NTTが手掛ける注目の最先端テクノロジー『IOWN構想とは?』誰にでも分かりやすく簡単に説明します。

2021年2月8日

※ この記事は音声学習に対応しています。

 

 

 今は変化の時代と呼ばれ、

『10年で世界中の暮らし・常識が変わる』

と言われています。

 

 実際にここ10年で普及してきたモノと言えば、

スマホ、ブロックチェーン、5G、電子マネー、CtoC(メルカリ等)、Iot、自動運転・・・

等々。

 気付いたら身近に浸透していたテクノロジーは無数にあります。

 

 20年前まで言い出したらインターネットそのモノが、まだ私達一般人では使えないような状態でしたよね。

 

 そのようなテクノロジーや変化に対して

「今後はどんなテクノロジーが出て来るんだろう?」

「未来はどうなって行くんだろう?」

「いち早くそういった情報を知りたい!!!」

とワクワクして受け止めている人は多くいます。

 

 そこで今回は、個人的に注目している最先端テクノロジー

『IOWN(アイオン)構想とは?』

について、誰にでも分かるように、イメージ重視で説明していきます。

 

 この記事を読むことで

◎、日本のNTTが手掛けている最先端テクノロジーの内容をイメージできます

◎、2030年に向けて必須と呼べる技術を知ることが出来ます

◎、注目し続けることで先行者利益を得られるチャンスがあるかもしれません

◎、単純に、テクノロジー好きはワクワクします

 

 それではこれから注目の最先端テクノロジーIOWN(アイオン)構想について詳しく見ていきましょう!

 

 

 

光によるネットワーク革命

 NTTが手掛けている最先端テクノロジーIOWN(アイオン)構想は

『光によるネットワーク革命』

と言う意味です。

 

 NTTは昔から光回線等、光を使った技術力は高い企業です。

 その光を使ったテクノロジー開発によって、

『現実社会とデジタル世界を、より快適・身近に繋ぐことを目指す!』

 

 それこそが

『IOWN(アイオン)構想』

になります。

 

「はい?貴方は一体何を言ってるんですか?」

と感じた人も多いと思いますが、安心して下さい!

 私も貴方と同じで、1回調べただけではワケが分かりませんでした!

 

 原文を見たら、もっと混乱しますよ!

>>>IOWN構想とは?【NTT研究開発部サイト】

 

 そんなワケが分からないくらい凄くて、面白いIOWN(アイオン)構想。

 主な取り組みは3つの柱から成り立っています。

①、現実社会を快適に(オールフォトニクス・ネットワーク)

②、デジタル世界を快適に(デジタルツインコンピューティング)

③、全てを繋ぐ(コグニティブ・ファウンデーション)

 

 IOWN構想は、現実社会と、デジタル世界を快適にして繋ぐ構想ですので、

『①と②でそれぞれを快適に』

『③でそれらを繋ぐ』

全体像はこんな感じのイメージですね。

※ 私は初期に『デジタル』ではなく『ネット』と解釈していたので、図ではネットとなっています。

 

 そんなIOWN(アイオン)構想の3つの柱について、更に深掘りしていきましょう!

 

 

 

①現実社会を快適に

<光技術を使ってより快適に>

「もう今のままでも私は快適ですけど!」

という人も多くいますが、それを更に快適にするのが第一の柱

『オールフォトニクス・ネットワーク』

です。

 

 難しい用語は覚えなくて構いません。

 ここで覚えて欲しいのは

『光技術を利用して、より快適に!』

です。

 

 その説明をしますが、

「難しい!」

と感じる人は、

『光技術を利用すればより快適になる!』

とだけ覚えて貰えれば問題ありません。

 

 

<個人レベルの不便さ解決>

 今でもあまり不自由は感じていないと言っても

◎、いつもスマホの充電を気にする

◎、ギガ容量を気にする(通信速度が遅い)

◎、スマホが熱を持って熱くなる

等々、細かい不自由・不満はありますよね?

 

 そのようなちょっとした不便も光技術を使うと解決します。

 このように個人レベルでも便利です。

 

 しかしテクノロジー全体で見ると、これらの問題解決は便利どうこうではなく、必須です!

 そのため光技術の導入は必須と言えるほど重要なんですね!

 

 

<もう電気では限界!光が重要>

 なぜこれからは光技術が必須と言われているのか?

 それは、

『今のままではこれ以上の進化は不可能』

と言われているからです。

 

 その理由が

『熱』

です。

 

 スマホを長時間使っていると温かくなりますよね?

 5Gやその先の6Gの世界では処理する情報量が多すぎて、大元の機械の熱が高温になり過ぎてしまい、この熱に機械が耐えきれなくなってしまうそうなんですね。

 

 その原因は

『エネルギー源として電気を利用しているから』

 

 電気が流れると熱を持つので、もう物理的に電気から発せられる熱に耐えられない状態なんですね。

 しかし、光は違うんです!

