『本当に必要な保険の選び方』をわかりやすく説明します。
将来のことを考えて
「私も何か一つくらい保険に入っておいた方が良いのかなぁ?」
と保険に加入することを検討中の人もいると思います。
しかし、いざ保険を探し始めると
「保険選びって難しいから、よくわからない!」
「保険は何に入ればいいかわからない!何がいいかな?」
「そもそも、保険って入るべきか?入らないべきか?その必要性はあるのかなぁ?」
等々とても悩んでしまいますよね。
そんな人のために作られたのが
等のサービスです。
しかし、出来る事なら家から出ないで、自分で理解した上で、保険は選びたいモノですよね?
そこで今回は
『本当に必要な保険の選び方』
を、貴方自身で判断できるようになるくらい、わかりやすく説明します。
この記事を読むことで
◎、貴方自身で保険商品を適切に選べるようになります
◎、何となく加入した保険で損をしないで済みます
◎、保険の専門家に相談しなくて済むので、その分の時間と労力を費やさないで済みます
それでは、貴方にとって本当に必要な保険の選び方を一緒に見て行きましょう!
保険とは、大きな損失に備えるために加入するモノ
まず始めに一番重要な、保険に加入する目的を明確にしておきます。
保険は
『大きな損失に備えるために加入するモノ』
です。
保険選びで最も大事な、この目的を決して忘れないで下さい。
何故なら、保険選びで失敗をしてしまう人のほとんどは、この本来の目的を忘れて探してしまうから失敗しているんですね!
例えば、本来の目的を忘れて
「儲かる保険はどれかなぁ?」
「資産運用になる保険はどれかなぁ?」
という発想で保険商品を探してしまうケース。
貴方も思い当たる節はありませんか?
保険は損害に備えるモノであり、儲けるためのモノではありません。
この時点で目的を見失っていますよね。
だから失敗するんです。
「儲けたい、資産運用をしたい!」
というのであれば、保険ではなく、それ専用の投資という世界で商品を探して下さい。
私もお金についての記事を書いていますので、こちらの記事もどうぞ。
>>>「お金の勉強をしたい!」という人が最初に読むべきオススメの記事4選!
絶対に忘れてはいけない目的をシッカリと確認したところで、保険選びのポイント3点
①、インターネット保険にする
②、ポイントだけ抑える
③、計算機を叩く
これだけ抑えておけば貴方は自身で、本当に必要な保険選びができるようになりますので、更に詳しく一緒に見て行きましょう!
①インターネット保険にする
まず最初のポイントは
『インターネットだけで手続きができる保険を選ぶこと』
です。
その理由は2点あります。
◎、人件費が上乗せされてなく安い
◎、専門家に惑わされないで済む
これらについて、少し説明しますね!
<人件費が上乗せされてなく安い>
基本的に、インターネットだけで完結しない商品には人件費が上乗せされています。
当然ですが相手も商売でやっているのですから、人件費も商品価格に上乗せしないと損してしまいますからね。
例えば、最もこれらが上乗せされているのが不動産と言われています。
『日本の新築の家は、鍵を指した瞬間に価格が2~3割暴落する』
と言われています。
これは、その家を売るために掛かった人件費や広告費等が全部上乗せされているために起きる現象です。
そして、保険商品も同じなんですね!
実店舗や保険の販売員を通した商品は彼ら・彼女らの人件費が上乗せされているので少し高いんですね。
だから少しでも損をしたくないなら、インターネットだけで手続きが出来る保険商品を選びましょう!
そのためには、貴方一人だけで保険商品を選べるようにならないといけないので、最後までお付き合い下さい。
<専門家に惑わされないで済む>
貴方が一人で保険商品を選べる状態だと、外野の声はむしろ邪魔です。
例えば、貴方が
「この商品良いじゃん!これにしよう!」
と決めたところで、他の人が
「それより、こっちの商品の方が良いんじゃないですか?ほら、こんな特典もあってお得ですよ!」
なんて言って来たらどうですか?
「そうなの?それは魅力的に見えるなぁ~!」
と心が揺らぎませんか?
しかし、特典に惑わされているだけで、本当はそのオススメされた商品は貴方には必要ない保険商品かもしれません。
保険の専門家と自称する販売員には、
「この商品の契約を取りたい。」
という考えがあるので、貴方に合っている商品かどうかは二の次にされている事が多いんですね。
(全ての人がそうだとは言いませんが。)
そのため、貴方一人で保険商品を選べるのなら、外野の声を排除できるインターネット保険はメリットだらけなんですね!
ここまでは心構えでしたが、次からは具体的に保険を選ぶ方法に入って行きます!
②ポイントだけ抑える
<理解できない商品は選ばない>
保険には様々な種類があるので、最低限のポイントだけ抑えておきましょう!
