緊急提言!?『2024年からAI格差社会が始まる!?』をわかりやすく説明します。

「2023年は日本にとってAI元年になった。」

そう言われるくらい、AIが一気に普及してきました。

 その筆頭がChatGPTです。

 恐らく使ったことがない人でも

「なんかそれ、聞いたことはあります!一時期テレビで沢山取り上げられていましたよね。」

と言う状態ですよね。

 

 とはいえ、

「でも別に、私にはAIを使う用途がないんですよねぇ。仕事に活かせるわけでもないし。」

と距離を置いている事と思います。

 今はそれでも問題ありません。

 しかし、私の見解では2024年からはそうも言っていられなくなります。

 と言うことで今回は

『2024年からAI格差社会が始まる』

についてわかりやすく説明します。

 この記事を読むことで

◎、AIの現在の状況を知ることができます

◎、2024年にAIの進化がどうなるのかをイメージできます

 それでは2024年に来るかもしれないAI格差社会とは?一緒に見ていきましょう!

生成AIの現状

 まずは、生成AIの現状を知らないと思いますので、説明すると

『かゆい所に手が届かない性能』

です。

 生成AIとは、文章やイラスト、音楽等を自動的に作ってくれるAIのことです。

 そんな生成AIですが、現状は痒いところに手が届かない状態とはどういうことか?

 

 つまり、仕事や私生活に直接活かせる人はほとんど居らず、暇つぶしとして活用する人がほとんどというレベルです。

 凄い高性能なのですが、まだまだ格差が生まれるほどの性能はないということですね。

 具体的には、例えばイラスト生成。

 描いて欲しいイメージ通りにイラストを描いてもらうのが大変です。

 気に入ったイラストの土台はそのままに、細かい部分を書き換えてもらうということも難しいです。

 そのため、キャラクターを作って、それを運用していくということは困難なのでまだまだイラストを描ける人の強みは残っており、何の知識もスキルもない人がAIだけでビジネスを立ち上げるのは不可能なレベルです。

 

 プログラミングも書けると話題ですが、基礎的な知識は習得しないとアプリ等を完成まで持っていくことはできません。

 もちろんこちらもイラストと同じで、一度作った後にイメージ通りの機能を追加していくのは難しいです。

 要は、様々なサービスでアフターケアがないような状況をイメージして貰えれば良いと思います。

 

 もちろん、ある程度知識やスキルを持っている人にとっては便利なツールとして活かせる可能性はあるのですが、全くの素人が興味本位やアイデアだけで思うように扱える代物ではありません。

 そのため、暇つぶしとか、職場で出させられるレポートの内容を考えてもらうくらいの活用しかできないわけですね。

 まさに、痒いところに手が届かない、微妙な状態こそが今(2023年12月)の生成AIになります。

 

「なんだ。やっぱり使う必要はないじゃん。」

と思ったそこの貴方!

 それは違います。

 と言うのも、私達が注目しなければならないのは現状ではありません。

 AIの進化速度です。

 と言うことで、AIの進化速度を見ていきましょう。

AIの進化速度

 AIの進化速度は、あくまでも私の肌感覚ですが

『1年間で次元を1段階超える進化速度』

です。

 例えばChatGPT。

 これが日本に入ってきて話題となったのは2023年1月ころです。

 当時の性能は

◎、文章を生成するだけ

◎、頭脳レベルは子供レベル

でした。

 ではそこから約1年経った今(2023年12月)はどうでしょうか?

◎、文章以外にプログラミング、イラスト生成等が可能

◎、頭脳レベルはアメリカの一流大学を卒業できるレベル

◎、サイトや論文を読み取り要約も可能

◎、イラストを読み取り解説することも可能

◎、様々なアプリや機能を追加することが可能

等々。

 

 文章でその差がわかり難いなら、音楽生成の方が分かりやすいかもしれません。

 約1年前は

1)歌詞を作るAIに歌詞を作ってもらう

2)曲を作ってもらうAIに曲を作ってもらう

3)歌を歌ってもらうAIに歌を歌ってもらう

という作業が必要でした。

 しかもこれだけやってやっと5秒間だけの曲が作れるという状況でした。

 かかる時間は約1時間。

 

 では約1年経った今(2023年12月)はどうか?

1)歌詞に入れて欲しい言葉を打ち込む

これだけで作業終了です。

 それだけで80秒のボーカル付きの曲が完成します。

 作るのにかかる時間は約1分です。

 実質的に掛かる作業時間は、言葉を打ち込むだけなので2秒です。

 論より証拠で、私がたった今、1分で生成してもらった歌2曲を聞いて下さい。

 私がやった作業は、本ブログのタイトル

『緊急提言!?2024年からAI格差社会が始まる!?をわかりやすく説明します。』

とコピペしただけです。

1曲目『AI Revolution』

2曲目『Rise of the Machines』

 

※日本語で作ることもできます。私のように短文で、何の指定もしないと英語で生成されやすくなるだけです。

 

 これらの進化が、たったの1年で進んでいるのが生成AIです。

 まさに次元が1段階も、2段階も上がる進化と呼べますよね?

