『「息子・娘が実家に帰省しない」と悩む親が今すぐやるべき行動3選』をわかりやすく説明します【実体験】

 日本には正月・ゴールデンウィーク・お盆と、実家に帰省する風習があります。

 しかしそんな中、何年間も帰省しない人もいます。

 

 そのため

「実家を出たうちの息子(娘)は、全然実家に顔を出さない!どうしたら良いんだろう?」

「仕事が忙しいのは分かるけど、1年に1回くらい顔だけでも見せて欲しい!」

「うちの息子(娘)は、孫のお年玉をねだりにだけ帰って来る!後は電話もして来ない!」

等と嘆く声も多く聞かれます。

 

 そこで今回は、昔は実家に帰省しまくっていたのに、今は何年間も帰省していない私が実体験からの本音で

『「息子・娘が実家に帰省しない!」と悩む親が今すぐやるべき行動』

をわかりやすく説明します。

 

 この記事を読む事で

◎、息子・娘(以下息子等)が帰省したくなる土台を作る事が出来ます

◎、なぜ息子等が帰省したくないのかもイメージできます

◎、息子等との関係性が今よりも良くなります

 

 それでは私の実体験から語る、息子等が実家に帰省するようになるため、親がやるべき行動を一緒に見て行きましょう!

 

 

 

息子・娘のことを否定しないこと

 親が今すぐやるべき事は

『息子等を否定しないこと』

です。

 

 このように言うと

「私は息子等を愛しているし、否定なんてしていませんよ!それなのに帰って来ないんです!だからどうしようもなく悩んでいるんです!」

こんな風に感じた人は多いのではないでしょうか?

 

 しかし、もしかしたら意識していないだけで息子等からしたら

「親に否定されている!」

と感じるケースが多いのかもしれません。

 

 息子等が親に否定されていると感じる言葉の例えを出すなら

「キチンとやれているの?」

「安定した仕事に就きなさいね!」

「ご飯はキチンと食べているの?」

「今は分からなくても将来、親の言う通りにして良かったと思うから!」

「これだけは覚えておきなさい!」

等々です。

 

 一つでも言葉にしており、息子等が

「否定された!」

と感じたら、以降は心を閉じてしまい何を言っても伝わらなくなります。

 心当たりはありませんか?

 

 もし少しでも心当たりがあるのなら、この部分をキチンと理解していないと、今後も息子等は実家に寄りつかないまま、何かを言えば言うほど心は離れて行きます。

 この状態の息子等は理性ではなく感情で心を閉ざしています。

 そのため、貴方の伝える事が本当に将来的に息子等のためになることだとしても

「将来こうなっちゃうかもよ!」

という、目に見える部分で気持ちを伝えようとしても無意味です。

 

「じゃあどうしたら良いの!?」

と混乱してしまいますよね。

 そこでそんな貴方が今すぐやるべきことは次の3個です。

①、息子等のことを応援する

②、息子等のことを知る

③、息子等のことを受け入れる

 

 どういう事なのか、更に詳しく一緒に見て行きましょう!

 

 

 

①息子等のことを応援する

<否定感情で作り上げられている土台>

 まず貴方がやるべきことは、

『息子等のことを手放しで応援すること』

です。

 

 どうしても息子等がやっていること、言っていること等を見聞きすると未熟な面が強く見えてしまい

「ちょっと考え方が甘いんじゃないかな?それよりもこっちの方が良いんじゃないの?」

と意見をしたくなりますよね。

 

 しかし、この言動は当然否定ですので言われている息子等の心の中は

「親は私がやっていることを否定して来る!賛成していない!話をしていて心が折られる!苦痛だ!」

としか感じません。

 そもそも息子等はその事について何も学んでいない貴方よりも詳しいので、貴方がするアドバイスについて既に頭では理解しています!

 その上での今なんです!

