『AIが管理する新しい組織の形DAO(自律分散型組織)とは何か?』をわかりやすく説明します。

2021年8月20日

「AIが人の仕事を奪っていく!!!」

 昨今頻繁に見聞きする言葉ですが、これは社員だけではなく社長等の管理職も含まれています。

 

 つまり、AIが(管理職も含めて)人の仕事を奪うという事は

『(社員等の)構成員が一人も存在しない組織になる』

ということを意味します。

 このような組織をDAO(自立分散型組織)又は非中央集権型組織等と呼びます。

 

 このように聞くと

「えっ!?何を言っているんですか?社長とか、課長とかまで居なくなるって、職場はどうなるの?」

「社員がいない会社って、それはもはや組織とは呼べないのでは?分裂しちゃってますよね?」

「社員がいない会社?でも組織?どういうこと?じゃあ誰が組織を維持するの?お給料はどこから出るの?意味がわからない!」

このような人が大勢いると思います。

 しかし、AIが人の仕事を奪うとそのような組織になって行きますし、実は既にこの組織形態を取って維持出来ている組織は存在します。

 

 そこで今回は

『新しい組織の形DAO(自立分散型組織)とは』

についてわかりやすく説明します。

 

 この記事を読む事で

◎、「私達の職場は分散型組織に移行して行きます」と言われた時に、混乱しないで済みます

◎、これからの組織はどのような方向性へ向かうのかイメージできます

◎、そのためにどのような技術開発が進められているのかもわかります

 

※ 私は専門知識は持っていませんので、詳しい人からすると

「違くねぇ?」

という部分があるかもしれませんが、私と同じくらいの理解力の人向けとご理解下さい。

 

 今はまだ混乱していると思いますが、この記事を読み終えた頃にはその混乱はなくなっていますので、DAO(自立分散型組織)について、一緒に見て行きましょう!

 

 

 

構成員がいないので、皆が自由に関わって運営する組織

 DAO(自立分散型組織)とは

『構成員がいないので、皆が自由に関わって運営する組織』

と表現する事が出来ます。

 

 これでもわかり難いですよね?

 この組織形態は、例えば同窓会をイメージして下さい。

 誰かに特別な権限が与えられているわけでもないのに、不意に誰かが

「同窓会やろうよ!集まろうよ!」

と声をかけ始めます。

 何か目的を持った2人以上の集まりを組織と呼びますので、これだって立派な組織です。

 

 同窓会を開くにも資金(お金)は必要です。

 社長や課長のような管理人、総務部のようなお金を管理する存在はいないのに、どうしますか?

 誰が会計係を担当しますか?その意思決定は?

 この部分も

「じゃあ、お前が皆から参加費集めてよ!」

と、誰かが言い出して決められますよね。

 

 そして声を掛けられた参加者全員で

「楽しい同窓会を開くためにどうしようか?ビンゴ大会とか、今までの報告会とか何かやる?」

みたいにイベントを考えて作って行きます。

 このように参加者全員が自由に意見をし、組織を作って行くけど、誰かに特別な権限が与えられているわけではない組織。

 それがDAO(自立分散型組織)と言うモノになります。

 

 あくまでもイメージの話ですが、同窓会を基盤に

「この仕組みで、会社を維持するにはどうすれば良いんだろう?」

みたいな形でイメージしながら理解を進めてみて下さい。

 

 その上で、組織の中に構成員(人)が居ない状態を目指すDAO(自立分散型組織)の疑問と、それを実現するための技術の話を3点

①、ルールを守った手続き処理・管理等はどうするの?

②、組織の方向性・意思決定はどうするの?

③、バグ修正や、システム構築等はどうするの?

 

 これらについて更に詳しく一緒に見て行きましょう!

 

 

 

①ルールを守った手続き処理・管理等はどうするの?

<AIが管理する組織>

 まずは、同窓会の中から

『同窓会を開くために行動する人達』

を居なくします。

 すると

「じゃあ誰が資金管理とか、お前あれやって!」

みたいな指示を出したり、管理したりするの?と疑問が生じますよね。

 DAO(自立分散型組織)では、この部分を

『AI・プログラムが自動的に行う』

となります。

 

 つまり同窓会を職場に置き換えるなら、管理職をAI・プログラムに置き換えるという事ですね。

 これらの管理・運営はルールや一定の基準があれば成り立ちます。

 そして、ルールや基準がある物事の判断や処理はAI・プログラムの得意分野です!

