ドコモの『アハモでギガホ勧誘問題とは?』子供でも理解できるよう、わかりやすさ重視で解説します。
2021年3月26日からドコモの新料金プラン『ahamo(アハモ)』の事前受付が開始されます。
しかし、その直前に東洋経済新聞よりこんなニュースが飛び込んできました。
>>>ドコモ、「アハモでギガホ勧誘」景表法違反か!?記事へのリンク
これを受けてネット上では大きく3種類の意見が飛び交っています。
①「こんなのただの詐欺じゃん!?」
②「え?ドコモが何かやったの?良く分からないんだけど、誰か教えて!」
③「何も考えない、何も学ぼうとしない消費者も悪い!」
皆さんはどうでしょうか?
どの考え方だとしても、根本にあるのは
『知識・情報不足』
しかし、自分で調べても難しい説明ばかりで嫌になっちゃうんですよね。
ということで、今回は
『ドコモのやっていた、ahamoギガホ勧誘問題』
について、誰にでも分かりやすいように、分かりやすさ重視で解説していきます。
この記事を読むことで
◎、新料金プラン開始に向けてドコモがやっていた行為が理解できます
◎、新料金プランへの適切な理解が進みます
◎、新料金プラン関係で騙されないよう自己防衛の知識が身につきます
なお、この記事では新料金プランahamoの必要部分しかご紹介しませんので、
「新料金プランの特徴は?」
等と詳しい部分も気になる貴方はこちらの記事をお読みください。
>>>ドコモの格安料金プラン『ahamo』とは?料金見直し経験がない貴方にも分かりやすく説明します!
それではドコモのahamoギガホ勧誘問題について見ていきましょう!
新料金プランで客を釣り、高額プランに加入させていた
今回のドコモのahamoギガホ勧誘問題は
『新料金プランahamoで店舗に客を釣り、実際は高額プランに加入させていた』
という事が問題視されています。
つまり
「安いよ~!安いよ~!」
と詳しくないお客をお店に呼び、言葉巧みに別の高額料金プランに加入させていたという事です。
これだけでも
「なにそれ!ドコモ信じられない!」
と、かなり不快な行為に見えますね。
しかし、新料金プランの特徴を知っている人からすると、更に
「それはダメでしょう~!」
と感じる部分が多いんですね。
という事で、更に問題視されているポイントを3点
①、新料金プランahamoはネット限定プラン
②、ギガホプランに加入させていた
③、景品表示法違反かも!
これらについて、更に深掘りしていきましょう!
①新料金プランahamoはネット限定プラン
今回の問題では
「ahamoに興味があるなら是非ドコモショップへ!」
とお客をお店に引き込んでいます。
実はここにも問題があるんですね!
何故か?
それは
『新料金プランahamoはネット限定のプランだから』
です。
つまり、そもそも店舗では手続きが一切できません!
加入も不可能です!
それなのに、大々的に看板も出し、店舗で加入できそうな雰囲気を出してお店に呼び込んでいたわけです。
看板等で自社商品の宣伝することは仕方ないとしても、なんかちょっとモヤモヤしちゃいますよね。
確かに
「お客のこっちに知識がないことが問題と言われれば、それまでだけどさぁ~!」
という部分もありますが、知識のあるプロがお客の無知に付け込む手法はいかがなモノか?ですよね。
今後、そんな無知に付け込むプロに相談なんて怖くてできませんね。
指原莉乃さんがCMをしている保険の窓口も・・・おっと、この問題は別問題なのでここでは辞めておきましょう。
>>>【資産運用】「専門家に相談してみよう!」は厳禁!貴方はただのカモです!『初心者はこの商品を買うべし!』【投資】
②ギガホプランに加入させていた
今回の問題で一番悪質な部分はこれです。
新料金プランahamoは格安プランとして話題です。
その料金は税込み2970円です。
しかし、この誘いで店舗に行くと実際に加入させられるプランはギガホプランという別料金になります。
このギガホプランは税込み7865円です。
月約5000円もの差がある高額な料金プランです。
「ちょっと待って!ahamo目的でお店に入った人が別の料金プランに加入するかなぁ?」
と疑問を持つ人もいると思います。
そのやり方はこんな感じだそうです!
