初めての仮想通貨『ETC・イーサリアムクラシックとは?』超初心者向けに分かりやすく説明します。
「2021年は仮想通貨の年になる!」
と言われるほど、世界中から注目を集めています。
そこで新たに仮想通貨に興味を持った人達から
「様々な仮想通貨銘柄について知りたい!」
「仮想通貨ETC(イーサリアムクラシック)ってどんな特徴があるの?」
「調べても難しい説明ばかりで、初心者の私には分からない!」
「色々とあり過ぎてもうワケが分からない!誰か、何も分からない私に分かるように教えて!」
のような声を多く見聞きします。
そこで今回は、2017年から仮想通貨に興味を持ち、情報収集をし続けている私が、
『仮想通貨ETC(イーサリアムクラシック)とは?』
について超初心者向けに、分かりやすさ重視でお話していきます。
この記事を読むことで
◎、仮想通貨ETC(イーサリアムクラシック)がどんな特徴を持っているのかイメージできます。
◎、仮想通貨ETC(イーサリアムクラシック)に投資をする上での基礎知識を学べます。
◎、これからの普及具合・流れを予測する材料になります。
なお、
「そもそも仮想通貨ってなに?」
という貴方はこちらを先にお読みください。
>>>「仮想通貨とはなに?」「必要なの?電子マネーじゃないの?」等、超初心者向けにわかりやすく説明します。
それでは仮想通貨ETC(イーサリアムクラシック)の特徴について見ていきましょう!
事実は事実!それ以上でも、それ以下でもない!
世間的にも、価格的にも、ETH(イーサリアム)が有名なので、
「ETC・イーサリアムクラシックって旧型なんでしょ?」
「なんかイーサリアムの劣化版なイメージ!」
と感じている人も多くいると思います。
しかし、そうではないんですね!
実はイーサリアムとイーサリアムクラシックにそこまで大きな性能差はありません。
「いやいや、イーサリアムも知らないから!」
という貴方はこちらの記事をどうぞ。
>>>初めての仮想通貨『ETH・イーサリアムとは?』超初心者向けに、分かりやすく説明します。
そこにある大きな違いは
◎、開発や運用に向き合う姿勢
◎、重視するモノ
いわゆる考え方や理念です。
では、そんなETC(イーサリアムクラシック)にはどんな特徴があるのか?
大きく4点
①、発行上限があるイーサリアム
②、コードこそが法
③、サイドチェーン
④、Iot分野で普及する見通しが立っている
という項目で見ていきましょう!
①発行上限があるイーサリアム
性能に大差はないと言った通り、基本的にETH(イーサリアム)と同等の性能を持っています。
分裂後の開発方針が違うので、そこから多少の違いは発生していますが、基礎的な性能は同じです。
そのためETC(イーサリアムクラシック)も、ETH(イーサリアム)と同じで
◎、DApps
◎、スマートコントラクト
◎、Gas(ガス)利用で使われる
という特徴を持ちます。
この辺りの難しい用語の詳細は、仮想通貨ETH(イーサリアム)で分かりやすく解説予定です。
>>>仮想通貨ETH(イーサリアム)を分かりやすく解説:今後作成予定
ここでは
「ETC(イーサリアムクラシック)は、ETH(イーサリアム)の劣化版でも、旧型でもないんだなぁ~!」
くらいの認識で大丈夫です!
