超初心者のための投資講座②『チャート、ローソク・ヒゲの意味・読み方』
暗号資産から投資を始めたという人がとても多いのですが、彼らの大半は投資について何も知らないままドップリ浸かるため、大金を詐欺師に奪われるターゲットにされやすい現状があります。
そこで、超初心者がキチンと学び、自分だけで投資できるようになることで、詐欺被害に遭うことを防ぐために、この超初心者投資講座シリーズの記事を書いていきます。
今回は
『チャート、ローソクとヒゲの意味』
をわかりやすく説明します。
この記事は
◎、投資に興味を持ち、勉強を始めたい人
◎、投資が初めての超初心者
◎、他で習おうとしても難しくて挫折する
という貴方のために、入門編・導入編として、極力難しいことを排除しています。
そのため、このシリーズを学びきり、実践できるようになったら、もっと詳しく・キチンと教えてくれている人から学んでください。
このシリーズに書いていることをマスターしても、成功できる保証はできないレベルですので。
それでは、今で投資が難しくて一歩踏み出す勇気が出なかった貴方のための超初心者講座第二弾を一緒に見て行きましょう!
※私は暗号資産投資が99%の人ですので、基本的に暗号資産投資を基準に書いていきます
講座①をまだ見ていない人は先にそちらをお読みください
何分置きの値動きかを見る
今の貴方はチャートを見るだけで意味不明で嫌になるかと思いますが、一つずつ意味を理解すれば大丈夫です。
ということで、まず初めに見て欲しいのは
『何分置きの値動きを見ているのか?』
です。
講座①で、
「チャートは、投資家心理による値動きを表している」
と言いましたが、その心理の変化を何分置きで見るかを自分で設定できます。
何分置きの値動きかによって見え方も戦略も大きく変わってきますので、貴方は
『投資でどのくらいの期間を目途に持つ予定か?』
によって見るチャートを変えて行くことになります。
何分置きのチャートにするかでどの程度違いが出てくるのかを何となくのイメージだけでも掴んでもらうために、同じ銘柄の1分置きと1時間置きのチャートを見てみましょう!
<1分置きの値動きチャート>
まずは1分置きの値動きチャートです
※1分置きの値動きチャートのことを、1分足(1ぷんあし)と呼びます
これだけ見ると、
「右肩上がりで、最近結構調子が良さそうな投資商品ですね!」
と感じますよね。
では、次に1時間置きの値動きチャートも見てみましょう
<1時間置きの値動きチャート>
今度は雰囲気が一変!
「右肩下がりのヤバい下がり方じゃないですか!!!しかもまだまだ下がりそう!」
という雰囲気が何となく感じ取れますよね。
これはどちらも同じ銘柄・同じ時期のチャートです。
このように、何分置きの値動きを見るかによってここまで受け取れる情報には違いが出てくるんですね。
そのため、まず初めに貴方はどのくらいの期間で売買をするつもりなのかをある程度決めて、自分に合ったチャートを選択しましょう。
具体例としては、
◎、微量の収支でも良いので、こまめに売買したいなら、1分~15分足くらい
◎、一日の間に売買出来れば良いなら、5分~4時間足くらい
◎、数週間単位で売買する予定なら、4時間足~日足
◎、数ヶ月単位で売買する予定なら、日足~週足
といった感じですね。
同じ銘柄のチャートでも、何分置きのチャートを見るのかによって大きく見え方が違うということが分かったところで、貴方が一番知りたいであろうこの緑色と赤色の線の意味について見て行きましょう!
ローソクの意味
この線はローソクと呼びます。
緑色は、値上がりしているということを意味しており、陽線と呼びます。
赤色は、値下がりしているということを意味しており、陰線と呼びます。
※色は自分で選択できるので、色が逆になっているところもあります
これの見方をもう少し詳しく説明します。
<緑色ローソクの見方>
これ一本が表すことは
『1分の間の始まり値と終値』
です。
※1分足で説明しています
具体的には
◎、一番下の値段が、集計開始時点
◎、一番上の値段が、1分後の値段
となります。
これも本物を見てみましょう。
左側の長い緑色のローソクを見て下さい。
これは
『最初は0.278ドルで、1分後に0.281ドルまで値上がりした』
という意味になります。
それ以外の情報もあって、分からない部分もあると思いますが、現時点ではこの意味だけ把握しておけば問題ありません!
