ブロックチェーン技術って何ですか?
この記事に辿り着いた貴方は、みんな共通してこの疑問を持っていると思います。
「何となく理解はしています!でも、他人に説明しろと言われると無理です!」
という人から、
「調べてもどこも違う事を言っていて、全然理解できないんです!」
「自分で調べても”難しいことアレルギー”の私には到底無理です。そんな私にもわかるように教えて欲しい!」
という人まで、多くの声を見かけます。
そこで今回は、
「ふたひいさんはわかりやすくするために噛み砕きすぎなんだよ!」
と詳しい人達から叩かれることもあるくらい、イメージ重視の説明には定評(?)のある私が
『ブロックチェーン技術とはなにか?』
を、誰にでもわかりやすいレベルまで最大限に噛み砕いて説明していきます。
※分かりやすさ・イメージ重視の説明に嫌悪感を抱く詳しい人は、読まないことをオススメします。
この記事を読むことで、難しいことアレルギーの貴方でも
◎、ブロックチェーン技術とは何なのかイメージできます
◎、ブロックチェーンの特徴や、それによって実現できることも理解できます
◎、貴方が他の人達に説明することもできるようになります
※1年ちょっと前に作成した古い同じテーマの記事を貼っておくので、今と少し前とで私の理解度とブロックチェーンの進化具合がどうなっているのかを見比べて楽しんでみて下さい。
>>>『世界を変える技術!?』ブロックチェーンとは何かを、小学生にでもわかるように説明します!
それでは、ブロックチェーン技術とは何なのかを一緒に見て行きましょう!
まずは、ブロックチェーンとは何なのかを最初に一言で簡単に結論を言います。
ブロックチェーンとは
『インターネット上にあるメモ帳』
です。
一般的には”台帳”と表現されますが、台帳よりも”メモ帳”の方が馴染みがあると思いますので、私はメモ帳と表現していきますね。
インターネット上にあるメモ帳ですので、
『インターネット上で色々な情報を書き込んで、保存しておける技術』
ということですね。
身近なところで、似たサービスの具体例を出すなら
◎、グーグルのkeepメモアプリ
◎、スマホのカレンダー・スケジュール帳アプリ
◎、オンラインの会計ソフト
等もインターネット上にあるメモ帳に文字・情報を書き込んで保存しておけますよね。
ブロックチェーン技術はこれの仲間とのイメージですね。
それだけです。
何か難しいことはありますか?
付いて来れませんか?
恐らく難しくて付いて来れないのではなく
「えっ!?それだけ???」
と困惑しているんですよね。
はい、それだけです。
しかし、これだけ世間的に
「ブロックチェーン凄い!!!」
と騒がれているのですから、ただのメモ帳ではないんですね。
という事で、次にブロックチェーンというメモ帳の何が凄いのかの特徴を見て行きます!
最大の特徴は
『セキュリティ能力が物凄く高い』
という部分です。
インターネット上にあるメモ帳はどれも、このような部分に物凄く詳しい”ハッカー”と呼ばれる人達に狙われると、不正・不法に書き換えられてしまう可能性があります。
身近なところに被害に遭ったことのある人がいないだけで、グーグルのメモ帳も、銀行口座の通帳も、狙われれば書き換えられる可能性はあります。
しかしブロックチェーンというメモ帳は、それが実質的に不可能なレベルの高いセキュリティを誇っているんですね。
だから、
「ブロックチェーンというメモ帳に大事な情報を書き込んでおけば安心だし、誰にも書き換えられないんだから信用できるよね!」
ということで、凄い技術と言われているわけですね。
そしてそれを実現するための、仕組み部分が難しいんですよ。
ここでそれを言い出すと”難しいことアレルギー”の人にアレルギー反応が出てしまうので、ここでは省略します。
>>>「ブロックチェーン技術の仕組みとは?」超初心者にも分かりやすく説明します。
※この記事は古く、私の説明も下手なので、今後書き換え予定です。
もう一つの特徴が
『透明性が高い』
というモノです。
どんなにセキュリティが頑丈でも、
「裏で何やってるのか分からない!」
なんて、一部の特権階級の人達しか使えないようなブラックボックス状態の技術では怖いですよね。
しかし、ブロックチェーンは誰にでも開かれた、透明性がとても高いメモ帳なんですね。
不正や不法な書き換えが出来ない上に、とても透明性が高いので、誰にも見られないようなブラックボックスは存在しません。
ただ逆に透明性が高すぎて、メモ帳に書き込んだ情報を誰にでも見られる可能性があるので、プライバシーという部分でまだ少し課題も残っているんですね。
この誰にでも見られるという部分での”透明性が高すぎる”の対策としては、
◎、情報を暗号化
◎、それだけでは個人を特定できない
という形で、プライバシーもある程度守られる形となっています。
最後は
『アプリ開発が出来る』
という特徴です。
※全てのブロックチェーンで出来るわけではありませんが、現在これが主流なのでブロックチェーンの特徴として紹介します。
私も、皆さんも普段当たり前のように使っているアプリ。
これってどうやって作られているかご存じですか?
