『暗号資産(仮想通貨)とは?』を初心者にもわかりやすく説明します。

「仮想通貨に興味があります!」

 最近私の周りでこの言葉をチラホラ聞くようになってきました。

 案外人に言えていないだけで、心の中では興味を持っている人は多く居ます。

 貴方もその一人ですよね?

 そして

「興味はあるから少し調べて見たけど難しくてチンプンカンプンだから手を出さないでいるんですよ💦」

とヤキモキしている状態ですよね?

 

 そこで今回は、どこよりもわかりやすく

『暗号資産(仮想通貨)とは?』

を説明して行きます。

 この記事を読むことで

◎、暗号資産(仮想通貨)とは何なのかイメージできます。

◎、暗号資産(仮想通貨)を理解して参入するかどうかの判断を貴方自身が行えます。

 それでは、暗号資産(仮想通貨)について、一緒に見ていきましょう!

暗号資産(仮想通貨)の呼び方

 まず、暗号資産(仮想通貨)には幾つか呼び方があるので、それを整理します。

 主に次の5種類の呼び方がありますが、全て同じモノを指しています。

◎、暗号資産

 ⇒これが日本での正式名称です。通貨(=お金)ではなく、価値を持つ資産であるということが強調されています。貴金属とか、高級腕時計とか、車とかと同じような位置づけというイメージですね。

◎、仮想通貨

 ⇒暗号資産の旧名です。正式名称ではありませんが、こちらの呼び方の方が世間に知られているため、敢えてこちらを使っている人も多く居ます。

◎、暗号通貨

 ⇒日本では通貨(=お金)ではないという点が重要なので、これも日本での正式名称ではありませんが、海外ではこちらの呼ばれ方をしています。

◎、クリプト、クリプトカレンシー

 ⇒海外ではこのように呼ばれています。英語で暗号通貨という意味です。海外では通貨(=お金)と認識されているんですね。

◎、トークン

 ⇒これは暗号資産の一種です。厳密には全ての暗号資産を指す言葉ではなく、あくまでも暗号資産の一種です。でも、同じモノと認識していても問題はありません。

 

 暗号資産の様々な呼び方を知ったところで、次に

「そもそも暗号資産とは何なのか?」

を見ていきましょう!

暗号資産(仮想通貨)とは?

 暗号資産とは

『デジタル化された通貨・資産』

です。

 完全にデジタル化されたモノなので、お札や硬貨のような実物は存在しません。

 良く目にする硬貨のようなイラストは全てイメージ図、SNSのプロフィールアイコンと同じ様なモノです。

 あれ自体が存在しているわけではありません。

 なおブロックチェーンという技術を活用して実現されたものになります。

 ブロックチェーンとは新しい技術ですが、少し難しい話になりますので、興味がある人だけ、こちらの記事をご覧ください。

 >>>ブロックチェーンとは?(今後作成予定)

 

 ここで

「それって電子マネーと違うの?」

という疑問が沸いてくると思いますが、全く違います。

 全く違いますが、不測の事態が発生しない限りは違いを感じることはほとんどないと思います。

 そのため、平常時には電子マネーをイメージしていてもそこまで大きな問題はありません。

 

 なお不測の事態とは、ペイペイ等の電子マネーを提供する会社が倒産するなどのケースです。

 その場合には電子マネーは消滅して、すべてを失います。

 でも、暗号資産なら会社が倒産しても消滅しません。

 この辺り、もっと詳しく知りたい場合はこちらの記事をご覧ください。

 >>>電子マネーと暗号資産の違いとは?(今後作成予定)

 

 暗号資産はデジタル化された通貨・資産であると知れたところで、次に暗号資産の種類について見ていきましょう!暗号資産って沢山あるんですよ!

