【仮想通貨】国内取引所、海外取引所、Defiそれぞれのメリット・デメリットをわかりやすく説明します。
日本でも投資に興味を持つ人が増え、その関係もあって仮想通貨に興味を持つ人も増えてきています。
そんな中で、仮想通貨初心者さんが悩むことの一つに
「国内取引所だけ使っていれば良いのかなぁ?」
「でも多くのベテランさん達は海外取引所を活発に使ってるよなぁ!」
「もっと難しいDifiにも手を出さないと儲からないかなぁ?」
「私は結局どこで取引をしていけば良いんだろう?」
等々、どの領域まで手を伸ばせば良いのか問題があります。
私もここで悩み
「私は下手に手を広げ過ぎないぞ!国内取引所で売買できる銘柄だけで行く!」
と言っていたけれど、今はDefiにも積極的に参加しています。
そんな私が、その過程で感じたことも含めて
『国内取引所、海外取引所、Defi。それぞれのメリットとデメリット』
を私目線でご紹介していきます。
この記事を読むことで
◎、仮想通貨初心者が、自分の目的にあった仮想通貨投資を行えるようになります
◎、ブームや煽りに流されず、自己判断する材料になります
それでは、各領域のメリット、デメリットについて一緒に見て行きましょう!
①仮想通貨国内取引所の特徴
<メリット>
まずはメリットから見て行きます。
国内取引所のメリットは
『リスクが低め、特別な知識が不要』
です。
日本の取引所で取り扱われている仮想通貨銘柄は、日本の厳しい基準に適合した銘柄だけなので、詐欺銘柄はありません。
そのため、安全性という面は確保されています。
もちろん、とはいえ投資・仮想通貨ですので、価格が下落するというリスクはありますよ。
あくまでも、キチンとした取引所を使っていれば詐欺に引っかかることはないという面での安全性です。
更に全て日本語で説明されていますし、日本人に使いやすいような作りになっているので使いやすく、特別な知識がなくても売買可能な取引所が多いです。
『価格が上がると思う時に買い、実際に価格が上がったら売る』
これを直感的に行えるわけですね。
つまり、
『初心者に優しい取引所が多い』
ということですね。
<デメリット>
次に国内取引所のデメリットについてです。
それは
『選択肢が少ない。大きく儲けることが難しい』
です。
銘柄は厳選されている関係で、選べるモノは少なくなっています。
更に、銘柄だけではなく、仮想通貨を運用する手段も選択肢が少ないです。
現状日本国内の取引所だけで収益化する選択肢は
◎、通常の売買益
◎、一部銘柄のステーキング(定期預金)
(◎、IEO※)
くらいです。
※IEO:取引所が上場を確約させている、価格上昇がほぼ確定している銘柄の販売
「IEOがあるなら、それだけで十分じゃない?」
とも思えますが、まだ1度しか行われておらず、定期的に狙える環境にはありません。
更にステーキングも、現状(10月11日)では取引所が行っているモノはありません。
過去に仮想通貨LISKは取引所がステーキングを行い配当金が配られていましたが、大型アップデートでその仕様が変更されたので、今後は無理だと思われます。
新仕様で同じことをすると、取引所が売買用に使える仮想通貨LISKがなくなってしまうので。
このように本来仮想通貨を収益化する選択肢は複数あるのですが、国内取引所だけを使っているとそれらのほとんどを選択できません。
国内銘柄をステーキングする場合は、その銘柄の公式ウォレットを自分で用意してステーキング手続きを行う必要があります。
配当金の利率は概ね、年利2~10%くらいです。
更に、国内で取り扱われている銘柄は厳しい基準を超えてきている関係で、どうしてもある程度価格が上昇した後の銘柄になります。
そのため、ツイッター等で見掛ける
「この銘柄が100倍に跳ね上がったぞ!」
みたいな稼ぎ方は難しくなります。
実際に100倍くらいなら跳ね上がる銘柄はゴロゴロとありますが、国内取引所だけを使っていると、その恩恵は受けられないんですね。
②仮想通貨海外取引所の特徴
<メリット>
国内取引所だけでは物足りなくなってくると、次に選択肢として見えてくるのが海外取引所ですよね。
海外取引所に関してもメリットから見て行きます。
海外取引所を利用するメリットは
『安全性もそれなりに確保された上で、選択肢が多く、大きく稼げるチャンスがある』
です。
海外の取引所は日本とは比べ物にならないほどの仮想通貨銘柄が取り扱われています。
更に、販売方法も多数あり、ステーキング等の収益化のサービスも豊富です。
