働き方の種類①『従業員・会社員という働き方のメリットとデメリット』をわかりやすく説明します。

「貧乏人とお金持ちとの違いは働き方にある!」

 これは金持ち父さんシリーズと呼ばれる、お金の勉強のバイブルとも呼べる本の中に登場する考え方の一つになります。

 その中で

◎、貧乏人の働き方2種類(従業員、自営業)

◎、お金持ちの働き方2種類(経営者、投資家)

 合計4種類の働き方が紹介されています。

 これら4種類についてはこちらの記事をお読みください。

>>>『貴方は今のままでは一生貧乏人!?』貴方がお金持ちになるための働き方・お金の流れ!【クワドラントという4個の基礎知識】

 

 このように聞くと

「ちょっと待って!私会社員だけど、別に貧乏じゃないんですけど!」

「確かに私はお金持ちではないけど、貧乏人って言われる筋合いはないんですけど!!」

「マジか!従業員のままだとダメってことですよね?」

みたいに感じる人が多くいます。

 

 しかしこの本は、貧乏人の働き方がダメと言っているわけではありません。

「メリットもあれば、デメリットもあるので、全部の働き方を経験しましょう!」

と言っています。

 そこで今回は金持ち父さんシリーズと、私の経験を元に

『従業員・会社員という働き方のメリットとデメリット』

をわかりやすく説明します。

 

 

 この記事を読む事で

◎、従業員・会社員という働き方の特徴を知る事が出来ます

◎、従業員という働き方から得られるメリットを最大限に活かす事ができるようになります

◎、従業員としてのメリットを得たら、違う可能性にチャレンジできるようになります

 

 それでは従業員・会社員という働き方の特徴について、一緒に見て行きましょう!

 

 

 

従業員とは、会社のために働く人達

 従業員とは

『会社のために働く人達』

のことを言います。

 

 恐らく貴方も何処かの会社や施設等に雇われて仕事をし、その対価として毎月給料を貰うという働き方をしていますよね。

 これは先程の4種類ある働き方の中では、

『一番貧乏人な働き方』

に分類されています。

 

 何度も言いますが、貧乏人が悪いと言っているわけではないので勘違いしないで下さいね。

 しかし、

『この働き方に一切疑問を持たず、この働き方によるメリット・デメリットを把握しないまま、当たり前の事として従業員という働き方をしている事は問題』

と捉えています。

 

 そうは言っても従業員という働き方に疑問を持たずに受け入れている状態でメリット・デメリットを認識するのは難しいので、

①、従業員として働くメリット

②、従業員として働くデメリット

についてご紹介します。

 それでは、従業員として働く特徴について、更に詳しく一緒に見て行きましょう!

 

 

 

①従業員として働くメリット

 私も従業員として働いていた時はあまり意識することが出来ていませんでしたが、フリーランスになってから

「従業員ってこんなに凄いメリットがあったんだなぁ!」

と気付きました。

 それは主に3種類あります。

◎、毎月確実に収入が得られる

◎、収入を得ながらスキル習得が出来る

◎、自己負担が少ない

 従業員として働いていると感じ難いと思いますので、説明していきます。

 

 

<毎月確実に収入が得られる>

 従業員は毎月給料と言う形で収入が得られます。

 恐らく貴方はこれを当たり前と感じているわけですが、全然当たり前なことではないんですよ!

 4種類ある働き方の中で、

『確実に収入が得られる働き方はこの従業員という働き方だけ』

です!

 つまり、むしろ給料を貰える働き方は特殊なんですね!

 

 毎月収入が確実に得られる安心感は本当に物凄いメリットです!

 私は2021年6月から従業員という働き方を辞めましたので、この凄さは絶賛体験中です!!!

