『世界を変える技術!?』ブロックチェーンとは何かを、小学生にでもわかるように説明します!『ブロックチェーン最前線 著:ブロックチェーンビジネス研究会』

2022年1月10日

※この内容はもっとわかりやすく最新版として、別記事を作成しています。

>>>『ブロックチェーン技術とはなに?何ができるの?』誰にでもわかりやすく簡単に説明します。

※約1年ちょっとで私の理解度やブロックチェーンの進化速度がどの程度かを見比べて貰うために、古い記事も残しています。

 

「世界を変える技術って一体なんなの!?」

「ブロックチェーンって聞いた事はあるけど、何なの?仮想通貨じゃないの?」

「これからの社会の流れ、テクノロジーについて知りたい!!」

「ブロックチェーンを調べても、学んでも、難し過ぎて理解できない!!!」

貴方はこんな風に感じたことはありませんか?

 

 テクノロジーの進化を追っていると必ず目にするのがブロックチェーンという技術です。

 しかし、仕組みの話なので、理解するのがとても難しい!!!

 

 そこで今回はブロックチェーンに興味を持ってから3年以上の私が

『ブロックチェーン最前線 著:ブロックチェーンビジネス研究会』

 

を元に、小学生にでも理解できるように、噛み砕いてわかりやすく説明していきます!

 

 これは小学生向けということではなく、そのくらい誰にでも理解できるように噛み砕いて解説するという意味です。

 

 内容としては

◎、ブロックチェーンとは?

◎、何が変わるの?

この2つに絞って説明していきます。

 

 この記事を読む事で、ブロックチェーンの基礎を理解することができます。

 社会の流れを知り、乗り遅れないで済みます。

 貴方の仕事を進化・成長させるヒントになります。

 

 それでは世界を変えると言われているブロックチェーン技術について見ていきましょう!

 

 

 

簡単にわかりやすく『ブロックチェーンとは』

 結論:『改ざんできない情報を作る仕組み』

 

 ブロックチェーンを理解する場合に、まず始めにその仕組みを理解しようとすると

「中央集権?非中央集権?トランザクション?トークン?ノード?PoW?DeFi?」

「何言ってんだ???難しくて分からない!!!」

となるんですね。

 

 そのためまず始めに仕組みではなく、ブロックチェーンとは何かを一言でいいます。

 ブロックチェーンとは一言でいうと

『改ざんできない情報を作る仕組み』

です。

 

 改ざんできない、つまり

『書き換える事が出来ない情報』

と言う事ですね。

 

 ブロックチェーンを利用した情報は誰にも書き換えが出来ません。

 

 今のインターネットに存在している情報は書き換えが出来ます。

 例えば、この私が書いているブログ記事。

 

 これは管理人である私が書き換える事が出来ます。

 もし私の管理アカウントにハッキングをした悪い人がいたら、そのハッカーも書き換えが出来ます。

 

 しかし、ブロックチェーン上の情報はそれすら不可能なんですね。

 つまり、管理人である私も書き換えられない。

 ハッカーも書き換え出来ない。

 誰も書き換えが出来ない。

 

 ブログやSNSで考えると

「それって不便じゃない?そんな技術いらなくない?世界を変えるとか大袈裟過ぎ!!!」

と感じると思います。

 

 個人で考えるとそのように感じるのですが、モノは使いようです!

 この技術があると物凄く大きく変化する業界もあるんですね!

 

 ブロックチェーン技術によって変化するその業界がとても大きい業界なので、私達には分かり難いんですね。

 

 ここまで大丈夫でしょうか?

 ついて来れていますか?

 

 では、

『改ざんが出来ない情報を作る仕組みであるブロックチェーン』

これで何が変わるのか?

