電子書籍に革命が起きた『電子書籍のNFT化』についてわかりやすく説明します。

 読書をしたり、読書をこれから始めたい人にとって一つの大きな問題

「紙の本で読むか?電子書籍で読むか?」

があります。

 そんな読書に興味がある人達全員に関係する、絶対に知っておくべき大きなニュースが飛び込んできました。

 それこそ

『電子書籍のNFT化』

です。

 とはいえ

「は?NFT化?貴方は何を言ってるんですか?」

「難しいことは嫌いです!私には関係ないです。」

との声も多く聞きます。

 しかし、読書や書籍業界に激震が走るような物凄い出来事ですので絶対に頭の片隅に入れておくべきです。

 

 そこで今回は、難しいことを噛み砕いてわかりやすく説明して来た私が、難しいことアレルギーの貴方向けに

『電子書籍のNFT化』

という出来事をわかりやすく説明していきます。

 この記事を読むことで

◎、読書の常識が覆り得ます

◎、最新技術の一つであるweb3に興味がある人も今後のトレンドを掴む参考になります

 それでは電子書籍のNFT化について一緒に見ていきましょう!

紙の本と電子書籍、どっちで読書をするか問題

<神の本と電子書籍、どちらで読書をするか問題とは>

 序盤でも言った通り、読書する際に一度は悩む

『紙の本と電子書籍、どっちで読書をするか?問題』

 これはそのままの意味で、どっちの方が自分に合っているか悩む問題ですね。

 そしてこの問題を考える上で紙の本と電子書籍のメリット・デメリットが整理されていると考えやすいですよね。

 今回はこの部分に大きく関係する情報なので、まずはこの辺りを簡単に整理していきましょう!

<紙の本で読書するメリットとデメリット>

 主なメリットとしては

◎、ページめくりが自由でやりやすい

◎、紙の匂いを楽しみながら読書できる

◎、飾ることでインテリアにもなり得る

◎、読破した本を積んだり、飾ったりすることで自分の努力を見える化できる

◎、読み終えた本を中古屋に売れる

等々。

 

 一方のデメリット

×、場所を取る

×、長く保管すると独特の臭いを発する

×、持ち運びが重い

×、欲しい本がすぐ手に入るとは限らない

等々。

 

 では次に電子書籍のメリット・デメリットについても見ていきましょう。

<電子書籍で読書するメリットとデメリット>

 電子書籍のメリット、デメリットは主に紙の本の逆になりますが

◎、場所を取らない

◎、持ち運びが軽い

◎、欲しい本がいつでもすぐに手に入る

◎、個人の自書出版の本も読める

等々。

 

 一方のデメリット

×、ページめくりがゆっくり

×、自分の読んだ本から自分の努力を見える化しにくい

×、読み終わった本を売れない

×、読むための機器の充電が必要

等々。

 

 特に今回関係するのは赤字にした

『読み終えた後の本を売れるかどうか?』

という部分です。

 色々とメリット、デメリットを上げてきましたが、紙化電子書籍かを考える上で最終的に重要になってくるのは

『場所を取る・取らない』

『読み終えた後に売れる・売れない』

ですので、ここに大きく革命が起きるのは大きいわけです。

 ではどんな革命が起きるのかも見ていきましょう!

電子書籍がNFT化されると起きること

 電子書籍がNFT化されると何が起きるのかを最初に結論だけ先に言ってしまうと

『読み終えた後の電子書籍を売ることが可能になる』

です。

 長年電子書籍のデメリットとして君臨してきた、

「電子書籍はデータなので、読み終えた後に売れない。だから紙の本の方がお財布に優しくて良い」

という部分。

 これが覆ります。

 だって電子書籍も中古品として売れるようになるんですから。

 

 しかもデータなので劣化しません。

 つまり、中古品として劣化物の売買ではなく、新品と同じようなモノとして売ることが可能になります。

 だから

「この本は500円で買ったけど、売ったら10円くらいかなぁ」

なんて悩んだり、計算したりする必要がなくなり得るわけです。

 500円で流通している本なら、中古品でも500円で売れるわけです。

 これ、紙の本のメリットだった読み終えた後に売れるよりも更にお得じゃないですか?

 買った値段そのままで売れたら、実質的に無料で本を読み放題みたいなものですからねぇ!?

 

「そんなことが可能になっちゃったよ!?」

というのが電子書籍のNFT化という出来事になります。

これを実現したNFTとは?

