『ライフネット生命:定期死亡保険とは?』どんな人にオススメか?数字を計算してわかりやすく説明します。
保険選びって難しいですよね。
よくテレビCMで見聞きする保険の窓口やら、保険見直し本舗やらに行くのも嫌だし。
そこでネット申込ができる生命保険!
「とりあえず将来のために、何か保険に入っておきたいんですよねぇ!」
「大手の保険会社なら安全・安心ですよね!」
「将来の備えをしないと不安なので、とりあえず保険に加入しています!」
と言う人がとても多いと思います。
しかし、大手だったり、評判が良かったりしても、その保険商品が貴方に合っているとは限りません。
『何となく大手!好きなタレントがCMやってるし!』
ではなく、キチンと中身を確認して、納得の上で加入しましょう。
「そうは言っても難しくて、私にはわからないよ!調べられないよ!!」
という人のために、今回は
『ライフネット生命:定期死亡保険とは』
この保険はどんな人にオススメなのかを、実際に数字を計算してわかりやすく説明します。
>>>ライフネット生命サイト『定期死亡保険:かぞくへの保険』へのリンク
この記事を読むことで
◎、ライフネット生命の定期死亡保険の中身が理解できます
◎、中身が理解できればその保険が貴方に合っている、合っていないが判断できます
◎、貴方自身で保険選びが出来るようになるための練習になります
なお、私の保険に対する見解は、私個人の価値観に基づく個人の見解です。
貴方の価値観や保険加入を否定する意図はありません。
私が何と言おうとも、入りたい保険に加入して下さい。
それでは、ライフネット生命『定期死亡保険:かぞくへの保険』はどんな人にオススメなのか、一緒に見て行きましょう!
20歳代、30歳代の生命保険としては有り
このライフネット生命の定期死亡保険を簡単に言うなら
『20歳代、30歳代の生命保険としては有り』
と言えます。
この保険は、若い人はかなり安い保険料で、充実した保障が受けられます。
ただし、40歳以上になると保険料が急激に跳ね上がるので、40歳になったら他の保険に乗り換えることも検討する必要性が出て来ます。
とはいえ
「嫌だよ!また保険選びしないといけないの?その手間が嫌なんだよ!」
と言う人も多いと思います。
そんな貴方は、40歳になって、
「生命保険には加入し続けたいです!」
ということなら、共済保険が選択肢の一つになると思います。
シンプル設計で選ぶ手間はかなり少なく、支払う保険料も40歳代以上になると、安く済みますからね。
>>>『埼玉県民共済:医療・生命共済とは?』どんな人にオススメか?数字を計算してわかりやすく説明します。
これらの事から、この保険は
『20歳代、30歳代の人の生命保険として加入するなら有り!』
とさせていただきました。
「もっと具体的な内容や金額を教えて下さい!」
との声もありますので、この辺りについて具体的に3点確認します。
①、保障内容
②、具体的な金額計算
③、注意点・補足
なお、私が保険を見る時のポイントはこちらの記事の通りですので、
「保険ってどんなポイントで見れば良いんだろう?」
と言う人は、こちらの記事をお読みください。
>>>『本当に必要な保険の選び方』をわかりやすく説明します。
それでは、ライフネット生命:定期死亡保険(かぞくへの保険)について、更に詳しく一緒に見て行きましょう!
①保障内容
◎、加入可能年齢
20~70歳までの健康な人
◎、保障期間
保険料を支払っている間だけ(20~90歳の間)
◎、支払う保険料
年齢、保障金額、プランによって変動
期間終了後、更に継続したい場合は、今の年齢に応じた保険料で再契約となる。
<10年間プラン:保障金額500万~1億円の月々支払い額>
・ 20歳代 596~ 7180円
・ 30歳代 682~ 8890円
・ 40歳代 1334~21930円
・ 50歳代 3607~67390円
・ 60歳代 7694~149140円
<80歳未満プラン:保障金額300万~1億円の月々支払い額>
70~80歳 7925~265090円
<90歳未満プラン:保障金額300万~1億円の月々支払い額>
70歳~90歳 13131~429630円
◎、保障内容
・死亡・重度障害時500万~1億円
・80歳~90歳プラン 300万~1億円
この範囲内から自分で選択するタイプです。
他の生命保険と違い、寿命・事故等の死亡原因は問わず、同じ保障金額のようです。
これを見る限りだと、シンプルで分かりやすいですね。
下手なゴチャゴチャ難しい言葉を並べた保険商品よりも、私達のことを考えてくれています。
とはいえ、お客思いと言うだけで私達に合う保険かどうかはわかりませんので、具体的に計算機を叩いてみましょう!
