「なぜミャンマーで大規模デモが起きているのか?」その経緯を誰にでもわかりやすく説明します。

2021年5月18日

 最近連日のようにミャンマーで起きているデモのニュースが報道されています。

 

 それを見て

「なぜミャンマーで過激なデモが起きているの?」

「なぜ軍に銃殺されている国民がいるの?」

「一体ミャンマーで何が起きているの?」

等と疑問に思う人も多くいます。

 

 そこで今回は

『ミャンマーで大規模デモが起きている理由』

について、誰にでもわかりやすいように説明していきます。

 

 この記事を読むことで

◎、ミャンマーで今起きていることを理解することができます

◎、なぜ大規模なデモが起きているのかわかります

◎、私達個人個人ができる行動を知ることもできます

 

 それでは、今ミャンマーで起きていることを一緒に見ていきましょう!

 

 

 

国民はクーデターに反対している

 今ミャンマーでデモ活動がおきている理由。

 

 それは

『国民はクーデターに反対しているから』

です。

 

 実はミャンマーでは、2021年2月にクーデーターが発生しました。

 クーデターとは、軍事力によって政権を無理矢理奪う、一種の略奪行為です。

 

 そのため、今のミャンマー政権は無理矢理軍事力で政権を奪った人達の国となっています。

 これに国民が猛反発!

 

 それが今起きている大規模なデモ行為になるんですね。

 

 この辺りのクーデターの背景・原因についてはこちらの記事をお読みください。

>>>「なぜミャンマーでクーデターが発生したのか?」その原因と影響について分かりやすく説明します。

 

 デモが起きている理由がわかったところで、国に反発しているデモ活動の状況について更に3点ほど見ていきたいと思います。

①、ミャンマーのデモで主張されている内容とは?

②、なぜ死者が出る状態になっているの?

③、私達にできること

 

 それでは更に深掘りして見ていきましょう!

 

 

 

①ミャンマーのデモで主張されている内容とは?

 デモ行為とは、政府等に対して国民が集団で主張する行為です。

 そのため、ミャンマーのデモでも、国民は政府に対して何かしら主張をしているわけです。

 

 まずは、その主張の内容を確認しておきましょう。

 

 ミャンマーのデモで主張されている内容は主に

『民主主義に戻せ!』

です。

 

 民主主義は今の日本のような形で、国民の意思を尊重した国の形です。

 

 一方のクーデター政府側は軍国主義。

「軍・力こそが全て!」

みたいな国の形です。

 

 だから今のミャンマー国民は

「ミャンマーは軍事ではなく、民主主義の国にするんだ!」

と主張しているわけですね。

 

 そのためにはクーデター時に拘束された、民主主義推進派の政府幹部の解放が必要なので

「アウンサンスーチーさんを解放しろ!」

等の主張に繋がっているわけなんですね。

 

 色々と主張内容はありますが、それらの主張は全部

「軍は引っ込んでろ!民主主義の国にするんだ!」

が基盤にあるわけなんですね。

 

 

 

②なぜ死者が出る状態になっているの?

 政府に対して国民が主張をするのがデモ行為なので、通常はそれだけで死者が出る事態にはなりません。

 実際に日本でも日常的にデモ行為は行われていますが、死者は出ませんからね。

 

 それなのに、ミャンマーでは連日

「ミャンマー軍と衝突が起き、○○人の死者が出ました」

のような報道がされています。

 

 それは何故なのでしょうか?

 

 その理由は

『軍事国家だから』

です。

 

 先ほども少し言いましたが、今のミャンマーはクーデターにより、軍が政権を握っています。

 つまり

「軍・力こそが全て」

という考え方の政府です。

 

 そのため、国の有り方に文句を言う邪魔な国民は

『力で排除してやる!』

と考えるわけです。

 

 だからデモ行為が起きると(軍事)政府は軍事力でねじ伏せようと銃等を持ち出すので、死者が出る事態になるんですね。

 

 では、国に意見するデモ行為をしているだけで撃たれてしまうとなると、デモをしている国民の感情はどうなるでしょうか?

