「日銀がデジタル円の発行に積極的らしいけど、デジタル円ってなに?」
「なんでいきなりデジタル円なんて言い出したの?やる意味ある?現金やペイペイ等で十分じゃん」
「デジタル円にした場合のメリットってあるの?それ次第かな」
「デジタル円について調べても、難しくてイマイチ分かり難い!」
等々、最近目にする事の多くなったデジタル円について思うところがあると思います。
そこで今回は
『デジタル円とは何か?メリットは?』
について誰にでも分かりやすく説明します。
この記事を読む事で
◎、デジタル円について知ることが出来ます。
◎、今日銀や世界がどんなことになっているのかを知ることが出来ます。
◎、この動きを知っておく事で、今後貴方のお金を守ることに繋がり得ます。
それでは今、日銀が力を入れているデジタル円について分かりやすく見て行きましょう!
なお、情報源は日銀が発行している正式な情報です。
原文で確認したい貴方はどうぞ。
>>>「中央銀行デジタル通貨に関する日本銀行の取り組み方針」の公表について 【日本銀行】
「一度に言われると頭パンクしちゃうから、一個一個区切って教えて!」
という貴方はこちらからどうぞ!
デジタル円とは、
『今ある現金をデジタル化したもの』
です。
「そんなことは知ってるよ!これだけ騒がれているんだからそれだけじゃないでしょ?」
と思われるかもしれませんが、それだけです。
「電子決済を普及させましょう!」
なんて時にも同じように大騒ぎしたじゃないですか!?
それと似たような騒ぎが今の騒ぎです。
どうですか?
思っていたよりも理解に苦しむような難しいことじゃありませんよね。
デジタル円がどんなモノか理解したところで、次に気になるのが
「じゃあ電子決済も普及してきた今、それをやる必要があるの?」
等といった部分ですよね。
そこで大きく3点
①、デジタル円を今やる意味
②、デジタル円のメリット
③、デジタル円が実現すると何がどう変わる?
について更に深掘りして見て行きます!
今デジタル円を日本もやろうとしている一番の理由。
それは
『世界各国がやろうとしているから』
です。
「なんだそれ!ただのマネってこと?」
と思った貴方!
正解です!
元々日銀はデジタル通貨には否定的と言いますか、極力導入させない考えを持っていました。
本当は導入したくない組織が、それでも導入を本気で考えないといけない理由。
それこそが
『世界各国がデジタル通貨を本気で作り始めたから』
なんです。
なぜこれがデジタル円を作る大きな理由になるのか?
それは、この流れに乗らないと
『日本は世界から見放されるから』
です。
一番分かりやすいのはこのテレビCMです。
これは面白おかしく描かれていますが、デジタル円を考えなければ、今後日本はこのお店のように世界から無視されます。
流通上あまりにも不便すぎるからです。
だから、日本も慌ててデジタル円の開発に力を入れ始めたというわけです。
余談ですが、世界各国がデジタル通貨に力を入れ始めたのは中国の存在の影響が大きいです。
中国はデジタル通貨によって中国の通貨
『元』
を世界共通通貨にしようとしています。
それってヤバくないですか?
あの中国を世界共通・標準には何か嫌じゃないですか?
だから世界は
「それは嫌だ!させたくない!」
と頑張っている節も見え隠れします。
「デジタル円にしないといけない理由はわかったけど、せっかくなら何かメリットが欲しいよね」
と思う人も多いですよね。
もちろん、日銀も、世界もメリットがあるからやろうとするんです。
では一体円をデジタル化すると、どんなメリットがあるのでしょうか?
これは電子マネーの普及からも分かりますよね。
現金を持ち歩かなくても良いので楽です。
これを個人だけではなく、企業等の何億円規模でも行えるようになるんですね。
今ある電子マネーは各企業が作ったモノなので、その決済システムを導入しているお店でしか使えません。
しかしデジタル円は、今の円をデジタル化したモノなので、
『どこでも使える』
ものです。
「このお店はペイペイ使えますか?クレジットカード使えますか?」
なんてやり取りは必要なくなります。
各人がデジタル端末でお金の管理が行えるので、給料日前後でATMに長い時間並ぶ必要がなくなります!
「あっ!現金がないや!おろしておかないと!」
ということも
「振り込みしに銀行へ行かないと!」
ということもなくなります。
現金の円って誰でも持てますよね?
それと同じで、デジタル円だって誰でも持てます。
今の電子決済やクレジットカードは銀行口座を持っている人しか使えません。
しかし、子供とか、定住地を持たないホームレスでは銀行口座が持てません。
つまり、電子決済が使えません。
デジタル円は現金と同じ扱いなので、子供でも、ホームレスでも使えます。
等々、様々なメリットがあります。
それによって様々な構造が変化することも予測されていますので、社会の変化も見てみましょう!
銀行のあり方が変わります。
ATMが不要になるということは、わざわざ銀行にお金を預ける必要がなくなるからです。
「じゃあ銀行ヤバいじゃん!銀行はなくなっちゃうの?」
と思うかもしれませんが、そうでもないようです。
そこも今の現金と同じ構造は維持するようです。
つまり、日銀がデジタル円を発行し、それを一端民間銀行が溜めておく。
そこから貸出を行うのはそのままのようですね。
ただし、預貯金はされなくなるので、そこでキャンペーンや革新的なアイデアの創出等、
『新しいモノを生み出す組織』
として期待されているようです。
言い換えると、業務的に決まり切ったことしか出来ない銀行員は不要になるという事ですね。
1円も間違えないで完璧にお金を扱える職員は必要なく、今までにないイノベーションを起こす職員が必要という事です。
ともかく、金融機関には大きな影響が出て来ることは容易に想像がつきますよね。
一方私達個人にとっては、
『色々と便利になる』
『デジタル円の扱い方を覚える必要がある』
くらいで、それほど大きな変化はないと思われます。
デジタル円とは、今ある現金をデジタル化したモノのことです。
今まで
「なんか難しそう」
と思っていたデジタル円について知ることが出来ましたよね。
今日銀や世界がどんなことになっていて、デジタル円を作る必要があるのかも分かりましたよね。
「私は死ぬまで現金派だ!」
でも良いのですが、それだと紹介したテレビCMのような状態に本当になってしまいます。
この動きを知っておく事で、今後貴方のお金を守ることにも繋がります。
このデジタル円の動きについて少しでも乗り遅れたくない貴方は、まずは、今ある電子決済を利用して見ることから始めてみてはいかがでしょうか?
「既に利用しているよ!」
という貴方は、更に一歩進んで、恐らくデジタル円の根幹技術に採用されるであろうブロックチェーン技術というモノを勉強してみて下さい。
>>>『世界を変える技術!?』ブロックチェーンとは何かを、小学生にでもわかるように説明します!
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