 そのため

『生活費を稼ぎ続ける』

という事に最も適している働き方は間違いなく従業員という働き方になります。

 

 

<収入を得ながらスキル習得が出来る>

 次のメリットは

『収入を得ながらスキル習得が出来る』

と言うモノです。

 これが従業員として働く最大のメリットになりますが、従業員という立場でいると皆気付かないんですよね。

 気付かないから、このメリットを最大限活かそうとしないんですよね。

 とても、もったいないことですよ!

 

 例えば、新人研修。

 恐らく貴方も新人職員としてその職場で働く上でのノウハウを学んだと思います。

 そのスキルや知識習得のための研修中も給料を貰っていましたよね。

 正社員としての給料よりも安いとは言え、月10万~20万円くらい貰えていたのではないでしょうか?

 このことに何の疑問も覚えず、当たり前の事として受け入れていると思いますが、これって社会の中ではあり得ないくらい物凄い優遇なんですよね。

 

 例えば、英会話スクール。

 英会話スクールに通ったら、

◎、英会話スキル

◎、英語知識

等を得られます。

 そして平均的に月1~3万円くらい、貴方がスクールにお金を支払います!

 

 他にもプログラミングスクール。

 プログラミングスクールに通ったら

◎、プログラミングスキル

◎、プログラミングの知識

等が得られます。

 そして平均的に月10万~30万円くらい、貴方がスクールにお金を支払います!

 

 これらのように本来スキルや知識を教えてもらうと、貴方がお金を支払うんですよね。

 しかし、従業員という働き方をしている人だけは、会社からスキルや知識を教えてもらいつつ、しかもお金が貰えるんですよね!

 それは当たり前なのではなく、物凄い優遇なんだということは知っておいて良いと思います。

 それによって

「従業員は、スキル・知識習得をするための働き方なんだ!」

と、意識して働くと従業員として最大限メリットを得られるようになります。

 

 

<自己負担が少ない>

 次は従業員は

『自己負担が少ない』

というメリットです。

 これも従業員として働いていると感じ難いので、メリットといて意識している人は少ないと思います。

 私も従業員のときは、知識としては知っていましたがイザ辞めると、この凄さも実感しています。

 

 公的な手続きをやってくれたり、保障や、負担を支えてくれている等、色々とありますが、一番わかりやすいのは健康保険の半額支払いですよね。

 従業員は職場の健康保険に加入しているわけですが、その保険料の半額は職場が支払ってくれています。

 つまり、貴方は健康保険料を半額しか支払っていないんですね。

 これも従業員だけに認められているモノです。

 

 恐らく普段から

「この職場全然ダメだよなぁ~!」

みたいに不満を愚痴ってしまう事があると思いますが、本来貴方が負担しなければならないモノを色々と負担してくれているんですね。

 これは、従業員という立場を辞めると全て自分に圧し掛かって来るので実感します。

 今の状態のまま実感することは難しいかもしれませんが、是非知識としては知っておいて欲しいと思います。

 

 

 

②従業員として働くデメリット

 次にデメリットも見て行きます。

 メリットだけ見て来ると

「従業員最高じゃん!」

という気持ちが膨らみますが、貧乏人の働き方と言われるだけあり、当然デメリットもあります。

 私からは4個

◎、収入が増えない

◎、成果を上げても会社の評価になる

◎、時間と労力が会社に縛られる

◎、チャレンジする事が怖くなる

 これらについても見て行きましょう!

 

 

<収入が増えない>

 良くも悪くも収入が安定しているので

『収入が増えない』

というデメリットがあります。

 もちろん少しは増えますが、1年で500~2000円くらいと雀の涙状態ですよね。

 10年勤務し続けても+5000~2万円です。

 

 +2万円なら少しは生活が変わるかもしれませんが、そこまで給料が上がり続ける職場は極稀でしょうから、ほとんどの人は+5000円くらいですよね。

 5000円増えたからと言って

「良し!収入増えたからもっと広い部屋に引っ越しをするか!」

「これで生活が楽になる!」

なんてなりませんよね。

 そのため従業員でいる限り、一生生活水準は変わりません。

 

 

<成果を上げても会社の評価になる>

 次に貴方の実績のデメリットです。

 従業員は

『成果を上げても会社の評価になる』

というデメリットがあります。

 

 貴方の職場にも

「何でこの人、この職場にいるんだろう?」

と感じるほど優秀な職員さんっていませんか?