保険選びのポイントを一言で表すと
『シンプル・イズ・ベスト』
です。
つまり、
「知識があまりない状態でもわかるくらい、シンプルな商品を選びましょう!」
と言う事です。
例えば
『低解約払戻金型終身保険』
という種類の商品。
「うわぁ~見ただけで嫌になる難しさ!」
と感じませんか?
それなら、その商品は除外しましょうと言う事です。
これは当たり前と言えば当たり前なのですが
『分かりやすい = お客のことを考えている親切な商品』
です。
わざわざ分かり難くしている商品が、私達お客のことを考えているとは到底思えませんよね。
普段から買い物をする時には当たり前に考慮しているこんな事ですら、何故か保険になると忘れがちなんですよね!
『わかりやすい=お客の事を考えている』
これは保険でも言える事なので、忘れないで下さい。
その上で、保険商品選びで最低限抑えておくべき用語や種類等をサラッと見ましょう!
(今後順次追加するかもしれません)
<保険に関して抑えておきたい用語>
◎、満期
保険料の支払いに期限がある場合、その期限が終了することを言います。
◎、払戻
積立金を返して貰う事です。
主に満期を迎えた保険に払戻があります。
◎、特約
オプションのことです。
スマホで言うところの、ネット繋ぎ放題オプションみたいなモノです。
◎、払込期限
いつまで保険料を支払い続ける必要があるのか?の期限です。
<保険料の種類あれこれ>
◎、掛け捨て型
保険料を払ったら、払いっぱなしになる種類になります。
怪我等で保険を利用しなければ1円も戻って来ませんが、
・ 保険料が安い
・ 保障が充実
等の特徴があります。
◎、貯蓄型
保険料の一部を溜めておけるので、満期を迎えたら払戻があります。
怪我等で保険を利用しなくても一部お金が戻ってきますが、
・ 保険料が高め
・ 保障が微妙な商品が多い
等の特徴があります。
◎、定期型
一定の年齢に応じて保険料が変わります。
通常は若いうちは保険料が安く、高齢になると保険料が高くなっていきます。
◎、終身型
ずっと保険料が変わらない保険です。
何歳になっても、加入した当時の保険料のままです。
そのため定期型と比べて、若いうちは割高、高齢になると割安と感じます。
少し聞き慣れない言葉を見て疲れてしまったかもしれませんが、この8個だけなんとなく知っていればほとんど問題ありませんので、少し頑張りましょう!
その上で、最後に実際に保険商品の中身を見る段階に入っていきます!
「難しそう!」
と感じるかもしれませんが、小学校の算数が出来るなら怖くはないので、最後まで一緒に行きましょう!
③計算機を叩く
<保険選びは足し算と掛け算だけ>
最後は実際に保険商品を選ぶ方法を紹介します。
その方法とは
『計算機を叩く』
です。
しかも、方程式のような難しいことは一切なく、足し算と掛け算だけです。
「保険って難しい!わからない!」
と感じていたかもしれませんが、実は保険選びでやることって、小学校で習う足し算と掛け算だけなんですね!
しかも、学校みたいに自分で全部計算しなくても、計算機を使って良いんです!
だって、保険選びはテストではありませんので!
もし、貴方が
「そんなこと言われても、私には難しいんですよ!」
と感じているのなら、それは貴方の中に
『保険選び=難しいモノ』
という固定概念があるからです。
そこを頑張ってやってみたら
「あれ?これだけ?こんなに簡単なの?」
となりますので、是非一度やってみて下さい。
と言う事で一つ例題を出しますので、一度頑張って計算して見て下さい。
<保険選びの実践例題>
では、ふたひい終身生命保険(仮)の計算をしてみましょう!
月々の保険料は2000円
保険料のうち、毎月500円は積立てて、満期・解約時に払戻し。
保険金額は200万円
自然死でも、事故死でもお支払い。
しかも、亡くならなくても大きな障害・後遺症が残った場合でも、保険金額は200万円
ただし、途中解約時の積立金の払戻は1/10
こんな保険商品に貴方が今から加入する場合、お得ですか?お得じゃないですか?
是非考えてみて下さい。
ちなみにこのふたひい終身生命保険(仮)は、金額を変えているだけで、内容は実際に存在する人気の保険商品です!
そのため、これが計算できたら、貴方はそれだけで実際の商品でも自力判断出来ると言う事です!
<実践例題の解説>
まずこの保険の結論をお伝えしますが、私は計算機を叩かなくても内容をパッと見ただけで
『オススメしません』
しかし計算する練習なので、実際に計算機を叩いてみましょう。
貴方が40歳からこの保険に加入すると仮定します。
仮に90歳までは生きるかもしれないと考えるとします。
50年間保険料を支払うことになるので、このような計算になります。
月々2000円×12ヶ月=24000円(一年間で支払う保険料)
これを50年間ですので
24000円×50年間=120万円
つまり、120万円支払うことになります。
では次に、貴方が受け取れる保険金を見ましょう!