②具体的な金額計算
保険の内容を見る限り、掛け捨て。
つまり
『支払っている間だけ保障が受けられる』
というタイプの保険です。
年齢によって支払う保険料が大きく変化するようなので、年齢ごとに向き・不向きを見てみましょう!
その他の設定は
『10年間プラン、保障金額1000万円』
に固定して考えます。
※ 10年間プランなら10歳単位で年齢ごとの比較がしやすい。
※ 生命保険の目的上、最低でも保障金額1000万円以上は欲しいところだから。
<20歳代の場合>
月々の支払い935円
935円×12ヶ月=11220円(一年間の支払い額)
11220円×10年間=11万2200円
このため、20歳代の人は10年間プランで11万2200円支払う事になります。
保障金額1000万円なので、20歳代のうちに死亡したり、重度の障害を受けた場合には家族にほぼ1000万円丸々残せるようなモノと言えます。
ただし、
「20歳代で亡くなるわけないじゃん!」
と思う人は11万円を捨てるようなモノです。
<30歳代の場合>
月々の支払い1299円
1299円×12ヶ月=15588円(一年間の支払い額)
15588円×10年間=15万円5880円
このため、30歳代の人は10年間プランで15万5880円支払う事になります。
保障金額1000万円なので、30歳代のうちに死亡したり、重度の障害を受けた場合には20歳代の時と大きく変わらず、家族にほぼ1000万円丸々残せるようなモノと言えます。
ただし、これも
「30歳代で亡くなるわけないじゃん!」
と思う人は15万円を捨てるようなモノです。
<40歳代の場合>
月々の支払い3062円
3062円×12ヶ月=36744円(一年間の支払い額)
36744円×10年間=36万7440円
このため、40歳代の人は10年間プランで36万7440円支払う事になります。
保障金額1000万円なので、40歳代のうちに死亡したり、重度の障害を受けた場合でも、まだ家族に1000万円近く残せるようなモノと言えます。
ただし、
「40歳代で亡くなるわけないじゃん!」
と思う人は36万円を捨てるようなモノです。
10年間に分割するとはいえ、この金額を見せられると、ちょっと負担が大きく見え始めるかもしれませんね。
<50歳代の場合>
月々の支払い7579円
7579円×12ヶ月=90948円(一年間の支払い額)
90948円×10年間=90万9480円
このため、50歳代の人は10年間プランで90万9480円支払う事になります。
保障金額1000万円なので、50歳代のうちに死亡したり、重度の障害を受けた場合には家族に約900万円残るようなモノと言えます。
ただし、
「50歳代で亡くなるわけないじゃん!」
と思う人は90万円を捨てるようなモノです。
流石に100万円近く支払う事になると、中々判断に迷うかもしれませんね。
<60歳代の場合>
月々の支払い20581円
20581円×12ヶ月=24万6972円(一年間の支払い額)
24万6972円×10年間=246万9720円
このため、60歳代の人は10年間プランで246万6972円支払う事になります。
保障金額1000万円なので、60歳代のうちに死亡したり、重度の障害を受けた場合には家族に750万円くらい残せるようなモノと言えます。
ただし、
「60歳代で亡くなるわけないじゃん!」
と思う人は246万円を捨てるようなモノです。
この金額は決して安くないので
「60歳代はまだ若いから大丈夫!」と考えるか?
「自分は60歳代で、もう危険かも!」と考えるか?
で決めるべきかもしれませんね。
<80歳以下プランの場合>
※ この保険商品は70歳までしか加入できません。
※ 70歳の人は80歳以下プランか?90歳以下プランか?どちらかを選択することになります。
月々の支払い25834円
25834円×12ヶ月=31万0008円(一年間の支払い額)
31万0008円×10年間=310万0080円
このため、70歳代の人は80歳以下プランで310万0080円支払う事になります。
保障金額1000万円なので、70歳代のうちに死亡したり、重度の障害を受けた場合には家族に約700万円残せるモノと言えます。
ただし、
「70歳代で亡くなるわけないじゃん!」
と思う人は310万円を捨てるようなモノです。
「自分は平均寿命を超えるのか?超えないのか?」
が判断基準になるかもしれませんね。
<90歳以下プランの場合>
※ 70歳までしかこの保険商品は加入できません
※ 70歳の人が90歳以下プランで10年間支払う金額として計算します。
月々の支払い43188円
43188円×12ヶ月=51万8256円(一年間の支払い額)
51万8256円×10年間=518万2560円
このため、70歳代の人は90歳以下プランを10年間で、518万2560円支払う事になります。
保障金額1000万円なので、70歳代のうちに死亡したり、重度の障害を受けた場合には家族に約480万円残せるモノと言えます。
この金額だと葬式代を出したら、遺族にはほとんど残せませんね。
この年齢で、このプラン、この保障金額では、生命保険としての目的を果たすのは厳しいかもしれません。
「それでも葬式代になるのなら」と考えるか?