「まだahamoは申し込みができないので、今のうちにこちらのプランに加入しておいて下さい!手続きとか料金見直しとかが面倒と感じる人向けです!その方が申し込みの手続きが便利で、結果お得ですよ!」
のように誘うそうです。
確かに、お客ではなく、お店側としてみれば5000円も毎月高いお金を支払ってもらえる料金プランに加入してもらえれば”お得”でしょうけど・・・
どっちにとってお得とは言っていませんからね。
③景品表示法違反かも!
今回の問題は、新しい出来事に便乗して増加する詐欺に近い行為ですよね。
では、今回の行為は法的に問題ないのでしょうか?
もちろん、法的にも問題がありそうです!
詐欺罪ではありませんが、
『景品表示法違反』
に該当する可能性があるようです。
どの部分が問題なのか?
◎、店舗で手続きができないahamoで客を呼び込んだ
◎、ahamoに興味のあるお客に、その意思に反した別料金プランを売り込んだ
です。
つまり、クジとか1000円自販機等で
『特賞はプレステ5が当たる!!!』
と表記しておきながら、特賞は絶対に当たらないようになっている状態。
これと同じ状態という事です。
『ahamoに変えれば料金が安くなる!!!』
と勧誘(表記)しておきながら、店舗でahamoに加入は絶対に出来ない状態。
同じですよね。
しかも、私達の不快な気持ちを増やす情報として、これを会社ぐるみでやっていたそうです。
ドコモではこれを
『アハモフック』
と呼んで、周知徹底されていたそうですね。
『ahamoで客を釣る・引っかける』
という意味だそうです。
呼び名もどこか
イラっ!
とさせられる呼び方ですね。
景品表示法違反となると、今後ドコモには公的機関の調査が入り、場合によっては行政指導が入ります。
(景品表示法違反は刑法犯罪ではないので、警察は動きません)
そうなると、何かしら変わるかもしれませんので、ちょっと様子見をした方が良いかもしれませんね。
確かに総務省からの圧力で半分嫌々、格安料金プランを出さざるを得なかった環境もあるでしょうから、ドコモの気持ちも分からなくはありません。
しかし、やるからには誠実で、優しい形で進めて欲しいモノですよね。
これでは騙されるお客だけではなく、ドコモショップの店員さんの心も疲れ果ててしまいますからね。
まとめ
ドコモは新料金プランで店舗に客を釣り、高額プランに加入させていた事が判明し問題となっています。
何が問題だったのかポイントは3点
①、新料金プランahamoはネット限定プラン
『そもそも新料金プランは店舗で加入は不可能』
②、ギガホプランに加入させていた
『ahamo加入希望者に、別の高額プラン加入をさせていた』
③、景品表示法違反かも!
『違法行為の可能性あり!今後調査・行政指導の可能性あり!』
これで、新料金プラン開始に向けてドコモがやっていた行為が理解できましたよね。
これをキッカケに、貴方の新料金プランへの適切な理解が進んだと思います。
新しいことが始まる時には、知識がない人をだますような行為が出やすくなります。
そのような行為に騙されないよう自己防衛の知識が身につきましたね。
知識を持つことは大事です。
「とはいえ、興味が薄いことを調べるのはやっぱり面倒で辛いよ~!」
という貴方はこちらの記事を読んで、貴方にあった新料金プランを把握して見て下さい。
>>>「結局スマホの新料金プランはどれにすれば良いの?」内容説明をされてもわからない人向けにオススメをご紹介
私は他に大きく2つの取り組みをしていますので、少しでも興味を持ったら、そちらの活動も見ていって下さい。
①、日テレが本気で手掛けている『web3×アイドル』プロジェクトNFTIDOLHOUSE。ここから誕生したアイドルFuhua(フーファ)。ここの専属記者の役職を頂き活動しています。
②、結節性痒疹という難病で超敏感肌な彼女と共同で、敏感肌の人向けのスキンケア、化粧品選びを紹介する活動もしています。