ここまでの学習で貴方は、web3に関しての基礎知識をほぼ身につけました。
そのため既に色々と実践をすることができます。
しかし、この記事に辿り着いたという事は
「私はもう一歩チャレンジをしたいんです!」
という高い意欲を持っていることを意味しています。
※いきなりこの記事に辿り着き
「えっ!何を言ってるんですか?私は全然そんなんじゃないですよ!」
という人はこちらから順に学んでください。
>>>初めてのweb3学習⓪『web3学習の全体像』をわかりやすく説明します。
ということで、特にこれがわからなくても問題はありませんが、今回はチャレンジ講座という事で
『NFTに書き込まれている情報を読む』
について学習していきます。
この記事を読むことで
◎、NFTにはどのような情報が、どのように書き込まれているのかがわかります
◎、NFTに書き込まれている情報を貴方だけで読めるようになります
それでは、NFTに書き込まれている情報について一緒に見て行きましょう!
※NFTマーケット最大手のOpenSeaで見られる情報を紹介します。
実際に私が持っているNFTの情報を元に見て行きます。
>>>opensea『ふたひいの保有するデロリアンNFTページ』へのリンク
この画像には、このNFTに関する基本的な情報が乗っています。
『The Delorian NFT』
がこのNFTの名前です。
その下のアイコンと数字は、左側から
『2.4K owners』は、このNFTを保有している人の数を表しています。
Kは数字の1000を表す単位なので、2400人がこのNFTを持っていることを意味します。
『5.3K total』は、このNFTの総数を表しています。
つまり、このNFTは5300個あるという事ですね。
『You own 1』は、このNFTを私が何個持っているかを表しています。
つまりこの画像から、私が1個持っているという事ですね。
『5.2K views』は、このNFTがどれだけの人に見られたかを表しています。
つまりこのNFTは今までに5200人に見られた注目度があるという事ですね。
『443favorites』は、このNFTにいいねがついた数を表しています。
つまりこのNFTには、443個のいいねが付いているわけですね。
ちなみに、このいいねは誰でも付けられるわけではないので、この数は多いです。
画像を少し下に行き
『Current price 0.168($632.41)』
の部分はこのNFTの今の相場価格です。
私はこれを売りに出していないので、私の出している販売価格ではありません。
画像からこのNFTの今の相場は0.168ETH(約7万3000円)という事です
その下の『Buy now』はこの価格で今すぐ買うためのボタンです。
『Make offer』は「このNFTを○○円で誰か売って下さい!」と応募を出すためのボタンです。
画面を下に進むとこのような英語と数字だらけの見るだけで難しそうな情報が沢山あります。
しかし、一個ずつ見て行けばそこまで難しくないので、頑張って一緒に見て行きましょう!
まずは画面右側にある
『Price History』
の説明をします。
これは直訳すると値段の物語ですので、要は
『今まで売買されてきた中での値段の推移』
を表しているモノになります。
作者は特に販売価格を変えていないのですが、このNFTを購入した人が他の人に売るときに値段を色々と変えて売っています。
その平均的な値段の推移を表しているのがこの部分です。
このNFTは沢山作られているので、平均値が出ていますが、1個しか作られていないNFTだと、そのNFTの過去の売買価格が刻まれていきます。
当然まだ一回も売れていない下のNFTの場合は、この部分は何も情報が出て来ません。
まだ一度も売れていないNFTの画像ではPrice Histryの部分が
『No item activity yet(まだアイテムに動きがありません)』
となっていますよね。
この部分を見て、このNFTの相場等を確認し、適切な取引の判断材料にできるわけですね。
だからNFTでは、この部分が読める人にはぼったくりが出来ないわけですね。
左側はちょっと後回しにして、更に下に行きます。
『listings』という項目は、今このNFTを保有している人達の情報です。
更に細かい項目が出ていますが、左側から
『Unit Price』は、その持ち主が「この価格で売りますよ!」と出している価格です。
『USD Unit Price』は、ドルに換算した場合の今の価格です。
OpenSeaではNFTの売買は暗号資産でしか行えないので、暗号資産価格だけではイマイチ幾らくらいするのかイメージできない人もいます。
