『暗号資産(仮想通貨)とはなに?何に使うの?』誰にでもわかりやすく簡単に説明します。
暗号資産(仮想通貨)って何ですか?
改めてこのように聞かれると、既に暗号資産投資をしている人でも
「何となく理解はしています!でも、他人に説明しろと言われると無理です!」
「自分で調べても”難しいことアレルギー”の私には到底理解できません!そんな私にもわかるように教えて欲しい!」
という人が多くいます。
自分が投資したり、他人に勧めたりしている存在を何だかわかっていないのに注目している状態は正直危ういです。
そこで今回は、
「ふたひいさんはわかりやすくするために噛み砕きすぎなんだよ!」
と詳しい人達から叩かれることもあるくらい、イメージ重視の説明には定評(?)のある私が
『暗号資産(仮想通貨)とはなにか?』
を、誰にでもわかりやすいレベルまで最大限に噛み砕いて説明していきます。
※分かりやすさ・イメージ重視の説明に嫌悪感を抱く詳しい人は、読まないことをオススメします。
この記事を読むことで、難しいことアレルギーの貴方でも
◎、暗号資産(仮想通貨)とは何なのかイメージできます
◎、暗号資産(仮想通貨)の特徴や、それによって実現できることも理解できます
◎、貴方が他の人達に説明することもできるようになります
※1年以上前に作成した古い同じテーマの記事を貼っておくので、今と前とで私の理解度と暗号資産の進化具合がどうなっているのかを見比べて楽しんでみて下さい。
>>>「仮想通貨とはなに?」「必要なの?電子マネーじゃないの?」等、超初心者向けにわかりやすく説明します。
それでは、暗号資産(仮想通貨)とは何なのかを一緒に見て行きましょう!
①暗号資産(仮想通貨)とは何?
暗号資産(仮想通貨)とは何なのかを最初に一言で簡単に表現します。
暗号資産(仮想通貨)とは
『世界中のどこでも同じ価値を持つ、デジタルのお金』
です。
暗号資産と仮想通貨の違いは、古い呼び方か、新しい呼び方かの違いだけです。
正式名称は暗号資産なので、以降は暗号資産と呼称していきます。
(私は仮想通貨と呼ぶことに慣れてしまっているので、混在したら申し訳ありません)
これだけではイメージしにくいと思いますので、具体例を出します。
私達が普段使っているお金は日本円です。
アメリカで普段使われているお金はドルです。
この二つのお金の価値は同じでしょうか?
つまり1円=1ドルでしょうか?
違いますよね。
現在(2022年1月11日)の価格は
約115円=1ドル
です。
つまり、日本円とドルの価値は違うということです。
しかし、暗号資産は世界どこでも同じ価値で使えます。
日本で手に入れたビットコインだろうと、アメリカで手に入れたビットコインだろうと、世界どこでも同じ価値になります。
更に、日本円は世界のどこでも使えますか?
例えば旅行先で円のまま両替しないで買い物ができますか?
他にもインターネットショッピングで、海外の商品を円のまま支払えますか?
できませんよね。
しかし暗号資産は世界中どこでも同じ価値なので、両替しないでそのまま使えます。
そして、デジタルのお金なので紙幣やコインといった実物が存在しません。
シンボルアイコンをコインのようにして売っているガチャガチャはあるようですが、それにはオモチャとしての価値しかありません。
暗号資産が何なのかわかっていない初心者さんの中には、そのオモチャを本物の暗号資産だと騙されて高額で購入してしまう人が実際にいますので、詐欺に遭わないようご注意ください。
暗号資産が何なのかイメージできたところで、それにはどんな特徴があるのかを見て行きたいと思います。
②暗号資産の特徴
<欲しい人達が価値を決めている>
暗号資産は紙幣等の現物が存在しないので、言ってしまえば単なるデータです。
そんな単なるデータに、最高で700万円以上の価値が付いています。
価値が付いているという事は、誰かがその価値を決めているわけですが、その価値を決めているのが
『欲しい人達が決めている』
というのが暗号資産の特徴です。
日本円やドル等も欲しい人達が価値を決めてはいますが、国が大きく関与して、ある程度その価値を調整しています。
しかし暗号資産の価値を決める部分に国は関与できませんので、純粋に
『欲しい人が多ければ多いほど価値が高まる』
という仕組みになっています。
逆に欲しい人が少なければその分だけ価値は下がります。
この辺りが完全に
『国という枠組み』
から抜け出してしまっているので、国としては面白くないんですね。
<誰でも発行することが出来る>
暗号資産最大の特徴と言っても過言ではないのが
『誰でも発行することができる』
という部分があります。
通常お金とは、日本・アメリカ等という国が発行します。
しかし暗号資産は国ではなく、誰でも発行できてしまうんですね。
もちろん、データを扱うモノなので知識は必要ですが、権限という部分だけで見ると誰でも発行できてしまうんです。
このように聞くと
「マジで!?じゃあ私でも発行できるの?そうしたら誰でも大金持ちじゃん!」
と思いますよね?