 そのため、DAO(自立分散型組織)では

◎、特定の契約や約束を締結させる

◎、決済や承認、お金の管理等を行う

◎、参加者の貢献具合・評価

等々は全部AI・プログラムに置き換わります。

 

 これを同窓会の例に当てはめると、AI・プログラムが

「8月18日に○○小学校、平成元年卒業生の同窓会を開催します。」

「8月19日に△△高校、昭和50年卒業生の同窓会を開催します。」

みたいに次々と打ち出して行きます。

 私達人間は、その中から参加したい同窓会に参加申込をして、当日参加するだけで済むんですね。

 その参加申込の処理や、参加費の管理等はAI・プログラムが行うので、私達はただ同窓会を楽しめば良いだけなんですね。

 

 

<「詳しい人が自由に作り変えられるのでは?」>

 このように聞くと

「でもそれってAIの開発者とか、プログラミングに詳しい人達が自由に書き換えたり、改ざんしたり出来ちゃうじゃん!結局特定の人達に都合が良い組織になっちゃうよね?」

と感じる人もいるかと思います。

 そこで、この辺りの問題を解決する技術の開発が進んでいるんですね!

 

 その技術を

『ブロックチェーン技術』

と呼びます。

 ブロックチェーン技術を利用すると

◎、開発者や詳しい人達でも改ざん・修正ができない

◎、情報が皆に公開される透明性

等が確保できます。

 

 何故開発者ですらそれが出来ないのかの仕組みを説明すると難しいので、ここでは省略します。

 興味がある人はこちらをどうぞ。

>>>「ブロックチェーン技術の仕組みとは?」超初心者にも分かりやすく説明します。

 

 開発者ですら改ざんや修正が自由に行えない仕組みなので、特定の人達に都合が良いように作り変えることは不可能です。

 しかも取引や処理の結果等、全ての情報が公開されており、誰でも常に確認できる透明性があるので、開発者等じゃなくても誰でも自由に組織に関わる事が可能となります。

 イメージとしては、よく職場で見られる

「上層部だけで色々と勝手にやってて、全然現場に情報が下りて来ない!」

なんて事が無くなるという事です。

 だから、今一部の人達で止められてしまっているような情報も全て公開されるので、自分に分かる範囲で、関われる範囲で、自由に関われば良い組織なんですね!

 

 

 

②組織の方向性・意思決定はどうするの?

 AI・プログラムは決められたルールや基準を元に行動するのは得意ですが、経営方針の変更とか、不足の事態への対応等は苦手です。

 しかし、長く組織が続く限り、これらの必要性に迫られる事はあります。

 そんな時にどうするのか?を確認します。

 DAO(自立分散型組織)では

『参加者の人間が投票等によって決める』

となります。

 

 DAO(自立分散型組織)では特定の構成員はいませんが、参加者の投票で大きな方向転換や意思決定等を行う事になるんですね!

 要はザックリ言うと多数決ですね!

 

 

<組織の方針転換・意思決定とは?>

 ここで言う組織の方向転換や意思決定と言うモノがいまいちイメージしにくい人もいると思いますので、先程からの同窓会を例に出します。

 例えば、今年の同窓会は先生の退職日に開催されるとします。

 これは参加する生徒からすれば特別な同窓会です。

「今年は先生のために、何か特別なことをしようぜ!」

と思いますよね。

 しかし、開催を管理しているのはAI・プログラムなので、このままでは例年通りの同じ同窓会になってしまいます。

 

 そこでどうにかして、今年は特別に

◎、先生のためのプレゼントを用意したい(予算を増やしたい)

◎、自分達だけではなく、先生の教え子みんなを誘いたい(参加枠の拡大)

◎、AI主催ではなく、自分達で同窓会を主催したい(同窓会プログラムの中止)

等々と考えますよね。

 

 ここではこのような、普段とは違う方針転換をしたり、意思決定をする必要性が出て来た場合どうするのか?と言う事ですね。

 そして、そのような時には

『私達参加者である人間が投票して決める』

と言っているわけです。

 

 

<DAOの参加者とは?>

 このように聞くと一つの疑問が湧いてきます。

 今の例は同窓会なので分かりやすいのですが、DAO(自立分散型組織)の規模が大きくなった場合に

「参加者とは誰の事?」

となってしまうんですね。

 