暗号資産(仮想通貨)の種類

 暗号資産の種類は

『アプリなどを動かせる暗号資産と動かせない暗号資産の2種類に大分され、1万銘柄以上存在する。』

です。

 暗号資産には実は大きく2種類あり、アプリを動かす燃料のように使うモノもあれば、アプリを動かせない別の用途のモノとに分かれるんですね。

 そして全部で1万銘柄以上存在するわけです。

 とは言え全てを把握する必要はありませんし、私も全ては把握していません。

 主要な暗号資産だけ押さえておけば問題ありませんので、私の独断と偏見で初心者さんが知っておけば良いと思われる銘柄を7個ピックアップして簡単に紹介します。

<暗号資産BTC(ビットコイン)>

 ビットコインは人類史上初めての暗号資産になります。

 暗号資産の王様、祖です。

 特徴としては、

◎、性能が低い

◎、セキュリティは高い

◎、アプリを動かせない

など。

 RPGの職業で例えるのなら、重戦士・タンクですかね?

 使い勝手は決して良くないけど、無骨にただ防御力が高い頼れる存在みたいな。

 

 実用性というよりも、その存在感で注目しているところが大きいです。

 貴金属の金だって個人で使う用途はほぼありませんが、人気投資商品なのと同じですね。

 1万種類以上ある暗号資産の祖であるにもかかわらず、唯一考案者が不明な銘柄で特別な存在です。

 もっと詳しく知りたい貴方はこちらの記事を参照ください。

 >>>ビットコインとは?(今後作成予定)

<暗号資産ETH(イーサリアム)>

 イーサリアムは、アプリを動かせる銘柄の王様・祖になります。

 ビットコインが暗号資産全体の王様・祖なのに対して、イーサリアムはアプリを動かせる銘柄の王様・祖になります。

 性能面は、

◎、比較的低め

◎、セキュリティは高め

◎、アプリを動かせる

など。

 RPGの職業で例えるなら、冒険者ですかね。

 なんでもそつなくこなすけど、ちょっと器用貧乏感が否めない初期職業。

 

 イーサリアム自体の性能は低めでも、アプリを動かせる銘柄の王様・祖であり、アプリを動かす銘柄はほぼ全てがこれを元に実用性を向上させていっています。

 もっと詳しく知りたい貴方はこちらの記事をご覧ください。

 >>>暗号資産ETHとは?(今後作成予定)

<暗号資産MATIC(マティック)>

 暗号資産MATICは、ETHの第一の子分という位置づけです。

 アプリの祖であるETHは、使う人が多くなると処理速度が遅くなったり、使う時の手数料が高くなったりする特徴を持ちます。

 それって私達ユーザーからしたら不便極まりない。

 

 そこで登場したのがETHの子分達になります。

 子分たちが処理などを肩代わりすることでETH親分の負担を減らして、これらの問題を軽減させているんですね。

 そしてETHの子分は沢山いるのですが、暗号資産MATICはそんな子分達の中で第一の子分になるんですね。

 全ての子分を把握するのは大変なので、初心者さんは第一の子分だけ知っておけば良いと思います。

 これをRPGの職業で例えるなら、敏捷性を育てた冒険者ですかね。

 親分のETHが全てのステータスを満遍なく育てている冒険者なのに対して、MATICは敏捷性を育てて、その他が弱いイメージ。

 第一の子分、暗号資産MATICについてもっと知りたい貴方はこちらの記事をご覧ください。

 >>>暗号資産MATICとは?(今後作成予定)

<暗号資産XRP(エックスアールピー)>

 暗号資産XRPは、国際送金特化型暗号資産になります。

 一つのことに特化させている分、その部分での性能は高いです。

 性能は

◎、送金性能は高い

◎、セキュリティは高い

◎、アプリを動かせない

など。

 これをRPGの職業で例えるなら、格闘家ですかね。

 素早く強い素手攻撃しかできないけど、その点での性能はピカイチ。

 

