最近web3という言葉が聞かれるようになってきました。
しかし、正直難しすぎて、ワケが分からないですよね。
”わかりやすく説明している”と謳う本やサイトを見ても、全然わかりやすくなくて難しいし・・・
更に、何となく理解できても
「と言うことは、web1とか、web2もあるの?」
「あるなら、それらとweb3の違いは?なんでweb3が必要なの?」
と、更なる疑問も湧いてきますし。
そこで今回は
『web1、web2、web3それぞれの特徴と、違いとは?』
について、出来るだけ簡単に噛み砕いてわかりやすく説明していきます。
この記事を読むことで
◎、web1からweb3までの流れ、経緯をイメージできます
◎、それぞれの時代で行えることや、それぞれの違いがわかります
それでは、web1からweb3について一緒に見ていきましょう!
※web3だけの詳しい説明についてはこちらの記事をお読みください。
>>>初めてのweb3学習①『Web3とは何か?』わかりやすく説明します
◎、年代:2000年前後
◎、初期にできたこと:サイトの閲覧、ブログ発信
◎、終期にできたこと:チャット、掲示板、コメント機能付きブログ など
◎、簡単な説明:
web1は、サイトを作ることで情報発信をすることができた時代です。
企業はもちろん、個人でもサイトを作成することができ始めました。
ただし、一方的にサイトを公開することしかできないので、基本的には読者からの意見や情報は電子メールで受け付けないと吸い出せない状態ですね。
web1時代も技術が進み、終期にはチャットや掲示板の誕生により、ある程度利用者同士のコミュニケーションが取れる状態になりました。
そんなweb1も
「これ以上進化は無理~!」
となり、新しい技術が生まれてきたことで進化をします。
その進化した姿がweb2になります。
◎、年代:2010年~2020年前後くらい
◎、初期にできたこと:SNS
◎、終期にできたこと:SNS、電子マネー決済、フリマアプリ
◎、簡単な説明:
web2を象徴するモノは、なんといってもSNSの誕生です。
今まで一方的に情報発信しかできなかった時代から、双方向のやり取りがリアルタイムにできるようになり、しかも誰でも簡単に情報発信できるようになったんですね。
初期はmixy(ミクシー)が代表的で、閉じられた空間だけの完全招待制サービスでしたが、今では開かれた場でツイッター、インスタ、フェイスブック、Youtube等々、様々なモノが普及していますよね。
更に、(あまり凄い事だとの認識がないかもしれませんが)フリマアプリの誕生は世界のビジネスの在り方を大きく変えました。
今までビジネスとして商品の販売を行うのは企業・事業者だけでした。
それが個人でも簡単に行えるという仕組みは、実は物凄いことなんですね。
それに大きく貢献したのが、電子マネーの普及ですよね。
支払いが全部コンビニ振り込みだったら、物凄く面倒すぎてここまで普及はしていなかったと思います。
ちなみに余談ですが、SNSのツイッターはインフルエンサーで有名なイケハヤさんが日本に持ち込んだとも言われていますね。(諸説あり)
話を戻して、恐らく現時点で日本ではここに居る人が多いと思います。
しかし、web2も
「もうこれ以上の進化は無理~!」
となり、新しい技術が出てきて進化し始めました。
それこそがweb3になります。
◎、年代:2020年以降
◎、初期にできたこと:デジタル通貨、デジタル証明書、稼ぐ方法の拡張、新しい組織の形
◎、終期にできたこと:まだ初期なので、今後どうなるか不明
◎、簡単な説明:
デジタル通貨は、電子マネーとは仕組みが大きく違うのですが、違いを説明し始めると難しくなりますし、個人が利用する分には大差ないので、この記事内では似たようなモノとの認識で問題ありません。
デジタル証明書とはNFTというのですが、世の中に存在している証明書(住民票、免許証、資格証明書、血統書、契約書、所有権等々)をデジタル化したモノです。
稼ぐ方法の拡張とはX2Eというのですが、ゲームで遊んだり、散歩したり、良質な睡眠を摂ったり、ドライブをしたりするだけで本物の資産が手に入る仕組みが実現されました。
新しい組織の仕組みとはDAOというのですが、横のつながりだけで組織が成り立つようになりました。
イメージとしては、小学校の放課後に
「サッカーやる人、この指とまれ!」
これで集まった人達だけで、会社や組織が成り立つ仕組みです。
DAOに関しては起業家の前澤友作さんが
「全く知らない人でもどんとこい!一緒にDAO運営しちゃおうぜ!」
とプロジェクトをやっていますので、興味があればどうぞ。
今これらは進化しながら、世間への普及を進めている最中のモノになります。
恐らく今後は更に凄いことができるようになっていくんでしょうね。
なお、現時点(2022年)で全世界でweb3に何かしらの形で関わっている人は約8000万人いるそうです。
日本では約600万人。
つまり、この記事を読むほどにweb3に興味を持っている貴方は、その時点で既に日本のトップ5%以内の人間ということになります。
おめでとうございます!
ここまで各領域について見てきて、何となくイメージはつかめたと思います。
そこで最後にそれぞれに関しての大きな違いを軽く見て終わりにしたいと思います。
なお、ちょっとだけ難しい話になるので、
「もうお腹いっぱいです。」
という貴方は、読み飛ばしてもらって大丈夫です。
回れ右して立ち去るにしても、せっかくここまで読んだなら、是非こちらの記事でweb3についてもう少し詳しく見ていってください。
>>>初めてのweb3学習①『Web3とは何か?』わかりやすく説明します
では、それぞれの領域で大きく変わる点を簡単に整理して終わりにします。
もちろん視点によって、違う見方もありますので、そんな見方の一つということはご理解ください。
その上で、まずはやり取り面で見ていきます。
◎、web1は、間に企業・サービスを挟んで、一方通行
◎、web2は、間に企業サービスを挟んで、双方向
◎、web3は、個人間で直接、双方向
権限の在処と言うと難しく感じる場合は
「誰がサービスを運営・維持しているのか?」
「誰が圧倒的に得をするのか?(儲かるのか?)」
という目線で見て下さい。
◎、web1は、企業(=権限が一部の人に集中する中央集権型)
◎、web2は、企業(=権限が一部の人に集中する中央集権型)
◎、web3は、企業も含め、個人(=権限を参加者全員が持つ、分散型)
今回は以上になります。
この辺りの違いはサービスを利用する個人としては、知らなくても問題ないので、そこまで意識する必要はありません。
利用していれば勝手にそうなっていますので。
これと特に相性が良いのは、プロスポーツやアイドル業界かもしれませんが、その話はまた別の機会に。
>>>日テレが進めているweb3を取り入れたアイドルプロジェクト『NFT IDOL HOUSEプロジェクト』とは?(今後作成予定)
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