 別に常に成果を上げ続けるそのような人じゃなくても、貴方だって仕事で成功して高く評価されるような経験があると思います。

 そのように従業員として成果を上げた場合、誰の評価が上がるか意識したことはありますか?

 成果を出した貴方や優秀な従業員ではなく、会社の評価が上がります。

 

 もちろん

「○○さん凄い!流石です!!」

と周囲の仲間達からは高く評価されるかもしれませんが、それはその職場内限定の評価なんですね。

 社会から見た場合の評価は、1ミリも上がっていません。

 貴方がどんなに大きな契約を取ってこようと、どんな発明をしようと、従業員である限りその評価は会社のモノです。

 全部がないとは言いませんが、貴方の実績として評価されることはほとんどありません。

 

 例えば、日本で人気のアサヒスーパードライというビール。

 あれは誰が提案し、開発したか皆さんは知っていますか?

 あれほどまでのヒット商品ですが、”誰が”ではなく”どこの会社が”しか知りませんよね?

 従業員という立場だと、このように何かを成し遂げても、基本的に会社の評価になってしまうんですね。。

 

 

<時間と労力が会社に縛られる>

 次のデメリットは

『時間と労力が会社に縛られる』

です。

 これは説明しなくても

「分かる!本当にそれ!!」

という人も多いのではないでしょうか。

 

 貴方が正社員なら、休憩時間も含めて毎日9時間拘束されていますよね。

(介護の夜勤で17時間、警察官等で24時間なんて人もいるでしょうが)

 それにプラスして、残業や勉強会等として更に長く拘束される事も有ります。

 これに仕事の準備のための時間や通退勤時間も含めると更に数時間長く拘束されることになります。

 こうなると仕事のある日はほぼほぼ、自分の時間なんて確保できませんよね。

 

 仕事自体がとても楽しく、充実した時間なら拘束されても良いのですが、多くの人はそうじゃないですよね。

「もうこんな時間か!明日も仕事だからそろそろ寝ないとなぁ。」

「あぁ~もう朝かぁ~!仕事の準備するか。」

「もう休みお終いかぁ~、明日から仕事かぁ~。ダルイなぁ~。」

って感じですよね。

 そうなると他にやりたい事や、楽しい事を我慢しなければなりませんので、憂鬱な時間に長く拘束されてしまうというのは、それだけでデメリットなんですよね。

 

 

<チャレンジする事が怖くなる>

 次は

『チャレンジする事が怖くなる』

というデメリットです。

 これは金持ち父さんには書かれていませんが、今の時代に合わせるとこれが最大のデメリットになり得ます。

 

 長く従業員という働き方をしていると、その環境を変えたり、職場に変化を求めたりする行動を取りたくなくなります。

 皆さんの職場にも、何か新しい提案をしても

「何でそれやる意味があるの?今のままでも問題ないんだから、新しいことなんてやる必要ないでしょ!」

と、何かにつけて新しい取り組みを否定してくる上司はいませんか?

 それはその職場に長くいることでチャレンジすることに憶病になってしまい、変化を怖がってしまっているんですね。

 新しい事やチャレンジには必ず失敗が伴いますので、失敗を怖がっていると言い換える事もできるかもしれません。

 

 これは日本の教育でも

「失敗はダメな事!失敗をしてはいけない!」

と教育されていますので、仕方がない事かもしれませんけどね。

 しかし、本当は失敗なんてモノはそもそも存在しないんですよね。

「いやいや、失敗はあるでしょうよ!」

と感じるかもしれませんが、失敗は存在するし、存在しません。

 

 どういう事か?