 大きく2通りに分かれます。

『恐怖で従う』又は『激怒する』

です。

 

 そこで激怒した人が過激化し、軍との大規模な抗争に発展してしまっているということなんですね。

 

 もっとも、恐怖し従ってしまえば軍事国家として、軍による恐怖政治が待っているので、国民としては屈するわけにはいかないという強い気持ちも理解できます。

 

 そして、そんな状態がキッカケで、元々の主張

『民主主義国家を!』

を見失い、

 

「軍をぶっ潰す!」

「軍に協力的な国民もぶっ潰す!」

「今の政府に制裁を加えない他国も攻撃対象だ!」

みたいな状態になっているデモ隊もあるようで、色々と複雑化してしまっている部分も見え始めているんですね。

 

 

 

③私達にできること

 今ミャンマーで起きていること、デモ行為で主張している内容等が理解できたところで、

「じゃあ、日本人の私達個人個人には何かできることはないの?」

と思う人も多いと思います。

 

 そこで、私達に出来る事を幾つかご紹介します。

 今回は3点ご紹介します。

 

 

<ミャンマーで起きていることをキチンと知る>

 何と言っても、まずは

「今ミャンマーで何が起きており、どんな状況になっているのか?」

これをキチンと理解しなければ、ミャンマーのためになる行動ができるわけありませんよね。

 

 そのため、今この記事を読んでいるように、

『キチンと状況を知る行動』

をしましょう!

 

 できれば偏った情報ではなく

『事実として何が起きているのか?』

が良いと思います。

 

 その上で、

「じゃあ、自分はどう考えるかなぁ?」

と自分自身の考えをキチンと持ちましょう。

 

 そうしないと、周囲に流されるだけで、気付いたら

「あれ?私はなんでこの活動をしていたんだっけ?」

と、元々の目的を見失うことになりますからね。

 

 

<ミャンマーの実情を広める>

 ミャンマーの状況を貴方自身がキチンと把握できたら、そのことを周囲にも教えるという行動です。

 

 周囲の人達は、この記事を読む前の貴方と同じです。

「今ミャンマーで何が起きてるの?」

状態です。

 

 つまり、第一段階の

『キチンと知る』

がまだ出来ていない状態です。

 

 それなら、貴方自身がキチンとした情報を周囲にも提供する情報源になれば良いんです。

 

 ここでも重要になってくるのは

「私は何のためにこの活動をしているのか?するのか?」

という、貴方自身の考えを忘れない事です。

 

 

<署名活動>

「もっと具体的に、目に見える活動をしたい!」

という人は署名活動に参加する方法もあります。

>>>ミャンマークーデター問題に取り組むよう、日本政府に訴えかける署名活動へのリンク

 

 署名に参加する場合は、キチンと署名の内容を確認してから参加しましょう。

 署名活動で主張している内容が必ずしも貴方の考えている方向性と同じとは限りませんので。

 

 つまり、ここでも重要な事は

『自分自身の考えを持ち、それを軸に考える事』

です。

 

 他にも日本でのデモに参加するとか、不買運動に参加する等の行動を紹介している人も多いですが、私はそこまで過激な行動は推奨しませんので、今回は紹介しませんでした。

 

 最も重要な事は

『キチンと理解して、その上で自分の考えを持つ事』

 

 これをせずに、いきなり行動を起こしてしまっては独善的、自己満足のための有難迷惑な行動になりかねませんからね。

 

 

 

まとめ

 ミャンマー国民はクーデターに反対しているのでデモをしていると言えます。

 

 その上で、デモ活動について知っておきたいことは3点

①、ミャンマーのデモで主張されている内容とは?

 『民主主義国家に戻せ!』

 

②、なぜ死者が出る状態になっているの?

 『クーデター政府は力こそ全てなので、力で国民をねじ伏せている』

 

③、私達にできること

 『偏りの少ないキチンとした情報を得て、自分の考えを持つこと』

 

 これでミャンマーで今起きていることを理解することができましたよね。

 なぜ大規模なデモが起きているのか?国民が何を思ってそのようなことをしているのかもわかりました。

 

 更に、私達個人個人が今すぐできる行動も知ることができました。

 

 そんな貴方が今すぐやるべき行動は

『自分はどうしたいのか?を考えること』

です。

 

 そして、少しでもこの記事が貴方の考えの役に立ったのであれば是非広めて下さい。

 それが私達個人個人でもできる行動です。

 

 今後も情勢は変化していく可能性はありますので、今後も情報を収集し、学び続けて下さい。

 

「自分一人じゃ無理だよ~!」

という方は、是非ツイッター登録して、ブログ更新情報を入手し、また来て下さい!

 

 今後もこのような情報を発信していきます!

 

 

 

 私は他に大きく2つの取り組みをしていますので、少しでも興味を持ったら、そちらの活動も見ていって下さい。

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