英語能力を証明する世界的な検定試験として有名なTOEIC。
ここが取得した点数の証明書を、今年から紙からデジタルへ移行していくことを表明しました。
>>>TOEIC公式ブログ『TOEIC® Program公開テストのデジタル公式認定証2023年4月より提供開始』へのリンク
そのため
「デジタル証明書?私そのようなのは苦手でわからない!私にもわかるように教えて!」
「web3技術が遂に世界的検定試験に導入されたとか、ワクワクする!?詳しく教えて!」
等、様々な声が聞かれています。
そこで今回は、web3が全く分からない人向けに
『TOEICの証明書をデジタル化』
についてわかりやすく紹介します。
この記事を読むことで
◎、TOEICのデジタル証明書についてイメージできます
◎、デジタル証明書を利用することで、簡単に結果を証明・活用することができるようになります
それではTOEICのデジタル証明書について一緒に見ていきましょう!
※私はTOEICを受けたことがなく、受ける予定もないので、実際に使ってはいないため情報を収集して噛み砕いてまとめているだけです。その点はご了承ください。
TOEICの証明書とは
『英語力を証明する検定試験TOEICでの成績を証明するモノ』
となります。
TOEICは英検のように合格・不合格というモノではなく、何点取得できているか?によって英語力を測る基準になるモノです。
そのためTOEICの証明書には合否ではなく、貴方が取得した点数が記載されることになります。
ではそんな証明書は何に活用できるのか?
一般的に言われている主な活用方法は
『就活の時の英語力証明』
です。
就活時には英検よりもTOEICの点数の方が優先的に見られるとも言われており、英語力を必要とする企業に就職する際は、TOEICの証明書提出を求められることもあるようです。
そんなTOEICの証明書ですが、今までは紙に書かれた物でした。
しかし、2023年からはデジタル証明書にも対応していくというのが今回の出来事です。
今回はまだ紙も有料で発行してもらえるようですが、来年度・2024年度の試験からは紙の証明書は完全廃止になるようです。
そのため
「私、デジタルとか全然わからないんですよ!?」
という受験生は少し大変になるかもしれませんね。
しかし、苦手と逃げていると来年度から苦労するのは貴方ですので、今からでも少しづつデジタルアレルギーを直して行きましょう。
ということで、今年から採用されるデジタル証明書に関しても見ていきましょう!
まず結論としては
『TOEICのサイトに登録して取得・活用する』
となります。
つまり、パソコンなり、スマホなりでアカウント登録をすればその中で取得も、活用もできるということですね。
デジタルアレルギーを持っていない人からすると、特に抵抗なく受け入れられる内容ですよね。
デジタルアレルギーを持っている人も、あまり難しいという固定概念を持たず、一個一個見ていけば決して難しいことはないので是非試してみて下さい。
1)TOEICのサイトにログイン
2)証明書ページへいく
3)そこに表示されている画像やURLをコピーする
4)それを就活先企業へ提出する
これだけでオッケーになりそうなので、紙の証明書を保管管理する必要はないですし、企業へ提出する際にワザワザ印刷する必要もありませんからね。
プリンターを自宅に持っていない人にとって、この印刷作業って物凄く面倒なので、それが無くなるのは良いですよね。
このように資格に関してもデジタル化の波は進んでいきますので、是非頑張って活用していきましょう!
今回の内容は基本的に以上となりますが、私のブログに来てくれている読者さんの多くは、もう少し技術的な
『web3の活用』
という面で興味がある人も多いと思いますので、その辺りについても少し見ていきましょう!
今回のTOEICのデジタル証明書は
『ブロックチェーン技術を活用して実現した』
となります。
ブロックチェーンとは、インターネット上で使える超高性能なメモ帳機能みたいなモノです。
そのメモ帳ですが、誰にも改ざんすることができないくらいの物凄く高いセキュリティ性能を持っています。
”誰にも改ざんが出来ない”ということで、証明書のような重要な情報をデジタル化するのに最適な技術なんですね。
もう少し深く踏み込んで見ていくと、今回の活用方法はSBT(譲渡不可なNFT)なんですかね?
※NFTとは、デジタル化した証明書の事
※SBTとは、他人に譲渡できないNFTの事
この辺り、web3周りの事が分からない貴方はこちらの記事をご覧ください。
>>>初めてのweb3学習⓪『web3学習の全体像』をわかりやすく説明します。
この辺り、SBT・NFTという言葉は明確に出てこないので何とも言えませんが、普通に考えるとSBTとして発行するんだと思われます。
TOEICに関してではなく、その前に同じサービスを活用してデジタル証明書を発行したN高の例にはなるのですが、それも見つつ、それ以外に気になる点としては
◎、対応チェーン:BTC、ETH
◎、保管期間:5年間
です。
BTCチェーンとETHチェーンに刻むなら手堅いですよね。
SBTで証明するなら根本的に送信する必要がないので、ガス代(手数料)も掛かりませんしね。
もう一個の『保管期間が有限』という部分が少しわかりませんね。
ブロックチェーンに刻むなら消えないと思うのですが、もしかしたらこのサービスを提供している会社内で取り扱う期間が5年間という意味かもしれませんね。
それなら、5年を超えてもコントラクトアドレスさえメモしておけば、問題なく利用できますね。
この辺りは実際に利用する人じゃないと何とも言えないところで、私にはわかりません。
2023年はNFTも投資商品としての側面を脱却し、公的な証明書等、身近なところへ活用され始めましたね。
こうして知らぬ間に利用していたという形で社会に普及していくんですね。
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