そのためIEOも頻繁に行われており、100倍になる銘柄を買いまくることも可能です。
(利益を受けられる量は資金力に左右されますので、一個参加できて億り人なんてことは不可能ですが)
更に、ステーキングサービスも沢山あり、更に種類も幾つかあります。
どのサービスも年利50%を超えるモノばかりです。
日本のステーキング利率が2~10%と比べると、かなり大きな利率ですよね。
更にキャンペーンも多く、海外の方が儲けている取引所が多いので、キャンペーンで貰える額も日本より大きいです。
これらのように、選択肢が増え、稼げるチャンスが大幅に増えます。
それでいてキチンと取引所が取り扱う銘柄を精査しているので、それなりの安全性も確保されています。
日本ほどの厳しい精査ではありませんけどね。
<デメリット>
メリットだけ見てくると一見
「海外取引所の方が良いじゃん!」
と感じますが、デメリットもあります。
それは
『円で買えない。英語。情報が多くて知識が必要』
です。
海外取引所なので仮想通貨を買うためのお金は円ではダメです。
そして基本は英語です。
私のように中学1年生の頃から英語を挫折している苦手な人には、苦労する場面が多いです。
更に、選択肢が増えるという事は、つまりそれだけ知識を必要とするという事です。
日本国内取引所だけなら、ステーキングの種類なんて知らなくても行えます。
各銘柄の特徴や動きは、そこまで苦労しないでも情報を追いきれます。
しかし、海外取引所は一言でステーキングと言っても選択肢が多すぎてどれが良いのか、自分で判断しなければなりません。
種類によってはそのままでは行えず、特別な工程を踏まなければならないモノもあります。
更に更に、取引所がキチンと精査しているとはいえ、日本ほど精査されていない銘柄も売られているので、そのプロジェクトが資金的に継続できなくなり、なくなるリスクも高くなります。
(取引所が精査しているので、詐欺プロジェクトに引っかかるリスクはほとんどありません)
このように各銘柄・プロジェクトの背景・ホワイトリストの熟読も必須になります。
そのため、
『初心者さんにはかなりハードルが高い』
という部分がデメリットと言えます。
この辺りは、実際に海外取引所を見て
「自分にもできそうかなぁ?」
を判断してみて下さい。
③分散取引所Defiの特徴
<Defiとは>
仮想通貨には、取引所を通さず売買や運用が可能な分散取引所Difiというモノがあります。
仮想通貨投資をしているのなら、(理解はしていなくても)初心者さんでも一度は聞いたことがあるのではないでしょうか。
Defiとは、ブロックチェーン上に組み込まれているプログラムが、売買処理や管理等を自動的に行う取引所です。
難しい組織形態はともかく、これもメリットから見て行きましょう。
「その組織形態にも興味があります!」
という人は、こちらの記事をお読みください。
>>>『AIが管理する新しい組織の形DAO(自律分散型組織)とは何か?』をわかりやすく説明します。
<メリット>
Defiのメリットは
『選択肢が多く、大きく稼げるチャンスがある。一度準備をしてしまえば参加も迅速で簡単』
です。
一見海外取引所と同じに見えますが、その度合いが全然違います。
海外取引所も選択肢は広いですが、それでも精査している関係で少しは選択肢は絞られています。
しかし、Defiは海外取引所以上に選択肢が広がります。
銘柄数もそうですが、ステーキングに関しても最大限の選択肢になります。
IEOやIDOなど、販売形式も多く、100倍どころか1万倍くらいに跳ね上がる銘柄もあります。
ステーキングの利率も海外取引所の50%前後だけではなく、1000%を超える利率のモノだって目にすることがあります。
年利1000%って、10万円分ステーキング(定期預金)するだけで、1年後には
配当金だけで100万円の収入
ですからね。
流石に1000%を超えるステーキングはDefiでも稀ですが。
ともかくDefiは、仮想通貨で儲けるための最大限の選択肢と最大限の収益率を誇るモノになります。
そして、このDefiに参加するためには、自分でMetaMaskのようなウォレットを用意する必要性がありますが、一度これを用意してしまえば、後は他のどこよりも利用が簡単になります。
しかも迅速に参加できます。
例えば、日本国内の取引所を利用する場合、ガッチリとした本人認証が必要になります。
そのために、写真を撮って、証明書類を提出して、取引所から送付されてくる住所確認書類を書留で受け取らなければなりません。
利用開始までに掛かる期間は1週間以上です。