 とにかく送金に特化しており、これが広まると現状の国際送金が不要になるレベルの高い性能を持っています。

 現状の国際送金は、手数料約3000円~、1週間~、誤送金も発生する等となっています。

 一方XRPを活用すると、手数料1円前後、数秒、誤送金は起きない等となっています。

 

 しかも、XRPを直接送金しないでもっと便利に活用することも可能です。(個人ではまだ使えませんが)

 円でアメリカに国際送金を行うと、相手にはドルで入金されるというような事も可能です。

 つまり相手国のお金に自動両替をして送金してくれるんですね。

 これは貿易などで凄く有用です。

 XRPについてもっと詳しく知りたい場合は、こちらの記事を参照ください。

 >>>>暗号資産XRPとは?(今後作成予定)

<暗号資産FLR>

 暗号資産FLRは、アプリを動かせない銘柄でアプリを動かせるようにする銘柄になります。

 ビットコインやXRPはアプリを動かせません。

 その分、セキュリティが高かったり、送金性能がバカ高かったりするわけですが、幅広い活用が出来ない不便さもあります。

 そこで、貴方は

「特化した能力を持つそれらの銘柄でもアプリを動かせるようにしたら最強じゃね?」

と思いません?

 それを実現しちゃうのがFLRになります。

 

 これをRPGで例えるなら、バフやデバフを掛ける補助魔法に特化した付与魔術師ですね。

 仕組みとかはちょっと難しいので省略しますが、もっと詳しく知りたい貴方はこちらの記事を参照ください。

 >>>暗号資産FLRとは?(今後作成予定)

<暗号資産SOL(ソラナ)>

 暗号資産SOL(ソラナ)は、ETHのライバル銘柄になります。

 これは無数にあるETHの技術から派生した銘柄の一つですが、特にアプリ開発に全力を向けていることで注目度が高いライバル銘柄になります。

 特徴としては

◎、処理性能が凄く高い

◎、処理速度が高い分だけセキュリティは少し弱め

◎、アプリを動かせる

など。

 これをRPGの職業で例えるなら、魔法剣士ですかね。

 冒険者(ETH)の上級職という位置づけで、冒険者よりも魔法も物理戦も満遍なくこなせる。

 でも両方の性能が中途半端になる可能性もあり、育て方次第で主力にも、器用貧乏のお荷物にもなり得る。

 これについてもっと知りたい貴方は、こちらの記事を参照ください。

 >>>暗号資産SOLとは?(今後作成予定) 

<暗号資産USDT(ユーエスディーティー)>

 暗号資産USDTは、通貨としての利便性を追求した銘柄になります。

 日本で暗号資産とされているのは、これらが通貨として使い勝手が悪いからです。

 使い勝手が悪い原因は価格変動が激しいから。

 100円の商品を100円分の暗号資産で購入しようとした瞬間に、暗号資産の価格が変わって買えないなんてことは普通に起き得ます。

 そのくらいに価格の変動が激しいので、暗号資産は通貨としての使い勝手が悪すぎるんですね。

 

 そこで暗号資産USDTの出番です。

 これは私達が普段使っている円とかドルというお金(法定通貨)と同じ価格になるように設定されています。

 そのため、私達が普段普通にお金として利用している円などと同じように通貨として使えます。

 大きく価格が変動しませんので。

 このUSDTはアメリカドルと同じ値動きをするように設定されていますので、日本でこのまま通貨として使うようには出来ていませんが、世界的に通貨として最も使われている暗号資産の一つです。

 FXや外貨預金でドルを買うよりも手数料などを安くすることも可能ですし、web3の定期預金(ステーキングと言う)に預けると、銀行の定期預金よりも高利率で配当金が貰えます。

 これはRPGに例えると、職業というかそのままゴールド、通貨ですね。

 暗号資産USDTについてもっと知りたい貴方はこちらの記事をご覧ください。

 >>>暗号資産USDTとは?(今後作成予定)

 

