『イランの核施設がテロ攻撃を受けている問題』について、小学生にでも分かるように説明します。

 2020年~2021年にかけて、イランの核施設がテロ攻撃を受けていると報道が出ています。

 

 それを受けて

「マジで!核施設ということは、世界的な大事故になっちゃうじゃん!」

「テロってことは、日本も狙われるのかな?」

「なんでも良いから何が起きているのかを教えて!!!」

等と感じる人が多くいるようです。

 

 そこで今回は

『イランの核施設がテロ攻撃を受けている問題』

について誰にでもわかるように説明していきます。

 

 この記事を読むことで

◎、なぜイランの核施設がテロ攻撃を受けているのかわかります

◎、核施設が破壊される可能性はあるのか?ないのか?理解できます

◎、核に関する世界の注目ポイントがイメージできます

 

 それではイラン核施設テロ攻撃問題について、一緒に見ていきましょう!

 

 

 

イランはイスラエルと仲が悪くて戦っている

 イランの核施設がテロ攻撃を受けている理由は、近くの国の

イスラエルと仲が悪くて戦っているから』

と言えます。

 

 というのも、ここ数回行われている核施設テロ攻撃はイスラエルが関わっているとされています。

 そして、イランはこのイスラエルととても仲が悪く、戦争というレベルでの戦いを続けています。

 

 その延長線上でのテロ攻撃というわけなんですね。

 

 とはいえ、イランとイスラエルは近い国同士ですので、核施設を本当に破壊し、大規模な核爆発なんて起きてしまったら、イスラエルも甚大な被害を受けます。

 

 そう考えると本気で核施設を破壊する気はないと考えるのが自然ですよね。

 

 この問題の延長線上に今は、日本はありませんので、日本の核施設が狙われる可能性は極めて低いと考えられます。(一時期イスラム国から日本も標的の一つと宣言された時があります)

 

 テロによる核施設破壊の可能性は低いことが分かったところで、もっと根本的な部分について3点

①、イスラエルと仲が悪くなったキッカケ

②、核施設が狙われた理由

③、今後どうなっちゃうの?

について見ていきたいと思います。

 

 

 

①イスラエルと仲が悪くなったキッカケ

 イランとイスラエルは何故そこまで仲が悪くなってしまったのでしょうか?

 まずはそこから見ていきたいと思います。

 

 簡単に言うなら、

『仲違いをした』

と言う感じです。

 

 つまり、以前はとても仲が良かったんですね。

 この辺りイランとイスラエルの関係をイジメの場面で見ていきましょう!

 

 

<イランとイスラエルの仲が良くなった経緯>

 学級委員長のイスラエル君は、担任のアメリカ先生からの信頼が厚く、ヒイキされていたのでクラスからは嫌われていました。

 

 一方のイラン君。

 彼は、いつも教室の隅の机で自分が好きなことをしているタイプで、クラスのやっている事なんかに興味を示さないタイプでした。

 

 そのため、クラスでは目立たない、下っ端扱いをされることもある感じでした。

 

 そんなクラスから浮いている2名。

 イラン君と、イスラエル君はいつしか仲間意識を持つようになり、仲良くなっていきました。

 

 

<仲違い>

 そんな2人の関係にヒビが入る出来事が起きます。

 それが

『イラン革命』

です。

 

 イラン君の家庭環境が大きく変わり、イラン君の物事への考え方まで180度変わります。

 その結果、今まで仲良くしていたイスラエル君に対しても、イスラエル君をヒイキしているアメリカ先生に対しても

「お前ら気持ち悪い!」

と嫌悪感を持ち、彼らに殴りかかってしまい、仲違いしてしまうんですね。

 

 すると今までイラン君を下に見ていた他のクラスメート達は

「イランさん凄いですね!一緒にイスラエル君を攻撃しましょうよ!」

と、イスラエル君を責める中心人物になっていきます。

 

 こうして、イスラエル君イラン君は仲が悪くなってしまったわけです。

 

 以前仲が良かったからこそ、仲が悪くなったときの憎しみも大きいみたいな現象ですね。

 

 

 

②核施設が狙われた理由

 仲が悪くなってしまったイラン君イスラエル君

 いくら仲が悪いからと言っても、下手をしたら自分にも大きな影響が出るかもしれない核施設をなぜイスラエル君は狙うのか?