その上で、ETH(イーサリアム)は発行上限無限なのに対して、ETC(イーサリアムクラシック)は
発行上限2億1000万枚
と上限が決まっているという違いがあるだけです。
②コード(記録)こそが法
元々はETC(イーサリアムクラシック)とETH(イーサリアム)は一つの同じ存在でした。
それがETC(イーサリアムクラシック)とETH(イーサリアム)に分離したキッカケ。
これこそがETC(イーサリアムクラシック)の大きな特徴の一つです。
イメージとしては、ドラゴンボールの
『地球の神様(カタッツの子)』と『ピッコロ』
のような関係性ですね。
まだ両方がまだ一つのETH(イーサリアム)だった時代。
開発初期で弱かったイーサリアムブロックチェーン(=仮想通貨を支える基盤技術)上で大量のETH(イーサリアム)がハッキングによって盗まれる事件が発生します。
この事件に対する解決策として2つの案が提案され、意見対立が発生します。
一つは
「まだ開発も始めたばかりだし、全部リセットして、最初からやり直さない?盗まれて被害を被った人達に新しい仮想通貨をあげれば、誰も損しないし問題解決じゃん!」
というもの。
もう一つは
「ブロックチェーン(=仮想通貨を支える技術)の最大の特性は、開発者等、特定の人物や組織が手を加えられない部分でしょ!だから信頼が高いんでしょ!」
「それをなかったことにして、やり直すってことは、私達開発陣が手を加えることになるじゃん!それって矛盾してない?ブロックチェーンの信頼を否定するようなモノじゃん!」
というもの。
ブロックチェーンのこの辺りの特性に関してはこちら
>>>「ブロックチェーン技術の仕組みとは?」超初心者にも分かりやすく説明します。
この2つの考え方が相入れることはなく、そのまま分裂し、前者の
「全部なかったことにして開発し直そう!」
側が現在のETH(イーサリアム)となりました。
後者の
「悪いことでも、事実は事実として残す!コード(記録)こそが法なんだ!特定の人達で操作してはいけない!」
側が現在のETC(イーサリアムクラシック)となりました。
これはつまり、
ETH(イーサリアム)は、利便性や利用者重視。
ETC(イーサリアムクラシック)は、良くも悪くも機械は嘘をつかない!重視。
と言い換えることが出来るかもしれませんね。
これを良いと捉えるか?悪いと捉えるか?は人それぞれのようです。
私個人は好意的に捉えています。
③サイドチェーン機能
分裂前は同じ方向を向いていましたが、分裂後は思想が違うので開発の方向性も変わって行きます。
その中で、ETH(イーサリアム)と、ETC(イーサリアムクラシック)とで、最も大きく違う部分は
『サイドチェーン』
という技術開発だと思います。
サイドチェーンとは、仮想通貨を支える技術(ブロックチェーン)に補助機能をつけるようなモノです。
イメージとしては、大型バイクとサイドカーです。
大型バイクが本筋のブロックチェーン。
サイドカーがサイドチェーンです。
バイク本体(ブロックチェーン)に、サイドカー(サイドチェーン)を装備することで、色々と自由に拡張できる機能です。
ハッキング等の攻撃を受けても、サイドカー(サイドチェーン)を切り離すだけで本体は無傷!という性質もあるので、
◎、他と比べてセキュリティがかなり強い
◎、被害を受けても、損害が極小さくて済む
という特性も持ちます。
他には仮想通貨LSK(リスク)がこの特性を持っており、そちらで説明しているのでこちらを確認下さい。
>>>初めての仮想通貨『LSK・リスクとは?』超初心者向けに分かりやすく説明します。
④Iot分野で普及する見通しが立っている
ETC(イーサリアムクラシック)は、
『コード(記録)こそ法』
ということで、その書きこまれた情報や開発には一定の信頼があります。
なにせ、
「どんなに不都合な事態でも誤魔化さず、記録として残し続ける」
という事ですからね。
この姿勢は特に機械やコンピューターを扱う分野からは高い信頼を得ます。
その結果、これからの時代に爆発的に普及していくと考えられているIotというテクノロジー分野でドンドン使われていくことが見込まれています。
>>>必ず知っておくべき最新テクノロジー7選!誰にでも分かりやすく説明!〔超初心者向け〕
既に普及の見通しが立っているというのは、今の仮想通貨界隈ではそれだけで特徴であり、強みと言えます。
ETC(イーサリアムクラシック)は、劣化版というよりも、今の時代の価値観から見ると
『古臭い職人気質を持つ』
ということなのかもしれませんね。
私は職人気質で不器用な感じ、好きですけどね。
まとめ
ETC(イーサリアムクラシック)は、
「コード(記録)こそが法だ!」
「事実は事実!それ以上でも、それ以下でもない!」
と、ブロックチェーンという技術に忠実な、堅気な考え方を持つ仮想通貨になります。
その特徴は
①、発行上限があるイーサリアム
②、コードこそが法
③、サイドチェーン
④、Iot分野で普及する見通しが立っている
というモノでした。
これで何となくでも仮想通貨ETC(イーサリアムクラシック)の特徴がイメージ出来ましたよね。
仮想通貨ETC(イーサリアムクラシック)に投資をするかどうか、判断する上での基礎知識も身についたと思います。
是非自身の投資判断の材料として下さい。
もし仮想通貨ETC(イーサリアムクラシック)に投資をしたいのなら、初心者でも見易く、使いやすい、コインチェックがオススメです。
ただし、手数料は高いのでご注意を!
使いやすいという部分で初心者にオススメしているだけです!
是非チェックして見て下さい!
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