<身近にある証明書色々>

 ここまで読んできて

「それが凄い事はわかりました。けどそのNFTというモノが何なのかが分からないので、もやもやするんですよねぇ」

という貴方に簡単に説明します。

 NFTとは、

『データに証明書を付与したモノ』

になります。

 証明書というと難しく感じるかもしれませんが、私達も沢山の証明書を持っていますよね。

 例えば、運転免許証、社員証、学生証、健康保険証、ファンクラブの会員証、お店のポイント会員証、車の車検証、不動産の登記、ペットの血統書等々。

 これらは貴方が資格を持っていることの証明、その会社の社員であることの証明、その学校の学生であることの証明、その人のファンクラブに入っていることの証明、お店の常連であることの証明、車や不動産の持ち主であることの証明、ペットの親の証明をしているモノです。

 NFTはそういった今まで紙で証明されていた物を完全データ化したものになるんですね。

<NFTの凄いところ>

 今まではそういったモノは不正をされたり、改ざんされたりするリスクが高く、著作権侵害にもなり得る等々、セキュリティ面の問題で完全にデータ化するのは不可能でした。

 しかし、このNFTというモノはその不正・改ざんが出来ない技術を活用しているため、このセキュリティ問題をクリアしているんですね。

 著作権侵害に関しても、その電子書籍が公式のモノなのか?海賊版として違法に作られたものなのか?が簡単に判明します。

 だから、証明書を完全なデータにすることができちゃうんですね。

 もう少しこのNFTという技術に興味を持った貴方はこちらの記事をご覧ください。

 >>>web3の勉強「NFTとは何か?」初めて学ぶ超初心者にもわかりやすく簡単に説明します。

 

 これ以上の難しい技術面の話は興味がある人だけ徐々に覚えていけば良いとして、ともかく

「これで今後は電子書籍も読み終えた後に売ることが可能になっていきますよ!」

というのを頭の片隅に入れておいてください。

 もちろん、まだその動きの最初期なので、どの本でも好き放題に売れるわけではありませんので、そこは勘違いしないようにご注意ください。

 

 今回の出来事に関する一般的な内容は以上になります。

 この記事を今ここまで読んでいるそこの貴方は、もうすこし踏み入ったweb3技術にも興味があると思いますので、その辺りについても少しお話していきます。

「私はそこまでは大丈夫です!」

という貴方はまた来てくださいね!

 それでは、web3技術面でもう少し詳しく知りたい貴方向けの情報も一緒に見ていきましょう!

web3に興味がある人向け情報

<概要>

 今回電子書籍のNFT化をしたサービスの内容について列挙します。

◎、サービス元FanTop

◎、販売開始日:6月20日

◎、対応チェーン:Flowチェーン

◎、Flowチェーン対応NFTマーケット:FanTop内

◎、対応書籍:早川出版社の5冊

 ①、名作ミステリで学ぶ英文読解 著:越前敏弥

 ②、古生物出現!空想トラベルガイド 著:土屋建

 ③、馴染み知らずの物語 著:滝沢カレン

 ④、現実とは 著:藤井直敬

 ⑤、教育虐待 著:石井光太

 

 書籍自体は既に販売されているモノもあります。

 しかし、今回のNFT化された電子書籍対応のモノは6月20日からなので、NFTを期待して

「あれ?売ってんじゃん」

と非対応の書籍を買ってしまうと、NFTが手に入らないのでご注意ください。

<電子書籍のNFT化に関する私の動き>

 最後に、この電子書籍のNFT化に関して私の見解と言いますか、私の動きや見解を少々紹介して終わりにします。

 NFTの電子書籍への利用は、NFTが世に認知され始めた数年前から私がずっと言い続けてきた利用方法になります。

 NFTを個人で発行するためには、一般的にはNFTマーケット上で画像や動画、音声データ等をアップロードすることで簡単に生成できます。

 しかし、電子書籍のデータはそのどれでもないので、NFTマーケットからNFT化するのは不可能です。

 

 では

「電子書籍はNFT化できないのか?」

というと、そうではありません。

 機能的にはブロックチェーンに直接書き込むという手段を取れば、データであれば何でもNFT化できます。

 しかし私にはその手順の一番最初である”データから必要情報の抽出”という作業からワケが分からなく実現できていませんでした。

(自分で電子書籍のNFT化、チャレンジはしていたんですよ)

 

 だから、ずっと

「電子書籍がNFT化されたら凄いのになぁ~」

と言い続けてきた一人としては、今回の出来事は興奮ものなのですね!

 もっとも、今回実装されたのはマイナーなFlowチェーンですし、実現したサービスもそこまで知名度のあるものではないので、これだけで一気に注目されることはないと思います。

 しかし、その第一歩として確かに実現したサービスが出てきたというのは大きいです。

 FanTopは日本のコミックや雑誌の付録としてNFTをプレゼントする活動、NFTマーケット、NFTのAR利用、自分のルーム作成等を提供しているサービスになります。

 有名どころだと北斗の拳、かいけつゾロリ、金田一少年の事件簿、広末涼子さん写真集、広瀬すずさん写真集等々ですね。

 私のルームはこんな感じです。

 Flowチェーンだと、進撃の巨人公式NFTがここで出ています(ただしアメリカ限定で日本人は買えません)

 >>>『進撃の巨人NFTとは?その中身や購入方法などの最新情報』をわかりやすく説明します

 

 今後この動きが他のチェーンにも広がったり、簡単に電子書籍のNFT化もできるようになったりして行ったら、本当に電子書籍に革命が起きます。

 今回はその第一歩、キッカケくらいの動きですが、この方面の情報も追っていきましょう!

 なお

「そんなに情報を追えないですよ~!」

という貴方はまた来てください。

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最後に

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