 

 その理由は

『大事なモノをダメにしたいから』

です。

 

 大嫌いな人を攻撃するときに、どんな攻撃をすれば最も効果的だと思いますか?

 そうです!

『相手が大切にしているモノを攻撃する』

が最も効果的です。

 

 イラン君は原油の将来等に不安を抱えていたことがあり、アメリカ先生の支援等もあり一気に原子力開発に力を入れ始めます。

 

「核エネルギーは世界のエネルギー問題を一気に解決する!」

なんて言われていたこともありますし、軍事的な意味でも核保有国になる意味は大きいため、かなり力を入れていたようです。

 

 それをイスラエル君は知っていた!

 だから、イラン君が大事にしている核施設を攻撃していると考えられるんですね。

 

 破壊して核爆発、事故を起こさせる気はない。

 けれど、イラン君が大事にしているモノを使えなくさせる事はしたい

というわけなんですね。

 

 国同士の争いの話をしているのに

「小学生か!」

とツッコミを入れたくなるような話ですよね。

 

 

 

③今後どうなっちゃうの?

 色々と調べましたが、今後戦争が起きる可能性は低いと思われます。

 あくまでも小競り合いが続くという感じですね。

 

 そんな状態で、今後注目すべき部分は主に

◎、アメリカのイラン核合意への再加入

◎、フランスの動き

でしょうかね。

 

 イラン核合意というのは、

「イランは原子爆弾を開発できる技術開発をやめなさい!その代わり、経済支援等はするから!」

という約束のことです。

 

 イラン君

「支援してくれるなら、それで良いよ!」

と言っていました。

 

 しかし、トランプ大統領の時にアメリカ先生

「俺抜ける!イランのことを支援なんてするかボケ!他の方法で解決してやるよ!」

と約束から抜けてしまったんですね。

 

 そのことで、この約束は一端止まってしまっています。

 アメリカは大統領がバイデン氏に変わったので、これを機に

「この約束を再度動かすのか?」

「このままなかったことにするのか?」

 大きな注目ポイントになりますよね。

 

 

 ここに来てフランスが出て来る理由は、イラン君フランス先生は原子力仲間だからです。

 フランスは世界的にも

『原子力の国』

として有名です。

 

 要は、

『同じ趣味を持った仲間』

というイメージですね。

 大切にしているモノが同じモノ同士が仲良くなるのは分かりますよね。

 

 そこで、フランス先生

「まぁまぁ、アメリカ先生も大人になって!イラン君と冷静に話し合いをしましょうよ!私が間に入りますから!」

と動き出しているんですね。

 

 アメリカ先生イラン君の関係が良くなれば、元々アメリカ先生と仲の良いイスラエル君との関係も改善していくかもしれませんよね。

 

 だから、今後はアメリカ、フランスの動きに注目ということなんですね!

 

 

 

まとめ

 イラン核施設に対するテロ攻撃の原因は、イランとイスラエルの仲が悪くて戦っているからと言えます。

 昔はイランとイスラエルは仲良しだったけど、仲違いをして、かなり険悪なんですね。

 

 その背景として次の3点

①、イスラエルと仲が悪くなったキッカケ

 『イラン国内の情勢が大きく変わり、イスラエルを敵視するようになり、仲違いをした』

 

②、核施設が狙われた理由

 『イランが重要政策の一つとして核開発を進めているため、大事な物をダメにする目的がある』

 

③、今後どうなっちゃうの?

 『アメリカとフランスのイランに対する動きに注目!』

 

 これで、なぜイランの核施設がテロ攻撃を受けているのか?その背景が分かりましたよね。

 

 イスラエルも核施設を本気で破壊するつもりはないので、

『核施設へのテロ攻撃=大規模核爆発』

の恐怖は軽減したと思います。

 

 このような背景を知り、今後どの部分に注目すれば良いのか理解できたので、ニュースの見え方が変わります!

 

 日本にも原油価格や、商品価格等の面で大きく影響が出得る出来事です。

「遠い国の話で、私には関係ないや!」

ではなく、是非気に掛けて見て下さい。

 

 他にも私が気になる時事問題はこちらのカテゴリーから見る事が出来ますので、是非確認していって下さい!

>>>時事問題カテゴリー

 

 

 私は他に大きく2つの取り組みをしていますので、少しでも興味を持ったら、そちらの活動も見ていって下さい。

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