プロジェクト精査『NIDTとは?IEOには参加すべき?』私の精査した結果をわかりやすく紹介します。

 日本政府が

「日本の強みである漫画、アニメ、音楽やアイドル等をweb3と組み合わせ、経済成長の柱にしていく」

と宣言しています。

 その流れで始動したweb3×アイドルの大規模プロジェクトであるNIDT(日本アイドルトークン)

「NIDTってどうなの?今後成長しそうですか?」

「IEOが行われるって聞いたけど、参加すべきかなぁ?やめておくべきかなぁ?」

「初心者の私にもわかるように、有識者の考えを参考までに聞かせて欲しいです。」

のような声を多く聞きます。

 

 そこで今回は

『NIDTとは?プロジェクト精査した結果』

をわかりやすく紹介します。

 この記事を読むことで

◎、NIDTプロジェクトの今後を考える参考になります

◎、NIDTのIEOに参加するかどうかの判断材料の一つになります

 それではそんなNIDTについて一緒に見ていきましょう!

※あくまでも私個人が独断と偏見で精査した内容です。

※投資は自己判断、自己責任で行ってください。

NIDTとは?

<NIDTとは>

 NIDTとは

『ネット世界も活用し、日本のアイドル文化を世界に普及させようとするプロジェクト』

です。

 具体的には

◎、NFT発行を行う

◎、メタバース展開も行う

◎、リアルでもアイドル活動を行う

◎、独自トークン、暗号資産NIDTを発行する

という感じです。

<暗号資産NIDT>

 暗号資産NIDTは

◎、ETHチェーン

◎、総発行枚数10億枚

 

 使い道は

◎、アイドルグッズの購入に使う

◎、アイドルと関われるような使い方ができる

◎、保有者はガバナンス(投票)に参加できる

等々という感じになります。

<アイドル活動>

 アイドルグループの結成・デビューは2023年冬ころになる予定のようです。

 プロデューサーには秋元康さんを迎えているとのことです。

 運営元の会社は、SKE48のNFT発行などを行っている会社のようです。

 

 これらの情報は既にNIDTを知っている貴方は知っていると思います。

「その上で、これらの情報ってどうなの?」

が知りたいんですよね?

 ということで、これらの情報を受けて私はどう判断しているのかを見ていきましょう!

 なお、このような簡易的な情報ではなく、もっとコアで詳しいことも知りたい貴方は公式サイトやホワイトペーパーをご覧ください。

 >>>『NIDT公式サイト』へのリンク

 >>>NIDT『ホワイトペーパー』へのリンク

NIDTの良いと思った点、期待ポイント

<アイドル構築に本気>

 なんといっても主軸となる事業である

『アイドル構築に本気』

と言うのが大きいです。

 今まで失敗してきたweb3プロジェクトは全て、本サービスの構築がダメダメでした。

 暗号資産の収益性の部分だけガッチリ作り込んでいるだけで、サービスであるゲームなどの作りが

「一体これは何世代前のサービスですか?ゲームの専門家がチームに一人もいないんですか?」

という出来でした。

 しかし、NIDTはプロデューサーに、あの秋元康さんを迎え、本気のアイドルグループ構築に向けて動き出します。

 現時点では正直これだけが唯一期待できるポイントなのですが、それがあまりに強いので期待できるところですね。

<アイドルのセカンドキャリア保証がある>

 これは応援する者にとっての良いポイントというわけではないのですが、アイドルのセカンドキャリア保証をする制度があるようです。

◎、退職金の代わりに暗号資産NIDTをあげる

◎、タレントとして次の事務所との繋がりを作る

のようなことをするようです。

 これは正直投資判断でプラスになるモノではありませんし、抜けている穴がかなり大きいと見ているのですが、

「新しいね。」

くらいで一応こっち側で紹介してみました。 

NIDTの悪いと思った点、懸念ポイント

<注目しているのが投資・投機家だらけ>

 なんといっても最大の懸念点は

『注目しているのが投資・投機家だらけ』

という点です。

 NIDTの強みは、アイドル部分を本気で作り上げることですが、そもそも応援するファンが少なければ成り立ちません。

 その上で、現時点では注目しているのはアイドル好きではなく、お金を稼ぎたい投資・投機家なんです。

 

