Defiステーキング『AutoとManualの違いとは何か?』初めての人にもわかりやすく説明します。
仮想通貨投資に興味を持つ人も増えてきており、それに伴いDefiに興味を持つ人も多くなっています。
Defiとは、人が管理する取引所ではなく、プログラムが処理や手続きをしている取引所になります。
>>>銀行を使う人全員が知らないといけない『Defi(ディーファイ)とは何か?』をわかりやすく説明します。
この記事に辿り着いた貴方も今後Defiに参加し始めるかもしれませんし、既に参加し始めているかもしれません。
もちろんDefiでトレード(スワップ)をしても良いのですが、ステーキング(定期預金)で手堅く利子を貰うことも大切です。
そこで初心者さんがDefiステーキングで
「どれにステーキングしようかなぁ?」
を探していると、このような疑問にぶつかります。
「これ同じ銘柄、同じステーキングだよね?なんで利率がこんなに違うの?」
「何だこれ?何が違うんだ?利率が高い方は怖くて下手に選べないんですけど!絶対何かあるよね?」
とステーキングの中にあるAutoとManualという選択肢で迷うんですね。
しかも、特にその場に説明があるわけでもないですし、英語で書かれているし。
そこで今回は
『DefiステーキングのAutoとManualの違いとは?』
を始めての人でも違いがわかりやすいように説明します。
この記事を読むことで
◎、DefiステーキングのAutoとManualの違いを理解できるようになります。
◎、貴方に合った方を自力で適切に選べるようになります。
そんなDefiステーキングのAutoとManualの違いについて、一緒に見て行きましょう!
※名目上Defiステーキングと言っていますが、この仕組みはDefiだけとは限りません。
①Autoステーキングとは
<Autoステーキングの仕組み>
まず
「なんでこんなに利率が高いの?怪しい!」
と感じるAutoステーキングから見て行きます。
Autoステーキングとは
『自動的に複利を得られるステーキング』
になります。
複利とは、配当金として得た資金をそのまま投資資金として積み上げていく方法です。
あの有名なアインシュタインが
「複利は人類最大の発明だ!」
といったほどのモノです。
<Autoステーキングの具体例>
これだけではイメージしにくいと思いますので、具体的な数字を使ってイメージしていきましょう。
例えば、月利10%のAutoステーキングに、100円ステーキングしたとします。
初月の配当金は100円×10%=10円
となります。
では2ヶ月目の配当金は幾らでしょうか?
10円?違います!
2ヶ月目の配当金は11円
3ヶ月目の配当金は12円
4ヶ月目の配当金は13円
・・・・
と増えて行きます。
これはなぜか?
それは2ヶ月目は初月に貰った配当金10円を上乗せした110円の10%が配当金として受け取れるからです。
3ヶ月目はこの2回分の配当金を上乗せした121円の10%、4ヶ月目は3回分の配当金を上乗せした額の10%・・・と増えて行きます。
このように配当金がドンドン増えていくので、これを1年間で計算すると、結果として利率が高くなります。
これが中身は同じステーキングサービスに見えるのにAutoの方がManualより利率が高い理由です。
<Autoステーキングは結局どんな人に向いているの?>
仕組みを説明してきましたが、中には
「数字出さないでよ!私は簡単な計算でも、数字を見ただけで理解できなくなる不治の病なんですよ!」
という人もいるかと思います。
(いや、不治の病は冗談としても、実際に私の身近にいるので)
そのような人のために、仕組みを知らなくても
「結局Autoはどんな人に向いているの?メリット、デメリットは?」
をお伝えします。
結論としては
『ガチホして、配当金を貰い続けたい人に向いている。こまめにお金を動かしたい人には向いていない』
です。
メリットは、とにかく利率が高いことです。
デメリットは、解除に手数料が掛かること。短期間では利率が低いことです。
年利が高いので、一見沢山貰えるように見えますがそれは複利で増えていった結果、1年間ステーキングし続けた場合の数値です。
そのため、初月や2ヶ月目で貰える配当金はかなり少なめです。
仮に年利が12%だったとしても、初月は1%も貰えません。
この12%という数字は毎月複利で徐々に増えて行った結果、1年間で最終的に12%になるだけなので、増える前はもっと少ないんですね。
この辺りが少しわかり難いので、嫌な人は嫌ですよね。
