新生活で人とは違うチャレンジを始める当事者、送り出す親御さん達へ。私の経験則のお話を届けます。
3月に入ると社会全体が新年度に向けて大きく動き出します。
特に高校や大学を卒業して新生活を始める学生さんやその親御さん達は不安タップリな時期ですよね。
そんな新生活を迎える前の時期に、更に他の人達とは一味も二味も違うチャレンジを始めようとしている場合は、その不安は更に大きくなります。
本人はもちろん、親御さん達も経験や知識がなくてどうサポートしてあげれば良いのかわからなく不安です。
そこで今回は、今まで結構チャレンジ的な生き方をしてきた私が
『新生活で人とは違うチャレンジを始める本人と親御さん向けメッセージ』
を私の経験則からお話させていただきます。
この記事を読むことで
◎、将来壁にぶつかった際の参考になります
◎、他にも同じように苦しみながら頑張っている人達がいることを意識できます
それでは私の経験則からの話ですが、新生活で人とは少し違ったチャレンジをしようとしている人達に向けてのメッセージを一緒に見ていきましょう。
※あくまでも私個人の経験則からのお話なので、絶対とか、正解ということではありませんのであらかじめご了承下さい。
私の新生活でのチャレンジ履歴
私が今まで新生活でのチャレンジ履歴を簡単にご紹介します。
その辺りが何もわからない状況でいきなり
「こうなんですよ!こうした方が良いですよ!」
なんて言われても
「誰ですか貴方は?」
という状態になると思いますので。
<新聞奨学生>
私が新生活でチャレンジを始める前は茨城県の田舎に住んでいました。
電車に乗った経験すらほとんどない、基本自転車だけで家と学校の行ったり来たりだけを繰り返し、平日も、土日も、夜まで部活動に励んでいたので、町から出ることもないような生活を18年間続けていました。
そんな私が18歳の時、大学進学で上京します。
その際、生活費や学費を工面するために新聞奨学生として進学しました。
新聞奨学生とは、新聞屋に住み込み、配達員の正社員と同じ量・同じ責任の業務をこなしたうえで、空いた時間に大学へ通うことで奨学金が貰えるというモノです。
1週間も持たずに辞めるのは当たり前で、耐えても大変過ぎて不登校になったり、配達途中にバイクやお金を持ったまま逃げ出してしまったり、過労死する奨学生もいたと聞きます。
お客さんからは基本的に存在自体を認めてもらえていませんので、視界にすら入れてもらえていません。
たまに掛けられる声の大部分は
「てめぇこの野郎!ゴミクズが。言葉が分かるだけの猿が」
みたいな暴言です。
今まで町からも出たことがないような田舎者がいきなり、上京して、そんな環境に身を置いたんですね。
<警察学校>
大学を無事卒業したら次は警察学校です。
警察学校は完全に閉じられた世界の中で、軍隊のような生活を強いられます。
入校当初に限れば、教官は基本的に神様、自分はゴミクズくらいの環境です。
「ゴミクズが決められていないことを勝手にしゃべるな。勝手に動くな。言われたことを言われた通りにこなせ。言い訳するな!」
みたいな環境ですね。
それに耐えられず、同時期入校の期は半分の人達が耐えられずに退職して、クラスが消滅してしまっていました。
<フリーランス>
次はフリーランスで、ブロガー・ライター業です。
それによってやりたいことを頑張って生きていくということにチャレンジしたわけですね。
当時の生活は基本的に休日なし、毎日10時間前後は勉強か作業という環境でしたが、やりたいことをしているだけだったので辛くはなかったです。
ただ、結果としては生活費の面で惨敗でした。
生活費の面で問題なければ今でも、休みなしで毎日10時間前後勉強か作業の生活は続けていたと思います。
フリーという生き方にチャレンジし、今までの過酷さとは全く違うタイプの過酷さも辛かったです。
結構端折った部分もありますが、概ね私の新生活でチャレンジしてきた経験はこんな感じになります。
その上で、私の経験則から皆さんに伝えたいメッセージをお届けします。
新生活でチャレンジを始める貴方へ
辛くて、どうしようもない壁にぶつかったときについてです。
そんな時には
◎、なぜその選択をしたのかを思い出せ
◎、自分を想ってくれている人を遠ざけるな
です。
<なぜその選択をしたのかを思い出せ>
まずは
「なぜその選択をしたのか思い出せ」
です。
周囲の同世代の人達と違う選択をした時の想いを思い出しましょう。
普通の人達と違う大変さが降りかかってくることはチャレンジする前からわかっていたわけで、それなのにその道を選択したのはなぜか?