 つまり、

「自分が儲かるならプロジェクトがどうなろうと、そこには興味ないです。」

という人が多いんです。

 これは独自トークンを発行し、IEOを行うプロジェクトでは必ず見られる現象なので、初心者さんじゃなければ誰でもこうなることはわかることです。

 運営さん達は何かその後について考えがあるのか?

 それとも単純に資金調達できれば良いと考えているだけなのか?

 その辺りは注視していく必要性があると思います。

 万が一後者なら、今まで終わっていった有象無象のプロジェクトと同じ末路を辿ると思います。

<コミュニティの雰囲気が悪い>

 アイドルプロジェクトなのに、投資・投機家ばかりということもあり、公式コミュニティの雰囲気は悪いです。

 かなり排他的な雰囲気と、詳しい自慢のマウントの取り合いという感じです。

 私が『web3×アイドル』全般での目線でコメントを残したところ

「他プロジェクトの名前を出すな!」

等と頭ごなしにスパイ扱いされて追い出されました。

 最初期から注目して応援している証であるOGロールという役職を持っている者に対してこのような雰囲気です。

 今後入ってくる特別なロール(役職)を持っていない新規の人達への扱いがどうなるのか・・・考えるだけでも恐ろしくなりますよね。

 

 プロジェクトの成功に大きく関わる根幹をなすのがコミュニティです。

 特に市場規模が小さくてまだまだ弱いweb3業界においては。

 しかし、そのコミュニティが排他的で、雰囲気が悪いとなるとプロジェクトの推進力に不安が残りますよね。

 アイドルを応援するためのプロジェクトなのに、応援したくない感情が強まるコミュニティなので、プロジェクトの土台がグラグラ過ぎて心配になります。

 この辺りNIDTコミュニティの雰囲気について、もっと詳しく知りたい貴方はこちらの記事をご覧ください。

 >>>web3×アイドル『NFTIDOLHOUSEとNIDT、コミュニティの雰囲気比較』を紹介します。

<IEO比率が高すぎる>

 IEOで売り出される暗号資産NIDTの割合が高すぎるのも懸念点です。

 IEOとは言ってしまえば

『投資家達に、先行者利益を与えるための特別セール』

です。

 通常は総発行枚数の10%前後を販売します。

 しかしNIDTは30%を販売します。

 それだけ先行者利益を与えるということで、その考え方自体は問題ありません。

 しかし、IEOに参加する人達の大半はプロジェクトを応援する気は全くありません。

 そのため、IEOによって安く買えた暗号資産は、取引所で取り扱い開始と同時に売り払って利益を得ようとします。

 使う目的で買う人なんてほぼ皆無です。

 

 そして暗号資産は売られればその分だけ価格を下げます。

 IEOを行うとその暗号資産の価格は一気に上昇した後に、一気に暴落するのが特徴です。

 この一連の動きの中で、IEO枚数が多いと

『上昇する力が弱い、暴落する力が強い』

となりやすくなります。

 下手をしたら先行者利益を与えるIEOでの格安価格よりも安い値段にまで暴落する可能性もあります。

 一概には言えませんが、今までIEO価格を下回ったweb3プロジェクトはその後再浮上することはありませんでした。

 つまり、IEOの側面から見るとNIDTはかなり危険な形に見えるんですね。

<IEOを行う取引所の力が弱すぎる>

 IEOは暗号資産取引所が上場させることを確約した上で先行販売をします。

 そのため、

『IEOを行う取引所の力=暗号資産の強さ』

となりやすい傾向にあります。

 その上で、今回NIDTのIEOを行う取引所は

DMMcoinbook

 

 DMMに関しては国内ではテレビCMなどで見聞きしたことがある人も多いと思いますが、お世辞にも大手取引所とは言えません。

 coinbookに関してはそのような取引所が国内にあったことすら知らない人の方が多いです。

 世界規模で有名な上位取引所のIEOでも伸び悩んでいる今の市場で、世界規模で見た場合に小規模取引所であるこれらの取引所で行われるIEO。

 果たして価格上昇がどこまで期待できるか?

