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『量子とは?量子コンピューターとは?』をどこよりも簡単にわかりやすく説明します。

 次世代の物凄く高性能なコンピューターとして量子コンピューターという存在があります。

 先日日本でも起動に成功したというニュースが流れたことで

「言葉だけは聞いたことあるけど、難しすぎて意味不明です!もはやスピリチュアルじゃん!?」

「どこの説明を見ても最初から意味不明でわけがわからない!そんな私にもわかるように教えて欲しい!」

という声をとても多く聞きます。

 >>>国産初の量子コンピューター、27日に稼働 理研など開発

 

 そこで今回は

『量子とは?量子コンピューターとは?』

をどこよりも簡単にわかりやすく、イメージ重視で説明していきます。

 この記事を読むことで

◎、量子とは何で、量子コンピューターがなぜ超高性能なのかイメージできます

◎、イメージから理解につなげていく最初のキッカケを掴めます

 それでは、量子と量子コンピューターについて一緒に見ていきましょう!

 

※私は専門家ではないので、理解しきれていません。

※その上で物凄く噛み砕いてイメージ重視の説明なので、正確さを求める人向きではありません。

※最初から「どれ、詳しい私が見てあげよう!その説明は間違っているぞ!」等と指摘したい人は回れ右して下さい。全く理解できない層にとって、そのような存在はまだお呼びじゃありません。

量子コンピューターとは何か?

 量子コンピューターとは

『量子を活用した、超高性能コンピューター』

です。

 もちろん、まだ開発途中の存在ですし、物によって性能に違いがありますので、それはご理解いただいた上で、何となくどのくらい高性能かを簡単に紹介します。

◎、処理能力:家庭用パソコン1500000000000台(1京5000億台)くらいの性能

 ※今、全世界にあるパソコン・スマホ全てを合わせた以上の性能

◎、消費電力:フル稼働時、1時間辺り約600万ワット(4人家族の1年ちょっと分の消費電力)

 ※世界一省エネなスーパーコンピューター富岳の約5分の1

 

「そんな数字を見せられたところでピンとこない!具体的にどんな変化が起きるの?」

も簡単に紹介します。

◎、良い影響が大きいと言われる分野

 ・自動運転:世界中の車を同時に制御しきれる

 ・渋滞解消:理由は同上

 ・製薬:無数に存在する薬効のある物質の組み合わせを計算できる

 ・全ての物質(人体も含む)の解析と再現が大幅に進む

 など

◎、悪い影響が大きいと言われる分野

 ・セキュリティ:現在のセキュリティを簡単に突破され得る

 ・web3、ブロックチェーン:世界中のコンピューターを突破できるとブロックチェーンも突破し得る

 など

※数値部分も含め、細かい部分は全てザックリとしており、あくまでもイメージです。

 そんな破壊も、創造も両方もたらし得る革命的な量子コンピューターの開発が進み徐々に稼働を始めているというわけですね。

 

 これで何となくでも量子コンピューターが高性能ということはイメージできたと思います。

 しかし、ここまで見てきた貴方は

「そもそも、その”量子”と呼ばれるモノは何なの?」

という疑問が頭の片隅に残り続けていますよね。

 ということで、そんな量子についても簡単に見ていきましょう!

量子とは何か?