この手続きが、取引所ごとに毎回必要となります。
一方のDefiは、最初慣れないウォレット設定は必要ですが、これさえしてあれば参加は簡単です。
Defiのサイトにアクセスして、事前に用意したウォレットにログインする。
これだけで利用が開始できます。
モノの10秒で利用が始められます。
しかも、全ての取引所がこれだけです。
「あぁ~!あのイベントに参加するために、あの銘柄を買いたい!」
というとき、キャンペーン締切が迫っていてもDefiなら買えちゃうんですね。
<デメリット>
当然デメリットもあります。
すでに察している人も多いかと思いますが、Defiのデメリットは
『仮想通貨でしか売買できない。知識と常時情報収集が必要。詐欺が多い。ハッカーに狙われるリスク』
です。
仮想通貨界隈は特定の国に縛られないので、そこでの売買は仮想通貨で行われます。
これだけでも初心者さんには少しハードルが高いですよね。
更にDefiは選択肢が多いですし、組織形態が根本的に違うので海外取引所以上に知識が必要になります。
そのため、常時大量の情報を集めていないとそれらの多い選択肢を活かしきれません。
更に更に、Defiで取り扱われている銘柄は精査されていませんので、詐欺銘柄も沢山あります。
そのような詐欺に引っかからない防衛のためにも、常時勉強・常時情報収集は必須なんですね。
更にハッカーに狙われるリスクも増します。
というのも、今Defiはハッカーの標的の一つなんですね。
どのような形で狙われるかは、事案ごとに違いますが、多いのは
『接続したままになっているウォレットからの侵入』
です。
Defiに参加する方法は先程も少し言ったように、事前に用意したウォレットを取引所に連係させることで行います。
この連係を辿ってウォレットをハッキングされてしまい、ウォレット内の仮想通貨を奪われてしまうことがあるようなんですね。
そのため、利用し終わったら接続しっぱなしにするのではなく、必ず連携を切断させる必要があります。
これを
「面倒だし、またすぐ来るからいいや!」
と横着していると資産を奪われる可能性があるんですね。
このように、常時勉強が必須で、面倒くさがらずマメな行動も必要なので、
『初心者さんには更にハードルが高くなるデメリット』
があるんですね。
Defiも実際のページを見て、できそうか判断してみて下さい。
今は仮想通貨は過熱気味で右肩上がりですが、これはいつか終わります。
これが終わると、再度数年間は氷河期に入る可能性もあります。
そんな短い右肩上がりの今をチャンスと捉えるのなら、最終的にはDefiにチャレンジして、氷河期に備えたいところですよね。
とはいえ、その分必要となる努力量とリスクも跳ね上がるので、投資は自己責任で。
この辺り、勉強や毎日の情報収集の一つとして、私が毎日50個を超える情報源から得た新しい情報を一つにまとめて配信している
『ふたひい新聞』
もご利用ください。
これらの特徴を把握した上で
「私は、どれを利用しようかなぁ?」
を判断してみて下さい。
まとめ
今回は国内取引所、海外取引所、Defiの特徴を見てきました。
①、国内取引所の特徴
メリット:安全性が高く、扱いやすい
デメリット:収益性はそこまで高くはない
②、海外取引所の特徴
メリット:選択肢が大幅に増えて収益性が高まる。そこそこ安全
デメリット:英語必須。選択肢が増える分だけ知識も必要。日本よりは安全性が下がる
③、分散型取引所Defiの特徴
メリット:選択肢が最大化され、収益性も高まる。最初の準備さえしてしまえば利用開始は迅速で簡単
デメリット:詐欺が多い。そのため常時勉強、常時情報収集が最低条件
これで仮想通貨初心者が、自分の目的にあった仮想通貨投資を行えるようになりましたよね。
必ずしもブームのDefiが良いとは限りませんので、ブームや煽りに流されず、自分に合った取引所を適切に判断して、自分に合った投資をする判断材料にありましたよね。
Defiに参入しないにしても、勉強や情報収集をしておいて損はありません。
日本国民の多くがまだ仮想通貨に興味を示していない今の時点で、すでに興味を持っている貴方は初心者さんだとしても凄い人です。
是非その他大勢の人達との差を更に広げるためにも、毎日情報に触れる習慣を身につけましょう!
そのために私が毎日配信している、ふたひい新聞をお読みください。
「毎日これだけの情報を読むのは辛いです!」
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