態』
なわけです。
だからこれを、
『データは独立している』
と言ったわけです。
こう聞くと、ちょっともったいないですよね。
だから、IOWN(アイオン)構想では、このように独立してしまっているデータの垣根を壊そうとしています。
医療データとしてだけではなく、貴方の新型コロナの情報の垣根を壊すことで
◎、最適な治療をしてくれる病院の割り出し
◎、症状悪化等の時間データ等により、救急車の最適な走行ルート割り出し
◎、病気を感知し、自動運転で救急車やタクシーが配車される
◎、回復に必要な栄養素を割り出し、食品3Dプリンターで自動調理
等々、様々な活用を模索していくわけですね。
要は
『無駄になっている情報も有効活用しようよ!』
という取り組みですね。
IOWN(アイオン)構想、第二の柱は、現実をデジタル化、データの垣根を壊してデジタル世界をより便利にしましょうという取り組みです。
ちょっと内容が内容だけにホラーみたいに感じた人もいたかもしれませんが、あくまでも快適・便利のための話と捉えて見て下さい。
もっとも、このような部分をデジタル世界の問題と捉えて取り組んでいる人も大勢います。
そんなIOWN(アイオン)構想での内容は
①、デジタル世界に、現実のコピーを作る
②、人の内面をコピーする
③、データの垣根を壊してより便利に!
と言うモノでした。
これで日本のNTTが手掛けている最先端テクノロジーIOWNの内容を何となくイメージできましたよね。
これは、ここから世界のテクノロジーが進化するには必須の技術と言えます。
これから出て来るモノで、必須の技術ということは、今から注目し続けていれば何かしら先行者利益を得られるチャンスがあるかもしれませんよね。
そして最も重要なこととして、これから来るであろう社会を勉強し、自分で理解していくのって、ワクワクしますよね。
もしも難しくて、一度読んでもイメージしにくければ、何度か読み返して理解してみて下さい。
他にも必須のテクノロジーについてはこちらからお読みください。
今後もIOWN(アイオン)構想について分かりやすく説明する記事を出して行きますので、また来て下さいね。
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