『発足初期のデジタル庁の具体的な取り組みポイントとは何か?』をわかりやすく簡単に説明します。
2021年9月1日より、日本に新しい省庁組織であるデジタル庁が発足されます。
(記事を書いている早朝ではまだ発足していないので、予定として書いています。)
それを受けて、大きく3種類の声が聞こえています。
私と同じように
「デジタル庁待ってました!これからの動き・活躍に期待しています!」
という期待派の人もいれば
「無駄無駄!どうせまた税金の無駄遣いだから!」
「目標は掲げているけど無理だから!」
のような否定派の人。
更には
「なにそれ?初めて知った!で、何をする組織ですか?まぁ興味ないけど。」
「デジタル?私には関係ないや!」
という無関心派等々
どのように捉えるかは人それぞれですが、私達がどのように捉えようと動き出すことは変えられません。
それならキチンと理解して、受け入れ、出来るだけそこから得られるメリットを存分に得た方が良くないですか?
大阪府吉村知事や福井県医師会池端会長の
『出来ない理由を探すより、出来る方法を探そう』
の精神に近いですね。
そこで今回はそんな私がデジタル庁公式サイト、公式ブログを元に
『発足初期のデジタル庁の具体的な取り組みポイント』
についてわかりやすく説明します。
歴史を学んでも、大きな流れの変化や動きに乗った人が何かしらの利益を得ています。
この記事を読むことで
◎、デジタル庁が初期にどんなことに力を入れているのかその動きを知ることができます
◎、近いうちに何が、どのように変わっていくのかイメージできます
◎、情報を追っていくことで、どこかで貴方のメリットになり得る情報に出会える可能性が増えます
なお、
「そもそもデジタル庁ってなに?何のために立ち上がるの?」
という人は、こちらの記事を先に読んでおくと、より理解が深まります。
>>>『デジタル庁とはなにか?その目的は?』わかりやすく説明します。
それでは、発足初期のデジタル庁がどんなことに力を入れているのかを一緒に見ていきましょう!
発足初期は、各省庁サイトのデザインとシステムを考えている
発足初期にデジタル庁が力を入れるのは
『各省庁サイトのデザインとシステムを考え直す』
という部分のようです。
これは先程紹介した公式ブログの方で、どのような検討をしているのか記事が出されています。
>>>デジタル庁公式ブログ『デザインシステム勉強会を開催しました』へのリンク
とはいえ、
「デジタルとか機械とか、私には無理です!」
という人には難しい内容が多いので、そんな貴方に向けて私がわかりやすく
①、サイト改善に取り組む目的とメリット
②、サイト改善に取り組む上での課題
という形で説明をします。
デジタル庁のモットー
『誰一人として取り残さないデジタル化』
に沿った行動だと思ってください。
詳しい人向けではないので、悪しからず。
それでは更に詳しく一緒に見ていきましょう!
①サイト改善に取り組む目的とメリット
「なんで最初にサイトの改善なの?」
という疑問が湧いてくると思いますのでそのメリットについて触れていきます。
その主な理由、目的は
『使いやすく・見やすいサイトにすることで、国民が欲しい情報にキチンとたどり着けるようにするため』
です。
<情報にたどり着けない!?>
情報の伝わりやすさの重要性は、ここ数年の新型コロナで嫌というほど体感していますよね?
例えば、新型コロナに関してわからないことがあり、調べるとします。
すると
「ワクチンはいつになったら打てるようになるの?」
「結局感染症対策で、私達は何をすれば良いの?具体的には?」
「給付金はどこで、どのように申請すれば貰えるの?いつ貰えるの?」
等々なりませんでしたか?
そしてこれらが気になり、公的機関のサイトへ行くと色々と情報がゴチャついており、結局欲しい情報にたどり着けない。
こんな経験をした人は少なくないはずです。
実際に新型コロナの公的な情報を国や県ごとに調べていた私は
「ドンキホーテ並にゴチャついているなぁ!」
との印象を持ちました。(ドンキホーテは経営戦略で敢えてそうしているわけですが)
このように今の時代、これからの時代は情報の伝わり方や伝え方がとても重要なんですね。
だから情報発信の主な場所となるサイトをキチンと整備して、デジタルが苦手な人でも欲しい情報に簡単にたどり着けるようにするのは
『組織の基盤』
として初期に力を入れて取り組む必要があるわけですね。
<その他のメリット>
これを行うことで、その他にも得られる具体的なメリットも挙げられていますが、最も重要なことは
『デジタルが苦手な人でも、法しい情報にたどり着けるようにするため』
なので、その他メリットはサラッとご紹介するだけにしておきます。
サイトの見直しを行うことで得られるメリットは
◎、サイトサービスが使いやすくなる
◎、管理コスト(使う税金)が減らせる
◎、情報発信やオンラインサービス開始等の動きが早くできる
ということのようです。
メリットがわかったところで、次にそれを実現していくために考える必要がある課題についても見ていきましょう!