それをよ~く思い出しましょう。
壁にぶつかり、辛く悩んでいるときは目先のことだけに目が行き、案外そのような根本部分を忘れてしまっているモノですからね。
その頃の自分の想いや目標などをトコトン振り返り、頑張れそうなら頑張りましょう。
それでも無理なら諦めるのも選択の一つです。
諦めたって誰も貴方のことは責めませんし、日本ならどうとでも生きていけます。
もしも本当の意味で責める存在がいるとすれば、それは貴方自身だけです。
それに
「生きていけない。自分の人世詰んだ」
と感じるのは生きていく上での知識がないだけで、日本では社会制度を利用すれば生きていくことは可能です。
それにあまり選り好みをしなければ未経験、それなりの年齢でも雇ってもらえるやりがいのある仕事はあります。
本当に諦めなければ何とかなるので、頑張れるなら頑張る。
無理そうなら諦めるのも一つの選択肢だということを覚えておいて欲しいです。
<自分を想ってくれている人を遠ざけるな>
もう一つは
「自分を想ってくれている人を遠ざけるな」
です。
自分が辛くなると周囲が見えなくなり、自分以外の存在全てが敵に見えてきます。
自分のことを想い、何とか力になりたいと思ってくれている人達すら敵に見えてきます。
「私の今の気持ちをわかるわけないでしょ!同じ経験もしたことないくせに、知ったような口を利かないでよ!」
のような感情が沸いてきますし、実際にそのように相手に言ってしまうこともあるかもしれません。
しかし、それをしてしまうと自分から人との繋がりを切ってしまうだけで、その壁から抜け出したり、乗り越えたりする助けやチャンスを自分で切り捨てる行為になります。
同じ経験をしたことがない人でも。直接的にその壁を乗り越えるアドバイスを貰えなくても。貴方のことを想って近くに居てくれる存在は貴方の力の源です。
壁を乗り越えるための何かしらのキッカケをくれる存在です。
それなのにそんな貴重な存在を自ら切っていくと、貴方はドンドンそのような壁に対処する能力が弱くなっていきます。
辛いときには自分自身の能力やスキルを我武者羅に鍛え上げたくなりがちですが、それでは辛い感情を打ち消すために体を動かしているだけで何の意味もありません。
スキルアップをしているようで、弱くなっているんです。
辛くて
「もう私に構わないでよ!!!!!」
と感じる時こそ、周囲に頼る必要性を思い出してください。
そうしないと私が実際に経験した、何年間も人と関わらずに声を出すことすらない生活を経験することになりますよ。
自分の周囲に人がいることは当たり前ではなく、奇跡なんですからね。
是非辛い思いをする前の今だからこそ、これらのことを意識しておいて欲しいと思います。
では次に、そんな新生活でチャレンジを始めるお子さんをお持ちの親御さんにもメッセージを贈りたいと思います。
新生活でチャレンジを始めるお子さんをお持ちの親御さんへ
私はこちらの立場での経験はないので、当事者からの経験で申し訳ないのですが、お子さんが壁にぶつかり辛そうにしているとき
『いつでも弱音が吐けるような位置にいて欲しい』
と思います。
<感情と感情をぶつけない>
前項を見ていただければわかる通り、辛い中にいるとき、本人は
「他人は全員敵だ!」
と思うときがあります。
その状況下ではもちろん親・兄弟も敵です。
しかし、本人は感情でそう思い込んでいるだけで、本心ではありません。
その辛い想いに引っ張られて親御さんも感情的になり
「こんなに心配しているのに!何その態度は!!もう知らない、勝手にしなさい!!!」
とか
「何とか力になってあげたいのに、私じゃ何の力にもなってあげられない・・・」
のようになりガチです。
しかし、感情に感情をぶつけあってもプラスの面では何も生まれず、むしろモヤモヤした居心地の悪い環境だけが生まれてしまいます。
それが重なっていくと親族間でも疎遠になっていきます。
もしその辛さから脱したり、耐えられなくて挫折して違う道を模索し始めたときに、そこに親や頼れる存在が誰もいなかったら、本人はそれこそ人生からも挫折する選択を取るかもしれません。
そうならないためには、絶対的な味方だけど積極的に介入しすぎたり、不干渉になりすぎたりしない立ち位置が重要なんですね。
<承認する>
正直凄く難しいので、少なくとも今までそこまで育て上げてきた以上に本人をよ~く見続ける必要があります。
そして承認し続けて下さい。
承認とは、認めることですので、褒めるとか、叱るとかそんな表面的な行動を指すわけではありません。
この辺りの概念は介護福祉士や鴨頭嘉人さんという人の話や本を読んで勉強してみて下さい。
「私はどんなことがあろうと、貴方の絶対的な味方だよ。」
と本人の全てを認めた上で、頼られるまで下手に手を出さず近くに寄り添うんですね。
下手に手を出すということは、本人の今やっている行動や判断を否定して認めていないと言ことですからね。
これらのように、頑張るのは本人だけではなく、支援・応援すると決めた周囲の人間もなんですよね。
今回は以上になります。
この度このような記事を書こうと決めたキッカケは、今私が専属記者を務めるプロジェクトNFTIDOLHOUSEにあります。
これは最先端の技術を取り入れることで、ファンがアイドルを直接育てることに関われるようにしていくプロジェクトです。
そんなプロジェクトでアイドルメンバーが発表され、彼女達やその親御さん達にとって新生活の新しいチャレンジが本格的に動き出したからです。
>>>ファンが育てる次世代型アイドル『Fuhua(フーファ)とは?』をわかりやすく説明します。
それを見ていたら
「本人はもちろん、親御さん達も色々不安で大変だろうなぁ」
との想いが強くなってしまったもので。
そのため、全体的にまとまりはない文章になってしまいましたが、少しでも多くの人の助けになれば嬉しく思います。
折角のご縁ですのでこの機会に私のツイッターもフォローしていただけたら嬉しいです。
最後に
私は他に大きく2つの取り組みをしていますので、少しでも興味を持ったら、そちらの活動も見ていって下さい。
①、日テレが本気で手掛けている『web3×アイドル』プロジェクトNFTIDOLHOUSE。ここから誕生したアイドルFuhua(フーファ)。ここの専属記者の役職を頂き活動しています。
②、結節性痒疹という難病で超敏感肌な彼女と共同で、敏感肌の人向けのスキンケア、化粧品選びを紹介する活動もしています。