『仮想通貨は貧困国の生命線である!』貧困問題や内戦問題を見るなら仮想通貨を知らないといけない!
仮想通貨の否定は、貧困問題を他人事と言っているようなモノ
日本で仮想通貨と聞くと
「投資家が儲けるためのモノ」
「なんか詐欺的なモノ」
「新しくて難しいし、別に今のままで不便してないから必要ないモノ」
みたいな認識だと思います。
しかし、仮想通貨はSDGsの貧困問題に対して、有効な技術の一つです。
>>>世界からも、日本からも貧困を失くす取り組み。貧困の原因と解決策。『2030年の世界地図帳 落合陽一』
この部分に関して、貧困国へ融資・投資をしている国際銀行の取締役が
「仮想通貨は貧困国民の生命線である。規制するならその部分を見ないと多くの人命が失われるぞ!」
と警告しています。
つまり、先進国の人達が
「仮想通貨なんて別に必要ないよ!」
と拒否したり、否定したりすることは
「別に貧困国の人達がどうなろうと知ったこっちゃないよ!どうせ遠い国のことだし。」
と言っているようなものなんですね。
もちろん、仮想通貨というものがどんなものか知らないから否定する人が多いわけで、そんなつもりがないのはわかります。
しかし、知らないとはいえ、仮想通貨を否定していると
「貧しい国では、ご飯を食べたくても食べられないまま命をなくしている人達が沢山いるんだよ。」
と子供に教育しながら、彼らの命を奪う事を言っているという矛盾が生じてしまうんですよね。
仮想通貨は貧困国民の、今この瞬間の命をつなぐ存在
では何故仮想通貨は貧困国の人達の生命線なのか?
それに対して私は
「海外への出稼ぎ先からの送金手数料が安く、更に金融参加して貧困から抜け出すキッカケになるから」
と考えています。
しかし、今回の国際銀行の取締役は違う点で生命線と主張しています。
私のように今後抜け出すなんてそんな流暢な話ではなく、
『今まさにこの瞬間、命をつなぐために必要なモノ』
とのことです。
仮想通貨がないと今消える命の具体例
具体的な国名として、日本でイメージしやすく、今まさにこの瞬間仮想通貨がないと多くの命が失われるとされる国はアフガニスタン。
日本でも記憶に新しいと思いますが、イスラム過激派集団タリバンによるアフガニスタンでのクーデターがありますよね。
それにより、アフガニスタン国内の銀行は閉鎖したり、国内通貨を自由に使えなかったりする状態にあるそうです。
更に銀行が閉鎖されている関係で海外に出稼ぎに出ている家族からの仕送り送金も無理。
海外からの支援金も、困っている国民に対して届けられない状態。
その結果、お金がないので今日の食事を買う事すら難しい状態。
しかも、日本やアメリカ等と違い裕福ではない国なので、元々栄養状態もそこまで良いわけではないので、数日食事を摂らなければ命にかかわります。
更に、もし銀行が開放され国際送金で仕送りや支援が入り始めたとしても、今の国際送金には1週間以上かかります。
1週間~数ヶ月間なんて、それを待っていては遅すぎます!
だからこのアフガニスタンのような状況にある国にとって、即時送金の仕組みは命に直結するわけですね。
仮想通貨が貧困国民の命を救う仕組み
今回はアフガニスタンを例に出しましたが、これはその他の貧困国や紛争地帯の国にも言えることです。
つまりこのアフガニスタンのような状態の国々で命をつなぐためには
◎、国がお金、送金網を規制する
◎、国をまたいだ送金に時間が掛かる
という問題を突破する仕組みが必要なわけです。
では、そんな都合の良い仕組みが存在するのか?
存在します!!
それこそが仮想通貨なんですね。
仮想通貨は
◎、銀行を通さず個人間で送金可能(自国通貨に自動両替機能がある銘柄もある)
◎、誰にも規制できない仕組み
◎、送金速度は即時、遅くても数時間
なので、まさにこれらの国々の生命線になるわけですね。
タリバンだろうと、日本政府だろうと、アメリカ政府だろうと、誰であろうと、仮想通貨の送金自体は止められません。
だからこそ、先進国は
「仮想通貨のせいで、円やドルの価値が下がってしまう!」
と怖いわけですが、アフガニスタン等の国民からすると、
「先進国のお金の価値がどうとかではなく、今まさに私の家族が死にそうなんですよ!!!」
という状況なわけですから、仮想通貨を規制する云々は人命に関わるモノだということです。
無知とは罪である
このように、存在を認めたうえでの規制だけでも人命に関わると言われているのですから、
「仮想通貨なんていらないよ!今のままでも不便じゃないし、難しくて良くわらないし!」
と否定する行為は、何かとても酷い行為に見えてきますよね。
このように知らず知らずの間に、結構酷いことを言っていたかもしれないと思うと、考えさせられる部分があります。
まさにソクラテスの
「無知とは罪である」
というモノですよね。
※無知とは罪である:無知によって引き起こされた罪は、無知を隠そうとする行為も重なり、普通の罪よりも更に悪い結果をもたらすという意味。
そうはいっても
「やっぱり、仮想通貨はちょっと怪しく見えちゃって、中々受け入れられないなぁ!」
という人も多いですよね。
しかし、シッカリとした国際機関が仮想通貨を人道支援に活用していると知ったら、少しは受け入れられるようになりませんか?
実際に人道支援で有名なユニセフは数年前から仮想通貨を利用しています。
>>>ユニセフ『世界の子供達への支援:イノベーション』へのリンク
だからこそ、今は
「仮想通貨を否定する人は、世界で苦しんでいる人達の事を見ていないよね。」
と捉えられることもあるんですね。
日本人に必要ないとしても、世界で苦しんでいる人達には今まさに、今この瞬間命をつなぐために必要なモノなんですよね。
このことを、キチンとした立場の人が、キチンと言葉にしてくれたのはとても大きな意味がある事だと思います。
>>>テッククランチ『仮想通貨の送金は、世界で持っても脆弱な人々の生命線です』へのリンク
「ちょっと仮想通貨を勉強してみようかな?」
と思った貴方は、こちらの記事をどうぞ。
>>>「仮想通貨とはなに?」「必要なの?電子マネーじゃないの?」等、超初心者向けにわかりやすく説明します。
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