 概ねこれら7個の暗号資産を知っていれば、初心者さんなら十分だと思います。

 王様系それを補助する銘柄達、特化型銘柄です。

 それ以外の銘柄も概ねそんな関係性なので、これらさえ理解すれば他も理解しやすくなります。

 と言うことで最後に

「で、暗号資産の特徴とか見て来たけど、そもそも暗号資産って何に使うモノなの?お金じゃないの?お金なの?どっちにしても何か使い道があるんでしょ?」

を見て終わりにしたいと思います。

暗号資産(仮想通貨)の使い道

 暗号資産の使い道は

『web3の血液』

です。

「いきなりweb3とか新しい言葉が出て来たぞ!!!」

とビックリしたかもしれませんが、暗号資産やブロックチェーンという技術などを全部まとめて”web3技術”と呼ぶんですね。

 柴犬とか、秋田犬とか、シェパードとか、色々な種類の犬をまとめて”犬”と呼ぶのと同じです。

 暗号資産周りには他にも、ブロックチェーンとか、NFTと呼ばれるモノとか、DAOと呼ばれるモノとかが親戚みたいな形で存在しているのですが、それらの親戚を全部ひっくるめて”web3”と呼んでいるだけです。

 web3とは、暗号資産の一族・親戚一同とイメージして下さい。

 

 そんな親戚一同の関係性を円滑に回している血液のような存在が暗号資産になります。

 暗号資産がいないと、この親戚関係は機能しないで滅亡します。

 具体的にどのような時に使うのかは、銘柄ごとに違うのですが代表的なモノとしては

◎、開発者の給料

◎、貢献した人への報酬

◎、企業の資金調達

◎、使用手数料

◎、組織の方針決定の投票権

◎、資産運用

◎、アプリ内課金

等々です。

 

 開発者への給料やバグを発見した人への報酬等という使われ方をします。

 そのお陰で開発者達は頑張れるんですね!

 でも、報酬を支払うにもお金がないと支払えません。

 そこで、企業は自分達で暗号資産を発行して販売し、その売上から給料や報酬を出しているというわけですね。

 

 とはいえ、販売した資金だけでは直ぐに資金が無くなってしまいます。

 そこで私達ユーザーから、web3周りのアプリやサービスを利用する際の使用料・手数料として少し徴収します。

 手数料も銘柄によってピンキリですが、一回の利用で0.01円~1000円くらいです。

 

 組織の方針決定に関しては、初心者さんには少し難しい話になるので省略します。

 資産運用は、先ほどもUSDTのところで少し言いましたが、銀行サービスも存在するため、そこで暗号資産を定期預金に預けて配当金を貰うというような事が可能となっています。

 アプリ内課金はわかりますよね?

 アプリを動かせる銘柄の技術を利用して開発されたアプリの中で課金することに使えます。

 このアプリの中にはゲームもありますので、ゲーム課金に使えるというイメージで問題ありません。

 

 特に血液として機能するという点は、序盤の使い方の部分ですね。

 開発者や貢献者への給料や報酬が支払えないと組織が崩壊するのはイメージしやすいですよね。

「給料支払えないけど、フルで働け!」 

と言われたら、そんな職場辞めるでしょ?

 それと同じです。

 

 暗号資産は開発者の給料

 私達ユーザー的にはアプリを使う時の手数料や、課金

 主にこれらに使われるということです。

 

 今回は以上になります。

 これで何となく暗号資産とは何なのかがイメージ出来ましたかね?

 もし

「いや、正直こんがらがっています💦」

という貴方は何度も読み返してみて下さい。

 それでもダメなら下記のSNSやコミュニティで私に質問してください。

 

「もう暗号資産を買って見たくてウズウズしています!」

という貴方は、一度冷静になってこちらの記事を読んで下さい。

 暗号資産投資はお金を出して買うのだけが全てではありませんので。

 >>>初心者は必読!?『暗号資産で儲ける方法』わかりやすく説明します。

最後に

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