暗号資産(=仮想通貨)に触れ始めると”暗号資産”、”仮想通貨”、”トークン”と言った色々な呼び方があって混乱しますよね?
最初から紛らわしい言葉だらけだと、その時点で
「難しいっ!もう~嫌だ!」
と投げ出したくなります。
でもそれはとても、もったいない!
そこで今回は、そんな初心者さんの貴方のために投げ出さないくらい簡単に
『暗号資産とは?仮想通貨とは?トークンとは?』
を、それぞれを比べる形でわかりやすく説明して行きます。
この記事を読むことで
◎、暗号資産、仮想通貨、トークンとは何なのかを理解できます。
◎、これらの言葉のせいで挫折しそうな心が挫折しないで済みます。
それでは、これらの紛らわしい物の違いについて一緒に見て行きましょう!
まずは暗号資産について見ていきます。
暗号資産とは
『web3の血液』
です。
web3とは、「何でもデジタル化して便利にしちゃおうぜ!」という新しい技術です。
>>>初めてのweb3学習①『Web3とは何か?』わかりやすく説明します
その技術によって家や土地の売買が物凄く簡単になり得ます。
資格証明書や運転免許証等の証明書類が全てカード1枚に収まったりします。
選挙の完全オンライン化もこのweb3によって可能になり得ます。
その新しい技術を機能させるために絶対的に必要なモノが暗号資産になります。
暗号資産がなければこの技術は機能しません。
まさに血液なんですね。
主にweb3を使う際の手数料(ガス代と呼びます)として使います。
この手数料は、web3技術のメンテナンスや開発、サービス展開をしている人達への報酬として使われます。
報酬があるから彼らは頑張れるというわけですね。
そして、その仕組みがあるからweb3技術は何でもデジタル化できる特徴を得るんです。(その辺りの細かい仕組みは、組織の概念そのものが変わるレベルで難しいお話なので今回は省略します。)
暗号資産は、なんでもデジタル化する新しい技術を支える血液のような必須のモノ。
では次に仮想通貨についても見ていきましょう!
次に仮想通貨についてわかりやすく説明して行きます。
結論から言うと
『仮想通貨とは、暗号資産の旧名』
です。
つまり、仮想通貨=暗号資産です。
同じモノを指します。
ただ、
「仮想通貨だと、これの特徴を表していないから、勘違いする人も出てくるかもしれない!」
とのことで、日本政府が
「今度からは仮想通貨の正式名称は暗号資産にします!みんなもそう呼びなさい!」
と指定したという経緯があるだけです。
通貨=お金というよりも、金銀のように投資とか、買って保管しておく特徴の方が強いから資産。
仮想の存在というよりも、暗号技術によるデジタル化した存在だから暗号。
これらの特徴を合わせて”暗号資産”というわけです。
仮想通貨=暗号資産。暗号資産の旧名というだけです。
私達のような情報発信者は、読み手に合わせ認知度の高い仮想通貨という言葉をまだ使うこともあるというだけですね。
暗号資産と仮想通貨は同じモノ、わかりやすいので大丈夫ですかね?
では次に、似ているけど違うモノであるトークンについても見ていきましょう!
トークンとは
『暗号資産の子分のような存在』
です。
暗号資産は何種類もあるのですが、それらの多くでは子分を作ることが可能です。
例えば、有名な暗号資産のビットコインを例にします。
ビットコインは暗号資産です。
そしてビットコインの子分を自由に作ることが可能なんですね。
例えば、田中さんがビットコインの子分としてtanakaトークンなんてモノを作って売買したり、サービス展開をしたりが可能です。
(もちろん、佐藤さんでも、山田さんでも、誰でもオッケーですよ!)
身近なモノを例にするなら、パチンコやスロットに近いかもしれませんね。
パチンコ等は日本円というお金でパチンコで遊ぶ玉と交換します。
暗号資産とトークンの関係性も同じで、暗号資産というお金でトークンと交換することで、ゲームプロジェクトで使いやすいく色々とアレンジできるんですね。
そしてパチンコでは、玉と日本円は後で交換も可能ですよね
トークンも、いつでも暗号資産と交換が可能です。
トークンはパチンコの玉、スロットのコインというイメージをすると分かりやすいかもしれませんね。
「いやいや、私パチンコもスロットもやらないのでわからないんですけど!」
という貴方は、スマホゲームをしますか?
スマホゲーム内でゲーム内通貨のゴールドなり、ケロなり、マッカなり、ポイントなりがありますよね?
今まではそのゲーム内通貨はゲーム内でしか使えませんでした。
ゲームを辞めればそれでおしまい。
でもそのゲーム内通貨を日本円に戻せたら便利じゃないです?お得じゃないです?
はい、それを可能にするのがこのトークンです。
つまり、いつでも現金に戻せるゲーム内通貨がトークンとイメージすればわかりますかね?
更に、課金していなくてもゲーム内通貨って稼げるじゃないですか?
トークンも同じです!
課金しなくてもゲーム内で取得したゲーム内通貨を現金化できます。
そのため、ゲームを遊んでして稼ぐという仕組みが作れるんです。
その基盤となっているのがトークンというわけですね。
そのためトークンとは、現金化可能なゲーム内通貨というイメージでも問題ありません。
実際にその用途で使われているモノが多いので。
それを可能にしているのが、暗号資産の子分という立ち位置というわけです。
『トークン⇒暗号資産⇒日本円等の現金』
または
『トークン⇒日本円等の現金』
という形になります。
課金する際はこれの逆になります。
更に更に、ゲーム内通貨(トークン)を本物の金融機関に預けて利子を貰って増やすことも可能です。
今までのゲーム内通貨は課金するか、ゲームでクエストやタスクをこなさないと増えませんでしたよね?
でもトークンなら本物のお金と同じように定期預金等が可能で、定期預金に預けて利子を貰って増やすことも可能なんですね!
しかも本物の日本円と交換も可能なのですから、もはや本物のお金を運用しているのと同じですよね。
本物のお金と同じように扱えるゲーム内通貨を実現可能なモノがトークンというわけですね。
あまりゴチャゴチャ言いすぎてもワケが分からなくなってくると思いますので、今回は以上になります。
色々と出て来て、最初の方を忘れてしまったかもしれませんので、最後にまとめて終わりにしますね。
◎、暗号資産とは、何でもデジタル化する技術の血液。その技術で絶対的に必要な資産。
◎、仮想通貨とは、暗号資産の昔の呼び方で、中身は全く同じモノ。
◎、トークンとは、現金化可能なゲーム内通貨。暗号資産の子分。
いかがでしたか?
少しはイメージが付いたと思いますが、
「う~ん、何となくで、まだよくわからないなぁ~」
という貴方は何度も読み返してみて下さい。
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