仮想通貨投資で、今トレンドの一つにIEOというモノがあります。
しかし、初心者さんは
「IEOって何なんですか?調べても良くわからないんですよねぇ。」
「IEOに参加すると、100倍になるとかYoutuberが言ってるけど、あれって本当なの?」
等と、
「見聞きして少し興味はあるけど、いまいちなんだかわからなくて怪しいと感じるので参加はしていない!」
という人が多く見られています。
そこで今回は、そんな初心者さん向けに
『IEOとはなにか?』
について、難しい言葉は極力排除してわかりやすく説明します。
この記事を読むことで
◎、初心者さんでもIEOを理解して、仮想通貨投資を行えるようになります
◎、IEOを理解した上で参加すると、資産を増やす機会が増えます
◎、IEOを理解すると、そこから派生した他のチャンスも理解して掴むことが可能になります
それでは、そんなIEOについて、一緒に見て行きましょう!
IEOとは
『価格上昇がほぼ確約されている銘柄の先行販売』
のことを言います。
このように聞くと
「投資の世界で”確実””確約””100%”という言葉を使う人の事は信じちゃいけないんですよね!」
というのは常識なので、IEOは怪しいと感じるわけですよね。
(あれ?もしかして私も怪しまれています?)
しかし、IEOに関してだけは限りなく100%に近い確率で価格上昇がみられるんですね。
(100%、確実と言い切ることは出来ませんが)
まずはその理由・仕組みを説明します。
IEOで販売された銘柄がなぜ限りなく100%に近い確率で価格上昇するのか?
それは
『IEOで販売される仮想通貨銘柄は100%取引所に上場するから』
です。
上場に関しては取引所が倒産したとか、爆破されてなくなった等の事が起きない限り100%です。
IEO販売とは、仮想通貨取引所が
「この銘柄は私達が責任を持って取扱いますよ!」
という銘柄を販売する方式の事を指すので、上場するのは100%なんです。
上場しない銘柄の販売はそもそもIEOとは呼びませんからね。
そして、仮想通貨の世界では、
『取引所で取り扱われる(上場する)こと=価格上昇』
となります。
上場することでその銘柄の知名度が大幅に上がり、沢山売買されるようになって、沢山のお金がその銘柄に関係して動くようになっていくからです。
そのため、IEOで販売される銘柄は
『仮想通貨銘柄は取引所に上場すると価格が上がる』⇒『IEOは取引所への上場が決定している』⇒『価格上昇がほぼ確定している』
このような図式になることで、ほぼ確実に価格上昇するわけですね。
なお、取り扱う取引所の規模によってどのくらい価格が上昇するかは違ってきます。
あくまでも価格が上がると言っているだけで、100倍に跳ね上がるとは言っていませんからね!
上場して価格が上がったと後、落ち着いたら、価格が下落していく銘柄もあれば、更に爆発的に上昇していく銘柄もあります。
今お話ししているのはあくまでも上場直後の価格上昇についてですので、一応言っておきます。
その上で、最近のIEOで販売された銘柄はどのくらい価格上昇を見ているのか?
◎、日本で行われたコインチェックIEOでの仮想通貨PLT(パレットトークン)は約25倍
◎、最大手取引所バイナンスIEOでの仮想通貨BETA、Lazio等は70~100倍くらい
価格上昇が見られています。
これだけ見ると、メチャクチャ凄い価格上昇ですよね。
だから仮想通貨投資家は今IEOの情報を追っており、トレンド化しているわけですね。
そこでいざIEOに参加しようとすると、大きく2種類の参加方法があることに気付きます。
その2種類とは
①、抽選形式のIEO
②、ローンチパット形式のIEO
です。
という事で、これらの特徴・参加方法を説明した後に、IEO形式の販売方法からの派生した販売方法の紹介という流れで行きたいと思います。
それでは、IEOの種類2種類+αについて、更に詳しく一緒に見て行きましょう!