貴方が死亡すると200万円保険金が支払われます。
更に、毎月500円ずつ積み立てていたので払戻の30万円も返ってきます。
そのため
200万円+30万円=230万円
が貴方に支払われる事になります。
◎、支払う保険料が120万円
◎、返って来るお金が230万円
つまり、このふたひい終身生命保険に貴方が死ぬまで加入していると
230万円-120万円=110万円
つまり、最終的には110万円の利益になります。
どうですか?
ここまで自力で計算できたのなら、合格点です!
バッチリです!
もう貴方は自力で保険を選べる基礎スキルは身に付いています!
このように見てみると
「じゃあ、お得だし、入るべきじゃないですか?なんでオススメしないんですか?」
と感じる人がいるかもしれません。
この辺りについて、私がオススメしない理由を説明します。
<私がオススメしない理由>
それでも私がこの保険をオススメしない理由は3点。
◎、途中解約すると大損
◎、生命保険にしては保険金額があまりに安すぎる
◎、保険会社が50年間も残れるか不安
です。
◎、途中解約すると大損
この保険商品は”貴方が死亡するまで加入し続けることで”、50年間で110万円プラスになります。
しかし、途中解約をすると払い戻される積立金は1/10になるとの条件があります。
そのため、80歳の時に途中解約した場合、保険金は支払われませんし、積立金もほとんど戻ってきません。
もう数字を見るのは嫌でしょうから、私が計算しましたが、貴方が80歳のときに
「年金だけでは生活がキツイから解約しよう!」
と考えた場合、
93万円以上の損失
になります。
つまりこの保険商品は、途中解約が許されない縛り・呪いに近い保険といえるんですね。
貴方が死ぬまで保険料を支払い続ける呪いに、自ら掛かりに行きますか?
◎、生命保険にしては保険金額があまりに安すぎる
生命保険は葬式代金とか、遺族の生活のために加入するものですよね?
それなのに200万円しか出ないとなると、葬式代にも足りないレベル。
これでは、遺族に残すだけのお金はありません。
序盤でも最も大切なこととして言いました。
『保険の目的を見失うな!』
と。
いくら最終的には110万円儲かるとしても、
『貴方が生命保険に加入する目的を達成できない』
そんな保険に何の価値がありますか?
せめてどんなに安くても保険金額1000万円以上は戻って来る生命保険じゃないと、意味がないですよね。
保険の目的は
『大きな損失に備えるためのモノ』
是非忘れないようにして下さいね。
◎、保険会社が50年間も残れるか不安
今の時代で、企業の寿命をご存知でしょうか?
ある統計によると
『10年間で96%の企業が倒産する』
と言われています。
もちろん10年経っても残る会社はあると言う事ですが、全ての保険会社が残ると考えるのはあまりにリスクが高いですよね。
そんな時代に50年間解約できない保険に入るとか、もはやギャンブルですよね。
しかも、ギャンブルに勝てたとしても50年間で得をするのがたったの110万円。
「ギャンブルをするにしても、もっと色々と選択肢があるでしょうに!」
と言う事です。
だから私は、このふたひい終身生命保険(仮)をオススメしないんです。
オススメしないだけで、
「ダメ!絶対に加入するな!」
とまでは言いませんけどね。
ここまで考えることができたら満点です!
確かに、いきなりここまで自力で考えられるようになるのは難しいと思います。
しかし、このような視点で
「まずは計算機を叩いてみる」
という習慣を身につければ、貴方一人で本当にここまで出来るようになりますよ!
まとめ
保険とは、大きな損失に備えるために加入するモノだと言う事を忘れないのが一番大事。
その上で、貴方が一人で保険選びを出来るようになるために知っておくべき3点
①、インターネット保険にする
『安い。邪魔が入らない』
②、注目ポイントだけ抑える
『難しい言葉を使っている=お客に優しくない』
『難しい言葉を使う保険商品は基本無視。最低限の用語や、種類だけ抑えておく』
③、計算機を叩く
『足し算と掛け算だけ出来れば目安はつく』
『数字だけではなく、何のために加入する保険だったかな?を忘れなければ満点!』
これで、貴方自身で保険商品を適切に選べる基礎知識は身につきましたよね。
内容をよく分からないまま
「専門家に勧められたから!」
「最近テレビCMで良く見掛けるから!」
等の”何となく良さそう”という理由で加入しないで済みますね。
保険の専門家に相談しなくて済むので、その分の時間と労力を費やさず、休日を有意義に過ごせそうですよね。
もし今気になる保険商品があるのなら、今すぐ一度計算機を叩いて考えてみて下さい。
「そんなこと言っても、やっぱり自分だけじゃ無理だよ~!」
という人は、今後実際の保険商品を私が検討して
「この保険は、こんな人ならお得かもね!」
みたいな記事を作成していきますので、それらを参考にして下さい。
>>>実際の保険商品の計算をし、オススメの人を紹介します(今後作成予定)
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