 それを見ていきましょう。

 

 

 

簡単にわかりやすく『ブロックチェーンで何が変わるの?』

 結論:『流通・金融・政治が変わる』

 

 私達は普段意識していませんが、私達が情報を得た時には、2つの選択を迫られています。

 それは

『その情報を信じるか?』

『その情報を信じないか?』

です。

 そしてその判断によって行動が変わります。

 

「はぁ?そうなんですかね?で、それがどうして世の中を変えるの?」

と思いますよね。

 

 これからその例を実際にご紹介していきます。

 

 この事により大きく変わると言われている業界が

◎、流通

◎、金融

◎、政治

になります。

 

 どれも、とても大きな業界ですよね。

 そんな大きな業界がどう変わって行くのか、更に詳しく見ていきましょう!

 

 

<流通業界の変化>

 ブロックチェーンを活用した流通の変化で身近なモノは生産者情報ですかね。

 

 例えば、スーパーマーケットの野菜売り場。

 生産者情報が載っている野菜を見掛けますよね。

 

 しかし、良く考えたら、あの生産者情報ってスーパーが裏でこっそりと作成することも可能だと思いませんか?

 本当は中国製なんだけど、全部売りたいから嘘の生産者情報を貼り付けているだけとか。

 日本のスーパーなら可能性はかなり低いでしょうが、ゼロとは限りませんよね。

 

 そこで貴方には2つの選択があります。

『生産者情報が本物だと信じて買う』

『生産者情報が嘘だと考えて買わない』

 

 このように、私達は無意識にでも情報を見たら

『信じるか』、『信じないか』

の選択を迫られているわけです。

 

 では、もしもその生産者情報が誰にも改ざんできなかったらどうでしょうか?

 誰にも書き換える事が出来ない情報なので、疑う必要性もなく、信じる事が出来るんですね。

 

 そんなことが可能なのでしょうか?

 可能です。

 思い出して下さい。

 ブロックチェーンとはどんな技術でしたか?

 

『改ざんが出来ない情報を作る仕組み』

です。

 そのような物理的な情報改ざんもできなくなるんですね!

 

 確かに生産者情報のシールを貼り変えることは可能ですが、貼り替えたことがすぐバレるので結果として貼り変えられなくなるんです。

 情報そのものは変えられないので。

 

 つまり

『これってブロックチェーン情報なんだ!なら信じられるね。安心・安全な情報だ。』

と無条件で信じる事が可能になるわけです。

 

 ブロックチェーンが使われているというだけで

「これって本当かなぁ?」

と疑う必要がなくなるんですね。

 

 流通ではこのような使われ方をします。

 

 

<金融業界の変化>

 金融業界と言われると少しイメージしにくいかもしれませんので、銀行をイメージして下さい。

 半沢直樹のドラマを見ている人はそれでも良いです。

(私は見ていないのでわかりませんが!)

 

 銀行って何で利用するのでしょうか?

 

 人によって色々とあるでしょうが、深く考えていくと個人同士でお金のやり取りをすると

「お金を送った、送ってない」

の言い争いになるから、銀行を使うのではないでしょうか。

 

 そのお金を送った、受け取ったの正確な情報を銀行が管理し、保証することで安全・安心にお金のやり取りを実現させているわけですね。

 

 例えば、私がAさんに10万円の支払いをするとします。

 直接手渡しをしたらどうでしょうか?

 

 後日

「まだ10万円を貰ってない!早く支払え!」

と言われても証拠がないので

「払った!」

「貰ってない」

の言い合いになるだけです。

 

 そこで間に銀行が居たらどうなりますか?

 私が銀行口座からAさんへ10万円を振り込みました。

 

 そこでAさんが

「まだお金が振り込まれていない!」

と言って来ても銀行に振り込み記録が残っているので、振り込んだ証拠になります。

 

 

 この銀行と同じ役割をブロックチェーンでも行えます。

 改ざんできない情報なのですから、銀行を通さなくても個人間でも正確なやり取りができるようになるという事です!