更に、こまめにトレード等をしたい人がAutoステーキングをすると、動かした分だけ手数料が毎回取られてしまいます。
例えば有名なDefiのパンケーキスワップ。
ここのAutoステーキングの場合、解除するときに手数料2%が取られます。
更に、ステーキングして72時間(3日)以内に解除する場合は追加で手数料を取られます。
そのため、ステーキングして、解除して、ステーキングして、解除してと繰り返す人はその回数分だけ手数料を取られて中々溜まっていきません。
だから、Autoステーキングは
「私は基本的にずっと持ってるだけ!どうせ長い間持っているだけなら、少しでも配当金が高い方が良いなぁ~!」
という人向けなんですね。
②Manualステーキングとは
<Manualステーキングの仕組み>
次にManualステーキングについても見て行きます。
こちらも結論から言うと、Manualステーキングとは
『普通に利率分だけ貰えるステーキング』
です。
Autoも利率分を貰えるのですが、1年間解除しないでステーキングし続けた場合にそれだけ貰えるという意味なので、その前に解除する場合には単純計算できないんですね。
しかし、Manualステーキングは単純計算でその分の利率が受け取れます。
私達が普通にイメージするのがこっちのManualになります。
<Autoステーキングの具体例>
こちらも言葉だけで説明されてもわかり難いと思いますので、先程のAutoと同じように具体的な数字を出して説明します。
例えば、年利12%のManualステーキングに100円ステーキングしたとします。
年利を月利で考えると12%(年利)÷12ヶ月=1%(月利)
なので、初月の配当金は1円になります。
2ヶ月目の配当金は、1円
3ヶ月目の配当金は、1円
4ヶ月目は・・・
と配当金は変わりません。
あくまでも自分でステーキングした分に対して、決まった利率分の配当金が配られるだけなんですね。
<Manutoステーキングは結局どんな人に向いているの?>
こちらも、
『数字を見ると理解できなくなる不治の病』
の人向けに、整理します。
Manualステーキングは
『こまめにトレードしたい人、短期間でも一定の配当金が貰いたい人』
に向いています。
メリットは、基本的にいつ解除してもペナルティがないことと、配当金が一定でわかりやすいことです。
※Defiによっては早期解約でペナルティがある場所もあります。
デメリットは、Autoほどの配当金は貰えないことです。
Autoと違い
「年利12%なら、毎月1%の配当金が貰える」
のように簡潔明瞭でわかりやすいですし、年利12%なら、初月から普通に1%は確実に配当金がもらえるので、短期間のステーキングをするならManualの方が配当金も高いですよね。
それにこまめにトレードしたい人は、解約の度に手数料を取られると損した気分になるので、それが取られないのも良いところですよね。
ただしこの部分に関しては、全てのDefiではないので注意も必要です。
Defiによっては早期解除すると解約料をステーキング資金の20%以上取られて大損するなんてこともあるので、その辺りはキチンと見ましょう。
(配当金の20%ではなく、ステーキング資金の20%というのがエゲツないですよね)
なお今回見てきている、パンケーキスワップでは解約料は取られませんので、メリットとしてあげました。
是非貴方に合った方を選択して配当金を沢山もらいましょう!
なお今回の内容は
のルールで説明してきました。
まとめ
今回はDefiステーキングのAutoとManualの違いについて見てきました。
①、Autoステーキングとは
『長期間ガチホする人向けに高利率。解約時に手数料を取られる』
②、Manualステーキングとは
『短期トレードをする人向け。Autoより利率は下がるも解約手数料は取られない』
※Defiによっては手数料を取られます
これでDefiステーキングのAutoとManualの違いを理解できましたよね。
ステーキングする場合に、貴方に合った方を自力で適切に選べるようになったと思います。
投資は自己責任ですが、是非投資判断の参考にしてみて下さいね。
記事下広告は、この部分への掲載です。
1記事だけではなく、ほぼ全ての記事下に広告を掲載するので、一番料金が高いコースになっています。
ブログは基礎知識を主に配信しています。
リアルタイムのトレンドや時事的な最新情報はSNSとコミュニティ内でほぼ毎日配信しています。
今のweb3周りの最新情報を知りたい貴方は是非フォローやコミュニティ参加を検討して下さい。
読んでくれて、ありがとうございます。