一つずつ行きましょう!
これは1分足で説明していますが、これが1時間足になると、1分という部分が1時間になるだけですね。
つまり1時間足の場合は、一本の緑色ローソクは1時間での値動きを表すということですね。
では次に赤色ローソクについても見てみましょう!
<赤色ローソクの見方>
これ一本が表すことも緑ローソクと同じで
『1分の間の始まり値と終値』
ですが、値下がりを表しているのが違う点ですね。
※1分足で説明しています
具体的には
◎、一番上の値段が、集計開始時点
◎、一番下の値段が、1分後の値段
となります。
これも本物を見てみましょう。
左側の長い赤色のローソクを見て下さい。
これは
『最初は0.283ドルで、1分後に0.281ドルまで値下がりした』
という意味になります。
これも緑ローソク(陽線)と同じに1分足で説明していますが、これが1時間足になると、1分という部分が1時間になります。
つまり1時間足の場合は、一本の赤色ローソク(陰線)は1時間での値動きを表すということですね。
さて、チャートの最重要なローソクを知れたところで、次に気になっているであろうヒゲについても見て行きます。
ヒゲの意味
<ローソクとヒゲの違い>
チャートを見ていると、緑線にも、赤線にも、何か変な細い線が付いています。
これをヒゲと呼びます。
このヒゲは
『1分間の値動き』
を表しています。
※1分足で説明しています
「うん?それはローソクじゃないの?」
と感じると思いますが違います。
ローソクは、始まり値と、終値を表しているだけで、その間の値動き全てを表しているわけではありません。
一方のヒゲは、1分間の全ての値動きを表しているんですね。
これもイメージしにくいと思いますので、本物のチャートを見てみましょう。
<具体例>
一番左の赤ローソク(陰線)を見て下さい。
まずローソク部分だけの意味ですが
『0.855ドルから始まり、1分後に0.829ドルまで下がった』
ということを意味しますよね。
その上でヒゲを見ます。
赤ローソクから下に伸びたヒゲは0.790ドルまで伸びています。
これが意味することは
『その1分の間に最大で0.790ドルまで価格が下がったけど、最終的には0.829ドルまで価格が戻った』
ということになります。
つまりヒゲは、始まり値と終値の枠を超えて大きく値段が動いたときに出てくるモノなんですね。
では、これらローソクとヒゲの意味が何となくわかったとことで、これらの情報から投資家心理をどのように読み取れば良いのかも見てみましょう!
<ヒゲから読み取る投資家心理>
ここから読み取れる投資家心理は
『流石に安すぎると感じた人が多い』
です。
流石に安すぎると感じた人が多いから、その分だけ買う人が増え、最終的には最安値よりも価格が上がってフィニッシュしたということです。
そのため、下ヒゲが沢山出たり、長く出たりすると
『そろそろ下落相場が一旦終わる可能性が高い』
ことを意味します。
もちろん、傾向の話なので絶対ではありません。
実際に上に貼った画像も、長く下にヒゲが伸びた後も価格は下げていますよね。
これが逆に上に伸びるヒゲだと、
『1分の間にそこまで価格が上がったけど、最終的には価格が落ちてきた』
ということになります。
これは下に伸びるヒゲとは逆で
『流石に価格が高すぎると感じる投資家が多い』
ことを意味します。
そのため、上に伸びるヒゲが多くなったり、長くなったりすると
『そろそろ上昇相場が終わる可能性が高い』
という目安になります。
これらローソクとヒゲがチャートを読む上での基本になります。
これを知れただけでも一つ、ヒゲによる値動きを予測する上での指標が読めるようになりましたよね。
初めてでまだ
「あれ?どっちがどんな意味だっけ?」
と混乱することもあると思います。
そのような貴方は何度も記事を読み返して、慣れて下さい。
そして、慣れた貴方は講座③へお進み下さい
最後に
私は他に大きく2つの取り組みをしていますので、少しでも興味を持ったら、そちらの活動も見ていって下さい。
①、日テレが本気で手掛けている『web3×アイドル』プロジェクトNFTIDOLHOUSE。ここから誕生したアイドルFuhua(フーファ)。ここの専属記者の役職を頂き活動しています。
②、結節性痒疹という難病で超敏感肌な彼女と共同で、敏感肌の人向けのスキンケア、化粧品選びを紹介する活動もしています。