 

 私がAさんへ直接振り込みを行い、Aさんから

「まだ振り込まれていない!」

と言われても、ブロックチェーンに振り込んだという情報が残っているので証拠になります。

 

 しかも銀行に残っている振り込み情報よりも確実な情報です。

 銀行振り込み情報は、やろうと思えば銀行員によって書き換えが出来てしまうので。

 

 ブロックチェーンは改ざんできない、疑う必要もない情報を作る仕組みなので、銀行員のように誰かが書き換える事もできないので、

『最も信用できる情報』

といっても過言ではありません。

 

 とは言え、なんかこれだけ見ていると日本の信用出来る銀行だけでも問題ないので

「ブロックチェーンなんて必要なくない?銀行のままで良くない?」

と感じます。

 

 しかし、とても重要なんですね!

 銀行口座からの振り込みには大きく2つの欠点があり、ブロックチェーンはそれらを解決するんです。

 

 銀行を使った振り込みの問題。

 それは

◎、高額の振り込み手数料が掛かる

◎、遅い

という問題です。

 

 実際の場面を思い出して考えて下さい。

 お金を口座から下ろしたり、振込をしたりすると手数料を一回で何百円も取られますよね。

 しかも、数時間とか、数日後に振り込み完了という形です。

 

 ブロックチェーンを活用すると

◎、振り込み速度はかなり早くなる

◎、手数料は掛からなくなる

 

 ブロックチェーンを活用すると、ブロックチェーンが銀行の代わりに信用を確保してくれるので、個人間で安全にお金のやり取りが出来るようになります。

 

 個人間なのでメールのやり取りくらいの早さで送金が可能になります。

 だって間に第三者を入れないのですから当たり前ですよね。

 

 しかも、個人間のお金のやり取りなので、別に手数料もかかりません。

 手渡ししたら誰かに手数料を取られるなんて事がないのと同じです。

 

 つまり、振り込みという部分において銀行そのモノが不要になり得るんですね。

 

 私達にとっては

「はぁ、まぁ、手数料が掛からないで、その場で振り込みが完了するなら便利と言えば便利かもね」

くらいです。

 

 しかし、

『銀行が必要なくなるかもしれない』

と言われたら結構大きな出来事じゃありませんか?

 

 地方銀行が一つ倒産するだけでも大問題なのに、銀行そのモノの存在意義が問われるんですから。

 

 実際は

『ブロックチェーン技術に追い付けない銀行はいらなくなる』

なので、銀行そのものがなくなることはないと思いますが。

 それでも社会的にはとても大きな出来事ですよね。

 

 

<政府の変化>

 政府もブロックチェーンによって大きく変化していきます。

 改ざんできない情報なので、選挙が大きく変わります。

 

 自宅のスマホから投票が可能になるんですね。

 だって、改ざんできない情報なのですから、投票者を偽ることも不可能ですからね。

 

 なお、投票する場面に上司が立っていて

「この人に票を入れろ!」

と圧力を掛けて来るなんて問題は、普通に犯罪行為なので、上司を逮捕して貰って解決しましょう。

 

 他にもブロックチェーンを利用すると

『マイナンバーカードがとても便利なモノ』

へ変わります。

 

 現在無数にあるポイントを一つにまとめることが可能となります。

 

 利用履歴やポイント獲得履歴等の情報が改ざんできなくなるから、それが可能なんですね。

 他にも会員カード類も全部1枚まとめる事が可能になります。

 それも、会員情報を改ざんできないから出来ることです。

 

 マイナンバーカード1枚だけで、図書館・体育館の利用から、お店の会員カードの役割まで全部出来る事になります。

 銀行口座と結びついて、買い物もマイナンバーカード一枚で出来るようになり得ます。

 

 しかも、やりようによっては落としても不正利用が不可能になります。

 つまり、他人では使えないんですね。

 

 つまり、何枚も色々なカードを持ち歩くよりも安全になり得るという事です。

 

 すでにブロックチェーンを活用し始めた国家も存在します。

 ドバイ首長国では、公文書をブロックチェーンに移行しています。

 それにより、公文書の改ざんが不可能になります。

 