そこでドル換算の項目も載っているんですね。
『Quantity』はその販売数です。
中には一人で複数個保有している人もいますからね。
『Expiration』は、いつからその行動を起こしたかという期間だと思われます。
私は英語が全然わからない人なので、グーグル翻訳によるとこれには『有効期限』という意味と『経過』という意味があるようです。
しかし、今回は『経過』の方だと思われます。
そのため、この部分はいつその行動を起こしたかという事を表していると思われます。
『From』は、誰がそれをやっているのかということですね。
もう少し画面を下に行くと『offers』という項目があります。
これは序盤の基礎情報のところで出てきた『Make Offer』に関する情報です。
今このNFTに対して「○○円で売って下さい!」と出ているオファーの一覧がここに表示されます。
画像だと、このNFTに対して
「0.11WETH(414.08ドル)で売って下さい!」
とオファーが来ているという事ですね。
このNFTを買った当初は数分置きにオファーが出ていたので、だいぶ落ち着きましたね。
余談ですが、私はこのNFTが出たばかりの時に買っているので約2万円で購入しました。
今までのオファーの中で私が認識している一番高かった額は約15万円でした。
でもこのNFTは保有していると、別のNFTが無料でもらえたり、最新NFTの購入時に割引が受けられたりするので、私は売りませんでした。
そのNFT自体が欲しい人だけではなく、このような部分で投資感覚で集めている人もいるので、注目が集まっているんですね。
更に下に行き、情報の一番下にある『Item Activity』についてです。
これはこのNFTに関する動き・行動が全て掲載されます。
例えば、画像で言うなら一番上に書かれているのは
『10分前に、88F7C8という人が、このNFT2個を、0.1679ETHで売りに出しました』
ということですね。
パッと見ても分かる通り、この人はこのNFTに関して活発に売買をしていますね。
恐らく投資目的の人なんでしょうね。
NFTやブロックチェーンというモノは、このように名前だけでは誰だかわかりませんが、このような行動は全部世界中の人達に筒抜けとなります。
そのお陰で透明性が保たれているわけですが、逆にこれを
「なんかプライバシーが覗かれているようで、気持ち悪いなぁ!」
と感じる人もおり、難しい問題でもあるんですね。
最後に画面を少し上に戻して、左側の『Details』を説明します。
この部分は少し難しいので、
「私には無理だ!」
と感じる人が読み飛ばしやすいように最後に持ってきました。
その上で、このDetailに関しては下から見て行った方がわかりやすいので、下から説明していきます。
『Blockchain』という部分は、使われているブロックチェーンの種類を表しています。
ブロックチェーンには色々な種類があると、学習⑤で学びましたよね。
画像を見ると、このNFTは
『Ethereum(イーサリアム)』
というチェーンに書き込まれているという事です。
次の『Token Standard』とは、ブロックチェーンの規格(基準)のことです。
これはまだ学んでいませんし、知らなくても問題ないので、
「このNFTはERC-1155という規格で書き込まれているんだなぁ」
とだけ理解しておいてください。
これがどうしても気になる人はこちらの記事をどうぞ。
>>>『ETHの規格とは?新規格ERC3525とは?』をわかりやすく説明します
更に一個上に行き、『Token ID』というのは、そのNFTに付けられている整理番号という認識で問題ありません。
そして一番上の『Contract Address』は、ブロックチェーン上に書き込まれている、簡略化されていない、ゴリゴリに難しい大元の情報の場所を指しています。
ここまででも
「難しいなぁ~!」
と感じたかと思いますが、実は今回紹介している内容は、それでも簡略化されている情報なんですね。
という事で、一応簡略化されていない大元の情報の画像もお見せしますので、
「うわぁ~見るも嫌だぁ~」
という人は飛ばしてください。
今回は以上になります。
これで貴方は初心者どころか、中級者に一歩踏み込みました!
知識編はこれで完全修了です。
今まで頑張りましたね!お疲れ様でした。
それでは、次回からはそれらの知識を基に、実践編へと入っていきます!
また次回、実践編でお会いしましょう!
>>>初めてのweb3実践①『エアドロップについて学び、実際に参加する』
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