 例えばオリンピック。

 銀メダルを取得した選手が

「こんな順位になってしまい皆さんに申し訳ない。悔しいです。」

と泣く選手がいます。

 その姿を見て多くの人は

「何言ってるの!世界2位だよ。オリンピックに出場出来ただけでも凄いんだから!」

と感じますよね。

 

 ほら!

 失敗は存在するけど、存在しないんですよ!

 同じ一つの結果・成果なのに

「失敗した!悔しい!!」

と思う人もいれば

「凄い成果ですね!!!」

と思う人もいます。

 

 このように、そもそも失敗とは

『その出来事をどのように捉えるか次第』

なんです。

 だから、一般的に失敗と捉えられそうなことでも貴方が失敗と捉えず

「よし!これで別の可能性を検証する事も出来る!良い経験をした!」

と捉えれば、それは失敗ではないんですよ。

 これは良い経験、つまり成果や成功の一つなんですね。

 この辺りはニーチェ哲学やアドラー心理学等で更に詳しく学べますので、興味がある人は調べてみて下さい。

 

 そして従業員のまま長くいると、全てのことを失敗と捉える目線が強くなってしまい、失敗が怖くなり、チャレンジができなくなってしまうんですね。

 もちろん、チャレンジしなくても幸せに生きられるならそれはそれで一つの生き方です。

 しかし問題は、そのままでは幸せに生きられなくなった場合なんです。

「辛いなぁ~!嫌だなぁ~!!もう仕事に行きたくないよ!!!」

となった時にチャレンジ精神がない状態だと、

◎、転職は怖い

◎、辛い状況を変える事も出来ない

◎、我慢するしかない

と言う事で追いつめられて、最悪自ら命を絶つことになります。

 これは物凄いデメリットですよね。

 

 この辺りの価値観からの仕事選びについてこちらの記事も併せてお読みください。

>>>『本当に安定した職業とは?』人生が詰まない仕事選びを経験からわかりやすく説明します。

 

 これらのメリット、デメリットから、従業員と言う働き方は

『生活費を貰いながらスキル・知識を習得するための働き方』

と位置付けて、将来的には違う働き方を目指すのが理想と言えそうですね。

 従業員以外の働き方についてはこちらの記事をお読みください。

>>>『貴方は今のままでは一生貧乏人!?』貴方がお金持ちになるための働き方・お金の流れ!【クワドラントという4個の基礎知識】

 

 

 

まとめ

 従業員とは、会社のために働く人達と言う事が出来ます。

 

 その上でメリットとデメリット

①、従業員として働くメリット

 『生活の保障という部分で優遇されている』

 ・ 毎月確実に収入が得られる

 ・ 収入を得ながらスキル習得が出来る

 ・ 自己負担が少ない

②、従業員として働くデメリット

 『身動きが取れなくなる』

 ・ 収入が増えない

 ・ 成果を上げても会社の評価になる

 ・ 時間と労力が会社に縛られる

 ・ チャレンジする事が怖くなる

 

 これで従業員・会社員という働き方の特徴を知る事が出来ましたよね。

 従業員という働き方から得られるメリットを理解したことで、それを最大限に活かす事ができそうですよね。

 更に従業員としてのメリットを得て

「もうこれ以上得られるモノはないかな!」

と感じた時に、違う可能性にチャレンジできるようになりました。

 

 今従業員の貴方は是非この機会に自分の人生、働き方と言うモノを見つめ直して見て下さい。

 そして

「従業員という生活が保障されている立場の間に色々と学んでおきたい!」

という貴方は、こちらのお金に関する勉強を始めてみてはいかがでしょうか!

>>>『お金の勉強初心者は、まず何から始めるのが良いのか?』わかりやすく説明します。

 

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 >>>ふたひい@NIH専属記者

 

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 >>>敏感肌さんの美容情報局

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