<量子とは?>

 量子とは

『原子以下の小さい物質のこと』

です。

 原子とは、水素(H)から始まる、学生時代に

「水平リーベ、僕の船、七曲りシップスクラークか」

と暗記させられた、あの原子です。

 その原子も含めた、小さい物質のことを全て量子と呼びます。

 ただそれだけです。

<量子の特徴>

 ただし、量子はそれよりも大きな物質とは全く違う特徴を持ち、常識では測りきれないということで、とても難しい説明で溢れ返っているわけなんですね。

 この常識では測りきれない量子を貴方にもイメージしやすいように説明します。

 その前に、まず量子の特徴を簡単に確認します。

◎、基本:普通の物質と同じ動きをする

 ※投げれば直線的に飛ぶ等

◎、人が見ている:動きを変える

 ※見ている人がいるだけで、投げても直線的には飛ばなくなる等

 ただの物質で、生きているわけではないのに、何故か人が見ていると動きを変えるので、

「これ何で?不思議だね!?」

と謎に溢れているのが量子という存在です。

<量子をマクドナルドで例える>

 これを私達に身近な例で例えるならマクドナルドの従業員ですね。

 マクドナルドは、アルバイトやパートの人達をいかに上手く機能させるか?という部分で成り立っている組織です。

 その上で、私達が手に取って持つことができる物質をマクドナルドという会社とした場合、マクドナルド(物質)を構成しているのは正社員(分子)

 正社員が指揮監督をし、マクドナルドを根幹から支えているのがアルバイト・パート(量子)となります。

 整理すると

◎、マクドナルドという会社=物質

◎、正社員=分子

◎、アルバイト・パート=量子

 

 マクドナルドという会社(物質)を維持するために、社員さん(分子)は規則通りに行動します。

 そしてそれをアルバイト(量子)達にも支持して、規則通りに動かそうとします。

 確かに社員さん(分子)が見ているときはアルバイト(量子)達は規則通りに働きます。

 しかし、社員さん(分子)がいないときは、結構裏で勝手気まま、自由に行動してしまう人も出てきますよね。

 量子はまさにそんな、マクドナルドのアルバイト君のような感じなんです。

 他者に見られているときと、見られていないときとでは動き方や特徴が全く違うわけですからね。

<アルバイトの能力を引き出したお店が量子コンピューター>

 量子の特徴が何となくイメージできたところで

「なんでその量子を活用すると超高性能になるの?」

との疑問が沸いてくると思いますが、結論としては

『アルバイト君達の能力を引き出せているお店が量子コンピューター』

です。

 それに関してもマクドナルドで説明します。

 

 アルバイトで維持できている組織であるマクドナルドにおいて

『アルバイトの能力を引き出して上手く活用できているお店』『アルバイトに自由勝手にさせ過ぎているお店』

どちらの方が回転率や売上が良いと思いますか?

 間違いなく前者ですよね。

 そして量子コンピューターは、前者を実現できているお店だから高性能なわけですね。

 大量にいるアルバイト達を上手く活用できれば何でもできるくらい凄いお店になり得ますからね。

 

 しかし、キチンと機能させられなければただの無法地帯になりますし、アルバイトみんなの能力を引き出しきるって物凄く難しい事なんですよね。

 だから量子コンピューターの実現は難しくて時間が掛かっているというわけです。

まとめ

◎、量子コンピューターは全世界のコンピューターを合わせた性能以上の物凄いコンピューター

◎、量子とは凄く小さい物質のこと

◎、量子は人が見ていると良い子で、見ていないと何するか分からないアルバイト店員のような特徴を持つ

◎、アルバイト店員の能力を最大限引き出せているお店のような状態が量子コンピューターだから性能が高い

 

 今回は以上になります。

 望もうと、望まなかろうと、量子コンピューターは今後ほぼ確実に世界中に広がっていきます。

 それなら今のAIブームのように、抵抗するよりも使いこなす方に回った方が色々と面白いですよね。

 是非参考にしてみて下さい。

 なお、序盤にも言った通り、この記事の内容は正確さを排除して、イメージしやすさ重視で書いていますので、この記事を読んで終わりではありません。

 そのイメージを基に、もっとキチンと説明している記事等で学んでくださいね!

 量子コンピューター開発に関して、グーグルが全く知識がない人でも開発者の苦労を体験できる面白いシミュレーションゲームを公開しています。

 そのゲームに興味がある貴方はこちらの記事をご覧下さい。

 >>>グーグル公式ゲーム『量子コンピューター開発シミュレーションゲーム』をわかりやすく説明します。

最後に

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futa