『BybitがArbitrumに対応とは?何がどう変わるの?』をわかりやすく説明します。

 暗号資産取引所Bybitが、Arbitrumに対応したことで一部銘柄の送金速度向上&手数料を引き下げることに成功したようです。

>>>Bybit公式ブログ『Arbitrum対応開始のお知らせ』へのリンク

 これを受けて

「何々?送金が早くなって、手数料も安くなるとかメッチャ良いじゃん!」

「これ難しい言葉ばかりで正直何なのかわからなかったので、私にもわかるように教えて欲しいです!」

等の声が多く聞かれています。

 

 そこで今回は

『Bybitが対応したArbitrumについて』

難しい仕組み等の部分は抜きに、実際に私達に関係する部分をわかりやすく説明します。

 この記事を読むことで

◎、Bybitでの一部銘柄の送受信が便利に利用し得ます

◎、今回の出来事で、私達にどのくらいのメリットがあるのかイメージできます

 それでは、Bybitが対応したArbitrumについて一緒に見て行きましょう!

①Arbitrumとはなに?

 Arbitrumとは、

『イーサリアムチェーンに負担を掛けないためのサポート機能』

という理解で問題ありません。

 一般的にL2(レイヤー2)なんて呼ばれますが、難しくなるので先程言った理解で大丈夫です。

 

 その上で、今回のArbitrumを利用することで、Bybitのイーサリアムチェーン周りにおいて

◎、送受信速度が速くなる

◎、手数料が安くなる

ということにあるんですね。

「イーサリアムの送金手数料って高いくせに、送受信が遅いから、それは助かる~!」

と感じますよね。

 そこで気になるのが具体的にどのくらい安くなるのか?ですよね。

 その辺りについても見て行きます。

②具体的に何がどう変わるの?

 今回BybitがArbitrum機能に対応した銘柄は

◎、暗号資産ETH

◎、暗号資産USDT

◎、暗号資産USDC

の3銘柄のようです。

 

 実際に私が自分の口座で手数料を調べたところ

◎、ETHの送金手数料は、

0.005ETH(約1500円)⇒0.002ETH(約600円)

になっていました。

 

◎、USDCの送金手数料は、

25USDC(約2800円)⇒10USDC(約1150円)

になっていました。

 

◎、USDTの送金手数料は、

10USDT⇒10USDT

と変化ないですねぇ

 USDTに関しては手数料に変化はないようですので、Arbitrumを利用すると送金速度が速くなるメリットがあるというだけですね。

 

 ただし一つ注意して下さいね。

 これはあくまでもイーサリアムチェーンに関する動きなので、それ以外のチェーンで送受信することには関係ありません。

 自身で調べて貰えばわかりますが、他のチェーンで送金できるなら他のチェーンを利用した方が手数料は各段に安いです。

 どうしてもイーサリアムチェーンを利用するならという部分でのメリットですね。

 その上で、Arbitrumを利用する方法についても簡単に見て行きましょう。

 自動的にイーサリアムチェーンのERC20にこの機能が付与されるわけではありませんので。

③利用方法

1)メタマスクウォレットにArbitrumチェーンを追加する

2)BybitのArbitrum対応銘柄を送金する際、送金チェーンで『Arbitrum one』を選択

3)メタマスクウォレットのArbitrumチェーンアドレスに送金

となります。

 

  • ネットワーク名:Arb1
  • RPC URL:https://arb1.arbitrum.io/rpc
  • チェーン ID:42161
  • 通貨記号:AETH
  • ブロック エクスプローラーの URL:https://arbiscan.io

 

 つまり利用する際は実質的に、別の新しいチェーンで送受信をするという事です。

 Arbitrumチェーンに送金した暗号資産はそのあと、イーサリアムのメインチェーンで利用する際は、どちらに移行する作業(ブリッジ)が必要になります。

 これらのことから正直な話、まだこのままでは私は使いません。

◎、送金速度が速くなる解いても、イーサリアムを基準にしていて遅い

◎、手数料が安くなると言っても、イーサリアムを基準にしていて高い

◎、イーサリアムチェーンのサポートと言っても、実質的には別のチェーンと変わらなくて面倒

等々ですから、無理して利用する必要性は感じられませんよね。

 本当になんでイーサリアムチェーンがまだここまで使われるのか理解するのが難しいですよね。

 

 そのため、Bybitも

「今後これらの部分がもっと便利に、高性能になったときのために!」

という意味合いで早期導入をしたのかと思われます。

 まだ現時点ではこれといったメリットは感じられない中身のようですが、今後はわかりませんので頭の片隅には入れておいても良いと思います。

まとめ

 今回はBybitが導入したArbitrumについて

①、Arbitrumとはなに?

②、具体的に何がどう変わるの?

③、利用方法

という流れで見てきました。

 

 これでBybitでの一部銘柄の送受信が、多少は、人によっては便利に利用し得ますよね。

(まだかなり限定的な人だけでしょうが)

 今回の出来事で、私達にどのくらいのメリットがあるのかもイメージできましたよね。

 正直な話、まだ現時点では私達一般人には大したメリットはなさそうですね。

 

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futa