web3から見る『乃木坂46公式ライバルの動き周辺』をわかりやすく説明します。
2023年に入り
『乃木坂46の公式ライバルとなるアイドルグループを作ります』
との発表があり、大きな話題となっています。
しかし、実はこの動きはAKBグループや坂道グループだけの話ではなく、今後のアイドルの在り方、ひいてはテクノロジーの進化や日本経済にも大きな影響がある動きとして見る必要がある大きな流れの一つとなっています。
「そうなんですか!?アイドル業界に今どんな動きがあるんですか?今何が起きているんですか?」
「私web3には興味あるけど、アイドルに興味ないんですよね。知っておいた方がいいです?」
のような声が聞こえてきます。
私はこれに関しては、web3にしか興味がない人も知っておくべき社会の動きだと考えています。
そこで今回は乃木坂46の公式アイドルグループ設立を中心に、
『web3から見る、2023年のアイドル業界の変動について』
をわかりやすく説明します。
この記事を読むことで
◎、2023年のアイドル業界の移り変わり、次世代形アイドルの形をイメージできます
◎、今後の日本の経済の推進する流れもイメージできます
(web3は日本経済の柱の一つと宣言されているので)
それでは、2023年から大きく変わり得るアイドル業界の形について一緒に見ていきましょう!
乃木坂46公式ライバルアイドルグループ
<乃木坂46公式ライバルとは>
これは簡単に言うと
『人気アイドルの威を借る仕組み』
と言えます。
威を借る仕組みが悪いとは言いません。
実際にそれで盛り上がっていけば業界としても、アイドルとしても、ファンとしても万々歳でしょうからね。
この動きで注目ポイントはコンセプトです。
まだ詳細が分からないので何とも言えませんが、コンセプトが従来のまま
『会いに行けるアイドル』
なのか?
それとも新たな価値観・仕組みを導入するのか?この辺りに注目しておく必要があります。
後述する新しい仕組みのweb3アイドルは”会いに行ける”よりも、もっと深いつながりや価値を生み出す仕組みなので、従来のままだと厳しいのではないでしょうかね。
この部分がとても重要なので最後に付け加えておくと、この仕組みで強い権限を持っているのは運営側です。
<スケジュール>
1)1次選考:2月1日~2月28日、23:59
2)2次選考:2月・3月一杯
3)3次選考:4月15日・16日
4)最終選考:4月22日
5)デビュー:2023年夏
日本アイドルトークン
<日本アイドルトークンとは>
>>>PR TIMES『【株式会社オーバース】新しいアイドルグループの創造を目的としたIEOの準備開始について』へのリンク
これは
『リアルとメタバース両方で展開していくアイドル』
です。
これはweb3の仕組みを導入した新しいアイドルの形を実現しつつ、日本のアイドル業界を盛り上げようとするプロジェクトです。
こちらもAKBや坂道と同じで秋元康さんがプロデュースしていますので、秋元さんは同時に2個の大規模アイドルプロジェクトに関わることになりますね。
現時点では日本アイドルトークンも詳細がわからないのですが、web3の仕組みを入れていることで
『ファン=投資家』
となります。
今まではアイドルグッズや推し活に消費したお金は完全に消失していましたよね。
しかし、この仕組みでは日本アイドルトークンプロジェクト専用の暗号資産を保有することから始まりますので、貴方が応援しているアイドルが人気になれば人気になるほど、ファンの資産価値が増えていき得ます。
恐らく購入したアイドルグッズにはNFTも付与されているでしょうから、デジタル資産の価値も上がり得ます。
ファンのお金・資産をただ浪費させる今までのアイドルではなく、ファンが応援してアイドルの人気が出れば、ファンの資産が増えていくので応援するモチベーションも高まりますし、新しいですよね。
ただし、私の素直な感想を言わせていただくと、このやり方は上手くないと感じます。
というのも、最初に『お金・儲け』の仕組みを作り、そこにアイドルを載せていっているんですよね。
これって今までweb3界隈では長続きしない短命プロジェクトの典型例なんです。