確かに貴方でも発行することは可能です。
しかし、それで大金持ちになれるかどうかはわかりません。
その理由は、前項で言った暗号資産の価値を決めている特徴が関係しています。
例えば貴方が
『暗号資産watashi(私コイン)』
なんてモノを1億枚発行したとします。
しかしその暗号資産watashiを
「お金を出してでも欲しい!」
と思ってくれる人が沢山いないとその暗号資産watashiには何の価値も付きません。
価値が0円のゴミのようなデータをどんなに大量に持っていても、資産は1円も増えませんよね。
◎、暗号資産に現物は存在せずデータ
◎、そして価値を作っているのは欲しいと思う人達
この仕組みがあるので、ただ単に発行すれば良いというわけではないんですね。
この辺りが上手く作られているので、注目されているわけです。
なお、誰でもお金が発行できて、しかも国がその価値に関われないので、このような部分も国にとっては面白くない要因の一つとなっています。
<誰でも持つことが出来る>
暗号資産は誰でも持つことができます。
この特徴は日本人ではあまりピンときませんが、世界中には定住地が持てずに金融口座(銀行口座、投資用口座等)を作れない人達が沢山います。
金融口座が作れないと、お金は現金で持つしかありません。
お金を借りることもできなければ、利子を貰う事も、投資をすることもできません。
そんな彼らでも暗号資産なら保有することが可能です。
暗号資産は人を選ばず、保有するための審査も不要なので、誰でも口座を保有できるという特徴を持ちます。
※どこで保有するかの選択によっては、審査はありますが。
<送金が早い>
暗号資産は元々”仮想通貨”と呼ばれていたほどなので、お金として送金もできます。
その送金速度がとても速いんですね。
通常の送金だと銀行を介して行うので、
速くて数時間、国際送金等だと遅くて数ヶ月
掛かります。
しかし暗号資産なら、国際送金だろうと、何だろうと
数秒~数時間で完了
します。
暗号資産を送金するために使われている、
『ブロックチェーン技術ごとに処理速度や手数料が違う』
ので、幅はありますが、銀行を介して行われる送金よりは遥かに速いんですね。
「ブロックチェーンとか難しいことを言いだして!?何ですかそれは?」
という人はこちらの記事をお読みください。
>>>『ブロックチェーン技術とはなに?何ができるの?』誰にでもわかりやすく簡単に説明します。
他にも色々とありますが、基本としてこの辺りを押さえておけば問題ありません。
ここまで暗号資産の特徴を見て来て、多くの人は
「でも私、特別な知識はないので発行はできません。それに国際送金とかしないので、送金速度が速くても特に魅力的じゃありません。暗号資産って必要ですか?」
と感じていると思います。
そこで、暗号資産は具体的に何に使われ、それによってどんなことが実現できるのかを見て行きましょう!
③暗号資産は何に使うの?実現できることは?
<ネット支払い>
暗号資産は、世界どこの国でも同じ価値で使えるお金でしたよね。
という事で、一番便利な使い方はやはりネットショッピングですよね。
両替しないでそのまま支払いができるんですから。
この部分で一番真価を発揮するのはメタバースです。
メタバースとは、自分の分身となるアバターを使ってインターネット上にみんなが集まれる空間を作りだすことです。
そこでお店を出品して商売を行う事も可能です。
そこでの支払いは本物のお金です。
もしもそこで売られている商品が、ドルでしか買えなかったらどうですか?