IEOは価格上昇がほぼ確約されているので、世界中の仮想通貨投資家が買いたいと思っています。
そのため、誰でも自由に幾らでも参加できるわけではありません。
そのため、販売方法は工夫されています。
まず一つ目の販売方法がこの
『抽選形式のIEO』
になります。
これは買える人と量を抽選で決める方式になります。
この方式で行われたIEOはコインチェックIEOになります。
参加申込にお金・資金が必要になり、少しイメージしにくい人もいるかと思いますので、準備するモノから順に説明しますね。
※ 全ての抽選式IEOがこの内容とは限りません。あくまでもこの方式が取られることが多い、傾向の話です。
◎、IEOを行う仮想通貨取引所の口座
◎、参加条件として取引所が指定したお金や仮想通貨
これは担保金を入れて、担保金がそのまま抽選券になる形式です。
IEO日時:〇月〇日、〇時〇分
指定通貨:円、仮想通貨〇
抽選券:1口 〇円分
最低担保金:〇円以上
当選時:1口当選につき 仮想通貨IEO銘柄 〇枚
みたな感じになっています。
補足説明をすると、抽選に参加するために指定されているお金を取引所に担保金として預ける必要があります。
担保金はIEOが終わるまでは使えませんし、抜くことができません。
もし抜くことが許可されていたとしても、抜いたらIEOに参加できません。
抽選で当選した分だけ、そのお金でIEO銘柄の支払いが自動的に行われますので、購入代金としての担保なんですね。
どういう感じか具体例を出します。
例えば、1口 1万円分の担保金で参加できるIEOがあったとします。
100万円資産を担保に掛ければ、私は抽選券を100口手にしたことになります。
全ての抽選券の枚数が1万枚だとすると、これで1%の当選確率ですね。
IEOが行われる日時までこの100万円は動かせませんので、あとは抽選日を待つことになります。
そして抽選の結果、1口当選したとします。
1口当選すると、1枚10円の仮想通貨が1000枚買える内容だったとすれば、1万円支払って1000枚の仮想通貨を手にします。
残りの99万円はそのまま戻ってきます。
この時に貴方が持っているのは
1枚10円で買った1000枚(1万円分)の新しい仮想通貨
ですね。
この新しい仮想通貨の価格がそのあとに100倍に上昇し、
1枚1000円
になった場合、貴方の資産は
1枚1000円 1000枚(100万円分)
になります。
このようなことがIEOでは実際に起きているわけですね。
最後に抽選形式IEOの流れを整理して終わりにします。
1)IEOを行う取引所にお金を送金する
2)取引所の指定通りにお金を固定化して、抽選結果を待つ
3)当選したら、当選分だけ仮想通貨の支払いが自動的に行われる
4)購入した仮想通貨が手に入り、残りの資金が戻ってくる
5)その銘柄が上場し、価格上昇しやすい
要は指定通りに担保金を振り込んで、後は抽選を待つだけ。
これが抽選式のIEOになります。
担保金がそのまま抽選券になるわけですね。
次にローンチパット形式のIEOになります。
ローンチパットというモノが聞き慣れないと思いますが、世界的にはこちらの形式が一般的ですので、是非覚えておきましょう!
これは
『購入できる量が徐々に増えていく形式』
になります。
これもこれだけではわかり難いと思いますので、準備するモノから説明していきますね。
◎、IEOを行う取引所の口座
◎、取引所が指定するお金・仮想通貨
これはステーキング(定期預金)をすることで、利子のような形で購入できる仮想通貨の枚数が徐々に増えていきます。
(あくまでも購入できる枚数の権利が増えていくだけで、無料で貰えるわけではありません)
期間:〇月〇日〇時〇分~〇月〇日〇時〇分まで
指定通貨:円、仮想通貨〇
これも補足すると、指定期間の間、指定通貨をステーキング(定期預金)として固定化していると、その間に利子のような形で購入できる枚数の権利が増えていきます。
例えば、100万円をステーキング(定期預金)するとします。
すると日利1%になったとします(利率は参加者数等によって変動します)
つまり、
100万円×1%=1万円
となり、一日で1万円分購入できる権利を得ます。
これが10日間続くIEOなら、×10日で最終的には10万円分購入できる権利を得ることになります。
という事で、ステーキング(定期預金)100万円から10万円分の仮想通貨が購入され、
10万円分の仮想通貨が振り込まれ、残りの90万円が返されます。
この仮想通貨が100倍に価格上昇すれば、10万円の資産が1000万円になります。
仮想通貨系Youtuberの中でも勘違いしている人が散見されるのですが、ローンチパット形式のIEOは無料で貰えるのではなく、あくまでも購入する権利が増えていくだけです。
支払いは必要なので勘違いしないようにご注意下さい。
(過去に無料で貰えるモノを実施した取引所もあったので、それと混同しているのかと思われます。)
今回はわかりやすいようにこの数字で説明しましたが、実際には遥かに少ない分しか買えません。
人気が高いIEOはそれだけ参加者が多くなり、利率が下がってしまうので。
モノによっては100万円をステーキングして200円分しか買えないなんてことも普通にあります。
それでも200円が2万円になり得るのですからお得と言えばお得ですよね。
投資をしているとどうしても
「たったの2万円かよ!」
となりガチですが、普通に考えて200円が2万円になるなんてメチャクチャ凄いことですからね!