②サイト改善に取り組む上での課題
主な課題は
『どのようにして多くの人達を巻き込むか?』
のようです。
<使う人みんなで作り上げていく>
デジタル庁は他の政権運営のように
『官僚等の偉い人達だけで作っていく』
ではなく
『使う人達みんなと一緒に作り上げていく』
というコンセプトです。
これは今~未来の新しい組織の形として、既に移行を始めているDAOという組織形態では当たり前のことですが、それを国の組織が徐々に進めていくというのはかなり注目です。
この既に移行が始まりだした、新しい組織の形に興味がある人はこちらの記事をお読みください。
>>>『AIが管理する新しい組織の形DAO(自律分散型組織)とは何か?』をわかりやすく説明します。
「簡単に説明するって言ったのに、難しいこと言ってんじゃん!」
という人は、難しいことを覚えないで大丈夫です!
ここでは
「私も、貴方も、デジタル庁を作っていく一員になり得る」
という認識で問題ありません。
本当に実現できるかどうかはわかりませんが、そのような組織にしていこうとしているということです。
<デジタルに興味がない人を巻き込むのが一番の課題>
その上で大きな課題となるのが、先程言った
『どのようにして多くの人達を巻き込んでいくのか?』
なわけです。
どんなにオープンな組織運営をしたって、結局私達が
「興味ないし!難しくて参加できないし!」
となれば、当然結果的に一部の人達による組織運営になってしまいますからね。
そのためこれに向けて
「そうならないためにはどうしたら良いのか?」
が話し合われているわけです。
具体的な内容は
◎、世界的にはどのような取り組みが行われているのか?
◎、集まった意見を扱う基準や重要視する意見は?
辺りです。
前者の内容は開発者向けの難しい内容なので、私のところでは省略します。
『大勢を巻き込む』
の中には、デジタルが苦手な人だけではなく、詳しい人達を巻き込むことも含まれていますからね。
この詳しい人達は理解しているので参加しやすいですが、問題は
「デジタル?機械とか苦手で私には無理です!」
という人達をいかに巻き込むかです。
<デジタル苦手派の人達をどうやって巻き込むか?>
この部分に関して、現時点ではまだ
『サイトをわかりやすく、使いやすく作り変えるが先決』
という感じですね。
それ以外の部分としては
『法律用語の扱いをどうするか?(わかりやすさと、正確さのバランス)』
というモノは話し合われているようです。
例えば
『許可・認可・特許』
『届出・申請・申出』
『通知・通達・告示・公示』
『速やかに・遅延なく・直ちに』
等の似たり寄ったりな言葉。
法律用語では明確に違うものですが、そんな専門用語を多用していたら知らない人は嫌になっちゃいますよね。
でも、これらは厳密に違うモノなので、下手に言葉を変更して使うこともできないわけですね。
このわかりやすさと、正確さのバランスをどうしていくのかは大きな課題なわけです。
私のように個人で勝手にやっているブログなら
「正確さよりも、イメージ重視で行きますので、一部違う部分がありますがご了承下さい!」
でも問題ありませんが、公的機関の情報となるとそうもいきませんからね。
この辺りの部分は、デジタル庁に限らずブログやツイッター等で情報発信をしている人達全員が一度はぶつかる課題ですね。
果たしてデジタル庁はどう解決していくのか?
解決手段や道筋も今後注目です!
それによって、このデジタル庁が今後どのような形で意思決定をしていく組織なのかが見えてきますからね!
果たして本気なのか?パフォーマンスだけなのか?
これは否定派の人達も関心がある部分でしょうから、○○派に関係なく追っていきましょう!
まとめ
発足初期のデジタル庁は、各省庁サイトのデザインとシステムを考えることに重点を置くようです。
その動きに関して2点
①、サイト改善に取り組む目的・メリット
『今の時代情報は組織の基盤。その情報に、誰でも欲しい情報にたどり着けるようになる』
②、サイト改善に取り組む上での課題
『どのようにして多くの人を巻き込むのか?わかりやすさと正確さのバランスが難しい』
これでデジタル庁が初期にどんなことに力を入れているのかその動きを知ることができましたよね。
近いうちにサイトの構造や行政サービスの展開の仕方が変わっていきそうという部分もイメージできたと思います。
今回の情報だけではまだ貴方に具体的なメリットはないかもしれません。
しかし、今後も情報を追っていくことで、どこかで貴方のメリットになり得る情報に出会える可能性があると思います。
これをキッカケに色々とデジタルとか、テクノロジーとかに触れてみませんか?
今回の記事のような形で、様々な新しいテクノロジーなどをわかりやすく説明していますので、是非他の記事も覗いていってください。
「出来ない理由を探すより、出来ることを探してみませんか?」
この記事が最後まで読めて、理解できた貴方なら大丈夫です!
時代の流れに抵抗して疲れてしまい何も得られないよりも、私と一緒に時代の流れを楽しみましょう!
記事下広告は、この部分への掲載です。
1記事だけではなく、ほぼ全ての記事下に広告を掲載するので、一番料金が高いコースになっています。
私は他に大きく2つの取り組みをしていますので、少しでも興味を持ったら、そちらの活動も見ていって下さい。
①、日テレが本気で手掛けている『web3×アイドル』プロジェクトNFTIDOLHOUSE。ここから誕生したアイドルFuhua(フーファ)。ここの専属記者の役職を頂き活動しています。
②、結節性痒疹という難病で超敏感肌な彼女と共同で、敏感肌の人向けのスキンケア、化粧品選びを紹介する活動もしています。