「その支払う500万円を生きている内に孫に使ってあげたい」と考えるか?
という感じの判断になると思います。
③注意点・補足
この保険の注意点は、
『充実した特約』
『健康状態は自己申告制』
『戦争・大災害等で多くの死者が出た場合は減額もある』
という3点です。
<充実した特約>
特約とは、他にも色々と保障の対象を増やすオプションのことです。
「保障が色々付けられて、選択肢も多くて良い保険じゃん!」
と感じガチですよね。
しかし保険選びに関しては、特約は必要ありません。
>>>『本当に必要な保険の選び方』をわかりやすく説明します。
こちらの記事でもお伝えした通り、保険の目的を見失わないで下さい。
貴方は何のために生命保険を加入を考えているんですか?
それは自分が死亡した時に
『残される家族の生活を安定させるため』
ですよね。
それなら、そんな生命保険に、それ以外の
「ガンになったときも心配だから!」
みたいな特約は付けないで下さい!
損をするリスクが高まりますので、特約を付けるくらいならその分は貯金して備えておきましょう!
<健康状態は自己申告制>
この保険商品は健康診断書類等がなくても、自己申告だけで加入できます。
「うわ~!健康診断書類とか用意するのが大変で、なくて入れるなら便利!」
と感じます。
普通に健康な人ならその通りです。
しかし、中には
「健康診断書がなくても加入できるなら、本当はちょっと健康的に心配だけど、健康ってことにして加入しよう!」
と考える人も出て来ます。
そんな
「保険に加入できて満足!」
という人は待って下さい!!!
そのような申告をして加入した場合、死亡したときに保険金が支払われません。
しかも、それまでに支払った保険料も返ってきません。
つまり、お金を失うだけ!
残される家族に残せるお金が減るだけなので注意しましょう!
これは契約内容・約款に記載されていますので、少しだけだろうと虚偽の申告はやめましょう!
<戦争・大災害等で多くの死者が出た場合は減額もある>
これは恐らく他の保険商品、保険会社でも言える事なのだと思いますが、
『一度に大勢が亡くなる出来事があった場合は、保険金が支払えないかもしれない』
という事が約款に書かれています。
保険会社も無尽蔵にお金を持っているわけではありませんので、これは物理的に仕方がないことかもしれません。
ただ、このような部分は結構見落としがちなので、注意点として敢えて載せました。
まとめ
ライフネット生命:定期死亡保険(家族への保険)は、20歳代、30歳代の生命保険としては有り
①、保障内容
『20~30歳代には安くて保障充実な生命保険』
②、具体的な金額計算
『10年プラン、1000万円保障で、40歳以上の人は共済の方が安いかも?』
『10年プラン、1000万円保障で、50歳以上の人は支払うが100万円近くと高額になる』
③、注意点・補足
『充実した特約』
『健康状態は自己申告制』
『戦争・大災害等で多くの死者が出た場合は減額もある』
これで、ライフネット生命:定期死亡保険(かぞくへの保険)の中身を理解できましたよね。
中身が理解できたことで
「この保険は私に合っている保険かなぁ~?」
を判断する材料になりました。
今までこのように保険の具体的な中身を見る習慣がなかった貴方は、これをキッカケに
「このように保険を見れば良いのかぁ!」
との意識が芽生え、貴方自身で保険選びが出来るようになるための練習になると思います。
少しでも貴方自身で保険の中身を見たくなったのなら、やる気のある今、こちらの記事をお読みください。
>>>『本当に必要な保険の選び方』をわかりやすく説明します。
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私は他に大きく2つの取り組みをしていますので、少しでも興味を持ったら、そちらの活動も見ていって下さい。
①、日テレが本気で手掛けている『web3×アイドル』プロジェクトNFTIDOLHOUSE。ここから誕生したアイドルFuhua(フーファ)。ここの専属記者の役職を頂き活動しています。
②、結節性痒疹という難病で超敏感肌な彼女と共同で、敏感肌の人向けのスキンケア、化粧品選びを紹介する活動もしています。