 やはり私は、この部分が少し心配です。

<ETHチェーンを利用する>

 ETHチェーンを利用するという点は少し心配です。

 ETHチェーンはアップデートを重ねたことでかなりガス代(手数料)が安くなってきています。

 しかし、IEO規模の注目イベントが行われる時にはガス代(手数料)だけで数千円~数万円に跳ね上がることがまだ見られています。

 IEOは取引所との取引なのでガス代(手数料)は直接関係ありません。

 しかし、急激に取引量が増えるかもしれない(=ガス代が急騰するかもしれない)ところでETHチェーンとなると、長くこの世界を見てきたものとしては、どうしても心配になりますね。

<web3活用部分に新しさが皆無>

 NIDTの良さ、新しい点はアイドルを本気で作り上げ、そこに暗号資産を組み込むことです。

 それだけです。

 プロジェクトに組み込む方法や使途等は今まで消えていった何百、何千というプロジェクト達と同じです。

 ただ、ただ、アイドル部分を本気で作り上げるというだけの強みでどこまでいけるかは正直不安です。

 ましてや、それらを支えるハズのコミュニティにはアイドル好きがほとんどおらず、雰囲気が悪いんですからね。

<海外展開も同時に見据えている>

 海外展開と聞くと一見成功しそうに見えます。

 しかし、アイドルに関しては必ずしもそうとは言えないようです。

 少し調べてみたところ、どうやらアイドルオタク文化というのは基本的に日本独自のモノだそうです。

 そのため、その文化がない海外の人達からすると

「は?なにこれ?アイドルオタク?意味不明なんですけど」

という感想が結構多いようなんですね。

 

 理解できないモノに対してそこまで積極的に入り込んできますかね?

 もちろん、海外展開しないより、展開した方がファンは増えやすいと思います。

 しかし、その分だけ必要な資金も倍増していきます。

 IEOで獲得する資金は約15億円

 海外展開を広くしていくにはとても心もとない金額です。

 他のweb3プロジェクトならいきなり海外展開を見据えた方が顧客獲得に強みが出ますが、アイドルに関しては少し事情が違います。

 この辺りがどうなっていくのかは少し心配な要素ですよね。

 

 言い出すと他にも色々とありますが、このくらいで終わりたいと思います。

 良いと思う点と悪いと思う点の比重を見てもらえばわかる通り、当然私はIEOに参加しません。

 あまりにもリスクが高すぎますので。

 とはいえ、価格が上がらないと言い切ることもできませんので、最終判断は自己責任で行ってください。

 もし貴方の思考部分が投資家ではなく、web3×アイドルというところに興味がある場合は、全く別の取り入れ方をしており、今私が応援しているNFTIDOLHOUSEも確認して行ってみて下さい。

 >>>日テレが本気で手掛ける次世代型アイドル『NFT IDOL HOUSEとは?』をわかりやすく説明します。

最後に

 私は他に大きく2つの取り組みをしていますので、少しでも興味を持ったら、そちらの活動も見ていって下さい。

①、日テレが本気で手掛けている『web3×アイドル』プロジェクトNFTIDOLHOUSE。ここから誕生したアイドルFuhua(フーファ)。ここの専属記者の役職を頂き活動しています。

 >>>ふたひい@NIH専属記者

 

②、結節性痒疹という難病で超敏感肌な彼女と共同で、敏感肌の人向けのスキンケア、化粧品選びを紹介する活動もしています。

 >>>敏感肌さんの美容情報局

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