 良くも悪くも、誰でも参加できる組織形態なので

「そもそも、その”参加者”って誰?どうやって決めるの?だって、誰でも参加出来るという事は、極端な話、全人類ってことになっちゃうよね?」

となりますからね。

 そこについては、現時点では仮想通貨が利用されています。

『そのDAO(自立分散型組織)に関連する仮想通貨を持っている人=参加者』

となります。

 

 恐らく仮想通貨と聞くと

「投資でしょ!詐欺でしょ!」

みたいなイメージを持つ人が多いと思いますが、実はそれだけではなく、参加者としての権利という”会員証”みたいな側面も強いんですね。

 そのような参加者認定してもらうための仮想通貨を

『ガバナンストークン』

なんて呼び、DAO(自立分散型組織)の方針転換や意思決定の為に使われるんですね。

 

 これも同窓会を例に、どのように使われているのか見てみましょう!

 例えば、同窓会専用仮想通貨NKM(仲間トークン)なんてモノがあるとします。

 この場合は、仮想通貨NKM(仲間トークン)を持っている人達が参加者となり、先程の方針転換や意思決定の投票に参加できます。

 これを持っている貴方が

「今年の同窓会は先生の退職日で特別です。プレゼントを用意したいのですが、良いでしょうか?」

と提案します。

 

 すると仮想通貨NKM(仲間トークン)を持っている参加者が

「良いよ~!賛成します!」

「私は反対!今年はAIを通さないで、私達で全部やろうよ!」

みたいに投票して決定することになるんですね。

 

 

 

③バグ修正や、システム構築等はどうするの?

<スキルがある誰かさんが対応する>

 次は組織を管理しているAI・プログラムにバグやエラーが起きたり、システムを進化させたりする場合にどうするのか?を確認します。

 その場合には

『誰かスキルを持っている人達が対応する』

です。

 

 AI・プログラムも完璧ではないので必ずバグやエラーが生じます。

 しかし、DAO(自立分散型組織)に社員のような構成員が居ないので、

「じゃあ、その場合には誰がそのバグを直すの?」

となりますよね。

 

 他にも、先程見たように、投票でいつもと違う形にすると決定された場合

「じゃあ、その場合に誰がいつもと違う形にプログラムを書き換えるの?」

となります。

 その答えが、先程言った

『誰かスキルを持っている人達が対応する』

になるわけです。

 

 これは同窓会参加者に限られません。

 ブロックチェーンで管理されたAI・プログラムは皆に公開されていますので、中にはその投票の結果を見ていて、それに合わせた対応ができる人もどこかで見ているので

「よし!じゃあそれは私がやってあげるよ!」

となるわけですね。

 

 

<功労者には報酬が出る仕組み>

 このように聞くと

「いやいやいや、それには無理があるでしょ!だって、その誰かさんにはそれをやるメリットがないじゃん!」

と感じますよね。

 つまり

「同窓会とは全く関係ない人が、私達の同窓会のためにそんなことを一々やるかなぁ?」

という疑問ですね。

 

 これに関しては

『報酬が出される仕組み』

で対応されています。

 ブロックチェーンという仕組みを利用すると、このようにその組織のために行動した功労者へ報酬が支払われるんです。

 そのため

「バグを直した人には、10万円出しますよ!」

「投票結果に合わせた修正をしてくれた人には、20万円出しますよ!」

みたいな感じです。

 

 だから、貴方の同窓会に全く縁もゆかりも無い人がそれを行うわけです。

 要は彼らは、自分の収益を得るためにそれをやるという仕組みになっているわけです。

 先生の特別な日とか、投票内容はあまり関係なくても行動するんですね。

 しかし、序盤で言ったようにこれを自由に修正は出来ないので、貴方達が投票したような特別な意思決定がされるかどうかを見ているわけですね。

 

 

<DAOには仮想通貨が必須!>

 ここで更に疑問に思うのが財源ですよね。

「彼らに報酬が出るのは分かったけど、その報酬はどこから出るの?」

との疑問が湧きます。

 

 その結論は仮想通貨です。

 仮想通貨を詐欺とか、投資商品とかとしか思っていないと思いますが、注目すべきはそこじゃないんですね!

 仮想通貨の凄いところは、

『誰でもお金(通貨)の発行者になれる事』

なんです。

 

 円やドルのようなお金は国しか発行できません。

 しかし、仮想通貨は誰でも発行できるお金なので、貴方でも発行できます。

「貴方も独自の仮想通貨を作って、発行しませんか?」

みたいなサービスもありましたからね。(今もまだあるか知りませんが)

 そのため先程例で出した仮想通貨NKM(仲間トークン)なんてモノも本当に作る事は可能なんですね!