お金・儲けを基盤に構築すると、ファンよりも投資家が集まり、サービスの中身や質もファンではなく、投資家向けになっていくので、中身がスカスカになっちゃうんですよね。
とはいえ、まだコンセプト等の詳細が出ていないので何とも言えない部分が多すぎますし、ターゲットはweb3を知らない従来のアイドル活動をしている人達でしょうから、このプロジェクトの動向には注目しておいた方が良いと思います。
<スケジュール>
1)IEO:5月
2)メンバー募集・選考:2023年の春
3)グループ結成:2023年の夏
4)お披露目:2023年の秋
5)デビュー&メタバース稼働:2023年の冬
※IEOとは、このプロジェクトで使われる暗号資産の先行販売です。
※暗号資産NIDT(日本アイドルトークン)の使い道は、グッズ購入、サービスへの支払い等
NFT IDOL HOUSE
<NFT IDOL HOUSEとは>
NFT IDOL HOUSEは
『関わる人全員が一緒に成長していくアイドルプロジェクト』
です。
一番web3の考え方に沿っているのがこのNFT IDOL HOUSEで、次世代型のアイドル像です。
ここまで紹介してきたモノは従来型、web3だけど金儲けの上に成り立つというモノでした。
しかし、これは少し違います。
今までファンは運営が提供する商品やサービスを一方的に受けることしかできませんでした。
しかしNFT IDOL HOUSEではファンが運営と同じような意思決定の場に加われ得ます。
ファンの声が重大な運営方針に影響を直接与え得ます。(間接的ではありません)
だからファンの判断が合っていたり、応援する人達の熱狂振りが高ければ応援しているアイドルは伸びていきます。
逆に判断が間違っていたり、熱狂振りが弱ければアイドルは伸びません。
だから、責任を持った意思決定をしたり、行動や動きに直接関わる経験をしたりすることで、ファン自身も応援することで成長していけるんですね。
そのため、”会いに行けるアイドル”どころか、
『ファンが直接的に育てることができるアイドル』
と言っても良いかもしれませんね。
これはアイドルとファンの関係性は、かなり深い関わりになりますよね。
今回は乃木坂を中心に添えて話をしていますので、もう少し具体例を出しましょう。
乃木坂もメンバーやファンの間からは
「メンバーにグラビアをさせる、脱がせる方針を止めてくれ!乃木坂はそのような特色じゃないでしょ。」
との声が多くなってきているそうです。
しかし、運営が判断すればファンが嫌がっても、メンバーが嫌がっても、グラビアをさせられますよね。
しかし、web3のこの仕組みだとそれを阻止することが可能です。
ファンに直接強い発言力が付与されているので、そのメンバーのファンが
「○○ちゃんにグラビアをやらせるな!」
と声を上げれば、運営はそれに従わないといけないんですね。
これはweb3特有の仕組みを取り入れ、しかも”お金・儲け”という部分を基盤にしていないからこそ実現出来ることです。
実はこのような仕組みはweb3では結構当たり前なのですが、従来のアイドルにはまだない仕組みなので、次世代型アイドルとして注目して良いモノですよね。
こちらの記事もどうぞ。
>>>アイドル×web3『NFT IDOL HOUSEプロジェクトとは?』をわかりやすく説明します。
<スケジュール>
1)応募・一次選考・二次選考:既に終了
2)三次選考:2月15日~20日
3)合宿一次選考:2月24日~26日
4)合宿二次選考:3月3日~5日
最後に
政府が推し進めている日本の経済成長の基盤としてのweb3は、アニメ、漫画、ゲーム、アイドル等の分野で期待されています。
「アニメ?ゲーム?アイドル?私興味ないです。」
という人でも、経済やテクノロジーに興味があるのなら、頭の片隅には入れておくべき業界です。
是非参考にしてみて下さい。
私は他に大きく2つの取り組みをしていますので、少しでも興味を持ったら、そちらの活動も見ていって下さい。
①、日テレが本気で手掛けている『web3×アイドル』プロジェクトNFTIDOLHOUSE。ここから誕生したアイドルFuhua(フーファ)。ここの専属記者の役職を頂き活動しています。
②、結節性痒疹という難病で超敏感肌な彼女と共同で、敏感肌の人向けのスキンケア、化粧品選びを紹介する活動もしています。