 マルタ共和国では、国家資格の情報をブロックチェーンに移行しています。

 それにより資格情報の偽造を防ぎ、資格の権威性を担保しています。

 

 フランスでは、証券取引にブロックチェーン使用を許可しています。

 それにより、仲会人不要で高速取引を可能にしています。

 

 他にも不動産の売買にブロックチェーンが活用されれば、登記(法務局への登録)も不要になります。

 法務局の登記業務も必要なくなり、不動産売買がとても迅速で簡単になります。

 間に司法書士や不動産業者等の専門家を入れなくても良くなるのでとても安く買えます。

 

 更に改ざん不可能な情報なのですから、それらを担保する役割の公正役場も必要なくなります。

 

 まだ私達の生活の身近なところでは実感できないですが、社会の仕組みという大きな部分ではブロックチェーンはかなり大きな変革になり得る技術なんですね!

 

 

<その他>

 なお、代表的な業界の話として3つの業界を例に出しただけで、どの業界にも活用できる技術です!

 実際に

◎、医療現場

◎、薬局

◎、介護

◎、農業

◎、防災・安否確認

◎、地域活性

等で使われ得ますし、実際に使っている地域も日本には既にあります。

 

 新型コロナ禍における必要物品の管理や配分もブロックチェーンを活用すれば上手く行くと言われています。

 

 更に、実際に身近なところではSNSのLineがブロックチェーン事業を日本でも本格稼働を開始しました。

「ブロックチェーンを利用して、Line経済圏を作りたい!」

という事のようです。

 

 この出来事の詳細についてはこちらをお読みください。

>>>今Lineで何が起きているのか?ブロックチェーンと仮想通貨事業が開始された目的。誰にでもわかりやすく説明します。〔知らないと損!〕

 

 そんなブロックチェーンの仕組みを理解すると、もっと大きく、

『資本主義社会という構造そのものが変わる可能性』

を知ることが出来ます。

 

 つまり、GAFAM(ガーファム)といわれる資本主義社会での大企業による構造を変えてしまう。

 そんな技術だということを知れるんですね。

 だから世界を変えると言われているんです!

 

 なおGAFAMとはなにかについてはこちらをお読みください。

>>>GAFAMとはなに?社会の未来を読み解くヒントはここにある。

 

 

 他にもSDGs(世界目標)の一つとして、世界の貧困問題や飢餓問題を解決する手段となる仮想通貨も、このブロックチェーンで実現可能となります。

 

 仮想通貨についてはこちらをお読みください。

>>>仮想通貨とはなに?誰にでもわかりやすく説明します。「何に使うの?なんで必要なの?」【超初心者向け入門】

 

 もう一歩先に進んで、そんなブロックチェーン技術を支える仕組みについてはこちらです!

>>>「ブロックチェーン技術の仕組みとは?」超初心者にも分かりやすく説明します。

 

 

 

まとめ

 どんな仕組みなのかが一番難しいと感じる部分なので、今後仕組みは、仕組みだけで分かりやすく説明していく予定ですのでお待ちください。

 

 それでは

ブロックチェーンとは何かを、小学生にでもわかるように説明します!

についてまとめて終わりにします。

 

 ブロックチェーンとは

 改ざん不可能な情報を作る仕組み

 

 何が変わるの?

 流通・金融・政府等の有り方が変わる。

 

 流通では

 生産者情報や流通経路等を無条件に信用できる。

 

 金融では

 銀行がいらなくなるかもしれない。

 

 政府では

 自宅からスマホで投票が出来るようになるかもしれない。

 複数のカードやポイントを持たないで済む。

 不動産の売買がとても簡単・迅速になる。

 法務局や公正役場が不要になる。

 

 その他では

 資本主義という世の中の仕組みごと変えてしまう。

 

 

 ここまで読んで頂きありがとうございます。

 是非、他のブロックチェーン関係の記事も宜しくお願いします。

>>>カテゴリー『ブロックチェーン』

 

 

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Posted by futa