こちらも簡単な流れを列挙して終わりにしたいと思います。
1)取引所に指定通貨を送金する
2)指定場所に通貨をステーキング(定期預金)する
3)購入できる枚数が利子のような形で増えていく
4)購入した仮想通貨が手に入り、残りの資金が戻ってくる
5)その銘柄が上場し、価格上昇しやすい
こちらは参加さえすれば誰でも確実に買えるのが特徴ですね。
その分だけ抽選形式より、買える枚数は少ないですけどね。
どちらの形式でも
「どれだけ担保金を用意できるか?」
が重要ということですね。
ここまでIEOの種類について見て行きました。
しかし、実はこのIEOという販売方法は他のことにも応用されています。
そのため、このIEOというものを知っていると、他のお得なモノに参加することも可能になります。
現時点で私が知っている、IEO方式を活用したモノは
◎、IFO
◎、IGO
という販売方式です。
それぞれの詳しい説明は別記事にて行いますので、ここではそれぞれについてサラッとだけ確認します。
IFOとは、Defiが行うIEOの事です。
IEOは取引所が行いますが、IFOはこれと同じことをDefiが行います。
そのため、投資目線で見るなら、IEOもIFOも同じようなモノとの認識で特に問題はありません。
なお
「Defiってなんですか?」
という人はこちらの記事をお読みください。
>>>【仮想通貨】「DEFIとDEXの違いとは?」初心者にもわかりやすく説明します。【ブロックチェーン】
IGOとは、仮想通貨の代わりにNFTを販売するIEOのことです。
IEOは、ほぼ確実に価格上昇する仮想通貨銘柄の販売でしたよね。
それをNFTで行うという事なので、IGOとは、
『ほぼ確実に価格上昇するNFTの販売』
と表現することもできるかもしれませんね。
「NFTってなんですか?」
という人は、こちらの記事をお読みください。
>>>「NFTとは何か?参加方法は?」超初心者にもわかりやすく簡単に説明します。
ただしNFTは取引所が扱うモノではないので、取引所への上場ではなく、NFTマーケットでの取り扱いが確約されているNFTですね。
これは現時点(2021年10月27日)で、
「今後バイナンスNFTで初めて行う!」
と言われているモノなので、まだ実例は存在しません。
知らなくて当然です。
むしろ、この時点で知っているだけで貴方はかなり進んでいます!
いかがでしたか?
IEOという仮想通貨の販売方法の仕組みを理解したところで、
「実際にIEOに参加したい!」
という人もいるかと思います。
IEOは鮮度が命のモノなので、日々始まって、終わってを繰り返しているので、個別の注目なIEOについてはこちらのカテゴリーから探してみて下さい。
個別の記事にしていないIEO情報については、毎日配信をしているふたひい新聞の中に
「こんなIEOが開催されるそうですよ!」
と書くことがあるので、そちらもご利用ください。
ただし、それでも投資に100%は存在しませんので投資は自己責任でお願いします。
なお、
「IEOに参加したは良いけど、売り時がわかりません!どのタイミングで売ればそれなりに収益が出ますか?」
が気になる人はこちらの記事も併せてお読みください。
>>>『IEO参加後、どのタイミングで売るのが良いか?』初心者にわかりやすいよう、私個人の考えを教えます。
IEOとは、価格上昇がほぼ確約されている銘柄の先行販売のことを言います。
そんなIEOについて3点
①、抽選形式のIEOとは
『担保金を預けて、それを抽選券として利用する方式』
②、ローンチパット形式のIEOとは
『資金をステーキング(定期預金)して、利率のような形で購入できる枚数が増えていく形式』
③、IEO形式の販売方法からの派生
『Defiが行うIEO、NFTを扱うIEO等も誕生してきている』
これで初心者さんでも頑張れば、IEO仮想通貨投資を理解して投資できますよね。
IEOを理解した上で参加すると、資産を増やす機会が増えます。
IEOを理解したことで、そこから派生したIFO、IGOという他のチャンスも理解して掴むことが可能になりました。
やはり情報は武器であり、命なので、日々出される情報をキチンと理解するためにも基礎知識は身に着けておきましょう!
「情報を集めると言っても、自分だけでは収集できないよ!」
という貴方向けに、私は60個を超える情報源から注目の情報を毎日お届けしていますので、是非ふたひい新聞もご利用ください。
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