今後のブロックチェーン・仮想通貨に必須!『インターオペラビリティとは?』初心者にもわかるよう説明します
※ この記事は音声学習に対応しています。
仮想通貨が注目を集める中、先を見据えている人の中には
「仮想通貨・ブロックチェーンの周辺では今どんなことが注目されているんですか?」
「今後の流れという目線で、知っておいた方が良いモノはありますか?」
「何でも良いから新しい事を教えて!」
等という人も多くなってきています。
そこで今回は今後ブロックチェーン・仮想通貨では必須と言える
『インターオペラビリティとは?』
について、初心者向けに分かりやすさ重視で説明していきます。
この記事を読むことで
◎、今後ブロックチェーン・仮想通貨に必須となる技術を知ることが出来ます
◎、ブロックチェーン業界の次のトレンド・注目点を知ることが出来ます
◎、先行者利益を得たい人は注目しておいて損はない情報を得られます
なお、私もキチンと把握しきれているとは言えませんので、誤りがあり得ます。
それを了承していただける人だけ、先にお進み下さい。
それではブロックチェーンに関する必須の情報を見ていきましょう!
各チェーンが垣根なく行ったり来たりできる技術
ブロックチェーン・仮想通貨で今後必須となるモノが
『インターオペラビリティ』
というものです。
これを日本語にすると
『相互運用』
という意味になります。
今のブロックチェーンは、それぞれがバラバラ勝手に稼働しています。
その
「バラバラ勝手に稼働しているブロックチェーン同士を繋いで便利にしちゃおう!」
という、まとめる技術のことです。
例えば、銀行をイメージして下さい。
今はATMがあるのでどの銀行口座を持っていても、全国どこでも不自由なくお金を預けたり、引き出したりできます。
しかし、ATMがなく、お金を預けたり、引き出したりは預けている銀行窓口でしか行えなかったらどうでしょうか?
つまり、
◎、りそな銀行口座の人は、りそな窓口でしか預けたり、引き出したりが出来ない状態
◎、三井住友銀行口座の人は、三井住友銀行窓口でしか預けたり、引き出したりが出来ない状態
◎、常陽銀行口座の人は、常陽銀行窓口でしか預けたり、引き出したりが出来ない状態
等々の状態。
とても不便ですよね。
でも、今のブロックチェーンはこの状態なんです。
つまり、自分達のブロックチェーン上では自由に行き来できるけど、他のブロックチェーンとは関われない状態です。
この不便な状態から、今の日本の便利な銀行のような状態にする技術が今回紹介する
『まとめる技術』
になります。
でも一言で便利にまとめると言っても、銀行だって幾つか便利にまとめる方法はありますよね?
例えば
◎、銀行同士で提携し、ATMを開発する
◎、オンラインサービスを開始する
◎、電子決済アプリを開発する
等々。
「これと同じようなことをブロックチェーンの世界でもやろうぜ!」
「今は独立しているブロックチェーン同士を繋げると便利だし、機能も大幅に増えるよね!」
という事です。
今回ご紹介するのはそんな、まとめる技術を大きく3種類に分けて説明します。
①、マルチチェーン式
②、ミドルウェア式
③、アプリ式
ちなみに、この分類は正式なモノではありません。
分かりやすく解説されていたり、分類されている情報がないので、私が調べて独自に分類したものです。
その上で、今後のブロックチェーン・仮想通貨に必須のまとめる技術について更に見ていきましょう!
①マルチチェーン式
マルチチェーン式というのは、
『まとめる機能を持ったブロックチェーン』
のことです。
これを先ほどの銀行の例で説明すると
『セブン銀行』
のようなコンビニの銀行でしょうかね。
セブン銀行は自分自身も銀行でありながら、ATMを通して他のほぼ全国どこの銀行口座とも繋がっていますよね。
セブン銀行のATMを使えば、セブン銀行口座だけではなく、りそな銀行でも、三井住友で銀行でも、常陽銀行でもお金の預け入れや引き出しが出来ます。
このように、自分自身もブロックチェーンでありながら、他のブロックチェーンを繋げる機能を持つ存在を
『マルチチェーン』
と言います。
有名なマルチチェーン銘柄は
◎、仮想通貨ATOM(コスモス)
◎、仮想通貨DOT(ポルカドット)
になります。
他にも今後近いうちに実装予定の銘柄は
◎、仮想通貨ENJ(エンジンコイン)
>>>初めての仮想通貨『ENJ・エンジンコインとは?』超初心者向けに分かりやすく説明します。
になります。
前者は
『クロスチェーン』
という技術を使う事でまとめています。
後者の技術はまだ詳しく調べていないので不明ですが、NFT(プレミア仮想通貨)に特化したまとめる技術のようです。
クロスチェーン技術、NFT(プレミア仮想通貨)に関してはこちらをどうぞ。
>>>初めての仮想通貨!『次世代型仮想通貨とはなにか?』超初心者向けに、分かりやすく説明します。
②ミドルウェア式
ミドルウェア式とは
『間に第三者を入れないで、自動的にまとめる技術』
のことです。
正直これの説明が一番難しいのですが、イメージとしては金をイメージして下さい。
どこで買おうと、どのように手に入れようと、金は金ですよね。
それだけで、どこでも同じ価値を持ちます。
間に銀行のような第三者を入れないでも、本人同士の物々交換という形でもお金としての役割を果たし得ます。
このように、様々な場所で共通した一つの存在として、複数のブロックチェーンをまとめるようなイメージです。
それ自体は別にブロックチェーンでもなければ、アプリ等でもない。
それらの中間に位置するような存在なので、自由に行ったり来たりする仲介が出来るんですね。
あくまでもイメージの話ですので、
「キチンと理解したい!」
という人はこちらをどうぞ!
③アプリ式
アプリ式は
『アプリによってブロックチェーン同士を繋げる技術』
です。
スマホの普及した今なら、これが一番イメージしやすいと思います。
バラバラになっているブロックチェーン同士を繋ぐ機能を持ったアプリを開発して、アプリを通すことで自由に行ったり来たりさせるわけです。
先ほどまでのお金の例で言うなら、イメージとしては、ペイペイのような
『決済アプリ』
ですかね。
ペイペイのアプリを使えば、どの銀行口座の人でもペイペイ上で決済できるように繋がっていますよね。
このような形でまとめる技術は、現時点では特に見つからないのですが、恐らく
◎、仮想通貨LISK
が実現可能だと思われます。
まだ本格稼働はしておらず、開発段階の銘柄ですが、
『アプリ』
という部分で、特に強みを持つ銘柄です。
アプリ、普及という部分以外にも、
『まとめる』
という部分にも注力している銘柄なので、アプリ式の代表銘柄になると思われます。
>>>初めての仮想通貨『LSK・リスクとは?』超初心者向けに分かりやすく説明します。
まとめ
インターオペラビリティ技術とは、各チェーンが垣根なく行ったり来たりできるようにする技術のこと。
要は
「現時点ではバラバラに稼働しているブロックチェーン同士をまとめて、便利・高性能に活用して行こうぜ!」
というモノのこと。
私の独断と偏見による分類として3種類
①、マルチチェーン式
②、ミドルウェア式
③、アプリ式
というモノがあります。
これで今後ブロックチェーン・仮想通貨に必須のまとめる技術について知ることが出来たと思います。
これはブロックチェーン業界で次を見据えた注目点ですので、各銘柄の性能だけに注目していては足りないということもイメージ出来たと思います。
これからの動きを知ることで
「先行者利益を得たい!」
という人も注目しておいて損はない情報だと思います。
仮想通貨投資をする人も、しない人も。
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