 

 何度も言いますが、息子等が寄りつかない原因は”感情による”否定感ですので、貴方が言っていることやアドバイスが正しいかどうかは重要ではありません。

 そもそも土台が

「親はどうせ私を否定して来る」

で作り上げられてしまっているので、どんな話も受け入れる土壌がない状態なんですね。

 

 どんなに良い野菜の種でも、土壌が適していなければ芽は出ませんし、育ちません。

 言葉も同じなんですね!

 だから今すぐ貴方がやるべきことは

『この土壌を作り直すこと』

なんです。

 

 

<応援出来ない事に気付く>

 貴方が息子等の将来が不安な気持ちは分かりますが、今は正しい事を言う時ではなく寄り添う時なんです。

 だから、息子等を

「やれるところまでやってみよう!貴方なら出来るよ!もし成果が出なかったとしても私達はいつまでも貴方の味方だから大丈夫だよ!」

等と、手放しで応援するんです。

 

 しかし、いざ応援しようとすると一つの壁にぶつかりますよね。

 それは

『息子等の何を、どう応援すれば良いのか分からない』

です。

 

 恐らく貴方は今息子等を応援する事が出来ませんよね。

(表面的な、形だけの応援や言葉では、すぐ見破られてしまい逆効果ですのでダメですよ!)

 それこそが、今まで(無意識にでも)否定し続けて来た結果です。

 今の息子等の事を知らないんですよね。

 そこで、応援するために今すぐやるべき事を見て行きましょう!

 

 

 

②息子等のことを知る

 息子等のことを本当に手放しで応援するために今すぐやるべき事は

『息子等の事を知ること』

です。

 

 今は知らない状態なのですから、知る事から始めれば良いんです。

 とてもシンプルで

「当たり前だろう!」

と感じますが、これが中々難しいんですね。

 

 当然息子等の事を知る場面でも否定は厳禁ですので、具体的には

『息子等の想いを徹底的に聞く』

と言う事をしましょう。

 息子等の話を聞いていると、親としてはどうしても何か言ってあげたくなります。

 しかし、それは厳禁です!

 この段階では何を言っても

「否定された!もう本音で話をしたくない!」

と心を閉ざすだけです。

 

 あくまでも目的はアドバイスではなく

『息子等のことを知るため』

だと言う事を忘れないで下さい。

 徹底的に話を聞く事に専念する。

 言葉にすると簡単そうですが、とても難しく、今まで貴方が息子等に対してやれなかった事です。

 

 これは福祉の世界では

『傾聴』

と呼び、専門スキルの一つです。

 そして、この専門スキルを既に有しており、意識しないでも行えているような福祉のベテランでさえ、相手が息子等になると出来なくなります。

 そんなに難しいことなのですが、今息子等が貴方に求めている事はこの傾聴です。

 是非頑張ってみて下さい。

 

 

 

③息子等のことを受け入れる

<受け入れる事は、否定しない事とは違う>

 息子を応援するために傾聴をします。

 しかし、話を聞くだけではまだ応援は出来ません。

 そこで重要になってくるのが

『息子等のことを受け入れる』

ということです。

 

「ん?否定しないってことと同じじゃないの?」

と感じますよね。

 しかし受け入れると言う事は、否定しない事とは少し違います。

 否定しないという行為は、こちらから何も発しなければ達成できます。

 しかし、受容はそれだけではダメなんですね!

 

 受容は相手に

「私は貴方のことを否定しませんよ!全面的に理解し、受け入れていますよ!」

と伝わらないといけないんです。

 少しわかり難いので具体例を出しましょう!