 

 からエネルギーを取り出せれば、熱を持ちません。

 これだけで、今苦労しているテクノロジー開発が大幅に進化すると言われます。

 

 特に現在世界トップのスーパーコンピューターの何兆倍もの性能を持つ、量子コンピューターと呼ばれる、次世代コンピューターの進化には重要です。

 

 これ以上の説明をすると混乱する人も多くいると思いますので、このくらいにします。

>>>量子コンピューターを分かりやすく説明します(まだ記事未作成)

 

 ともかく、

『これからの進化や便利さのためには、光技術が必須!』

これだけでも覚えておいて下さい。

 

 第一の柱の更に詳しい内容はこちら

>>>光を使った最先端技術で現実社会をより快適に!『IOWN構想、第一の柱とは?』簡単に分かりやすく説明します。

光を使った最先端技術で現実社会をより快適に!『IOWN構想、第一の柱とは?』簡単に分かりやすく説明します。

 

 

 

②デジタル世界を快適に

 IOWN(アイオン)第二の柱、デジタル世界を快適にする構想を

『デジタルツインコンピューティング』

と言います。

 

 これも難しい用語は覚えなくて大丈夫です。

 ここでは

『データ同士の垣根を壊す』

とイメージして下さい。

 

 今は

『私達の行動からデータを入手し、分析して個人個人に合った情報を提供してくれる』

という仕組みです。

 

 この第二の柱ではこれを更に進化させようとしています。

 この私達から入手されたデータは、基本的に

『一つの活用方法』

しかされません。

 

 例えば、医療データ。

 私達が罹った病気の症状や治療、回復過程等のデータが集められれば、その病気の治療をする上で役に立ちます。

 しかしこれを言い換えると、

『治療のためにしか活用できない』

とも言えます。

 

「これだけでも十分かなり凄いことじゃない?」

と感じますが、これを更に進化させるとどうなるのでしょうか?

 

 恐らくこんなことが可能になります。

 病気データを元に

◎、最適な治療をしてくれる病院の割り出し

◎、症状悪化等の時間データ等により、救急車の最適な走行ルート割り出し

◎、病気を感知し、自動運転で救急車やタクシーが配車される

◎、回復に必要な栄養素を割り出し、食品3Dプリンターで自動調理

等々。

 

 今のデータ利用の仕組みでは、私達の病気データは

『治療のための情報』

としてしか使えません。

 

 しかし、データの垣根を壊して進化すると、治療以外のサポート部分も含めて幅広くデータが活用できるようになるんですね。

 

 それを目指すのが第二の柱、デジタル世界を便利にする取り組みです。

 これも確かに、今より便利ですよね。

 

 第二の柱の更に詳しい内容はこちら

>>>現実社会をコピー!? 最新テクノロジー『IOWN構想、第二の柱とは?』簡単に分かりやすく説明します。

現実社会をコピー!? 最新テクノロジー『IOWN構想、第二の柱とは?』簡単に分かりやすく説明します。

 

 

 

③全てを繋ぐ

 最後の全てを繋ぐ第三の柱は

『コグニティブ・ファウンデーション』

と言います。

 

 もちろん、これも用語を覚える必要はありません。

 ここでは

『自分で進化するAI開発』

と覚えて下さい。

 

 現実社会で使っているスマホ等の機器からデータを取り、そのデータ同士の垣根を壊して幅広く活用する。

 これが①と②で実現する事です。

 

 しかしこれではまだ、それらのデータを収集して活用する仕組みを、

『キチンと管理する存在』

がいないわけです。

 

 どこかでエラーが起きたらどうしますか?

 物凄く膨大な情報の波の中で人間による手作業では対応しきれません。

 

 そこで活用されているのがAI(人工知能)です。

 

 しかし、今のAIは

『現実社会のセンサー等からの情報を分析する』

しかできません。

 

 この第三の柱では、センサーからの情報だけではなく、

①、それ以外の様々な情報から未来予測をしてAIが自分で対処

②、対処した結果を収集

③、更に最適な解決方法を分析し活用

のように勝手に進化していく仕組みとなります。

 

 今はエラーがあったり

「メンテナンスのため使えません」

のようなことが定期的にあり、現実社会とネット世界はまだまだ距離を感じます。

 

 しかし、この自分で進化するAIが開発されると、AIが常時それらをやってくれるので、エラーやメンテナンスで使えないと言った不具合は減り、より現実社会とネット世界の距離感が近づいて行くんですね

 

 第三の柱の更に詳しい内容はこちら

>>>IOWN構想第三の柱を分かりやすく説明(まだ記事未作成です。)

 

 正直、私もまだIOWN(アイオン)について、理解しきれていません。

 しかし、これから来るであろう社会を勉強して、ドンドン理解していくのって面白いですよね。

 

 

 

まとめ

 NTTが手掛けている最先端テクノロジーIOWN構想とは、現実社会とネット世界を、より快適・身近に繋ぐ構想のことです。

 

 その構想には大きく3つの柱があり

①、現実社会を快適に(オールフォトニクス・ネットワーク)

②、デジタル世界を快適に(デジタルツインコンピューティング)

③、全てを繋ぐ(コグニティブ・ファウンデーション)

と言うモノでした。

 

 これで日本のNTTが手掛けている最先端テクノロジーIOWNの内容を何となくイメージできましたよね。

 これは、ここから世界のテクノロジーが進化するには必須の技術と言えます。

 

 これから出て来るモノで、必須の技術ということは、今から注目し続けていれば何かしら先行者利益を得られるチャンスがあるかもしれませんよね。

 

 そして最も重要なこととして、これから来るであろう社会を勉強し、自分で理解していくのって、ワクワクしますよね。

 

 もしも難しくて、一度読んでもイメージしにくければ、何度か読み返して理解してみて下さい。

 他にも必須のテクノロジーについてはこちらからお読みください。

>>>『テクノロジー』カテゴリー

 

 今後もIOWN(アイオン)構想について分かりやすく説明する記事を出して行きますので、また来て下さいね。

 

 

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Posted by futa