それはアプリ開発専用の
『プログラムという言語』
を使って作られています。
日本語は、日本人向けの言語です。
英語は、アメリカやその周辺の人向けの言語です。
韓国語は、韓国人向けの言語です。
中国語は・・・・
のように、様々な言語がありますよね。
そしてプログラムとは、機械・コンピューター向けの言語です。
つまりアプリは文字で作られているんですね。
ブロックチェーンはメモ帳ですので、当然日本語だろうと、英語だろうと、韓国語だろうと、中国語だろうと、プログラムだろうと、どの言語でもメモすることが可能です。
しかし、ただのメモ帳に
「動け!」
と書き込んでも、それを見た人が従う義理はないですよね。
それは機械も同じで、ただ単にプログラム言語で
「動け!」
と言われたからといって動く義理はないんですね。
一方で私達も、裁判所の出している司法書類とか、上司からの辞令書や命令書に
「動け!」
と書かれていれば従いますよね。
これは機械も同じで、機械が従う機能を持っているメモ帳に
「動け!」
と書き込むと、機械は指示通りに動いてくれるんですね。
そしてブロックチェーンは、機械が指示に従うタイプのメモ帳なので、ここにプログラムで指示を書き込むと機械が動き出してアプリが開発されるという事なんですね。
ブロックチェーンというメモ帳には様々な種類があるので、これ以外の特徴を持ったモノもあります。
しかし、基礎情報としてまずは、これだけ知っておけば特に問題はないと思います。
どうでしょうか?
ここまで見て来て
「ブロックチェーンってメチャクチャ凄いじゃないですか!!!これは確かに普及しますよね!」
とテンション上がっていますか?
恐らく貴方の心は
「はぁ、で?この性能があると、何が変わるの?何が実現できるの?それがわからないと凄さが全然わからないんですけど。」
という感情に支配されていますよね。
という事で、ブロックチェーン技術で何が実現できるのかも見て行きたいと思います。
ブロックチェーンはまだ誕生したばかりで、用途を模索している最中なので、今後も様々な用途が生まれてくると思います。
その上で、現時点(2022年1月)で世間的にも広く知られるようになってきた利用方法と、知っておくべき用途に絞って紹介していきます。
ブロックチェーンはセキュリティが強く、透明性が高いので、お金に関する部分との相性が抜群です。
そこで代表的な活用例が仮想通貨です。(日本での正式名称は暗号資産)
仮想通貨とは、世界中で共通価値を持つ通貨として使えるデジタルデータのことです。
これだとわかり難いなら、
『両替しないで、世界中どこでも使えるお金』
とのイメージで問題ありません。
インターネットを利用すれば世界中の人達と繋がり得ますよね。
そこでインターネットを利用して世界中の人達を相手に商売を始める人も出て来ます。
しかし、国によって使うお金が違っていると、やり取りがメチャクチャ面倒ですよね。
その結果、折角世界中の人達と商売できるはずなのに、通貨が違うせいで結局同じ国内の人達とのやり取りしか出来なくなってしまうという状況が見られます。
そこで仮想通貨です。
仮想通貨は世界共通で、どの国でも同じ価値を持つので、どの国でも共通したお金として利用可能です。
これを先程の例で見ると、通貨の壁もなくなり、本当に世界中の人達との金銭的なやり取りがやりやすくなるという事ですね。
更に詳しくはこちらの記事を読みください。
>>>『暗号資産(仮想通貨)とはなに?何に使うの?』誰にでもわかりやすく簡単に説明します。
※この記事は古く、私の説明も下手なので、書き換え予定です。
ブロックチェーンは、その特徴から証明書のような部分とも相性が抜群です。
そのため証明書という部分でNFTというモノも誕生しました。