日本人は離れて行きますよね。
逆に日本円でしか買えなければ、海外の人達は離れて行きます。
そこで暗号資産なんですね。
世界中どこでも同じ価値で、両替不要でそのまま使えるわけですからメタバース内での支払いに暗号資産は便利で相性が良いわけです。
このような部分も含めて、ネット支払いがとても便利になる使い方が出来るんですね。
<P2Eの実現>
暗号資産があるお陰でP2Eの実現も可能となりました。
P2Eとは、遊ぶことで本物の収益を得られるゲームのことです。
これだけで家を建てる資金が溜まったなんて凄い人もいるようです。
これを日本円やドルで大々的に行おうとすると、
「そのお金、どこから出てるの?」
という財源問題が出て来ます。
なんせ日本円とかドルとかは国が発行していますので、運営がメチャクチャ儲かっていたりとか、スポンサーが付いたりとかしないと配る分のお金がありませんからね。
しかし暗号資産は誰でも発行できます。
しかも
「お金を出してでも欲しい!」
と思う人さえいれば価値が付きます。
そのため
「ゲームを遊んで、この条件を満たした人には暗号資産をあげますよ!」
と仕組みを作れば、遊ぶだけで暗号資産を手に入れることが可能になります。
更に、ゲームは元々価値のないゲーム内通貨や体力、ガチャなどに対して課金するという風習がありますので、
「それ、お金を出してでも欲しい!」
と考える人は元々沢山存在している業界ですので、価値も付くんですね。
そのことにより、ゲームを遊んで資産を作りあげるというP2Eが実現できたわけです。
この辺りP2Eについてはこちらの記事もお読みください。
>>>『副業で注目のブロックチェーンゲームとは何か?種類や稼げる仕組み』をわかりやすく説明します。
<DAOの実現>
暗号資産を利用すると、組織の形ごと大きく変えていくことが可能になります。
そんな新しい未来の組織の形を
『DAO(自律分散型組織)』
と呼びます。
これは難しいモノなので、あまり詳しくは触れませんので気になる人はこちらの記事を読んで頂き
>>>『AIが管理する新しい組織の形DAO(自律分散型組織)とは何か?』をわかりやすく説明します。
その上で、DAOを簡単に説明すると
『特定の社員や構成員といった人間が存在しない組織』
です。
基本的なことはAIやプログラムが行います。
AIやプログラムの開発やメンテナンスは、世界中の”誰か”が行います。
この”誰か”とは、スキルがある人なら誰でも良いということです。
でもその際に問題になるのが、
「何の見返りもなくて、誰がそんな面倒なことするの?」
です。
そこで暗号資産です。
そのようなところで貢献してくれた人に対して暗号資産が発行され、それが報酬として支払われます。
P2Eでも言ったように、暗号資産ならこのようなことへの財源として活用が出来るので、報酬・組織の在り方というレベルで大きく社会を変えていくことも可能なんですね。
<SDGs貧困問題の解決>
世界規模で大きな注目を集めている利用方法としては
『SDGs貧困問題を解決する利用方法』
です。
これは暗号資産の特徴
『誰でも金融口座を持つことが出来る』
という部分を利用します。
世界中で定住地を持てずに路上生活をしている人達は、金融口座(銀行口座、証券口座、投資講座等)が作れません。
金融口座が作れなければ金融参加できないため、貧困状態から抜け出すキッカケすらありません。
現金で持つしかないので、同じ貧困層同士で強盗し合う事も起きます。
そこで暗号資産です。
暗号資産は誰が持つかは一切関係ないので、誰でも口座を持つことが可能です。
もちろん路上生活者だろうと、難民だろうと、スラムの住民だろうと、ジャングルに住む原住民だろうとです。
もちろん、暗号資産はデジタルな存在なので、
◎、口座にアクセスするインフラの整備
◎、それらを使う知識
は必要です。
しかし、それらは
「貧困問題を何とかして解決したい!」
と考えている国や団体が整備を進めていますので、それらが更に進めば彼ら貧困層が金融参加できるようになります。
彼らが金融参加できれば、
◎、一攫千金で貧困から金持ちになれる可能性が生まれる
◎、利子を貰って手堅く資産を増やしていく選択肢も生まれる
というメリットや選択肢、可能性が生まれるんですね。
この貧困問題は
「世界中の人達が一丸となって、様々な社会問題を解決していこうぜ!」
と掲げているSDGsの最重要課題の一つです。
>>>「SDGsとは何か?」子供でもわかるくらい、簡単にわかりやすく説明します!
それを解決し得る手段の一つとして、暗号資産には白羽の矢が立っているんですね。
先進国からすると暗号資産は面白くない部分が多いので規制したがっていますが、開発途上国やユニセフ等が積極的に暗号資産を推進しているのは、そのためです。
だから暗号資産を排除しようとしていたり、
「暗号資産?そんなの要らないよ!」
のように言っている人達がSDGsを叫んでいると、どこか矛盾があり違和感を覚えるんですよね。
現在暗号資産に興味を持っている人の大半は投資商品として、稼ぐために注目していますが、これからの時代を作ったり、SDGsの役に立ったりと、様々な基盤となり得る存在こそが暗号資産なんですね。
まとめ
今回は暗号資産(仮想通貨)とは何かを
①、暗号資産とは何?
『世界中どこでも同じ価値で使えるデジタルのお金』
②、暗号資産の特徴
『欲しい人達が価値を決める、誰でも発行できる、誰でも持てる、送金が早いなど』
③、暗号資産は何に使うの?実現できることは?
『ネット支払い、P2E、DAO、貧困問題解決など』
という流れで見てきました。
これで暗号資産とは何なのかイメージできたと思います。
暗号資産の特徴や、それによって実現できることも理解できましたよね。
これで貴方が他の人達に
「暗号資産とは、世界中どこでも同じ価値を持つ、デジタルのお金です!」
と説明することもできるようになりました。
私は普段からこのように難しい内容を噛み砕いたり、毎日100ヶ所を超える情報源から得た情報を皆さんにお裾分けする記事を書いています。
そのため、また来てくださいね。
「毎日この量の文章を読むのは無理!そんな気力ないですよ!」
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