 1年前は痒い所に手が届く云々以前に、使い物にも、暇つぶしにもならなかったわけですからね。

 それを踏まえて、では2024年にはどうなってしまうのか?を見ていきます。

2024年から始まるAI格差とは

<一般的な部分>

 最初に私の考えの結論を言うと

『かゆい所に手が届くようになる』

です。

 ChatGPTも、先ほどの歌生成も、どこか微妙にかゆい所に手が届かないので暇つぶしにしか使えない人がほとんどでした。

 しかし、そこから更に1年間経ったらどうでしょうか?

 同じように1段階も、2段階も進化するとしても

「AIなんか使い物にならねぇよ。」

と笑っていられると思いますか?

 

 私は無理だと思いますよ。

 そこまでの進化をしたAIに対して、積極的に使う人は何のスキルも持っていなかったとしても、発想次第で何かビジネスを立ち上げたり、仕事の大半をAIに任せることが可能になったりしていくと考えます。

 逆にそこまで進化したAIに対しても「使い物にならないよ」と使おうともしない人は、その恩恵を受けられません。

『AIを使う人と、使わない人との差はAIの進化速度の差』

となっていきます。

 

 同じ仕事を『AIを使い5秒で終わらせる人』と『自力で数日間掛ける人』

 どちらの方が社会・会社に必要とされるでしょうか?

 間違いなく5秒で終わらせる人ですよね。

 その分だけ他の仕事に取り掛かったり、他の社員さんを助けたりができるわけですからね。

 AIの性能が痒い所にも手が届くようになると、そのような現象が起き得ます。

 

 とはいえ、中には

「でも私の仕事は現場仕事で、AIとか使う場面がないので、やっぱり関係ないですよ。」

と考える人もいます。

 私と同業の介護職なんてその筆頭ではないでしょうか?

 ハッキリと言いますが甘いです。

 甘すぎますよ。

 その辺りも説明しましょう。

<AIを活用した介護現場のイメージ>

 現状の生成AIを介護現場に活かそうとすると

◎、ポスターイラストの生成

◎、職場から出されるレポートを考えてもらう

くらいですので、使おうと、使わなかろうと大差ないですよね。

 

 しかし、痒い所に手が届くようになったAIだったらどうなるでしょうか?

 例えば、インカムでAIを起動しているパソコン等とつないでおき、リアルタイムにわからない事を質問したり、救急要請をしたりが可能になり得ます。

 画像を認識して状況判断する能力は既にあるわけですから、急変したご利用者をAIに見てもらって状況判断と、今自分がどのような動きをすれば良いのか?等を教えてくれるかもしれません。

 ベテラン介護職だって急変に慣れていない人は沢山いますよね?

 

 実際に私が見たことのあるベテラン介護リーダーの話をしましょう。

 目の前で急に苦しみ出し、顔面が見る見るうちに蒼白となりはじめ、(歯はないけど)舌を思い切り噛んでいる状態の胃ろうのご利用者。

 誤嚥ではないけれど、明らかに呼吸困難で窒息症状が出ています。

 その対策としては首・肩枕で気道確保をするか、嘔吐のリスクも考えて側臥位の安楽姿勢が定石ですので私はそうしました。

 ご利用者の呼吸は徐々にですが安定していき、落ち着きを取り戻し始めたのですが、そこに急に来た現場経験20年を超えるベテラン介護リーダーが

「誰?こんな変な姿勢にしたのは!変なことをするんじゃない!苦しそうじゃないか!」

と怒り出し、勝手に仰向けの普通の枕に変えてしまいました。

 

 そのせいで、落ち着き始めていた状態は再度悪化してしまいました。

 何とか救急車が間に合ったので一命は取り留めましたが、こんなことをするベテラン介護リーダーも普通にいるのが現状です。

 ベテランの役職者ですらこうなのですから、新人さんなんて何もできずに茫然自失で立ちすくんでしまうかもしれません。

 でも耳元で

「窒息症状が出ています。こうして下さい。」

のようにアドバイスが自動的に聞こえてきたらどうでしょうか?

 状況を悪化させるベテラン介護リーダーと、AIのお陰で適切に動ける新人介護職員と、どちらの方がご利用者の命を守れていると言えるでしょうか?

 どちらの方が社会にとって、施設にとって欲しい人材と呼べるでしょうか?

 

 かゆい所に手が届くようになったAIだと、このように

『関係ない人なんて存在しない』

と言えるレベルの進化を見せる可能性があるんですね。

 だからこそ、そこまで進化する可能性が極めて高い2024年をキッカケに、

『AIを使う人と、使わない人との差は格差社会と呼べるレベルで開いていく』

と考えるわけです。

 まだそこまで進化していないので間に合います。

 私の考えに触れることで、少しでも

「自分もAIを触ってみようかな。」

と思ってくれた貴方は、是非暇つぶし感覚でも良いので、少しずつ触ってみることをオススメします。

 いくら誰にでも簡単に使えるようになると言っても、やはりずっと使っている人と、今日から使い始めた人とでは差が出ますので。

「でも、どうしたらAIを触れるの?どのAIを触れば良いの?」

と悩む貴方は是非、下記にリンクを貼っている私のエックスに来て質問してください!

最後に

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