NFTとは、イラスト等のデータにも所有権等を明確に証明することが可能となる技術です。
要は、イラストや写真等に血統書を付けるってことです。
ペットにも血統書が付いていることで、より特別感が出たり、愛着が湧いたりしますよね。
データも同じで、証明書が付いていることで特別感が出たり、愛着が湧いたりしてくるわけです。
この辺りのNFTに関する詳しい説明はこちらの記事をお読みください。
>>>「NFTとは何か?参加方法は?」超初心者にもわかりやすく簡単に説明します。
P2Eとは、ゲームを遊んでお金を稼ぐというモノになります。
ブロックチェーンのお陰で仮想通貨という存在が誕生しました。
仮想通貨には、私達が特定の行動をした場合に自動的に”お金(仮想通貨)を作り出すことが出来る”という特徴があります。
仮想通貨のこの特徴を利用することで、ゲームを遊ぶという行動をした場合にもお金(仮想通貨)を作り出せるようになったんですね。
更に、前項のNFTも組み合わせることで、遊ぶだけでお金が稼げるだけではなく、資産価値を持つNFTも手に入るゲームが誕生しました。
手に入れたNFTは仮想通貨で実際に売買可能なので、ゲームを遊んだ資産だけで家を建ててしまったような人までいるそうです。
この辺りのP2Eについてはこちらの記事をお読みください。
>>>『副業で注目のブロックチェーンゲームとは何か?種類や稼げる仕組み』をわかりやすく説明します。
まず初めに言っておきます。
ここはとても難しいので、読み飛ばしても構いません。
ブロックチェーンは信頼・安全が保障されており、しかもコンピューターを動かせるメモ帳です。
つまり、AIも動かせるんですね。
「AIやロボットが私達人間の仕事を奪っていく!」
なんて言われて久しいですが、ブロックチェーンを利用することでその速度が今現在加速しているんですね。
しかも、”私達人間”というところに経営者・社長も含まれることになります。
ブロックチェーンを利用してAI等に仕事を代わってもらおうとすると経営者から末端の労働者まで、全ての人間を含めて”私達人間”と呼ぶようになります。
そのことにより、
『特定の社員・構成員という人間が存在しない新しい組織』
が誕生します。
基本はAIが処理をし、特定の人間が存在しない、そのような新しい組織のことをDAO(自律分散型組織)と呼ぶんですね。
「難しい!何をワケのわからないことを言ってるんですか!?」
と感じますよね。
私もまだこれ以上わかりやすく説明するのが出来ないくらい、新しい概念のモノなので、申し訳ありません。
ただし、2030年までにDAO化は急速に進んでいくと言われていますので、今のうちから徐々にその存在を意識だけでもしておいた方が良いと考え、紹介させていただきました。
もう少し詳しい説明はこちらをお読みください。
>>>『AIが管理する新しい組織の形DAO(自律分散型組織)とは何か?』をわかりやすく説明します。
今回はブロックチェーン技術とは何かを
①、ブロックチェーンとは
『インターネット上にあるメモ帳』
②、ブロックチェーン技術の特徴
『セキュリティが高い、透明性が高い、機械を動かせる』
③、ブロックチェーンで何が実現できるのか
『仮想通貨、NFT、P2E、DAO』
という流れで見てきました。
これでブロックチェーン技術とは何なのかイメージできたと思います。
ブロックチェーンの特徴や、それによって実現できることも理解できましたよね。
これで貴方が他の人達に
「ブロックチェーンとは、インターネット上にあるメモ帳のことです!」
と説明することもできるようになりました。
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