 例えば、

「私は会社員にならないで、ブログを書いて生きて行くんだ!」

と息子等が言っているとします。

 

 否定しない態度は、それを無言で聞いている状態です。

 頭の中で

「また無茶な事を言って!もっと良い選択肢があるのに!」

と考えていても、無言なら否定はしていません。

 

 一方、

「私は会社員にならないで、ブログを書いて生きて行くんだ!」

と話をしている時に、貴方は無言だとしても本当に心から真剣に聞いていれば前のめりに、真剣な態度で話を聞く事になります。

 どちらも同じ無言ですが、明らかに息子等に伝わる感情は違ってきますよね。

 これなら

「何も言わないけど、本気で話を聞いてくれているんだ!?」

と息子等も感じますよね。

 

 

<態度より、貴方の心が重要>

 このように否定しないことと、受け入れる事の大きな違いは

『貴方の心』

なんですね。

 つまり息子等を受け入れるためには、態度や言葉だけではなく、心から受け入れる姿勢が求められると言う事なんですね。

 

 そうはいっても

「いやいや、心から受け入れるって要は自分の心や価値観ごと変化させるってことでしょ?無理じゃない?」

と感じますよね。

 しかし、それが出来ている家庭では息子等は大人になっても帰ってきているんですね!

 他の家庭でできて、貴方にできない道理はありません。

 是非変化を受け入れる努力を頑張ってみて下さい。

 

「わかりました!努力してみますが、どんなことをすれば良いんですか?」

との疑問に対しては、沢山読書をしたり、沢山の人と雑談をすることです。

 こちらの価値観の違いに関する動画がスッキリと入って来るまで何回でも、何百回でも聞きまくるのも良いです。

 実際に私は100回近くは聞いています。

 鴨頭嘉人さんという人物についてはこちらの記事をお読みください。

>>>鴨頭嘉人さんとはどんな人物?『私が勉強を始めるキッカケをくれた人』

 

 自分の中の心や、価値観を変えたり広げたりするためには、様々な価値観や人の考え方に触れて、そこにある想いを理解する必要があります。

 受け入れる前に傾聴を説明したのはそのためです。

 

 今の貴方は息子等に対して、発する・与えるという態度です。

 しかし、息子等に対して受け入れる・受け取ると言う態度の方が重要なんですね。

 そして、息子等の事を知り、受け入れる事が出来れば、本当の意味での応援ができるようになります。

 そうなれば

「親には否定される!」

という感情の土台はなくなり、実家に帰省するようになっていきます。

 

 仕事が忙しいことを言い訳にして何年間も帰省しないなんて事はなくなります。

 どんなに忙しくても、本当に帰りたければ無理矢理時間を作ってでも帰りますからね。

 是非行動を起こしてみて下さい!

 

 もちろんこの問題の原因は息子等側にもあります。

 しかし、息子等側は別に帰省しなくても良いと思っており、解決すべき問題とすら思っていない以上は、貴方が改善に向けて動くしかないんですよね。

 親という立場の人には少し厳しい事も言ってしまったかもしれませんが、息子等を変えようとするのではなく、貴方自身が変わる事が重要なんだと言う事を忘れないで貰えれば、貴方になら出来ます!

 

 

 

まとめ

 実家に帰省しない息子等のことを否定しないことが最も重要になります。

 

 その上で具体的な行動として3点

①、息子等のことを応援する

 『手放しで応援出来れば心を開いてくれる』

 

②、息子等のことを知る

 『息子等の事を知らないと応援はできない。真剣に聞く事に専念する。』

 

③、息子等のことを受け入れる

 『息子等の事を心から受け入れている事が伝わる必要がある。そのためには貴方の心や価値観を変える必要がある。』

 

 これで息子・娘(以下息子等)が帰省したくなる土台を作る事が出来ますよね。

 なぜ息子等が帰省したくないのかも何となくイメージできたのではないでしょうか。

 この土台が出来上がれば息子等との関係性は今よりも良くなります。

 仕事が忙しかろうと時間を作って帰省したがります。

 嬉しい事があれば、貴方と共有したくて電話をして来るようになります。

 

「親にとって子供はいつまでも子供なんですよ。」

なんて、息子等の生き方を全面的に否定する昭和の考えは捨てて、是非受け入れると言う姿勢を身につけて下さい。

 

 行動しなければ何も変わりませんので、紹介した読書・雑談、動画の視聴をして頑張ってみて下さい!

 

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