 

 そして、その仮想通貨を貢献してくれた人達へ報酬として支払う事で、財源も確保できるわけです。

 報酬として受け取った仮想通貨の利用方法は

◎、そのまま仮想通貨で買い物等に利用する

◎、円やドルに変える

◎、持ち続けてDAO(自立分散型組織)の参加者になる

等、そこは報酬を受け取った人が自由に使って良いんですね。

 

 ちなみに余談ですが、この仮想通貨発行手続きをしている人達も従業員ではないので、報酬目的で発行手続きをしています。

 有名なところで言うと仮想通貨BTC(ビットコイン)のマイニング・マイナーと呼ばれる人達です。

 彼らは社員じゃないので、誰でも自由に発行手続きに参加できますし、辞めるのも自由です。

 参加方法も簡単で、

◎、それ専用の機械を買ってくる

◎、それ専用のソフトをパソコンに入れる

◎、その機能が付いているスマホ

等々様々です。

 

 やれば報酬が貰えて、やらなければ報酬が貰えない。

 ただそれだけの関係なんですね。

 

 このような感じで管理職だけではなく、社員のような構成員すらいなくても成り立つ組織がDAO(自立分散型組織)なんですね。

 そんなDAO(自立分散型組織)の実現を総合的にサポートするプロジェクトがBITDAO(ビッダオ)と言うモノになります。

>>>『未来の新しい組織の形を実現させるプロジェクトBITDAOとは?』をわかりやすく説明します。

 

 そして、このプロジェクトで使われる仮想通貨が最近誕生し、それがこちらの仮想通貨BIT(ビッダオ)です。

>>>『仮想通貨BIT(ビット)とは何か?』わかりやすく説明します。【初めての仮想通貨】

>>>『世界的に注目を集める仮想通貨BITDAOのセール販売』についてわかりやすく説明します【中級者向け】

 DAOに少しでも興味を持った人は是非ご覧下さい。

 

 

 

まとめ

 DAO(自立分散型組織)とは、構成員がいないので、皆が自由に関わって運営する組織

 

 その上で気になるポイント3点

①、ルールを守った手続き処理・管理等はどうするの?

 『人の代わりにAI・プログラムが行う』

 

②、組織の方向性・意思決定はどうするの?

 『参加者の人間が投票をして決定する』

 

③、バグ修正や、システム構築等はどうするの?

 『スキルのある誰かさんが行う。貢献した人には報酬が与えられる。仮想通貨が必須。』

 

 これで

「私達の職場は分散型組織に移行して行きます!」

と突然経営陣から言われても混乱しないで済みますよね。

「AIに仕事を奪われる!」

と言われるこれからの時代、組織の向かう方向性もイメージ出来ましたよね。

 これを実現するために必須の技術はどんなモノで、どのような技術開発が今進められているのかもわかりましたね。

 

 これは組織そのものの在り方の話なので、

「仮想通貨?ブロックチェーン?私には関係ないよ!」

なんて言っていられなくなるかもしれないんですね。

 投資はしなくても良いので、是非少しだけでも興味を持ち、情報を入手してみて下さい。

 そんなブロックチェーンに関連する記事はこちらに集めてありますので、ご覧ください。

>>>ブロックチェーンカテゴリー

 

 この記事を読んで少しでも

「助かりました!面白かった!」

「頑張って!」

等と応援してくれる貴方は、ツイッターのフォロー、記事のシェア、はてなブックマークなどをしていただけたら大変助かります。

>>>『ブログを応援する方法』ブロガーがこれをして貰えたらメチャクチャ喜ぶこと6選と注意点

 

 

 LINEメルマガ始めました!

友だち登録をする 

「ブログも、毎日読むとなると私には結構大変です!」

「もっと短く学びを得られる方法はないの?」

そんな貴方向けとなっています。

 

 その日私が発信したブログの内容を、

ほぼ毎日、午後8時

1分で学べる量

に要約したモノを発信しています。

 

「一人では中々勉強が続かない!」

「まずは1分からでも、勉強習慣を身につけるところから!」

そんな貴方は是非登録してご活用ください!

 

 なお、中身がその時々で偏りますので

「これについて教えて欲しい!」

というテーマがあればチャットで教えて下さい。

「情報提供ご苦労さん!

と、100円でも支援していただけたら嬉しくて頑張れます!

応援してくれる方はこちらから宜しくお願いします。

ふたひい@…にOFUSEする